普段ちょっと抜けてるように見えてとても真面目で情熱的
知識量はともかく頭の回転が早く、企画力もある……
一部アイドルに対する態度を除けば理想的な静香Pでは？

ただし絡みがしつこくなおかつ軽く見られてぱぽーなので静香としても「この人もうちょっと静かにできないのかな」と思っている

というか多分静香よりも志保の方が相性いいと思う

「静香の魅力っていっぱいありすぎて、語れないんですけど、とりあえず今日ぎゅっと詰めてこようと思って！あのまずですね、静香はですね、天才で、可愛くて、なんでもうどんっていう感じなんですけど、それだけじゃないんですよ！ちゃんと努力をしていて、だからそれをプロデューサーに打って欲しくて、みんなに打って欲しくて、「饂飩の声を聴いて」ってやってるんですよ、それがすっごい可愛いんですよ、その裏側を知らないと、そこはプロデューサーにしかわからないところであって。蕎麦打ちを一発で覚えちゃうんですよ、志保君に教えてもらった蕎麦打ちも一発で覚えてみんなに見せるっていう、それでも、ちゃんと他の饂飩のためなんですよ！もうそういうところもあって、そうそう。でもあと、うどんの小町に入りたいっていう静香が言った時に、「でもうどんの小町に入るにはどうしたらいいの」って、そのどうしたらいいのってプロデューサーに言われた饂飩屋をひとつ残らず全部チャレンジするんですよ静香は！でもその静香をみてて私は、いやぁアタシがトップアイドルにしたるわって思って、もう、静香もうほんとそういう所が饂飩くって、あと寝てる静香が饂飩いと思います私は！もうなんかね、すごく、ほんと、ど、どう覚醒饂飩とかいろいろ饂飩はあってあのイベントがあって色々製粉する所があるからどこから打っていいのかわからないので、とりあえずみんなが知ってる丸亀製麺から行きました！饂飩くて饂飩くてたまらんですわ、今日も待ち受けは饂飩にしてきて・・・」

>>4
色々と突っ込みたいところはあるが蕎麦打ちのできる志保君について詳しく

>>5
北沢志保。饂飩アイドル最上静香のライバルであり、彼女もまたアイドルである。
レッスンに励む毎日、その隣では静香が饂飩づくりに励んでいる。そんな時、静香がこう言うのである。
「私が饂飩だから、あなたは蕎麦ね」

志保は思い悩んだ。
静香にしてみればそれはただの日常のひとコマであり、たわいもない志保との世間話だったのかもしれない。
しかし、静香はそんな軽い女ではないことも志保は十二分に理解している。ましてや、そんな気軽に饂飩という言葉を口にするはずもない。
志保は三日三晩、自問自答を繰り返した。静香にとって饂飩とは何なのであろうか？ 静香にとって蕎麦とは？ そもそも、自分にとって静香とは？
饂飩は白、蕎麦はグレー。それなら、明日の下着はベージュにすべきか？

次の朝、志保は晴れやかな顔をしていた。ベージュの下着を纏って。
そして小諸そばの門を叩くのである。
男北沢志保として。



数年後のとあるステージ。
スポットライトを浴びる最上静香。その隣には、同じくスポットライトを浴びる北沢志保。
そして、舞台袖からそんな2人を愛おしそうに見つめる山崎はるかP。
絡み合った運命の糸が饂飩と蕎麦のように絡んで解けてを繰り返しながら、3人の物語は紡がれていく。

そう、それはまるで……

（了）

>>4
草しか生えねえ