―事務所

ありす「ふぅ……レッスンも終わりましたし、少し休憩を取ります」

ありす「最近、暑いからすぐに水分が欲しくなりますね……」

ありす「……まぁ、熱中症予防もありますし、少しぐらい苺飲料の消費が増えるのは仕方がないことですよね」

ありす「とはいえ……」

ｶﾞﾁｬ

ありす「冷蔵庫には何も入っていません……水とエナドリぐらいですね」

ありす「さて……」

ｶﾞﾁｬ

千枝「あ、ありすちゃんだ！」

ありす「あ、おはようございます、千枝さん」

千枝「おはようございます……ね、ねえ、ありすちゃんは喉が渇いてないかなぁ」

ありす「そうですね。我慢できないほどではないですが、そこそこには……」

ありす（……なんか、千枝さんの様子がおかしいですね）

ありす（会って直ぐに喉が渇くとか……）

ありす（もしかして）





ありす（ドッキリ？！）

千枝「わぁ、ちょうどよかった。千枝、さっきありすちゃんの為に、イチゴジュースを作ったんだ」

ありす（変です。変すぎます）

ありす（朝来た時は、冷蔵庫にすらイチゴ系の飲物は入ってなかったのに……）

ありす（それに……）



千枝「ん？」

つ【真っ赤な液体が入ったグラス】



ありす（イチゴジュースだとしても、真っ赤過ぎます！まるで着色材でも使ったような）

ありす（やはりドッキリでしょうか……）

ありす（こうした場合、どうしたらよかったのでしょう……？）

ありす（やはり一度引っ掛かって……いえ、あれがタバスコ入りだった場合、私のぶざまな様がテレビで放映され……）ﾁﾗｯ

植木の間@ビデオカメラ「やぁ」



ありす（あからさま過ぎます！！）

ありす（こ、ここはやはり……輿水さんを習って）

ｶﾞﾁｬ

由愛「あ、ありすちゃん。今、いちごのジュースを作って……」

ありす（バッティングぅ！！）

千枝「ゆ、由愛さん。今、千枝が……」

由愛「あ、ご、ごめんなさい……」

由愛「じゃあ、また後で……」

ありす「待ってください！」

由愛「で、でも、千枝ちゃんの作った、いちごの香りだけジュースの……」

千枝「わ、わわっ！ゆ、由愛さんっ！」

由愛「っ！」

由愛「えっと……」ﾁﾗｯ



ありす「はぁ……詳しい話をお願いしますね」

―15分経過

ありす「はぁ……つまり、今日私が誕生日なので、誕生日パーティーの準備をしている間にドッキリをしてるふりで私を引き止めようと……」

二人『ごめんなさい……』

ありす「はぁ……で、由愛さんのそれは何が入っているのですか？」

由愛「え、えっと……」

ありす「まさか、絵の具の赤を溶いた水とかじゃありませんよね？」ｽﾞｲｯ

由愛「え、えっと……」ﾀｼﾞﾀｼﾞ





由愛「す、スイカジュース……です」

ありす「はぁ……たしかにいちごと同じで野菜に品別されるフルーツですが」

ｶﾞﾁｬ

雪美「あ、ありす……トマt……いちごジュース……飲む？」

ありす「トマトと言いかけて飲むと思いますか？！」

雪美「……失敗」

ありす「はぁ……」

ちとせ「人ジュース(人間の生き血)飲む?」

人ジュース…肉汁でいいのでは

トマトジュースぐらい飲んであげたらええやん

再開します（電池切れました。すまん）

>>7>>8
実は七海も参加させて、「魚のドリップれす！」とやる予定でしたが、さすがにアレなんで……

ありす「もうっ！」ｽｯ

千枝「あ……」

ｺﾞｷｭｺﾞｷｭ

ありす「ふぅー、次っ！」ｽｯ

雪美「あ……」

ｺﾞｷｭｺﾞｷｭ

ありす「ふぅ……つ、次です」ｹﾌｯ

由愛「あ、ありすちゃん、無理しないで……」

ありす「ですが、飲まないとドリップは成立しないんですよね？」

由愛「え……あ……」

由愛「こ、これは……」

ｽｯ



由愛「わ、私が飲みますっ！」ｺﾞｷｭｺﾞｷｭ

ありす「わ、無理はしないでください！」

由愛「大丈b……げふっ？！」

千枝「由愛ちゃん！？」

雪美「大丈夫……落ち着いて……」ｻｽｻｽ

ありす「ほら……無理するからですよ」ｻｽｻｽ

由愛「む、無理じゃ……ないから……ｹﾌｯｹﾌｯ」

千枝「とりあえず、落ち着いて座ってください」

ありす「はあ……ともかく、Pさんを呼びましょう」ﾋﾟﾎﾊﾟ

ありす「反省」

モバP（以下P）「はい」ｾｲｻﾞ

ありす「私の誕生日パーティー云々の遅延はいいです。ただ、その生じた問題をクリアする為だけにあの三人にあれだけのことをさせるのは責任者としてどうかと思いますが」

P「面目次第もございません」

千枝「あ、ありすちゃん、プロデューサーさんは悪くありません！」

雪美「P……困ってた……だから私たちが……」

P「二人共……いいんだ。俺がついているべきだったのはたしかなんだから」

ありす「……」

ありす「はぁ……」

ありす「もういいですよ。ここで怒っても仕方がありません。それよりパーティーの準備は終わってるんですよね？」

P「あ、あぁ……」

ありす「なら、みんなでパーティーを楽しみましょう」

千枝「ありすちゃん……」ﾊﾟｧｧｧ

雪美「ありす……うん……！」

P「それなら由愛にも声を掛けてくるか」



ありす「あ、それから」

ありす「このドッキリ失敗の穴埋めもお願いしますね」

P「お、おおぅ……一体ナニを……」



ありす「最近、私たち四人は一緒に活動をしていませんし、新しい水着もお披露目したいですから海かプールに連れて行ってください」

P「ん……あぁ。そういう話なら任せとけ」

ありす「なら、覚悟してくださいよ。私のニュー水着姿、スイマータチバナを充分に堪能してくださいね」

ありす「ふふっ、楽しみです」ﾆｺｯ

P「お、おおぅ……」





千枝「うわぁ……ありすちゃん……」

雪美「雌の顔……要注意……」



おしまい

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今度のありす（特訓後）がロリとときんに見えた……

反省と誕生日祝いのため、ＳＳを書きました。ありがとうございました



最後に。とばっちりを受けた由愛ちゃんに（モバマスで）何か新作が来ますように

>>15
おつでした
特訓後は確かに口リとときんに見えなくもないがとときんならきっともっとあったはず
ありすには様々な進化の可能性があるが巨乳ルートはないのだ(力説)

>>15
乙です
二枚目スカート短すぎるけどそういう水着なのか…?

>>8
吸血鬼にとって、肉は廃棄部なんだよ?

>>16
ありがとうございます。

とすると、同い年で同じ身長なのに、バストサイズが聖より10cm小さい子も未来はないのでしょうか？

>>17
ありがとうございます。

https://imas-cg.net/2022/07/31/59577439.html

どうやら、そういう水着みたいですね（まだお迎えできません！）

>>18
アーカードさんは全部まるごと取り込んでたけど