詳細は調べてもらった方が早いと思うが、端的に述べるなら「書き出しと設定を与えるとAIが小説を作ってくれるツール」、夢のある言い方をする「無限に生み出される物語が読めるWEB」だ。
有料プレミアムがあり無料版では回数制限もあるにはあるが、楽しむ分には殆ど気にならないので是非使ってみることをオススメする。

使い方は至って簡単。書き出しを入力する。以上。
それだけでAIが文体を真似て続きを作ってくれる。キャラやキーワード等の詳細設定も可能なためまさに小説を作るスペシャリスト。まさにのべりすと。

そこからさらに、小説を生成するだけに留まらない。AIとの一問一答やプロフィール自動生成、さらには某ペディア風の文章も作成可能。幅広である。

それもこれもAIが取り込んだ知識のなせる技である。
勿論その中にはSSもあるのだろう。つまりアイマスにも詳しいのだ。上記サイトでも議論されている内容だが、アイドル名だけである程度、いや中々の精度で性格を叩き出してくる。……それは浅倉透でも同様なのだろうか？

以上が本検証の(建前の)背景である。

本音の背景？ただ面白そうなことが思いついただけだよ。言わせんなよ恥ずかしい。

次に方法を述べる。
前回のコミュ学習によるAI訓練とは異なり、学習されたAIの精度を確かめるものが本目的となる。そこで今回はコミュの本文を台本形式で一括して任意の段落まで入力し、その後の展開および発言をAIが再現できるかを観測する。この操作を任意段落を固定したまま20回行い、結果の平均化によってAIの精度……いや、AIの学習によって形成された物語に登場する各キャラクターを観測する。

長ったらしい？よろしい、ならばより具体的な方法を述べよう。

【283のヒナ】浅倉透のコミュ「小糸ちゃんと雛菜、幼なじみ」を入力し、AIは「財布ないわ」を予測出力できるのか。

これが本検証の真の姿である。
では始めていこう。……と言ったものの、1つの結果はもう既に出ている。それをつらつらと述べていこうと思う。

-------ｷﾘﾄﾘ線--------

コミュ「小糸ちゃんと雛菜、幼なじみ」全文は長くなってしまうため、各自で見て欲しい。
以下に各セクションを示す

起:雛菜「雛菜お腹へった～～～……」
承1:透「ふふっ。小糸ちゃん。これ買ったげる。飴」
承2:コンビニ店員「33円が6点、253円が2点ー」
転:透「ーあ」
結:円香「ー……え。財布……？」

本検証では特に転に着目するため、その部分を示す

透「ーあ」
小糸「……？」
透「ふふっ、ごめん」
透「財布ないわ」
小糸「ー！」
雛菜「あは～～～♡」

AI透！生きていたのか！？

この転以前はごくごく一般的なコンビニでの会話である。つまり透が「ーあ」「ふふっ、ごめん」ということが「財布ないわ」までの伏線であると考えられる。

まずは第1段階として「財布ないわ」の直前である「ふふっ、ごめん」まで全文入力し、次に誰が何を言うかで考えていこう。

筆者の予測としては前回同様、そうそう簡単には「財布ないわ」と出力してくれないだろうと考えていた。

が、良い意味で裏切られることとなった。以下に記念すべき1回目のAI出力結果を示す。分かりやすいように転部から示すがAIが作成したのは「ふふっ、ごめん」以降である。

透「ーあ」
小糸「……？」
透「ふふっ、ごめん」
小糸「ど、どうしたの透ちゃん……？急に笑い出して……」
透「財布忘れちゃったみたい」
小糸「……そ、そうだったの……？」
雛菜「あは〜、透せんぱ〜い♡。今日はいっぱいあるからいいけど、次からは気をつけてよね〜」
透「うん。ありがと」
小糸「わ、わたし、取りに戻るね……！さすがに置いてくわけにもいかないし……！」
透「いや、いいっていいって。すぐそこだから」
雛菜「そうだよ〜小糸ちゃん〜。戻ってたら夜ごはん間に合わないよ〜」
小糸「うぅ……で、でも……！」
透「大丈夫だって。樋口も待ってるだろうしさ」
小糸「ぴゃっ！ま、円香ちゃんも一緒……！？」
雛菜「あは〜♡。そういえばまだ言ってなかったかも〜」
小糸「……え、えっと、じゃあ……戻るなら、せめて一緒に戻ろうか……！」
雛菜「やは〜♡小糸ちゃん大好き〜♡」
透「ふふっ、小糸ちゃんらしい」
小糸「な、何が……？」
透「ほら、雛菜が言うように、やっぱり戻った方がいいんじゃない？」
小糸「……！う、うん……わかった……。じゃあ行ってくるね……！」
雛菜「行ってらっしゃ〜い♡」
透「あはは。雛菜、なんかお母さんみたいになってる」
雛菜「あは〜♡」

