プリコグ(2009)

アイマスでテクノ曲と言えば雪歩のイメージが強いがこちらも傑作。
五十嵐社長から尾崎さんへと渡った夢のバトンを絵理が結実させるストーリーに感動した人も多いはず。
歌詞もネットから現実へ羽ばたいた絵理の心境がしっかりと反映されている。
随所に散りばめられたピコピコ音がクセになるのでオフボーカルで延々とリピートするのも良し。

桜の風(2018)

MASTER SEASONSの完結編としてそれまでの夏・秋・冬の歌詞を盛り込みつつドラマ仕立てのストーリーを展開するというものすごい曲。
結末はコテコテのハッピーエンド。最高。
カーステレオで流すと幸せになれる。
個人的にはアーニャソロ版も好き。ライブ限定CDだが現在ではお安く手に入る。

Cherish BOUQUET(2017)

歌詞の「あの日の花の気持ち 今はわかるよ」が叔父さんのことを言っているように思えてならない。
「辿った日々の先にあるのが今日なら幸せ」も自分自身に言い聞かせてるように思う。
みのりさんが辿ってきた人生は後悔の連続だったが、アイドルである間はそんな後ろ暗さを見せないように振る舞っているのだろう。
渡辺みのりという人間の強さ、優しさが詰まった一曲。

Flip Flop For SS3A rearrange Mix(2018)

アニメ曲2回目のアレンジをサイバーグラスが担当。個人的にオリジナル版よりこちらのほうが好き。
ジャズチックかつ落ち着いた曲調なのでずっと聴いていられる。
田辺氏いわく「比奈の声は自分が落ち着いている時の声と同じ」とのことで、聴いているこちらにもリラックスした気分をもたらしてくれる。
荒木比奈というアイドルの印象が変わるきっかけになった1曲。

ねがいひとつ（2013）

寒くなってくると聴きたくなる曲。
雪歩の奥手さ、一途さが存分に味わえる歌詞が◎
ぷちます1期シリーズのラストを飾る曲なので同時収録のドラマも色々とはっちゃけてる。
クリスマス曲で雪歩の右に出るキャラはいないと思ってたけど最近聖さんがとんでもないモノを出してきましたね…

Agape(2015)

アイマスアニソンカバーの最高峰。
ワるきゅーレはえっちなシーンしか印象に残ってないアニメだったのだが、これがきっかけでビデオ屋に通って全話見直したのは良い思い出。
あまりに衝撃を受けすぎてあの日のナミダの印象が薄くなってしまったくらいにはお気に入り。

ONE to DREAM!(2023)

ド直球応援ソング。とにかく熱い。
FRAMEの要は信玄のマッスルボイスだと思っているのだが、この曲はその典型。
「心配なんていらない」という言葉の説得力が違う。
寝覚めがクソみたいな気分の日に聴きたい。
そうでない日でも聴きたい。
ほぼ毎日聴いてる。

クロスワード(2009)

絵理のもうひとつの持ち歌。
今でいうASMRのような囁きボイスが特徴。
アイマスでは珍しいフレンチポップで、タイトル通り謎かけのような歌詞なので繰り返し聴いて意味を探るのが楽しい。
876フェスで披露されるだろうか。されてほしい。

碧空ノ一路(2023)

待ちに待たされた珠美のソロ。
3DMVのクオリティが滅茶苦茶高く、8年待ちぼうけてカラカラになったユーザーの喉を一瞬で潤してしまった。
一閃！抜刀！を聞くと珠美もなんだかんだでCoアイドルなんだなあ…と思わされる。
N.O.Rのコミュが好きなので「幾度となく立ち上がって一意専心」にはぐっと来た。

addicted(2015)

貴音にまさかのテクノポップ。しかもめちゃくちゃ上手い。
特筆すべきは歌詞とMVのギャップ。
想い人にいじらしく好意を寄せる歌詞なのにMVの貴音は「自分を捕まえてみろ」と言わんばかりの挑発的な視線でこちらを睨んでくる。
貴音のプライドがそうさせるのか、別の意図があるのか…いろいろと想像してみるのも楽しい一曲。

行くぜっ！怪盗少女(2018)

