>>387
結華「それにしても・・・」
283P「・・・(呆れたような表情を浮かべている音葉」
夏葉「・・・(闘気をいつまでも隠そうとしない音葉」ゴゴゴ…
結華「あの二人は膠着状態だね・・・」
咲耶「いざとなれば、皆で止めるさ・・・」
283P「なぁ、夏葉・・・」
夏葉「何かしら・・・?」
283P「何を怒っているんだよ・・・?」
夏葉「怒っている・・・」
智代子「これは多分・・・」
樹里「気を張り詰め過ぎて、気が付いてなかったってやつだな・・・」
夏葉「そうね、一つだけ言わせてもらうなら、街のピンチなのにそれを打開し得る人材を締め付けようとする大人が許せない事かしら・・・」
283P「その中に俺も含まれていると・・・?」
夏葉「えぇ、そうよ・・・」
283P「果穂を締め付けようとしてる訳じゃないんだがなぁ・・・」
夏葉「なら、どうして・・・!」
283P「当たり前の事は当たり前に出来ないといけない。それが俺達『大人』の共通認識だからな・・・」
夏葉「っ・・・」
果穂「当たり前の事は・・・」
鏡果穂「当たり前に・・・」
283P「況してや果穂は『最高戦力』、鏡果穂だって『相当』のチカラを持っている。その二人を戦い漬けにさせる訳にはいかない・・・」
夏葉「だからって・・・」
283P「夏葉、分かってくれ・・・」
・・・
(県立研究都市、デンライナー保管庫)
P「平穏を守りたいか・・・」
『そんなモン、どこかに置いてきたつぅの・・・』