550 : 兄ちゃん   2020/07/27 23:37:16 ID:2S9vV80HWo

>>549
P「(うざったいな、この延々と伸び続ける木の枝は・・・!」
ビッキー「おい、お前・・・」
P「『お前』っていうのは、俺の事か・・・?」
ビッキー「あぁ、そうだ・・・(伸びるのが一旦はストップしている木の枝に仁王立ちで構えている音葉」
P「どうやら、俺に用があるみたいなのは理解した。だが、一つだけいいかな・・・?」
ビッキー「なんだ・・・?」
P「喧嘩腰なのは一旦、目を瞑ろう。だが、人に話しかける時は自分から名乗り出る事だ。お前が俺に訴える事があるのなら、尚更だ・・・」
ビッキー「そうか。自分はビッキー、この森の近くにある小さな村に住んでいるリカは自分の唯一無二の友達だ・・・」
P「だから、村の近くに・・・」
ビッキー「そして、リカはお前がさっき暴れたせいで足を捻らした・・・」
P「な、んだと・・・!?」
ビッキー「お前にはすぐにリカに謝ってもらう。自分と一緒に来てめらうぞ・・・」
P「そうか、俺がケガの要因になったのならキミ共々謝るのが筋だが・・・」
ビッキー「何か問題でもあるのか・・・?」
P「今、この現状は限りなく問題でしか無いだろうな。ウジャウジャ伸び続ける木の枝から逃げないといけないからな・・・!」
ビッキー「そんな事は関係ない!」
P「お前の『怒り』もごもっともだが、俺にも『怒り』はある。あのクソ臭いニオイを仕向けたやつを一旦、のさなければ・・・」
マリー「そこまでなのですよ、魔法使いさん・・・♪」
P「その声は・・・」
ビッキー「『館の魔法使い』マリー・・・」
マリー「あら、モフモフ臆病なオオカミさんが何故・・・?」
ビッキー「自分には自分の事情がある、『ソイツ』には手を出すな・・・!」
マリー「とは言われても、マリーは『この人』を連れていかなくてばいけないのです・・・」
P「アンタが高名な魔法使い、もしくはその関係者ってところか・・・」
続く