紗代子「あなた達に私の気持ちがわかる!?」
奈緒「分かるよ!私ら、友達やないか!」
紗代子「分からないよ!小さい時からずっとずっとナンバーワンでいなきゃならなかった、私の気持ちが分かってたまるか!!」
紗代子はいわゆるメソッドタイプに分類される演技手法を用いているので、役の内面を探れば探るほど危なっかしくなりそう。かつて事務所のオーディションに落ち続けていた経験を思い出して、それで他人事と思えなくなるみたいな。
奈緒「誰にでも、心の闇はあるわな。あんたは、心の闇を開いてしまっただけの″人間″や……。ゆっくり眠れよ…… 。もう、誰とも競争せんでええんやぞ!!」