【安価ありSS】Fleurangesも朗読劇に挑戦したいらしい
1 : おやぶん   2022/08/15 14:35:37 ID:J58JqGzamc
立ったら投下します
ご協力お願いします!
2 : プロデューサー様   2022/08/15 14:35:55 ID:J58JqGzamc
ある日の控え室


星梨花「わたしたちも朗読劇に挑戦してみませんか?」

可憐「え?ろ、朗読劇?」

ひなた「開催が決定したFleurangesのファンイベントでの話かい?」

美也「お~。朋花ちゃんたち夜想令嬢を見習って、というわけですな~」

星梨花「はい!」

可憐「で、でも、星梨花ちゃん。夜想令嬢はもともとヴァンパイアたちのお話があったからだよね……?」

ひなた「たしかにそうだねぇ。あたしたちはPV撮影をしたぐらいだよぉ」
3 : あなた様   2022/08/15 14:36:06 ID:J58JqGzamc
美也「なんと~、では一から物語を作らないといけませんな~」

可憐「そ、そうはならないのでは?演じる役そのものがないような……」

星梨花「つまりゼロからのスタートってことですね!わたしがんばります!」

ひなた「Fleurangesとして新たな挑戦だねぇ。あたしも精一杯やってみるべさ」

可憐「え、ええっ!?」

美也「可憐ちゃん、不安なんですか~」

可憐「い、いえ。ただ、と、戸惑ってしまって……」
4 : Pたん   2022/08/15 14:36:18 ID:J58JqGzamc
美也「きっと大丈夫ですよ~。私たちは過去にいろんな役を演じた経験もありますし~」

ひなた「最近だと可憐さんが極悪人を演じていたねぇ」

星梨花「普段の優しい可憐さんとまるで違うから、演技だとわかっていても怖かったです」

可憐「そ、そうなんだ。えっと、劇について何かアイデアはあるの?」

星梨花「うーん……。恵美さんたちの朗読劇はたしか2パターン用意したんですよね」

美也「明るい話と暗めの話でしたな~」

星梨花「わたしたちの劇は明るくて楽しい、でもしっとりとした雰囲気もあるのがいいと思います!」

ひなた「なるほどねぇ。PV撮影のときのも、ただ楽しいだけじゃダメだったもんねぇ」
5 : Pちゃま   2022/08/15 14:36:30 ID:J58JqGzamc
可憐「そうだったね。ほ、方向性はそれでいくとして、か、肝心の脚本はすぐに準備はできませんよね」

星梨花「百合子さんに頼んでみましょうか」

ひなた「百合子さんにかい?そういえば、Chrono-Lexicaの活動では膨大な量の設定資料を作ったって昴さんから聞いたねぇ」

美也「名案ですな~。百合子ちゃんも忙しいとは思いますが、話してみましょう~」

星梨花「あと、雪歩さんにも声をかけてみませんか?」

可憐「え?ゆ、雪歩ちゃんに?」

星梨花「はい。よく控え室で詩作をしていますよね」
6 : プロデューサー   2022/08/15 14:36:40 ID:J58JqGzamc
可憐「う、うん。夢、輝き……ってぶつぶつ言っている印象はあるけど……」

ひなた「そういう雪歩さんだったら、素敵な台詞回しが閃くかもしれないべさ」

美也「ふむふむ。そういうことなら、少女漫画に詳しいまつりちゃんも誘ってみますね~」

ひなた「まつり姫さんもかい?それは面白そうだねぇ」

可憐「は、話がどんどん大きくなってきていませんか?」

星梨花「あっ、そうだ。琴葉さんだったら演技を教えてくれるんじゃないでしょうか」

ひなた「それなら志保さんにも声をかえておくよぉ。頼りになるに違いないねぇ」
7 : 師匠   2022/08/15 14:36:52 ID:J58JqGzamc
可憐「あ、あの、まずは4人でできるところまで、ちょ、挑戦してみてからがいいんじゃないかなって……」

美也「可憐ちゃんの言うことも一理ありますな~。では、こうするのはどうでしょう~」

可憐「え?」

美也「明日までに私たちそれぞれで、劇のあらすじを簡単にでも考えてくるんです~」

星梨花「それから?」

美也「明日また4人で集まって話し合い、おおよその筋書きを決めるんです~」

ひなた「そうしてから、時間を見つけて百合子さんたちにアドバイスをもらうってことかい?」
8 : 師匠   2022/08/15 14:37:02 ID:J58JqGzamc
美也「はい~。雪歩さんと百合子ちゃんに協力してもらって、台本を形にしていくんです~」

可憐「それで実際に練習してみて、そ、それを琴葉さんたちにも見てもらえばいいんですね……!」

星梨花「わぁ!すごいですっ、美也さん!」

可憐「……点と点とが繋がって線になった感じです。な、なんだか私でもできる気がしてきました」

ひなた「それじゃあ、今日はもう時間がないから解散だねぇ」

美也「改めて共有しておきますね~。明るくて楽しい、そこにしっとりした要素もある劇の予定ですな~」

可憐「は、はい。朗読劇だから舞台上での、た、立ち居振る舞いありきの展開は難しいですよね……」

星梨花「では、また明日ですね!楽しみです!」
9 : Pサマ   2022/08/15 14:37:16 ID:J58JqGzamc
翌日

星梨花「それでは、朗読劇のことを言いだした、わたしから発表しますね」

可憐「うん、よろしくね星梨花ちゃん。私が書記も務めるよ」

星梨花「物語は天使たちのお茶会が中心になります」

可憐・ひなた「え?」

美也「なんと~」

星梨花「どうかしましたか?もしかして天使なんて登場させたらダメでした?」
10 : Pサン   2022/08/15 14:37:29 ID:J58JqGzamc
可憐「ううん、そうじゃなくて私も物語の中心をお茶会にしたから」

ひなた「あたしもだよぉ」

美也「私もそうなんです~」

星梨花「ええっ!そうなんですか」

可憐「考えがまとまらなくて、ハーブティーを飲んで、お、落ち着こうと思ったときに……」

ひなた「冷たい麦茶を飲みながら撮影したPVのことを思い出してねぇ、ぱっと閃めいたんだよぉ」

美也「私もお仕事が終わって家でお茶を飲んで一息ついているときに思い浮かんだんです~」

星梨花「わたしもなんです。お家で紅茶を飲んでいて、これならどうかなって」

美也「お~、私たち息がピッタリですな~」

可憐「そ、そうですね。ただ、さすがに展開までいっしょではないはずなので」

ひなた「そうだねぇ。あたしは天使だなんて思いつきもしなかったよぉ」
11 : ダーリン   2022/08/15 14:37:44 ID:J58JqGzamc
星梨花「ん、ん。こほん。発表していきますね!」


