765プロの北上麗花（20）が12日、日本アイドル協会とのコラボイベント「JIA心のプロジェクト」の一環で、東京・奈六五市の米野小を訪問。独特の言語センスで児童のハートをつかんだ。

　まるで紙芝居の拍子木のように、棒状のマグネットをカチカチと打ち鳴らしながら独演会を始めた麗花先生。「自分で決める」をテーマに、まずは自身の芸歴を振り返った。「親は歌手にでもなればと言っていた。でも、顔の黒い人（高木順二郎社長）が突然現れて、765プロに行くことになった。アイカツ！　みたいな感じ」と説明。児童に「（むしろゲームの）アイマスじゃない？」とツッコまれていた。

　親の反対を振り切って進学先を決め、紆余（うよ）曲折ありながらも「アイドルになれました～！」と明るく話して拍手を浴びた麗花先生。しかし、直後に「でも今は悩んでるかも…」とポツリ。「何が言いたいかというと、うどんを食べたいのに、そばを食べないでってこと」と熱弁を振るって授業を締めたが、子供たちの頭上を「？」マークでいっぱいにさせていた。