一日1、2手くらいのペースで進めて行くうちに、手の厳しさで本人にも分からない機嫌の良し悪しを察知したり、数日応手がなくてヤキモキしてた所に妙手が飛んできてさすが美也だぜとかうんうん唸ったりするんだけど、普段も対局中だからって囲碁将棋の話が出来なくて寂しくなって勝負を決めに行った手を絶妙手で返される。
諦めて投了しようと盤の前に座って美也を待っているとマイペーストリオでおしゃべりしながら歩いてた美也がこっちに気付いて2人と別れて向かいに座り、神妙な顔で俺の投了を聞いた後に一転にこにこ笑みを浮かべながら沢山感想戦をしてくれるんだ……。