≪天使たちのお茶会≫
高い高い空の上、ふわふわな雲をカーペットにして3人の天使たちがお茶会をしていました。
彼女たちは人間の恋を応援するのがお仕事で、それぞれが別の人間を担当しています
彼女たちが恋の進み具合を話し合い「恋が実るのはまだまだ先みたいね」とため息をつくと、神様が現れます
どうやら世界のバランスをとるために、担当している人間のうち、誰か一人を失恋させないといけないみたいです
天使たちは神様に、いかに自分たちと人間たちとが努力しているかを話しました
けれど神様の決定は変わりません 世界の平和のために、実らない恋も必要なのだと言います
黙り込んでしまう天使たちと困ってしまう神様
やがて1人の天使が、わかりましたと言って担当の人間を失恋させることを受け入れるのでした
12 : Pしゃん   2022/08/15 14:37:54 ID:J58JqGzamc
星梨花「もっといい結末があるような気もしているんですけど、ここまでしか思いつかなくて」

ひなた「ありゃ~、世界のために諦めないといけない恋もあるなんて、悲しいねぇ」

美也「天使さんたちに左右されてしまうというのも、せつないですな~」

可憐「ぜ、前半は天使たちが和気藹々とおしゃべりしているだろうから、後半の展開が余計、胸にぐっとくるんだね……」
13 : プロデューサーさま   2022/08/15 14:38:04 ID:J58JqGzamc
ひなた「それじゃ次はあたしが発表するねぇ」

≪森の動物たちのお茶会≫
あるところに動物たちが仲良く暮らす森がありました
森では一年に一度、森の平和を守ってきたクマ一家のために盛大なお茶会を開いています
今年は、なまら美人に成長したクマの娘さんの心を射止めようとはりきる動物たちもたくさんいます
そのなかでもオオカミとトラは周囲から実力を認められていて、ライバルです
今年のお茶会ではクマの娘さんはオオカミとトラのどちらかと懇ろな関係になるだろうと噂されていました
一方でクマのお父さんは娘を溺愛していて、色を知るのはまだ早いと思っていました
お茶会当日、二頭は順番にクマの娘さんに自分の魅力をアピールしていきますが、その都度、クマのお父さんが意地悪なことを言います
やがてオオカミとトラは言い負かされて、クマの娘さんを諦めてしまいます ほっとするクマのお父さん
しかし、実は娘さんは恋に恋する乙女であり、恋路の邪魔をしたお父さんクマに「だいきらい!」と言ってお茶会を去ってしまいます
ぽつんと残されたお父さんクマは残っていたお茶を寂しく啜るのでした
14 : プロデューサーくん   2022/08/15 14:38:16 ID:J58JqGzamc
ひなた「お父さんクマがどちらかを認めて、っていう筋書きもいいとは思うんだけどねぇ」

可憐「ひなたちゃんなりに、明るいだけの話で、お、終わらせたくなかったんだね……」

美也「二頭とお父さんクマとのやりとりを面白おかしくすれば、全体としてはコメディになりますな~」

星梨花「あの、可憐さん。懇ろな関係ってなんですか?」

可憐「わ、私に訊くの!?」

美也「雪歩さんと可憐ちゃんみたいな関係ですよ~」

星梨花「とっても仲がいいってことですね!」

ひなた「そういうことだべさ」
15 : 下僕   2022/08/15 14:38:29 ID:J58JqGzamc
可憐「えっと、年齢順で、つ、次は私が発表します……!」


≪秘密の花園でのお茶会≫
大きなお家に住む、お花が好きな女の子がいました。ある時、つまらないことで両親と喧嘩して、大きな庭へと隠れます
すると女の子を呼ぶ声がします。どこかで聞いた声です。その声がする方向を見やると、なんと女の子にそっくりな子が手招きしているのでした
女の子はその子に誘われるままに秘密の花園へと入ります その影のない子は女の子を花の精が開いているお茶会へと連れていきました
訳がわからぬまま席につく女の子 白くて美しい花の精が女の子に優しく声をかけます そうして女の子と影のない子、白い花の精の3人のお茶会が始まりました
影のない子は外の世界を知らないのか、女の子に外の世界のことを話してとせがみます 女の子は自分の知っている世界のことを楽しげに話します
そこに今度は黒い花の精がやって来て、外の世界は美しいだけではないだろうと言うのです たしかにそうだと女の子は思います
女の子は両親と喧嘩したことを話します ほら見ろと言う黒い花の精 白い花の精はそれならここに住んだらどうだろうと提案します
秘密の花園は平和で、つらいことなんて何一つなく、ずっと楽しいお茶会を続けていられるのだと 悩む女の子に2人の花の精はそれがいいそれがいいと口々に言います
しかし影のない子が、女の子に本当にここに残るつもりなのかと問いかけます きっと両親は心配するだろうと
最終的に女の子が元の世界に帰りたいと言うと花の精たちは2人揃ってそれはいけないと女の子を引きとめようと襲いかかってきます
影のない子が女の子の手を引き、秘密の花園から逃げ出します 出る直前、影のない子に女の子が一緒に戻ろうと言いますが、影のない子は力なく首を横に振り、秘密の花園へと帰っていくのでした
16 : ボス   2022/08/15 14:38:43 ID:J58JqGzamc
星梨花「影のない子の正体って……?」

可憐「えっとね、そこはまだ考えていないの」

ひなた「はっきりとさせないほうがいいこともあるからねぇ」

美也「いろんな解釈ができそうな話ですな~」

星梨花「白い花の精さんも味方ってわけではないんですね」

可憐「う、うん。敵でもないとは思うんだけど……人は人、妖精は妖精だから」
17 : Pくん   2022/08/15 14:38:59 ID:J58JqGzamc
美也「それでは最後は私ですね~。こういうのはどうでしょう~」

