雪P「雪歩ちゃん、おはよう」

雪歩「あっおはようございますぅ」

雪P「今日も暑いわね！汗かいちゃった！」

雪歩「はは」

P「まあ食べるけども」ガツガツ

亜美真美「ええー…」ドン引き

伊織「ちょっと…やめなさいよ…お腹壊すわよ…」

P「俺は日本人。食べ物を粗末になどできるか」

P「なんかお腹痛くなってきたなー」

伊織「…」

真美「兄ちゃん病院行く…？」

P「いや、気合いで治るよ」

亜美「頭のだよ」

雪P「おはようございます」

P「あっ、おはざーす！」

雪P「朝からお元気ですね」クスッ

P「その方が楽しいですからね」

雪歩「お…おはようございまぁす」

P「おう！雪歩ちゃんもおはよう」

雪歩（…また『ちゃん』だ）

雪歩（伊織ちゃんも亜美ちゃんも真美ちゃんも…）

雪歩（殴ってもらえるのになんで私は殴られないんだろう…）

雪歩（なんで私は呼び捨てにしてもらえないんだろう…）

雪歩（理由はわかってる…）

雪歩（貴方は私のPじゃないから）

雪P「今日は営業でね…」

雪歩（私のPはこの人。この人も好きだし、お泊まりするほど仲もいい）

雪歩（でも…）

雪P「雪歩ちゃん？」

雪歩「は、はい！」

雪P「今日調子悪い？もしそうならオフでいいよ？」

雪歩「い、いえ、大丈夫です」

雪P「そう？私も暑くて調子出ないのよねー」

雪歩「そ、そうですよね！暑くて…」

雪P「私も雪歩ちゃんみたいに短くしようかな」

雪歩「あ！いいですねぇ！」

雪歩「Pかっこいいからウルフなんかどうですか？」

雪P「いいねぇ！ちょっとオラオラ系にしちゃおうかなー！

雪歩「はいはい！」

P「女の子同士だとああいう会話できるのがいいよなー」

伊織「あら、私たちだってできるわよ」

P「ケツって前から拭く？それとも後ろから？」

伊織「…」

P「…」

亜美「はーい！亜美はねー！」

修正液の人かな

P「…サク…もにゅ…」

P「エロ…ナポ…はぐ」

雪歩「お、お疲れ様でーす…」

P「スジュ…がぶ…もにゅ…もぐ」

雪歩（P、お弁当食べてる…）

雪歩（…イタズラしたら構ってもらえるかなぁ…）

P「ゾブ…くちゃ…はぐ」

雪歩「…」そろ〜

P「もにゅ…もぐ…」

雪歩「やーーーー！！！」ドンッ！

P「んぐっ！！ぐほっ！！！」

雪歩「え…えへへ…Pさ

P「何すんだバカタレ！！！」バキッッッッ！！！

雪歩「がふっ」ドサッ

P「ゲホッゲホッ…ん？…ゆ、雪歩ちゃん！！！」

雪歩「ひっ、ひっ」ボタタタタ

P「は！鼻血が！！あああ！！」ワタワタ

雪歩「と…止まりました…」

P「ごめん…雪歩ちゃん…亜美真美だと思って…」

雪歩「…あの二人なら全力で叩くんですか？」

P「いや…三人で決めてるルールがあって…」

P「後ろからイタズラした時は俺が全力で殴るからちゃんとしゃがめよって…」

P「絶対五秒は間を開けるから、100%当たらないはずなんだけど…」

P「雪歩ちゃんは知らなかったよね…ごめん…」

ゆきほ（な、なんだそのるーる…）

雪歩「いえ…私も…」

雪歩「…」

P「雪歩ちゃん？」

雪歩「うう！肩が！痛いですぅ…！」

P「え？！」

雪歩「ああ！！肩…内出血…！！！」

P「なに？！み！見せてく

雪歩「嫌です！！見られたくありません！！」

P「た…たしかにそりゃそうか…」

雪歩「さっきPさんの手のひらが肩に…うう…」

P「た、倒れるくらい引っ叩いたから…」

雪歩「肩は内出血…転んだ時に鼻血も…」

P「ごめん！本当にごめん！」

雪歩「…」

雪歩「…お父さんに言っちゃおうかな…」

P「？！」

雪歩「…」

P「そ！それだけは！！！頼む！！！」

雪歩「…」

雪歩「…」

P「本当に…それだけは勘弁してくれ…！」

雪歩「…土下座」

P「へ？」

雪歩「ど、土下座してくださいぃ」

P「え…は、はい…」ドゲザッ

雪歩「…」

P「…雪歩ちゃん？」

雪歩「…………やっぱり違う」

P「は？」

雪歩「Pさん、もう一度たたいてください」

P「ほあ？！いや、ダメだよ！」

雪歩「…言い付けちゃおうかな…」

P「ひん」

P「そ…それじゃ…いくよ…」

雪歩「はい…」

バチッ！

雪歩「…」ヒリヒリ

P「ゆ、雪歩ちゃん」

雪歩「…えへ」

雪歩「これから…一日三回は私を叩いてください」

P「はあっ？！」

雪歩「お父さんに告げ口されたくなかったら…」

P「わ…わかったよ」

P（どういうことだ…）

雪歩「はい、三回目です」

P「…」ベチッ

雪歩「…あひっ♪」

P「お、おい」

雪歩「…お父さん」

P「ひいい」

雪歩「ふふっ…お疲れ様でした…」ガチャ

バタン

P「…はあっはあっ」ズル…

P（ゆ…雪歩ちゃんが極度のマゾヒストだとは…）

P（しかし…弱みを握られている以上、抗うことはできない…）

P「…マジかよぉ〜…」

雪歩「おはようございまーす」

雪P「おはよう！」

ててて

雪歩「おはようございます♪」

P「あっ…ああ、おはよう…」

雪歩「…」ニコニコ

P（ひええ）

雪歩「Pさん」

P「は、はい」

雪歩「どうぞ」

P「いや…」

雪歩「…」

P「…」バチッ！

雪歩「いっ！…へへ」