透「財布忘れちゃったみたい」

もう一度言う

透「財布忘れちゃったみたい」

ほぼほぼ完成しているではないか！実験は成功だ！

ま、まぁ!?1回だけだし!?偶々の可能性もあるし!?
ということで20回行った結果がこちらになります。

財布忘れた、お金足りない:10回
それ以外:10回

な、なるほど…？これは…？

以下に「ふふっ、ごめん」以降でAIが生成した透の初めての発言内容、つまり謝っている理由を記す。

①「財布忘れちゃったみたい」
②「財布、忘れてきたかも」
③「なんかこのレジ通す時、私たちがお金払ってるみたいだったなって思ってさ」
④「お金足んないかも」
⑤「財布忘れてきたっぽい」
⑥「財布忘れてきたっぽい。まあいっか」
⑦「カード払いでお願いします」
⑧「カード忘れちゃった。はい」
⑨透「財布忘れちゃった」
⑩透「財布、忘れてきた」
⑪「樋口がくれたお金だったわ」
⑫「樋口さ、今日財布忘れてる」
⑬「カードしか持ってなかった」
⑭「カード一括で」
⑮「樋口と一緒に食べるかと思ってさ」
⑯「樋口いたわ」
⑰「財布忘れちゃったみたい」
⑱「財布、家に忘れてきた」
⑲「あー、はい。カードでお願いします」
⑳「財布、事務所だった」

⑦等での「カード」は恐らくクレジットカードのことだ。この場合は転部直前で現金払いと答えたことに対する謝罪になるのだろう。
場合によっては店側としては少々面倒臭い。
例外として⑧の場合では、このあと普通に支払いが進んでいたためポイントカードのことかと思われる。

③は全くもって意味不明である。以下にAI作成部を示す

透「なんかこのレジ通す時、私たちがお金払ってるみたいだったなって思ってさ」
小糸「そ、そういえば……」
雛菜「あは～♡変な感じ～♡」
透「でもさ、なんかそういうのよくない？」
雛菜「ん～？どういうこと？」
透「お金払う時に、あ、私の財布からだしてるんだって思うより、私がみんなからお金もらってる方が面白いかも」
雛菜「……。何言ってるか分かんないし〜」

また特筆事項として、「ふふっ、ごめん」直後のAI作成最初は多くが小糸が透を心配する「どうしたの？」等の発言から始まっている。脅威の20回中14回である。ここからもAIの理解度が伺える。
他は原文通り透が発言する。雛菜の発言始めはない。

個人的にこの中で面白かったのは⑨番である。ここでは20回で唯一円香が発言した。樋口円香の名前は3人の口から出されることはあったが本人が発言したのはここだけだ。何故だろうか？以下にAI作成文を示す。

小糸「？どしたの、透ちゃん」
透「財布忘れちゃった」
小糸「…………」
雛菜「…………」
透「樋口かっこわる」
円香「は？」
***

衝撃的である。何が衝撃的って、このアスタリスクは段落区切りを示しているのだ。つまりAI的にはこのコミュが終わったと言いたいのだ。ここで終わらすか普通？勝手に責任転嫁しといて？しかも円香の再現度が(一言だけだが)非常に高い。筆者のおすすめコミュとなった。

一応最もらしい再現出来た理由を考えると
①どこかでこのコミュ自体を学習していた(一次創作)
②透＝財布忘れると認識している(二次創作)
③状況から推測している
のどれかには帰属するのだろう。

ただ①に関して、動画はあれど文章としてこのコミュを学習するには、筆者のようなコミュを文字に当て直す人物が必要となる。それ以上に二次創作者は多いと推測されるため、①の影響は他と比べると少ないと思われる。