≪達人のお茶会≫
時は未理音歴765年、4人の達人がお茶会を開くことになった
4人はそれぞれの技をお茶会の場で披露して盛り上げる
その後、試しにと1つの技について他の3人もやってみようということになる
すると、なんということか!それぞれの達人よりもうまくできる者が1人現れるのだった
結果として、4人の達人はそれぞれ別の技のほうがより上手にできる達人だったのが判明する
それならば、と4人はそれぞれに一番合う立場と入れ替わるのがいいだろうと話になった
そうして小首を傾げながらも新しい道を行くこととなり、解散する4人。
後日、もう一度お茶会を開く4人であったが 誰からともなく元の立場に戻りたいと言い出す
4人は技を披露することはできても、弟子たちに教えることはまったくもって不得手であったのだ
かくして4人の達人は自分よりも上手に技を扱える人間を知りながらも、達人として元の鞘に収まって生きていくのだった
18 : ごしゅPさま   2022/08/15 14:39:11 ID:J58JqGzamc
可憐「わ、私たち3人はかなり趣が異なりますね……」

ひなた「どことなく美也さんらしいねぇ」

美也「お~、ありがとうございます~」

星梨花「それで4人の達人の技ってなんなんですか?」

美也「む~ん……あれこれ案があるにはあるのですが、決まっていないんです~」

ひなた「これでいくならそこをちゃんと決めないとだねぇ」

可憐「ひ、ひとまずこれで出揃いましたね」
19 : ごしゅPさま   2022/08/15 14:39:23 ID:J58JqGzamc
美也「さて――――ここからどうしていきましょう~」

ひなた「こうも全然違う筋書きだと、いたずらに混ぜられはしないねぇ」

星梨花「だとしたら、やっぱり多数決でしょうか」

可憐「3人のはどれも素敵なお話だし……」

美也「もちろん可憐ちゃんの案もですよ~」

ひなた「じゃあ、自分の以外でいずれか一つに投票して、決定しようかい?」

星梨花「そうですね!それがいいと思います」
20 : 監督   2022/08/15 14:40:43 ID:J58JqGzamc
【安価】

a.星梨花の案 天使たちのお茶会
b.ひなたの案 森の動物たちのお茶会
c.可憐の案  秘密の花園でのお茶会
d.美也の案  達人たちのお茶会

いずれか1つを選んでレスしてください
先に3票獲得したものを採用します
(ただし非同一IDに限る)

※採用した物語について、一から全部を書くつもりはありません
※どれについても百合子・雪歩・まつりによって物語の展開(結末や追加設定等々)を一部変更する予定です
※配役も未決定です 何か要望があればそれも付記してください 参考にします
※いずれも3票を獲得しないまま8/16 09:00を迎えた場合、その時点で最多かつ先取の選択肢を採用します
※ここ以外の箇所でも安価は出す予定
※続きはまだ1文字も書いていないです どれが選ばれてもこのSSを今月以内に完成させる予定

ご協力お願いします
21 : do変態   2022/08/15 14:55:22 ID:tt5lNmL7xs
いつもの方か
今回もよろしく

dの美也の案で
22 : Pチャン   2022/08/15 15:51:31 ID:hTw1lX8oG.
ひなただクマー
23 : 変態インザカントリー   2022/08/15 19:49:12 ID:0xL3d5ZI96
aで
24 : プロデューサーくん   2022/08/15 20:13:50 ID:UUOdSfc7SE
dに一票
25 : おやぶん   2022/08/15 23:16:15 ID:0BByqNfFM.
b.ひなたの案 森の動物たちのお茶会
26 : 貴殿   2022/08/16 09:13:00 ID:Xcd2L9vKEk
スレ主ですが午前中は一切書けそうにないので、締切を12時までに延長します(2票入っているのが2つあるし)

現状維持であれば、規定どおりに先取優先ということで美也の案でいきますね
27 : ハニー   2022/08/16 09:15:40 ID:5on.fvCFgQ
a
28 : 高木の所の飼い犬君   2022/08/16 13:53:02 ID:Xcd2L9vKEk
レスありがとうございます!
美也の案を採用する展開で進行します
29 : プロデューサーさん   2022/08/16 13:53:10 ID:Xcd2L9vKEk
可憐「というわけで、美也さんの案で進めていきましょう……!」

美也「お~、ありがとうございます~」

可憐「も、持ち寄った案の中では唯一、登場人物の立場が全員別々なんですよね」

ひなた「そうだねぇ。4人それぞれが何か技を極めた達人だもんねぇ」

星梨花「でも上には上がいた……ってところで終わらないのが、この物語の面白さだと思います」

可憐「うん。な、何の達人として設定するのかをよく考えないとね」

ひなた「朗読劇の中で、すごさがわかるのがいいと思うべさ」

美也「ふむふむ、なるほど~」
30 : ご主人様   2022/08/16 13:53:22 ID:Xcd2L9vKEk
可憐「さっき(>>18)美也さんは、何の達人かに関しては、す、既に候補があるって言っていましたよね……?」

美也「はい~。Fleurangesの劇であるからには私たちにちなんだものがいいですよね~」

星梨花「あ、それなら可憐さんたち3人はすぐに思いつきますね!」

ひなた「そうなのかい、星梨花ちゃん」

可憐「?? き、聞かせてくれる?」

星梨花「はい♪ まず美也さんは将棋がすごい強いです!」

ひなた「噂が本当なら、劇場の中では敵なしだよぉ」
31 : せんせぇ   2022/08/16 13:53:33 ID:Xcd2L9vKEk
星梨花「それから、可憐さんは匂いだけでいろんなことがわかります!」

美也「目隠しされても亜美ちゃんと真美ちゃんを嗅ぎ分けられるそうですな~」

星梨花「ジュニオール並みの嗅覚です!」

可憐「い、犬には及ばないと思うよ……?」

星梨花「そしてひなたさんはお花やお野菜を育てるのが得意ですっ!」

ひなた「ありゃ~、そうきたかい。なんだか照れるねぇ」
32 : あなた様   2022/08/16 13:53:46 ID:Xcd2L9vKEk
可憐「そ、それじゃあ星梨花ちゃんはヴァイオリンなんてどうかな……?」