ももクロコラボ最高傑作。
全く違和感の無い歌詞合わせに脱帽した。
セクギル3人の名前がちょうどいい塩梅に納まるという奇跡。本来は悪事を取り締まる側のメンバーなのだが細かいことは気にしない。
要所で挿入される発砲音もいい仕事してる。

大スキ！(2007)

春香と高木社長が好きな曲。
オリジナルに比べてややアップテンポになっており、「とってもとっても～」の辺りで春香の歌い方の特徴が良く出ている。
この頃の春香は同僚にナメられまくり、トークは滑りまくりのダメアイドルで、同時収録のドラマではやよいにアゴで使われる情けない姿を披露している。
20年を経て本当に立派なアイドルになりました。
名曲なのだがオリジナルの歌い手が180キロ出してしまったので少々複雑な気持ち。

Angel Breeze(2013)

あまりにも昭和すぎる名曲。
当時まだシンデレラは新しいブランドだったし中の人は20代だったのだが…いろいろと凄い。
失恋した女性がテーマの曲なのだが新しい道を踏み出す希望に満ちた歌詞になっている。
28歳でアイドルに挑戦する川島さんの心境を表しているのかもしれない。

Destiny(2014)

「最初に出会った日覚えてる？」な涙腺破壊曲。
OFAのパッケージには「プロデューサーさんお帰りなさい！」と書かれているのだが、これを聴けばその理由がわかる。
「離れたって信じてる」「必ずまた逢える」「だってきっと運命」…OFAというゲームが開発された背景を思うとつい涙腺が緩んでしまう。
ライブでの披露回数も多く、今年の横浜で披露された際の歓声がめちゃくちゃ大きかった。

トキメキは赤くて甘い(2022)

トンチキ電波ソング…なのだが実は農業の過酷さと芸能界のシビアさを描いた挑戦的な歌詞。
アホなようで心の底に暗い感性を持つあかりの人物像を的確に表している。それでもトンチキだけど。
ASMRの要素もあるので是非ヘッドホンで聴こう。

サイコーCOUNT UP!(2017)

なんだかわからんがとにかくスゲー！な四季の性格が表れた曲。
感受性は優れているのに語彙力が貧弱なため勢いで突っ走るしかない、そんな歌詞。
地味にメガ→ギガ→テラと進化して最後にコールを促す仕掛けやユニット最年少故の苦悩と決意も盛り込まれているのがエモポイント。

泡沫のアイオーン(2021)

これを超えるcool曲は存在しないと思う。カッコよすぎる。
「比奈の内側にある想いをこめた」の言のとおりPとファン、そして創作活動に対する熱い思いがぎっちぎちに詰められている。まさにpassion。
そしてなによりゲーム版ジャケ絵の比奈がcuteすぎる。これでCM出して欲しかった。
要するにデレマス3属性の要素を網羅した神曲ってこと。
田辺さん本当にありがとう。

フラワーガール(2009)

ふわふわラブソング。いえいっ♪
正直、貴音がいえいっ♪なんて可愛く言うキャラだと思わなかったので衝撃だった。
風花以降のソロはミステリアス路線が多くなってるので、ある意味貴音のソロで一番異質かもしれない。
「包んで～」の声が伸びまくりで曲の冒頭からこちらの胸を掴んで最後まで放さない。
「あなただけのもの」と言われるまでもなく貴音の虜にされてしまう名曲。

NO CURRY NO LIFE(2016)

トンチキ枠かと思いきやめちゃくちゃ色っぽい曲。これを聴いてはじめて莉緒がアダルティだと感じた。
杏奈の背伸びボイスも必聴。なお夏川氏は歌詞の「カレー」の意味を理解しないで歌ってたらしい。
年齢差がとんでもないことになっているカプリコーンだが、それを感じさせない大人のナンバーに仕上がっている。個人的に天体シリーズ最高傑作。

スパイスパラダイス(2018)

トンチキ曲。ミリオンのカレー曲と違って完全にネタに振り切っている。
一応内容はまっとうな応援ソングなのだがMVの破壊力が高すぎる。
今年の夏に披露されたcool版やあまとう版等、公式からも完全にネタ曲として弄りまくられている。
cool版は赤崎氏がキレる迷クオリティだったので早く円盤で見たいですね。

あたためますか？(2021)