また会話全体を見ても、入力部のみからノクチルそれぞれのメンツを導き出し、よく会話が再現されていると思われる。なにせ一言も発していないし話題にも出ていない樋口円香が出現するのだ。さらには透は「樋口」呼び、小糸は「円香ちゃん」と呼称も再現されていた。いちノクチル推しとしては及第点を与えて良いレベルだろう。

以上が、第1段階の結果と考察である。
今後もある程度気が済むまで検証考察しようと考えている。
なにか提案要望質問等があれば。

第一弾は教え込ませた文章そのものしか情報が無かったけど
今回は読み込ませた文章の背後に膨大な量のデータがある、それが違いなのかな…なんにせよここまでエミュレートできるってすごいな

なんならMOD作成機能もあるで(有料)

第2弾:AIが生成し始める段落を変更する

>>14で説明したように、財布を忘れる前段階として透の「ーあ」「ふふっ、ごめん」という発言が重要なファクターとなる。
そこでこのふたつの段落を段階的に無くし、透が財布を忘れなくなるのかどうかを検証する。

第2段階ー①
透「ーあ」
小糸「……？」からAI生成

以下に生成されたAI透の発言を羅列する

①透「財布忘れてきた」
②透「あ、カード使えるんでしたよね？すみません。現金忘れちゃいまして」
③透「樋口に連絡するの忘れてた」
④透「カード使えばよかった」
⑤透「財布、忘れてきたかも」
⑥透「樋口いた」
⑦透「財布、忘れた」
⑧透「樋口も呼べばよかった」
⑨透「樋口いた」
⑩透「カード持ってくんの忘れた。まあいっか。はい、お願いします」
⑪透「あー……。カード、使えないんだっけ？この店」
⑫透「樋口にも買おうと思ったんだけど、あいつさっき帰ったっぽい。まあいっか」
⑬透「樋口から電話きた。出るわ」
⑭透「お金足りなかった。カードあるけど」
⑮透「カード使えないや」
⑯透「……ん？なんでもない」
→透「財布、事務所に置いてきたかも」
⑰透「財布忘れてきたっぽい」
⑱透「財布忘れてきたかも」
⑲透「お金足りない」
⑳透「樋口の財布持ってくればよかった」

財布忘れた、お金足りない:9回
それ以外:11回

……第1段階とほぼ変わらなくね……？

「ふふっ、ごめん」という謝る発言が無くなることにより謝罪が必要な『財布ないわ』を大幅に削減できるかと考えたが……やはり透は財布を忘れる運命にあるようだ。

しかしながらある程度の変化は見られた。

顕著な変化として、⑩で初めてしっかりと現金で支払っている描写が描かれたことだ。しかもこの後何事もなくコンビニを出る描写がされており、最も平和に終わったコミュが完成されている。奢らされた小糸は存在しないのだ。それだけでも大きな進展である。

また「樋口」に関する展開が4回から7回に増えている。謝らないことによりストーリー展開に幅ができたのだろう。しかしその中でも異質なのは⑬である。ここでも唯一の円香が発現するコミュとなっている。以下に全文を示す。

⑬雛菜「？どしたの、透せんぱ〜い？」
透「樋口から電話きた。出るわ」
小糸・雛菜「……」
小糸（か、完全に忘れてたけど……。そういえば、今日事務所に来る日だったよね）
透「もしもし」
『浅倉』
透「あ、樋口。どうしたん？」
『財布を忘れてきたからお金貸してくれない？』
透「え、なんで」
『家にあると思ってたらなかった』
透「へー」
『小糸と雛菜にも聞いてみて』
透「わかった」
透「二人ともさっきまでいたんだけどどっかいっちゃったみたい」
『……はぁ……』
透「なにそのため息」
『なんでもない。探すわ。また連絡する』
透「りょ」
ピッ

小糸「……あ、あれ……！透ちゃんどこ行っちゃったんだろ……！」
雛菜「あは〜♡透先輩も迷子〜」
小糸「ま、待ってよう……！」
雛菜「やは〜♡透先輩と一緒♡」
小糸「ちょっ、雛菜ちゃん……！そんな走ったら転んじゃうよ……！」
雛菜「小糸ちゃ〜ん、はやくはやく〜」
小糸「わわっ……！雛菜ちゃん、速いよっ……！」
**