星梨花「え?いいんでしょうか、わたしはべつにプロではないのに達人だなんて」

美也「それを言うなら私もアマチュアですよ~」

ひなた「あたしだって好きでやっているってだけだよぉ」

可憐「えっと、わ、私もジュニオールくんには敵わないし……。あっ、星梨花ちゃんだったら他にもアジリティのハンドラーって―――」

星梨花「うーん……。あの、もともと美也さんはどんなふうに考えていたんですか?」

美也「そうですね~。私はひなたぼっこの達人でいこうかなと~、むんっ」

可憐「ひなたぼっこ? そういえばFleurangesが結成するときにそんな話をしていたような(※イベントコミュ参照)」
33 : 変態大人   2022/08/16 13:53:59 ID:Xcd2L9vKEk
ひなた「面白いアイデアだねぇ。それだったら、名前にあやかってあたしが真のひなたぼっこの達人ってのはダメかい?」

美也「なんと~、うまいこと言いますな~」

可憐「きゅ、急に物語がゆるい雰囲気になりましたね」

星梨花「美也さん、わたしは何の達人を演じたらいいと思いますか?」

美也「そうですな~。では、箱入りの達人というのはどうですか~」

可憐「え?は、箱入りって、箱入り娘ってことですか? 星梨花ちゃんの苗字からもじっただけなのでは……」

美也「はい~。大きな箱でも小さな箱でも、するりと入ることができるんです~」

可憐(想像していた箱入り娘とちがう……!?)

星梨花「すごいです!体の大きさを考えると……ひなたさんが最初は達人を名乗っていてもらえますか?」

ひなた「軟体の曲芸師ってことかい?難しい役だわあ。海美さんにでも身体の動かし方を教わらないとだねぇ。がんばってみるよお」

可憐「あ、あくまで朗読劇だから、心配ないと思うよ」
34 : お兄ちゃん   2022/08/16 13:54:20 ID:Xcd2L9vKEk
星梨花「前にお仕事で丸い箱に入ったこともあるんです。わたし自身がプレゼントになったみたいでした」

ひなた「限定SSR『With My Heart 箱崎星梨花』だべさ」

美也「なんと~。好評発売中のプラチナセレクションチケットで取得できるんですね~」

可憐「と、唐突な宣伝……!?」

美也「可憐ちゃんはこれまでの演技経験を生かして剣術の達人なんてどうでしょう~」

可憐「へ? そ、そんな剣術なんて扱う登場人物を演じた覚えないですよ……?」

ひなた「スポ食のときは包丁、この前のスペードの公演ではナイフをもっていたよぉ」

可憐「後者はともかく、前者はただの料理だよ……?!」
35 : 変態大人   2022/08/16 13:54:32 ID:Xcd2L9vKEk
美也「達人と聞いて武道をイメージする人も多いでしょうから、1人はそういうジャンルなのがいいと思うんです~」

星梨花「でも、美也さん。可憐さんはウサギさんの警察官になったとき銃をバンバン撃っていましたよ?」

美也「む~ん……。言われてみたらそうですな~、失念していました~」

可憐「え?武力路線にはもう決まったの……?」

ひなた「ちょいと待つべさ」

可憐「ひなたちゃん……!」
36 : あなた様   2022/08/16 13:54:41 ID:Xcd2L9vKEk
ひなた「可憐さんは限定SSR『フォーチュンガール 篠宮可憐』の覚醒前で、死神衣装を着ているんだけどねぇ、大きな鎌を持っているんだわぁ。これも刃物べさ」

星梨花「あっ。そうでした。わたしたったら、えへへ」

可憐「納得しちゃうの!?」

ひなた「ちなみにこのカードも限定セレチケで選べるんだよぉ」

星梨花「わぁ!衣装は、覚醒後の女教皇なんですね。きらびやかです!」

美也「神々しくて、存在感がいつも以上にありますな~」

ひなた「マスターランク5が実装済みかつ、既にSHS適用可能なんだべさ」

可憐「こ、この宣伝、今必要ですか……?」
37 : 箱デューサー   2022/08/16 13:54:53 ID:Xcd2L9vKEk
美也「では、ここまでを一旦まとめてみましょう~」

Fleuranges ファンイベント朗読劇
『達人のお茶会』配役

美也(ひなたぼっこの達人→剣術の達人)

可憐(剣術の達人→?)

ひなた(箱入りの達人→ひなたぼっこの達人)

星梨花(?→箱入りの達人)


可憐(美也さん、しれっと剣術の真の達人になっている……)

ひなた「あと決めるのは、星梨花ちゃんがもともとは何の達人を名乗っているかだねぇ」

美也「それがそのまま可憐ちゃんが試しにやってみて、真の達人と認められる技になりますな~」

ひなた「何がいいかねぇ」

星梨花「ひなたぼっこ、箱入り、剣術と並んでいますから、何でもいいですね♪」

可憐「前向き……!」
38 : Pちゃん   2022/08/16 13:55:11 ID:Xcd2L9vKEk
【安価】

朗読劇中、星梨花が達人として極めている技(=可憐が真に極めている技)とは?

→8/16中についたレスから1つを採用します 健全なのでお願いしますね


それはそれとして、自分で書いているのに真を「まこと」とついつい読んじゃうやつ
真ですよ!真!
39 : P君   2022/08/16 15:54:33 ID:uIPiJ0JEBM
茶(茶道)の達人
40 : Pーさん   2022/08/17 08:40:26 ID:BB7v0pNJsM
あげ
41 : おにいちゃん   2022/08/17 10:24:31 ID:H1v1TP3a3M
トリマー
可憐はあの髪型だし応用で極めれるはず
42 : Pさん   2022/08/17 20:10:03 ID:R/ZysuF43Q
レスありがとうございます!
トリマーも面白そうだとは思いましたが、時間内にレスされた茶の達人でいきます
43 : プロデューサーさま   2022/08/17 20:10:14 ID:R/ZysuF43Q
ひなた「星梨花ちゃんと可憐さんは、どっちも紅茶が好きだよねぇ」

