>>19
(283探偵事務所)
照井「どうした、こんな時に・・・」
P「こんな時だから、呼んだんだよ・・・」
283P「今、この事態の遠因がお前にもあるからな・・・」
照井「俺に・・・?」
P「当初、『ライダーのチカラ』はスウォルツやクォーツァーが主として『この世界』にもたらした・・・」
照井「そうだな・・・」
283P「その過程で果穂をはじめとした、この街の人間に『ライダーのチカラ』がもたらされたんだ・・・」
P「だが、クォーツァーを倒した事でライダーのチカラは一度喪われたはずだった・・・」
照井「じゃあ、何故俺は・・・」
283P「それはお前が『一番』分かってるはずだ・・・」
照井「・・・・(心当たりのある顔をしている音葉」
P「今、黛を病院に向かわせている・・・」
照井「冬優子を・・・」
283P「何があるまでかは分かっているみたいだな・・・」
照井「あぁ・・・」
P「まぁ、結果的にお前の『運命』も捻曲がった訳だ・・・」
照井「俺の『運命』・・・?」
P「一度、戻った『世界』でお前は『ライダーダブル』と共に『ミュージアム』を打倒した・・・」
283P「そこで誰がお前を支えたのか・・・」
照井「二人で一人の探偵だ・・・」
P「それは間違いじゃないが、本当なら『もう一人』居るんだよ・・・」
283P「その『もう一人』が冬優子に『置き換わった』としたら・・・」prr
照井「それが『不都合』だと・・・?」ギロッ
283P「あぁ、分かった。伝えておく・・・」ピッ
P「ステイ、そうじゃねぇんだ・・・」
283P「結果として『この世界』に『戦いの記憶』が残されたのは・・・」
『冬優子がお前との間に子を成した事なんだ・・・』