そしてその控え室にプロデューサーがやってくるや否や、環はチラッと一瞥すると無言で席を立つ。

しばらくの空白の時間に廊下から「ううん、何でもないよー」って楽しげな声がまた聞こえてくる。

そして遠くなっていく環の元気そうな会話にプロデューサーの俺は静かに見届け

3分たったカップラーメンをしょっぱい味を感じながらすすり始めた。