可憐「う、うん。星梨花ちゃんや雪歩ちゃんとは紅茶に限らずおすすめのお茶があれば、教え合っているかな」

星梨花「それこそお茶会を劇場で開くこともありますよね。時間されあれば、わたしのお家に招待したいぐらいです」

美也「むむむ、ピーンときましたよ~」

ひなた「どうしたんだい、美也さん」

美也「物語の舞台はお茶会。それなら、達人の中にお茶会の達人がいるのはどうでしょう~」

可憐「……お、お茶会の達人が他の3人を客として招いた……っていう導入であれば自然ですね」

ひなた「茶の達人かぁ。星梨花ちゃんにも可憐さんにもぴったりだねぇ」

星梨花「わたしがみなさんをおもてなしするってことですね!」

美也「はい~。配役も決まりましたし、一度あらすじを更新してみましょう~」
44 : 魔法使いさん   2022/08/17 20:10:50 ID:R/ZysuF43Q
≪達人のお茶会≫ 
箱崎のお嬢様といえば、未理音町で知らぬ者はいない、茶の達人である。
これまでに数多くの茶会を開き、すべての客人を満足させてきた。そんなお嬢様を敬い慕う従者や門下生は日に日に増えていくばかりである。
あるとき、お嬢様は1人の客人から自分とは別の技と道を極めた達人の話を聞く。その客人が言うには、奇遇なことに近々その3人が未理音町を訪れるのだそうだ。
達人たちの技を見聞きしたいと思ったお嬢様はさっそく人を遣ってそれぞれの達人に茶会の招待状を送り届けた。
そうして来たる茶会当日。お嬢様の期待通りに、3人の達人は姿を現して、ここに4人の達人による茶会がはじまった。
伝説の活人剣である篠宮御剣流の継承者にして、百万の鬼を斬ってきたと言われる剣術の達人・篠宮。
「ふわりずむ」なる摩訶不思議な癒しの術を巧みに操り、人々に幸福を与えるひなたぼっこの達人・宮尾。
生まれは北の大地、森の精霊たちから幻の技を伝授されたと謳われる、稀代の天才曲芸師・木下。

お嬢様は彼女たちを接待しながら、それぞれの技を披露してもらい、茶会の席は今までない盛り上がりをみせた。
茶会が終わりに差し掛かったとき、茶の門下生の1人がある提案をする。
あなた方のような稀有な達人が当世にて巡り合えたるは真に数奇な縁、ならばこそ今ここで互いの技を手ほどきしてみせるのはいかがでしょうか、と。
お嬢様のもてなしに感動していた達人たちは二つ返事で了承する。
45 : そこの人   2022/08/17 20:10:59 ID:R/ZysuF43Q
すると、なんということか!達人を凌駕する技、まさしく超絶技巧を披露する者が現れるのだった!
ひなたぼっこの達人であるはずの宮尾の剣は箱崎家に長らく潜んでいた魔を忽ちに斬り払い、
曲芸・箱入りの達人であるはずの木下のひなたぼっこは残忍で冷酷な老婆の心をも温め、
剣術の達人であるはずの篠宮は茶の真髄をすらすらと語り、お嬢様をひどく驚かせ、
そのお嬢様は木下が入った箱よりもずっと小さな箱に自由自在に出入りしてみせたのだった。

4人の達人たちは、これではもはや達人とは言えまいとし、己が最も極めることの叶う立場を各々が得るべきだと話す。
かくして4人の達人たちは茶会を通じて、真なる達人となるがために立場を入れ替わったのだが……?
(後略)
46 : 魔法使いさん   2022/08/17 20:11:15 ID:R/ZysuF43Q
美也「こんな流れでしょうか~、むんっ」

可憐「た、達人たちが一同に会して、そこで真の才能が発覚する……起承転結でいうと転に差し掛かる部分までかな」

ひなた「立場を取り替えっこしたはいいけど、うまくいかないってのが転だもんねぇ」

星梨花「あっ、もうこんな時間。さっき美咲さんに確認したんですけど、そろそろ百合子さんが来るはずなんです」

可憐「昨夜のうちに連絡したら、雪歩ちゃんもレッスン前に、よ、様子を見に来てくれるって……」

美也「まつりちゃんも大学での講義が終わりしだい顔を出すと言っていました~」

ひなた「それじゃあ一旦、ここまでを3人に見てもらおうかい?」

可憐「そうだね。だ、台本の作りに協力してもらうのだったら早い段階からのほうがいいよね……」

星梨花「もしかしたら、違った結末も提案してくれるかもしれません」

美也「それではエントランスに移動して、夏らしくスイカ割りでもして雪歩さんたちを待ちましょう~」

可憐「ふ、普通に待ちましょう……!」
47 : プロヴァンスの風   2022/08/17 20:16:44 ID:R/ZysuF43Q
短いですが今日の更新はここまで

今後の流れとしては
百合子・雪歩・まつりからアドバイスをもらう
→どのアドバイスを採用するか(=どんな形で台本に反映するか)を安価で決定

その後、琴葉・志保(に加えて演技派の誰かもう1人 まつりもありかな)に演技部分でのアドバイスを受け、ここも安価を出して……
って展開にしようと今のところは予定しています
朗読劇の上演(=ファンイベントの開催)というのがこのSSのエンディングだと考えていますが、あくまで予定です

何卒最後までお付き合いお願いします!
48 : 兄(C)   2022/08/17 20:29:39 ID:AaxFkhJrcI
おつ
なかなか面白くなりそうね!
演技指導役を追加するなら桃子かな
49 : そこの人   2022/08/18 12:06:46 ID:P4sAcFB1Pw
再開します 安価あります

>>48
あー、いいですね 3人目は桃子でいきますわ
50 : 我が友   2022/08/18 12:06:58 ID:P4sAcFB1Pw
まつり「はいほー!みんな、おはようなのです!」

雪歩「おはようございますぅ」

百合子「おはようございます。今日はよろしくお願いしますね」

可憐「こ、こちらこそお願いします」

美也「会議室を借りましたので、そちらに移動しましょう~」

星梨花「冷蔵庫に冷たい飲み物を用意していますから、とってきますね」

ひなた「あたしも手伝うよぉ」

まつり「おいしいお菓子も持ってきたのです!」

雪歩「ふふっ、まるでお茶会だね」

百合子「星梨花ちゃんたちFleurangesらしいといえばらしいかな」

可憐「う、うん。実は朗読劇のほうも……って、これは会議室にいってからかな」
51 : Pちゃま   2022/08/18 12:07:15 ID:P4sAcFB1Pw
- 会議室 -

