海美「うん！私がね、王子役で手強い茨をぐーっ！ばきん！どーん！って感じに切伏せ、なぎ倒し、どうにかこうにかして、眠っているえれなんの元にたどり着くの！」

琴葉「なるほどね。海美ちゃんの高い身体能力を活かしたアクション……目が釘付けになりそうね」

海美「えへへ〜、だといいなー！って、それよりもね、そのあとが問題なの！」

琴葉「問題？」

海美「あのね、眠るえれなんの目を覚ますには、キ、キ……キスしないとなんだ！」

琴葉「えっ！すごいベタだけど、そ、そうなんだ。…海美ちゃんがエレナに……へ、へぇ」

海美「琴葉！お願い！練習に付き合って！」

琴葉「は？」

海美「琴葉は演技上手いし、さっきね、しほりんに聞いたらそういうのは琴葉さんが手慣れていたわよって」

琴葉「ええっ！？そ、そんなことは…」

海美「ダメ？私……琴葉と、したい」

琴葉「！！　海美ちゃん…」

海美「ID腹筋したい！！！！」

エレナ「カーニバルのはじまりだヨー♪」