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Pたん 2020/10/09 11:29:56
ID:FxTQpFP.kE
一度はアイドルになることを諦めてしまった紗代子。大学生生活も折り返しを過ぎて久しく、差し迫った就職活動のなかで、もう一度自分が本当にしたいこと、なかったことにしてしまったあの子との約束を思い出す……が、夢を見るにはもう大人になりすぎていると紗代子自身は思ってもいる。そしてある大手企業の面接を受けに東京へと足を運んだその日。まったく手ごたえのなかった面接の帰りに、黒ずくめの怪しい男性から「ティンときた!」と声をかけられる。
時は過ぎ―――1年後、プロデューサーとしての道を日々、突き進む紗代子。時に熱くなりすぎたり、逆に湿っぽくなりすぎてしまう彼女を支えてくれるのはアイドルたちだけではなく、同僚のP。同僚Pに対する特別な想いが募る中、劇場に舞い込んだ新曲。『待ちぼうけのLacrima』……誰に歌ってもらうのか、二人まではすぐ決まった。でも―――もう一人足りない、そんな気がする同僚P。悩む彼を励ますために飲みに行こうと誘う紗代子。2軒目のカラオケで歌う紗代子の姿と声を見て、同僚Pはあることを閃くのだった。
みたいな、ね?