まつり「ほー……ほー……」

星梨花「? フクロウさんですか?」

美也「夜にホーホーと鳴いているのはフクロウではなくアオバズクだそうですな~」

星梨花「そうなんですか?美也さん、物知りです!」

美也「この前一緒にお仕事をした、別の事務所のアイドルの方に教えてもらったんですよ~」

まつり「星梨花ちゃん、美也ちゃん。待ってほしいのです。姫は感心していただけなのです」

百合子「意外ですよね。もっと童話みたいな物語かと、私思っていました」

雪歩「うん。可憐ちゃんたちの朗読劇って聞いてイメージしていたのとは、かけ離れていますぅ」

百合子「4人の達人が終結したお茶会。何も起こらないはずがなく……。忍び寄る脅威、隠された真実、奥義と奥義のぶつかり合い……いいですね!熱いです!」

可憐「そ、そんな話ではないような……」

美也「中らずと雖も遠からずですな~」
52 : 兄(C)   2022/08/18 12:07:31 ID:P4sAcFB1Pw
ひなた「3人には、ぜひとも台本作りに協力してほしいんだべさ」

百合子「喜んで協力するよ!実は朋花さんたちの朗読劇の話を聞いて、うずうずしていたんです!」

まつり「ほ?そうなのです?」

百合子「ええ!もちろん私自身もヴァンパイアだったり騎士だったりを演じてみたい気持ちもありますけれど、そういったお話を自分で作って劇場のみなさんに演じてもらえたら、なんてことを毎日のように妄想していたんです!」

雪歩「そ、そうなんだ」

可憐「そういう雪歩ちゃんも夜想令嬢から、イ、インスピレーションを受けて詩をいくつか作ったって……」

雪歩「可憐ちゃん!秘密にしておいてって言ったのに、うう……」

まつり「どんな内容なのです?」

雪歩「えっ?! そのぉ……えへへ」

美也「まつりちゃんも雪歩さんも台本作りに協力してくださいますか~?」

まつり「もちろんなのです。そのために来たのですよ♪」

雪歩「うん、私なんかでよければいくらでも」
53 : Pちゃん   2022/08/18 12:07:45 ID:P4sAcFB1Pw
39分後

百合子「――――というふうに、私は台本を書いていこうかなって思うんです」

ひなた「思ったより、何もかもがきちっと決められているわけではないんだねぇ」

百合子「うん。Fleurangesらしさがある朗読劇にするのが大前提だと思うんだ」

雪歩「ファンイベントだもんね。和やかで癒される空間、そこに秘密というエッセンス……それがFleurangesですぅ」

まつり「柔軟性のある台本になりそうなのです。いわゆるライブ感を大事にする方針なのです」

可憐「大筋に沿いつつ、アドリブ多めってことかな……そ、それはそれで難しそう」

美也「可憐ちゃん、大丈夫ですよ~。朗読劇ですからみんながずっと傍にいるのでフォローし合えばいいんです~」

ひなた「心強いんだわぁ」
54 : Pさぁん   2022/08/18 12:07:58 ID:P4sAcFB1Pw
百合子「ところで、朗読劇なのはわかるんですけど、大きな動きが欲しいシーンもありますよね」

雪歩「というと?」

百合子「ほら、可憐さんとひなたちゃんの技って、剣術と曲芸じゃないですか」

美也「それがそのまま後半部分で私と星梨花ちゃんの技にもなりますね~」

まつり「いっそ、その場で挑戦してみるのはどうなのです?」

星梨花「その場で何かを斬ったり、箱に入るってことですか?」

雪歩「アイドルのイベントでする朗読劇としてはありかも?」

可憐「だ、だったら、雪歩ちゃんがお家から鍔のない脇差しを持ってきて……」

雪歩「ないよ!?うちは健全な建設会社だよ!!」

ひなた「任侠だねぇ」
55 : Pちゃま   2022/08/18 12:08:09 ID:P4sAcFB1Pw
美也「それでは、私もその場でファンのみなさんと一緒にひなたぼっこをしたいです~」

雪歩「それは屋外ステージじゃないと無理なんじゃ、というより屋外でも難しいような」

百合子「うーん……達人の技が中心の物語だから、それを実際にお見せするパフォーマンスあったらって思ったんですけど」

まつり「それ自体は悪くないアイデアだと思うのです」

ひなた「ただ、簡単ではないべさ。朗読劇だからねぇ」

可憐「妥協案として、え、演出上の効果音を流すのはどうですか」

星梨花「普通の舞台みたいに、ってことですか?」

可憐「うん。ス、スタッフさんとの打ち合わせは増えるだろうけれど」
56 : ご主人様   2022/08/18 12:08:23 ID:P4sAcFB1Pw
美也「なるほど~。剣術だったら、しゃきーんっみたいな音をバックに流すんですね~」

百合子「ああっ!それですよ!美也さん!」

まつり「百合子ちゃんの目がキラキラしているのです。わんだほーな案が思い浮かんだのです?」

百合子「事前に効果音をみなさんで作って録音しておくんですよ!」

雪歩「効果音を作る?」

ひなた「さっきの美也さんが言ったみたいにかい?」

百合子「そう!堅苦しい雰囲気から一転、柔和なムードを作り出せると思うんです」

可憐「ええと……他にもお茶を淹れるシーンなら、こぽこぽこぽ~、ってことですか」

雪歩「ひなたぼっこのシーンなら、ぽわぽわぽわ~?」

まつり「オノマトペもみんなで演じるのです?Fleurangesの4人だと、とってもきゅーとになりそうなのです♪」
57 : Pさん   2022/08/18 12:08:35 ID:P4sAcFB1Pw
美也「なんと~、台本作りのつもりが演出案が出てくるとは~」

可憐「だ、台本を作っていけば自然と、ここでこういうオノマトペがあるといいね、ってなりそうですね……!」

星梨花「そうですね!最初のまつりさんのアオバズクの物真似もこのためだったんですね!」

まつり「ほ?……ほ?買いかぶりが過ぎるのです。姫は姫なのです」

雪歩「コメディ色を出すなら、あえてはずすのもありかもですぅ」

ひなた「はずす?」

雪歩「シリアスな場面でね、気の抜けた効果音が流れたら、思わずぷっと笑えそうかなって」

百合子「観客側の先入観を裏切る、予想外の言動を起こす。お笑いの基本の1つですね。まぁ、奈緒さんの受け売りですけど」
58 : プロデューサー君   2022/08/18 12:08:50 ID:P4sAcFB1Pw
まつり「物語の後半部分は、それぞれの達人が技を試みるのですよね?」