透「おっけ。わかった。サンキュ」
透「あー、樋口」
『何？』
透「小糸ちゃん達いないっぽい。まだ帰ってこないって」
『…………』
透「あ、あとさ」
『何』
透「私も財布忘れてるわ。今気づいた」
『は？』
透「多分家の中かな。ちょっと取りに行ってくるわ」
『……』
透「じゃ」ピッ
透「……ふふっ」

ツッコミどころが多すぎる。簡潔に述べる
・円香、お前が財布忘れるのか……
・それをなぜ透に伝える？
・瞬間で迷子になる透
・ひなこい尊い
・さっき切ったはずの電話がまだ続いている
・迷子になったことに気づかない透
・んでお前も忘れてんのかい！！

以上である。

このように第1発言では何事もなくてもストーリーが展開していくほど様子がおかしくなるものも多々存在する。例えば……

④⑤ 小糸が2人から樋口円香と認識される
⑥ 円香が金髪になる
⑦透がアイドル事務所のプロデューサー兼コンビニ店員だと発覚する
⑮小糸が円香の妹として扱われる
⑲円香からくれて1000円札ごと財布をを落とす

一見支離滅裂なようにも見えるが、ストーリーとしては展開されているのでifSSと考えれば無限に楽しめるのもこのサイトのいい所である。

最後に、⑱の途中で雛菜が解き放った名言で第2段階ー①を締めくくる。

雛菜「透せんぱ〜い。お金ないと買い物できないんだよ〜？」

続いて第2段階ー②、転部以前からAI生成を開始しどのような展開になるのかを検証する。

後日、検証評価が終わり次第発表する。以上。

生きとったんかワレ

第2段階ー②
転部以前からAI生成

結論から言うと、AI透は財布を忘れなくなった

喜ばしいことではあるのだが、どこか悲しみも覚えさせる結果となった。

真面目に考察するのであれば、AIは「浅倉透＝財布ないわ」と安直に学習及び出力しているのではなく、ストーリーの展開と浅倉透を加味して、財布を忘れた方が事前である、と判断した結果としてこれまでの半数財布ないわを出力したのだろう。

以下にAIが出力した大まかなストーリー展開を示す

①カード払い
②サイン
③カード払い、樋口登場
④ポイントカード
⑤朝倉家に場面転換
⑥サイン
⑦サイン
⑧電子マネー
⑨小糸が自分が払うと懇願
⑩ホラー展開(後述)
⑪ポイントカード
⑫カード払い
⑬一括払い
⑭小糸と雛菜が凝視
⑮透「え？なんかお金いるって言われたけどよくわからんくてさ」
⑯カード一括
⑰通常展開(後述)
⑱なんでもない
⑲通常展開(後述)
⑳小糸が透を尊敬

後述その1 通常展開
この展開は恐らく最もベストな展開だと言える。見てもらった方が早いので⑰のAI生成部を示す。

コンビニ店員「はい、ではこちらレシートになりまーす。またお越しくださいませ」
透「ありがとうございます」
雛菜「ばいば〜い〜」
小糸「ぴゃ、ばいばい……」
透「さ、帰ろっか」

平和だ。その一言に尽きる

後述その2 ホラー展開
打って変わって20回の仲で最も奇抜な展開が⑩である。

雛菜・小糸「…………」
透「はい」スッ
コンビニ店員「一万円からお預かりします」
透「どうぞ」
雛菜（すっ）
小糸（ぴくっ）
透「釣りは要らないんで」
雛菜「……」
小糸「……」
透「はい」つお金
雛菜「……」
小糸「……」
透「よし、行こうか」スタスタ
雛菜「……」
小糸「……」
透「ん？どしたの二人とも。行かないの？」
雛菜「……」
小糸「……」
透「行くよー。ほら」グイッ
雛菜「……」
小糸「……」ズルズル
雛菜「……」
小糸「……」ズリズリ
透「ふふっ」
**

なにこれ？深く考えないでおこう。

考察
ここで疑問が生まれる。>>45でも述べたように、「財布ないわ」はストーリー展開と浅倉透が噛み合ったことによりAIが出力すると考えられる。つまりどちらか片方がなければ……？

ここから考えられる次の検証として「同じ展開を違うアイドルが行えば財布を忘れるのか？」を行いたいと考えている。もしいい方法あるいは置換アイドル案があれば教えてもらいたい。現状は「とおこいまど」を「ちははるみき」で置換しようと考えている。

