94 : 我が下僕   2020/05/23 01:31:02 ID:F7x8PVw7RA

>>93
マキア「何したか知らねぇが!!俺を楽しませろよ!!」
ソウキチ「(さっきより素早い・・・炎をブースターにして加速したか!!」
剣の如く延びた腕が地面に突き刺さる音葉
そのまま地面が消し飛ぶ音葉
ソウキチ「(極限までに凝縮した炎を切先状の腕に纏わせたか・・・」
マキア「ハッ!勘が鋭いじゃねぇか!!喰らったら炭も残んねぜ!!」
ソウキチ「頭に血が上ると目的も忘れる戦闘狂・・・否戦争狂か・・・」
・・・
夢の中
果穂「またですか・・・」
メフィスト「先ほど以来だね・・・」
果穂「前にも増して怪しい格好ですよそれ・・・」
メフィスト「此処には私しか居ないのでね・・・」
果穂「用件は何ですか・・・?」
メフィスト「用件は簡単だ・・・私と共にある世界の『もう一つの世界』を救って欲しい・・・厳密には頼まれたと言った方が良い・・・」
果穂「えぇ~・・・」
メフィスト「嫌そうだね・・・」
果穂「だって勝手な移動はP先生が煩いんですもん・・・」
メフィスト「ハッハハハハハ彼は相変わらずか・・・心配要らない何故ならその世界は君が寝てる時意識体だけ向かうのだから・・・」
果穂「ほへっ・・・?」
メフィスト「早い話がフルダイブと言っておこう・・・意識体だから疲れもしないしその出来事は全て夢として片付ける・・・」
果穂「そもそも何でアタシなんですか・・・?P先生で良いでしょ・・・?」
メフィスト「彼はやり過ぎる・・・その元凶が『ナイア』だと知れば容赦なくその物語さえも破綻させてしまう・・・それでは良くない」
果穂「確かにそうですね・・・絶対に自分のルールを曲げない頑固親父ですから・・・」
メフィスト「その点君はそう言う事はしない・・・頼めるかな・・・?」
果穂「次の日の夜答えを出します・・・」
メフィスト「それは良かった・・・依頼主も喜ぶだろう・・・」