星梨花「はい。そこで真の達人が登場しちゃうんです!」

まつり「逆に言えば挑戦する3人のうち2人は、からっきしでもいいわけなのです」

百合子「あっ……!わかりましたよ、まつりさん。たとえば挑戦する達人の1人がものすごい意気込む」

まつり「よしっ、やるぞー、達人の技を超えてみせるぞーって気迫を出すのです」

百合子「そこで敢えて間抜けな効果音と共に大失敗!」

雪歩「迫真の演技と、それとは似つかない効果音とのギャップで笑いを起こすんだね」

可憐「そ、それだけじゃありません。そういう失敗続きのお笑いシーンだと思わせておいて、大成功する人が現れる……」

ひなた「単に成功するよりも、おおっ!ってなりそうだわぁ。ギャップが利いているってやつかねぇ」
59 : ダーリン   2022/08/18 12:09:04 ID:P4sAcFB1Pw
美也「肉声を使っての効果音作り、面白そうですな~。その案、採用させてください~」

百合子「本当ですか! ありがとうございます! えへへ」

まつり「むっ。百合子ちゃんに負けていられないのです。ね?雪歩ちゃん。ね?」

雪歩「へ?」

まつり「まつりたちも何かわんだほー!な意見をどんどん出していきましょー!」

雪歩「は、はいっ!」

星梨花「わたしたちも頭をひねってみます!ひなたさん、協力お願いします!」

ひなた「わぁー、目がまわるよぉ」

可憐「せ、星梨花ちゃん、せめて回すのは自分の頭にしよう……?」

美也「お~、ぐるんぐるんぐるんですな~」

雪歩「頭をひねるってそういう意味じゃないよ!?」
60 : 我が下僕   2022/08/18 12:09:25 ID:P4sAcFB1Pw
その後、話し合いを続けて台本作りに関して、
まつり・雪歩・可憐・ひなたから新たに意見が出た。

a.まつりの案 
>>44のあらすじを読むに、お茶会の達人が他3人と比べてパッとしない気がするのです。
だから、思い切って星梨花ちゃんをお姫様にするのです♪
後半部分で立場を入れ替える可憐ちゃんは、(観客と可憐本人視点だと)すぐにばれるだろうと思いきや、なんと全然ばれないのです
そこがまた面白いのです! 些細な理由で正体が見破られて追い出されしまう展開もありかもなのです。ね?

b.雪歩の案
ロマンチックな要素があってもいいと思うんですぅ。
>>45のあらすじの順番を少し入れ替えてみるんです。まずひなたちゃんが、真のひなたぼっこで気難しいおばあさんの凍てついた心を溶かしますぅ。
そしてそのおばあさんは箱崎家に潜む魔に人知れず恋慕していたのを告白するんですぅ!それを秘密にするために周囲には冷たい態度をとっていたんですね。
けれど、ひなたちゃんのひなたぼっこによって、ついに魔をお別れする決意をするんです。このままだと箱崎家に災いをもたらすからって。
そうして美也ちゃんの真の剣術によって祓われる魔と、永久の別れに涙するおばあさん。コメディの中にも悲恋ありですぅ!
61 : プロデューサーはん   2022/08/18 12:09:35 ID:P4sAcFB1Pw
c.可憐の案
こ、この前の歩さんたちと共演したお話を思い出したんですけど…………達人たちに嘘があったってのはどうでしょう。
嘘と言うよりも、お、お客さんから伝え聞いた話に尾鰭どころか翼がついていた、みたいな。
茶会の達人は集めた達人たちが披露した技が達人芸と言うには及ばないと心の中で思うんです。
だってほら、私の役、百万の鬼を斬ってきたなんて……!
ええと、つまり物語の展開として「集めた達人が実は大したことなかった」ってまずは(観客に)思わせるんです。
そうすることで後の展開である「それぞれが真の達人だった!?」というのが、き、際立ちませんか?


d.ひなたの案
結末をねぇ、ちょっぴり変えたいんだわぁ。>>17のあらすじでもいいんだけどねぇ。
そこはやっぱりそれぞれの達人が真の達人の技を超える技ってのをね、身につけるのがいいと思うんだべさ。
立場を入れ替えてみて、新たな世界を知り、未知なる経験を通じて、技をひらめくってのがいいと思うんだわぁ。
たとえば曲芸師・木下はひなたぼっこを通じて、太陽と一体になるような大技を編み出すんだよぉ。
達人たちが自分を超える達人に出会ってなお、さらに高みを目指す物語にするってのがいいねぇ。
62 : おやぶん   2022/08/18 12:13:46 ID:P4sAcFB1Pw
【安価】
>>60>>61のa~dのうち、いずれか1つを選んでレスお願いします

8/19 11:59:59までに(非同一IDで)2票獲得した選択肢をすべて採用します
いずれも2票未満だった場合は先取優先で最大2つ
レスが0の場合、ファンイベント中止

※どれが採用されても、前述したとおり朗読劇すべてを事細かに書くつもりは微塵もないです


ご協力お願いします!
63 : Pさぁん   2022/08/18 13:05:15 ID:Wl4szcz/7.
ゆきぽで
64 : 箱デューサー   2022/08/18 15:00:25 ID:2uI0zvM2W.
まつり
65 : Pしゃん   2022/08/19 10:34:58 ID:5ta3zwGMcU
d.ひなたの案
66 : do変態   2022/08/19 20:27:20 ID:jAAvuekwMI
レスありがとうございます
雪歩とまつりの案を採用でいきます
その場の勢いで書くと時間ばかりかかりますわー
67 : プロデューサー殿   2022/08/19 20:27:33 ID:jAAvuekwMI
星梨花「わぁ!わたしがお姫様役でいいんですか?」

可憐「わ、私も演じることになるんですよね」

まつり「そうなのです。星梨花ちゃんは終始お姫様らしく演じて、入れ替わった後の可憐ちゃんはその口調や身振りを真似るのです」

雪歩「でも完璧に再現しちゃったらダメだよね。口調だけ真似ていて内容はちぐはぐだとか。で、周囲の従者はそれに全然気づかない」

ひなた「その頓珍漢ぶりに、見ている人が笑うってことだねぇ」

美也「そして結局は些細なことで正体がばれてしまうんですね~」

百合子「いいですね。たとえば?」

雪歩「本当の星梨花様だったら、バスタオル姿で腹筋するはずだ、みたいな?」

可憐「雪歩ちゃん……。通報しますね」

雪歩「やめて!冗談ですぅ!!」
68 : Pサマ   2022/08/19 20:27:47 ID:jAAvuekwMI
美也「そんな雪歩さんからの案は、ロマンチックな要素を取り入れるというものですな~」