すっかりトンチキ曲担当になっていた美奈子に突如追加された正統派エモ曲。
良妻賢母アイドルが自称で無くなった瞬間である。
初見時はこんな高音で歌えたのか…と衝撃を受けた。
Cメロに入る前のタメと盛り上がりがめちゃくちゃ好み。なんどでも聴こう。

ハピガ！(2018)

幸子ソロ2曲目。1曲目とは大幅に路線が変わっているがこちらのほうが幸子らしさが出ている。
なんだかんだでPへの依存度が高い幸子の性格を完璧に落し込んでいる歌詞がたまらない。
地味にこの曲で幸子が左利きなのを知ったのは内緒。
今年の千秋楽で一番盛り上がった曲だと思う。

プリンセス・アラモード(2017)

まつりの脳内をコピペした電波曲。ほ？
まず開幕からほ？って言ってくるのがズルい。すでにイカレてる。
歌詞はまんまダンボの世界観。電子ドラッグかよ。
身内がこの曲を歌いながらお姫様してたら不安になるのもわかる気がする。でもリピート性高し。
高速道路で飛ばしながら聴くのがオススメ。

小さきもの(2012)

ポケモンの名曲を千早がカバー。よって神。
今井氏曰く「千早の声で歌うのに苦労した」とのことだが、実際普通に歌おうとしても難易度が高い。
昔ニコニコで公開されていたアニマスMADは「もっとも泣けるアイマス動画」と呼ばれてたりした。
千早の生い立ちと歌詞の親和性がめちゃくちゃ高く、千早と出会うべくして出会った曲と言っても過言ではない。
ちなみに当時カバーリクエストを出した人は現在リーリヤPらしい。

choco fondue(2013)

珍しい千早のラブソング。
想いを言葉にできない女性がプレゼントに気持ちを託す…というなんとも千早らしい歌詞。
何回もリピートされる「choco fondue」が耳から離れなくなる。
情熱や喪失感をテーマにした曲が多い千早だが、たまにはこういう甘酸っぱいナンバーもいいよね。

このスレって、スレ主以外も書き込んでいい感じ？
好きな楽曲をみんなで共有しよう、みたいな意図なのか、好きな楽曲を紹介します、みたいな意図なのかがちょいわからんかった…

>>27
ぜんぜん書き込んでくれて構わないし、むしろ歓迎
誰も来なくて寂しいと思ってたんだがスレタイは「好きな楽曲について皆で語り合うスレ」とかにしとくべきだったか

好きな曲いくつもあるけど、そんなに詳しくないから語れないな。

inferno(2008)

説明不要のヤンデレソング。
「貴方を手に入れたいが邪魔をするなら貴方だろうと許さない」とかもう何言ってるかわからんです。
サビの盛り上がりが凄くて一度聴いたら忘れられない。
ニコマスでもMADの定番素材だった。

なぜかたまに千早のソロ曲だと思ってる人がいるがれっきとした雪歩とのデュエット曲。
ライブで歌う時も必ず誰かと組んでいる。

>>29
この曲好き！とかこの曲いいよね！的な軽い話題でも全然いいよ

The Cute!!!

藤田ことねの誕生日楽曲。
"アイドル"藤田ことねらしからぬ曲にして、"キャラクター"藤田ことねらしさに溢れた曲という第一印象だった。と、同時に最初のソロ曲『世界一かわいい私』の裏面みたいな感覚もあった。
弱音も傷だらけの姿も、本音も込めて、傲慢にも思えるほどの「推してほしい」気持ちが、リリースから約1年かつ誕生日にこのタイトルで出力されたのは息を呑む演出だった。

そして、トラブルをあまりあげつらうものではないかもしれないが、1stライブの披露時に一部歌詞がとんでしまい、その直後の「悔しい」の歌詞で魂の叫びをする飯田ヒカルさんは、完全にことねを降ろしていた。

https://youtu.be/nSo5Eqarg6M?si=q1FrApq57se3GSD3
(URLのリリックビデオも最高だが、やはりフルでも聴いてほしい曲だ。)

