>>56
ガララッ
P「ったく・・・」
恵美「あ、P。どうだった・・・?」
P「どうにか、用意してもらえそうだ。簡易ベッドにはなりそうだが・・・」
アリア「よくやった。褒めて使わす・・・」
P「褒めて使わす(キリッ)、じゃねぇんだよ・・・(脳天を掴む音葉」ガシッ
アリア「へ・・・?」
P「気まぐれに行動起こすんじゃねぇよ・・・(力を入れ始める音葉」ギュッ
アリア「え、いや、その・・・」
P「こちとら、『一人分』の予約しかしてなかったんだぞ・・・(更に力が込められる音葉」
アリア「あの、ちょっ・・・(痛みが伴いはじめて、語彙力が無くなっていく音葉」
P「いいか、これでベッドにケチ付けてみろ。脳味噌ぶちまけてやる・・・!」
アリア「もう、ぶち、まけられ、そう・・・(言葉を絞り出すのがやっとな音葉」
恵美「にゃはは・・・」
(何故、Pが怒っているか。お泊まりプランが少しお高めだからである・・・)
・・・
(研究都市近くの山中)
リッチ「『再建』までの道のりは長かった・・・」
キタカミ「嫌な『事件』だったな・・・」
リッチ「そして、一番傷を負ったのは『ナルカワ・ソウキチ』・・・」
キタカミ「ソウキチは『この世界』のどこかに居るはずだ。だが、俺には探し当てられない・・・」
リッチ「何故・・・?」
キタカミ「『餅は餅屋』。この街には「それ」を生業としている男がいる・・・」
『奇しくも『壮吉』と『ソウキチ』の弟子だった男達がな・・・』