【架空戦記SS】ヒビキはワンダーランドに潜るようです
1 : プロデューサー殿   2020/09/14 13:10:43 ID:XRWXQC5xuk
貴音「響、そろそろ寝ませんか?」

響「えー、せっかくシアターにお泊まりなんだしもう少し夜更かししようよ」

貴音「いけません。あまり聞き分けが悪いと怖い魔物がさらいに来るのです。百合子も言っていたでしょう?」

響「自分、別に怖くないぞ。そういう貴音のほうが…」

貴音「怖くありません。おやすみなさい」フトンポフ

響「あっ。…いいや、自分も寝ちゃおう」

響「おやすみ…」
2 : プロデューサーはん   2020/09/14 13:16:17 ID:XRWXQC5xuk
――――――――
――――――
―――

響「…」zzz

ガタガタ

響「…」

響「…うぁ」

響「何の音ぉ…?貴音ぇ…?」
3 : お兄ちゃん   2020/09/14 13:29:50 ID:XRWXQC5xuk
ゴソゴソ

ワルぼう「」

響「」

響「…あ、赤いチュパカブラ!!」

ワルぼう「おまえ、タカネじゃないな。タカネはどこだ?」

響「こいつ貴音を…!貴音に何の用だ!」

ワルぼう「ちょっと退いてろ」

ドンッ

響「ぐえっ」

響「ま、待て…」

ワルぼう「こいつがタカネか。確かにマスターの素質はあるようだな」




響「た、貴音が…変な赤いヤツにさらわれたぞ…」

4 : 彦デューサー   2020/09/14 13:39:55 ID:XRWXQC5xuk
響「大変だ。プロデューサーに知らせなきゃ!」

ゴソゴソ

響「!」


わたぼう「わたわた。タカネはどこかな?」

響「ま、また出てきた!今度は青いの!」

響「おい!タカネをどこにやったんだ!?」

わたぼう「うん?もしかしてタカネはいないのかい?」

響「さっき赤いのが連れてってたろ!」

わたぼう「わたわた…。ワルぼうが先に来てたんだ」

わたぼう「タカネいないのか」

5 : 変態大人   2020/09/14 13:49:45 ID:XRWXQC5xuk
響「貴音をどこにやったんだ!?」

わたぼう「タカネはキミのお友達かい?ワルぼうが連れていった国は…」

響「いいから!貴音を返してよ!」

わたぼう「わたわた…。そうだ!キミがこっちに来るといいよ」

わたぼう「キミならきっとタカネを取り返せるさ」

響「自分がタカネの所に行くのか?」

わたぼう「先に行くよ。待ってるからね」



響「…行っちゃった」

6 : 我が下僕   2020/09/14 13:59:07 ID:XRWXQC5xuk
響「…」

響「迷ってる場合じゃないさー!自分が行かなきゃ!」



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貴音を助けに行きます
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響「メモだけ残しとこ」

響「い、行くぞ!なんくるないさー!」
7 : 仕掛け人さま   2020/09/14 14:00:18 ID:XRWXQC5xuk
響はワンダーランドに潜るようです

8 : ぷろでゅーさー   2020/09/14 14:03:55 ID:XRWXQC5xuk
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9 : プロデューサー君   2020/09/14 15:06:57 ID:3n3TGWIWNw
つづきはよ
10 : プロデューサー殿   2020/09/16 13:34:12 ID:6GfvQtTzNU
*「わたぼうから聞いておった者とは違うようじゃが、ともあれ、無事マスターが到着できて何よりじゃわい」

響「…」

*「ようこそタイジュの国へ参られた」

響「やっぱり夢じゃなかったんだ」

*「そうじゃ。おぬしはここタイジュの国とは違う世界からわたぼうに連れられて来たのじゃ」

*「ついてきなされ。王も皆も待っておるぞ」
11 : Pさん   2020/09/16 13:57:57 ID:6GfvQtTzNU
響「わあ…す、凄い景色」

響「空が広くて、森の海で、風が自然のにおいで…」

響「ホントに知らない世界に来ちゃったんだ」

*「タイジュの国は大きな木で出来ておる。精霊であるわたぼうが見守っておるから木の下に落ちたりはせんのじゃよ」

響「そういえば、あの青いのいつの間にいないや」

*(精霊の加護があるのも残り僅かということじゃな…)

*「さあ、王達は一番上の城に集まっておるぞ」

響「ハシゴで登るのか…」

12 : おやぶん   2020/09/16 14:15:38 ID:6GfvQtTzNU
*「新しいモンスターマスターが到着しました!」

王様「よくぞ参った!ワシがタイジュの国の国王である。そなたの名はなんと申す?」

響「ひ、響です!自分、我那覇響っていいます」

王様「ヒビキか。…ほう、いい面構えだ。ティンと来た!」

王様「ヒビキよ!さっそくだがワシの願いを聞いてもらえるだろうか」

王様「今この国は大変重要な時期にある。ヒビキにはモンスターマスターとなって星ふりの大会で優勝して欲しい!」

13 : 変態インザカントリー   2020/09/16 14:32:21 ID:6GfvQtTzNU
―――――星ふりの夜は47度の満月の後やってきます。

この夜にはそれはもうたくさんの星たちが次から次に降ってきます。

この星の輝きを例えて命の輝きの様だと古の詩人たちは語りました。

この夜を祝い盛大な腕比べが開かれます。

これが星ふりの格闘大会です。

※画像はイメージです

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