>>30
CD聴けば雪歩が歌ってるの一目瞭然だろうに何でそんな勘違いが生まれるんすかね

>>32
聴いたけどCメロの盛り上がりめっちゃいいな
ことねも誰かに「与えられて」走ってるんやなって…エモい

ジャケ絵貼っていいか悩んで書き込めてなかったけど、なしでもよければ

GOING MY WAY

和泉愛依のロックバラードなソロ楽曲
シャニは楽曲勢なので変なこと言っていてたら申し訳ないのだけど、自分で決めたアイドル像を貫こうとする愛依の覚悟がうたわれた曲だと思っている。
ピアノで始まり、ギューンと入ってくるギターがとてもかっこいい(小並感)
個人的にはサビの「駆け抜けていくよ」がツボ。破裂音のk音が連続しており、音が濁りやすい北原さんの声質も相まって、スカッと抜ける感じが聞いてて非常に気持ちがよい。

THE IDOLM@STER(2005)

シリーズの原点たるアーケードゲーム、いわゆるアケマスのそれと同じ名を持つテーマ曲。一定のランク以上でプロデュースを終えた際のエンディング曲としても使用されている。
華やかな芸能界・アイドルの世界を舞台としたゲームの主題歌なわけだが、いざ聞いてみるとやれ遊ぶ暇がないだの海に連れていけだのといったぼやきに要求、自分は他者より優れているのだという自意識を匂わせる物言いなど目の前で聞かされたら苦笑いを禁じ得ないような"イヤな女"を思わせる歌詞が大半を占めている。
しかしそれは同時に「アイドルマスター」の世界においてプロデューサー、つまり裏方の人間である我々に対し、そういった女のナマの側面も踏まえたうえで個性もクセも我も強いアイドルたちをなだめ、褒めそやし、誤魔化しながらどうにかこうにか導いていくことが使命であると再認識させてくれる。

アイドルが華やかで美しいのはファンの前、ステージの上での話。我々プロデューサーはその輝きを育て、守るべく影に日向に駆け回り、這いつくばって全力を捧げるのである。
かわいいくてきれいなだけでは終わらない、「アイマス」の変わらぬ理念がこの曲の中にある。



※個人的には最後に爆発音が入らずスッ…と終わる初期M@STER VERSIONが好み

「Raise the FRAG」
とにかくかっこいい。これぞ堀江晶太って感じの曲調。
歌唱メンバーも、低音が魅力的な恵美と歩、そしてVo力団の瑞希という完璧な布陣。
ミリオンでかっこいい曲と言われて最初に思い浮かぶのがこの曲だね。

>>36
>>37
この2曲カッコよくて好き。ミリオンだとBrave Harmonyもカッコいい。

俺の場合は語ろうとすると、曲自体やその背景というよりも個人的なエピソードに傾いた話になりそう。

>>39
別にいいんじゃない？面白そうだし

ならちょっとだけ、THE IDOLM@STERを好きな理由を語ってみる。薄いエピソードだけど。

自分はアイマスのことを、名前は知ってるけど中身はあまり知らないっていう状態が数年間続いていた。アイマス曲といえばざわわん・READY・キラメみたいな明るくてアップテンポというイメージだった。
2015年、Vitaの太鼓の達人をプレイして、THE IDOLM@STERを初めて聴いた。上記の曲みたいな明るいキャピキャピした感じの曲なのかなと思っていたら、「なんだこのカッコいい曲は！」と、いい意味で裏切られ強く印象に残った。当時の自分はカッコいい系の曲ばかり好きになっていたのでとても気に入った。
言ってしまえば、「カッコいいから好き」でしかない。もちろん今では他に好きな曲はいくらでもある。でもこの曲は自分が一番最初に好きになったアイマス曲だから、他の好きな曲よりもやはり思い入れがある。

>>41
歌マスは本当に異質な曲だから1回聴くと忘れられないよね
アイマス以外の音ゲーで曲に触れる機会が多いのもコンテンツの強みだと思う

歌マスに限らず、俺は勝手に抱いた先入観をいい方向に裏切られたら印象に残って好きになることが多い気がする。

青春コンプレックス(2023)

ぼざろ大好き人間なのでカバーが決まった途端にガッツポーズしてしまった。
輝子に合わせて原曲よりキーを下げており、よりカッコいい曲に変貌している。
ぼっちちゃんと輝子の親和性は高く納得のキャスティングなのだが輝子と違ってぼっちちゃんはボーカルではないのでその辺のギャップも好き（早口）