以上

乙
次の進捗報告も期待してるよ

>>51
四人ユニットで三人だけ喋らせて状況を揃えてくれ
フリスクでもいかが

実験-A 登場人物を変更する

今回は透→千早、小糸→春香、雛菜→美希で行なう。
また、それにより生じる口調の違和感はこちらで調整した。

美希「美希お腹へった～」
春香「夜ご飯の前だからちょっとだよ？」
美希「え～、おやつがご飯でいいのに…」
千早「そうね春香。少なめにしときましょうか」
春香「だね！」
美希「ん～、じゃあ美希も分かったの～。少なめね～」
千早「ええ」
千早「じゃあ……私はこれ」
春香「……!?ち、千早ちゃん、それけっこう大きー」
美希「じゃ美希もそれ～！」
春香「……！美希も……！」
千早「あと……これかしら」
春香「ああ……！それ、脂肪分がすごー」
美希「じゃあ美希も～」
春香「もう……！千早ちゃんも美希も！アイドルなんだから食べすぎはだめってプロデューサーさんがー」
千早「春香。キャラメル買ってあげるから許してくれない？」
春香「い、いいの……!?」
千早「ええ」
美希「え～。いいな～、美希は～？」
千早「勿論美希の分もあるわよ？」
美希「千早さんありがと～！」
春香「…あ、あれ？買収されてるような…？あ、ありがと？」
千早「気にしなくていいわよ？ほら、もっと入れて？奢るから。」
美希「千早さ～ん！」
春香「えぇ!?ちょっとだけってー。千早ちゃん！」
美希「えっと～。じゃあ美希、おにぎりもいい？」
春香「美希……！それもうお菓子じゃなくなってるよ！」
千早「いいわね。入れて入れて。私も買おうかしら」
春香「……!?ーも、もう……！」

******
コンビニ店員「33円が6点、253円が2点ー」
美希「ん～♡千早さんが買ってくれたお菓子～！これ食べられないし捨てられないの～！」
コンビニ店員「518円が1点ー」
千早「食べてよ？」
コンビニ店員「98円が1点ー」
春香「千早ちゃん…？ありがとうね？」
コンビニ店員「418円が1点ー」
千早「えぇ。今月電気代が安かったから少しリッチなの」
コンビニ店員「ーお支払いは現金でよろしいですか？」
千早「あ、はい」
千早「ーあ」
春香「……？」
千早「ふふっ、ごめんなさい」

上記より下の部分をAIに生成させる。
つまり>>11～>>28で述べた第1段階と同条件である。

おさらいとして、第1段階では約半数でAI透は「財布ないわ」に準ずる行動をとった。

では、今回のAI千早はどうなのだろうか？

結果(全20回):
財布を忘れる:０回
カードを忘れる:2回
場面転換:10回

考察1
「財布ないわ」に準ずる行動が目に見えて減少した。
つまり>>45での考察は不適切であり、「浅倉透＝財布ないわ」はAIに強く根付いていると推測される。

考察2
一方で場面転換が多く、ストーリーの流れを別にしようとする謎の指向性が見られた。またその後の場面でははるちはみきから推測されたのか伊織(3回)、雪歩(3回)、真(2回)などの765PRO ALLSTARSの面々が出現した。

ここから推測されるに、AIが学習した分量がノクチルよりも圧倒的に多いがために、ストーリーの指向性が展開からの推測よりも学習内容からの推測に強く影響され良くも悪くも多様性が生まれたのでのではないかと思われる。
その悪影響か、真也、真由美、真奈美といった765とは似て非なる人名や、千早ママ、春香ママといったノクチルの時には無かった展開も見られた。

まとめると、「AIは入力文章と学習内容の両方から次展開を出力しいる」ことは分かるが、その度合いが不明確である。別の人物にしたことによって「財布ないわ」が無くなったのか、765の歴史によって「財布ないわ」が消されたのか…対照実験として「はるちはみき」を選択したことがそもそもの誤りだろうか。

よって、次なる実験-Bとして「AIの学習量に影響されにくい」人物で「元の文体と全く同じ文章」を入力することで再度対照実験を実施する。ノクチルと近づけるという意味でも>>53の案が適していると思われるため、フリスクの4人の内、柚忍穂乃香で検証を行う。

以上。