その1∶猫柳キリオ

アイドルになった理由∶「アイドルを題材とした小噺」という電波を受信したため
「電波」というのはどうかと思うが、日頃から「宇宙のぱわーを感じるでにゃんす!」などと言ったりしているので電波で問題ないと思う。ちなみに肩書きは『元・落語家』だが別に落語家を辞めたわけじゃなく、sideMに多い「どこにそんな時間があるのか」なアイドルの一人
18歳だが幼い頃から落語一筋の生活を続けてきたために「トモダチ」の概念も分からなかったが、同じユニットの清澄九郎と衝突したのをきっかけに「他人と仲良くなりたい」と考えるようになり、それからは友達の意味も少しずつ理解してきている。結果的にアイドルになって視野が広がって良かったのかもしれない

その2∶硲道夫

アイドルになった理由∶生徒を導くため

ご存知、「生徒を導くのは教師ではなくアイドルだ!」の人。その理由で即断即決で辞表を出す行動力は凄いが、学校側はさぞかし目が点になっただろう。そんな硲先生もアイドルのオーディションを10連続で落ちた時は流石に後悔した(ただしアイドルを目指したことではなく仲間を巻き込んだことに)
年長者が多い315プロの中でも「元・教師」の経験を活かして学生に勉強を教えたり、悩める若者を導いたりする機会が多く、アイドルになっても「教師」としての精神は忘れていないのが分かる

その3∶葛之葉雨彦

アイドルになった理由∶芸能界の汚れを取り除くため

元・掃除屋だが文字通りの「汚れ」ではなく、人の負の感情などが「汚れ」として見える異能を持つ一族の出身。正直、この設定だけなら出るゲームを間違えている
そんな彼だが「異能」については話的に扱いにくいのかたまに触れられる程度で、むしろ「元・掃除屋」としての一面がクローズアップされることの方が多い
ストーリー的には「他人どころか自分にも関心がなかった男」が仲間との交流を通して次第に周囲と関わりだして変わり始める話がテーマのように感じる。ユニットの仲間とも最初は必要以上に馴れ合わなかったが、今は一緒に海に行ったり食事に行ったりする仲にまでなっている