ありがとうコロムビア…本当に…ありがとう…
それしか言葉が浮かばない…

自分の音楽の好みは、
・明るい系なら…元気すぎず、優しさや切なさ綺麗さが感じられるもの。
・カッコいい系なら…熱すぎず暗すぎず、綺麗さやポップさが感じられるもの。あと、ちょっと面白要素があると好きかも。
ってな感じかな。
Mと学園は知らないので、それ以外をブランドごとに好きな曲を挙げてくとこんな感じかな。略称あまり知らないから適当に表記する。ちなみに最近の曲は知らないので入ってない。
AS…アマテラス、MUSIC、cosmos kosmos、フラワーガール、メリー、バレンタイン、LSP、Miracle Night、風花、eden、99nights、黎明など
デレ…ネバネバ、ショコラティアラ、SecretMirage、StageByStage、明日また、オレサファ、BEYOND THE STARLIGHT、クレイジー、SpringScreaming、FLAGSHIP、Pretty Liar、Secret Daybreakなど
ミリ…HSF、ハルマチ、fruity love、ハピエフェ、FIND YOUR WIND、空に手が触れる場所、ローリング三角、おまじない、VIVIDイマジネ、水中キャンディ、BlueSymphony、ジャングルパーティ、盆踊り、チョー↑元気Show、Up10sion、アニステ、Imperviousなど
シャニ…スノーフレーク、Let's get a chance、虹になれ、トライアングル、雪月風花、過純性、アルスト、ハピリリ、ダブイフェ、星をめざして、statice、青空サイダーなど
その他…Ever Rising、1st callなど

気が向いたら、この中からいくつか自分がどう好きになったかという思い出話を語っていくかも。スレ主でもないのに長々と失礼しました。

あ、そういえばデレのミニゲームのシンデレラバーサスのタイトルBGMや、乃々を探せで聴ける双翼の独奏歌アレンジ版も好き。あと、Stage for Cinderellaで流れるおねしんアレンジ版も好き。

『空と約束』

学園アイドルマスターより、倉本千奈STEP3楽曲。作詞は大森祥子氏、作曲はEvan Call氏
大森氏は『おジャ魔女どれみ』や『プリキュア』、『けいおん!』の楽曲を手掛けており、Evan Call氏『鎌倉殿の13人』、『葬送のフリーレン』などの作曲家である。作詞作曲などに明るくない自分でも、すごい人を連れてきたな…と驚いた。
歌詞ひとつとっても美しく、倉本千奈のこれまでとこれから、成長と理想や想いに溢れる。彼女の見る世界を追体験するような歌と、それを壮大に彩る楽曲が見事に調和して、聞くたびに涙が溢れそうになる。

そして、キャラクターのこと。
これまで無邪気、天真爛漫さを全面に押し出していた千奈の曲において、今回は少し成長した姿を見せてくれる。驚くことに、ずっと成長した姿で歌うのではなく、1曲の中で『無邪気』と『成長』が歌いわけられているのである。しかも、1フレーズの中でシームレスに…。
特にわかりやすいのは3分25秒からの部分で「〜出す」までは少し舌足らずで幼く、「より〜」からラスサビに向けて決意と成長が混じったような歌い方に切り変わっている。すごすぎる。

また、これは声優の伊藤舞音さんにより語られたことだが、「伸ばした手を夢のしっぽが」の部分は1回目はファルセット、ラスサビは地声と明確に使い分けていたり、声の響かせ方を今までの曲と変えていたり、千奈の成長した姿をイメージしてキャラとしてだけでなく声優本人としての歌い方を入れ込んだりしているらしく、すごく論理的に千奈と向き合ってくれていることが感じ取れる。

MVやインストなどもあるが、語り尽くせない…。

https://youtu.be/WxFmsuy4nrM?si=1lLBJ_j-BpXThW6f

長文かつ拙文失礼しました。

フィクション(2022)

ヲタ恋と！荒木比奈！そ…その手があったかァ～～～ッ！と呻らせられたカバー。ちなみにこの台詞は本部の発言なのだかAIに聞くと烈海王が言ったことになっている。どういうこと？
男性ボーカル曲なのだが田辺氏のリラックスボイスと悪魔合体して何度でも聴けるリラクゼーションソングに変貌している。
「日陰者のアタシでも誰かの力になれたら」という比奈の精神性に見事にマッチした傑作。

