>>323
(その日の夜、所家)
琴葉「Pくん、コーヒー飲む・・・?」
P「いただこうかな・・・」カタカタカタ…
千鶴「研究成果・・・?」
P「これが『県立研究都市』のキモでね・・・」
伊織「それをちとせに渡して・・・」
P「成果内容を評価される。年間通しての結果で次年度への給料が決まる・・・」
紬「そういうシステムなのですね・・・」
P「学園で教師してる方がまだ安定していたわな・・・」
千鶴「本当ですわね・・・」
恵美「でも、それがPの選んだ道だから・・・」
琴葉「応援してあげられるのも私達だけよ・・・」
P「ありがとう・・・」ズズッ…
伊織「まぁ、名目上は『大学』からの出向みたいだけど・・・」
P「(ん・・・?」
・・・
(教会)
聖「お母さん・・・?」
テオス「(あれ・・・?」
・・・
P「(琴葉が入れてくれたコーヒー。いつもと何ら変わりはない・・・」
・・・
テオス「(聖が入れてくれたコーヒー。いつも通りの甘さのはず・・・」
・・・
P「(まさか・・・」
・・・
テオス「(でも、あり得る・・・」
・・・
P「(認めざるを得ない・・・」
・・・
テオス「(こればかりは・・・」
・・・
『(悠利さんのコーヒーがとにかく美味しすぎて、家庭で飲むコーヒーが物足りなくなっている・・・※3日ほど、この現象に悩まされたPとテオスであった』