ありがとうコロムビア…本当に…(以下略)

夢見がちBride

歌詞が曲名通りミリオン高校生組の思う（夢見る）結婚、新婚って感じで大変かわいらしい曲
某所ではポエトリーリーディングと言われていたが、個人的には結構テクニカルに韻を踏んでいてそれを探すのが大変面白かった曲でもある
「イヤホンから流れてきたMusic いや本当ラブソングのShooting」なんかは固い踏みだが、「ときめきしてる未来(mira)について　私なりに考えてみたんだ(mita)」や「愛(ai)してるはまだ知らない(nai)けれど　好きな人となら永遠を誓いたい(tai)」など2文字程度で細かく韻が踏まれており、語調を整えるのに一役買っている
それによって韻のないストレートな部分も際立っており、総じてトラックも含め乗りやすく聞きごちのよい一曲になっている

>>45
風花は自分も好きなので話聞いてみたいすね

Catch You Catch Me(2015)

失恋曲製造マシーンの美希がカバーした胸キュンラブソング。
しょっちゅうバッテリー切れを起こす美希にマッチした歌詞、なにより765Pの多くがさくらちゃん世代であることを狙い撃ちした見事な選曲であった。
同時収録の99 Nightsも秀作。長らく全体音源が限定品でしか手に入らなかったが現在はレコチョクで買える。

ありがとうコロムビア…(以下略)

水中キャンディ(2015)

リトルマーメイドのせいで勘違いされがちだが本来人魚姫は悲劇の物語。
それを芸能界の厳しさになぞらえて765最年長のこのみさんが歌うという…鬼畜か？
しかしそれでも悲壮感をあまり感じさせない爽やかな曲に仕上がっているのは流石。
普段はオモシロ姉さんキャラなこのみさんだが、マイクを持つと感動系の歌を聞かせてくれるのがいいよね。

…もっとも、アイマス界にはこのみさんより年上でバリバリアイドルしてる人が大勢いるので24歳程度で限界感はしないのだが…。

>>51
風花を好きになった理由を語ってみる。
この曲はアニマスで知った。アイマスにこんな儚げかつカッコいい曲があったのかと驚かされた。というかアイマス曲に限らずこんな感じの曲ってあまり聴いたことがなかったかもしれない。
それでいて、この曲が使われたアニマス19話は物語が暗転していく展開だった。ただならぬ雰囲気でアニメ本編が終わったと思ったら、ただならぬ雰囲気のEDが流れ出した。そう感じて、風花にはドキドキさせられて印象に残った。
それと歌詞を見てみたところ、後ろ向きというか悲しげな印象を受けた。当時自分が私生活で不安を感じていたから、そんな雰囲気の歌詞が心に響いた。もし追い詰められても負けないように頑張っていくぞと、厨二病じみているかもしれないけどそんなことを思った。

そういえば、風花と似たような雰囲気を感じるRebellionも好き。曲調はちょっと暗いかなって思うけど、それ以上に歌詞がカッコよくて好きになった。
風花もRebellionも、歌詞に自分しか登場人物が出てこないところが好きかもしれない。自分自身一人でいることが多くて、喜ぶのも悲しむのも自分次第なことが多い。だからそんな歌詞が琴線に触れるのかも。
あと、Rebellionを初めて聴いたときは響の明るいイメージからするとちょっと意外だなと最初は思った。でも少しして、「初めて響を見たときはファッションとか強気な性格とかから、カッコいい系って思ってたかもしれない…！」「響はカッコいいというイメージが俺の中に舞い戻ってきた！？」みたいに一人で盛り上がって楽しかった。

>>55
貴音も響も今は丸くなったけど元々はかなり好戦的でストイックな性格だからね
RebellionはSP時代の響を思わせる曲で懐かしさを感じた

EVERAFTER(2025)

初っ端からとどけ！アイドルのフレーズで泣かせにかかってくる涙腺破壊曲。よく聞くとEVERMOREも入ってる。
毎度思うのだがこういった高度な作曲をしながら10人歌唱を違和感なく組み立てるのって凄いよなあ…。
ソロ歌唱だと途中の「せーの！」コールにアイドルの個性が出て面白い。個人的には森久保のヤケクソっぽいコールが好み。
根っこのネガティブさは相変わらずでも立派なアイドルに成長してくれました。