雪歩「う、うん」

ひなた「これは思いもよらなかったよぉ」

まつり「日々のポエムが役立ったのです?」

可憐「台詞回しにも、た、多少そういった表現があってもいいかもですね」

雪歩「えっとね、べつに色恋沙汰をどうしても絡めたい!って意見じゃないの」

美也「と言いますと?」

雪歩「達人たちが他の達人芸に挑戦する場面同士に、繋がりを持たせたかったんですぅ」

まつり「ふむふむ。たしかに『達人たちが次々に技に挑戦していき真の達人が判明する』という場面はそのままやると単調になりそうなのです」
69 : プロデューサーさま   2022/08/19 20:28:04 ID:jAAvuekwMI
雪歩「はい。効果音での演出があっても、展開としての起伏に欠けるなぁって」

星梨花「ええと、ようするに……ロマンチックよりもむしろドラマチックにするための案なんでしょうか」

百合子「物語の構造が複雑になるのは避けられないから、状況をどれだけ簡潔かつ自然に説明できるかがポイントになりますね」

まつり「少なくとも、達人役がかすんでしまうぐらいにおばあさんを熱演するなんて必要はないのです」

ひなた「なるほどねぇ」

可憐「の、残りの曲芸と茶会の達人芸に他の達人たちが挑戦する場面も、ど、独立させずに全体としての繋がりがあるといいですね」

百合子「ええ。たとえばおばあさんと魔に関わる一連の物語を裏で展開させるっていうのは面白い試みかなって」

雪歩「そうなってくるとますます台本作りは大変そうだけれど……」

百合子「なんとかやってみます!」

雪歩「う、うん。私もできるかぎり協力するね」
70 : ボス   2022/08/19 20:28:13 ID:jAAvuekwMI
美也「とはいえ私たちFleurangesが朗読劇に挑戦するのがこのSSの本筋ですから~、肩の力を抜いてくださいね~、むふふ♪」

可憐「身も蓋もない…!」
71 : あなた様   2022/08/19 20:28:30 ID:jAAvuekwMI
Princessトリオにアドバイスをもらった1週間後
朗読劇のための台本&オリジナル効果音が完成した!
レッスンやお仕事の合間を縫って時間を作りFleurangesの面々は稽古に励んでいたが……?



可憐「4人で集まれたのは、ひ、久々だったから不安もあったけれど……息があっているね♪」

星梨花「はい!この調子なら本番ではもっとうまくできそうです」

ひなた「あたしもそう思うんだわぁ。ただ……」

美也「おや~?ひなたちゃん、何か心配事があるんですか~?」

ひなた「あのねぇ、まだまだ引き込める気がするんだべさ」

星梨花「引き込む?」

ひなた「うん。千鶴お嬢さんたちの朗読劇ほどとはいかなくても、このお茶会にねぇ、ファンの人たちをぐっと引き込めないかなぁって」

可憐「お茶会にファンの人たちを……え、演出面でまだできることはありそうかな」

美也「たとえば本当にお茶をしながら演じてみますか~?」
72 : Pちゃま   2022/08/19 20:28:39 ID:jAAvuekwMI
可憐「た、達人芸を披露する&挑戦するシーンがある以上、難しいかと……」

美也「む~ん……演技面にまだ創意工夫ができる余地があるかもしれませんな~」

星梨花「では、ここは予定どおりあの人たちに協力を依頼しましょう!」

可憐「う、うん。実はもう連絡はとっていて、この後、合流予定なんだ」

ひなた「たしか琴葉さんに、志保ちゃん、それに桃子センパイだっけねぇ。ありがたいよぉ」

美也「演技と言えばまつりちゃんも上手ですが~、生憎お仕事が忙しいんですな~」
73 : プロちゃん   2022/08/19 20:28:50 ID:jAAvuekwMI
- レッスンルーム -


美也「――――ご清聴ありがとうございました~」

ひなた「4人での練習と違って、琴葉さんたちの前だとちょっぴり緊張しちゃったべさ」

星梨花「はい、台本が手元にあるから台詞が頭から飛んでもなんとかなりましたけど……」

可憐「うう……そ、それよりも美也さんのアドリブについていくのが、た、大変でした」

美也「それでは琴葉ちゃん、志保ちゃん、桃子ちゃん。講評をお願いします~」
74 : 兄(C)   2022/08/19 20:28:59 ID:jAAvuekwMI
琴葉「講評っていうのとはまた別だけど。ん、ん。えっと、ふたりとも。私からでいいかな?」

志保「琴葉さんの後だと何か言いにくい気もしますが……」

琴葉「え?」

志保「うちの事務所だと演劇関係は一番頼りになりますから。そうよね、桃子」

桃子「うん。出演した舞台はもちろん、劇の勉強や稽古する姿を見てもね。あっ、芸歴としては桃子のほうが先輩だけど!」

琴葉「あ、ありがとう、ふたりとも」

志保「まぁでも、そういう人からのアドバイスを真っ先にもらったほうが4人にとっていいですよね。それじゃ琴葉さん、お願いします」

琴葉「うん。そうだなぁ、まずは意識の共有からかな」
75 : ダーリン   2022/08/19 20:29:10 ID:jAAvuekwMI
星梨花「いしきのきょうゆう?」

美也「むむっ、何やら難しそうですな~」

琴葉「簡単とは言わないけれど、そんな大した話でもなくて。確認かな」

ひなた「確認?」

琴葉「そう。朗読劇において、特に大切なこと。声に表情をつける意識」

可憐「声に……ひょ、表情をつける?」

琴葉「うん。月並みな表現ではあるんだけど。可憐さんたち自身がやってみてわかったとおり、朗読劇って声が頼りでしょう?」

美也「そうですね~。凝った衣装も、大がかりな舞台セットもないですし~」

琴葉「どちらも用意しようとすればできるけど、朗読劇という体裁をとるからには声が命」

星梨花「ごくり……」
76 : Pサン   2022/08/19 20:29:24 ID:jAAvuekwMI
琴葉「そういう意味では、4人ともまだ甘いかなって思う。声にまだ表情がはっきりとついていない、そう感じたわ」

可憐「ど、どうしたら声に表情がつけられるんでしょう……?」

琴葉「たとえば――――逆説的になるんだけれど、今の4人はマイクへの意識が足りていないのが1つにあるわ」

星梨花「え?でも、その役を演じよう、役に入り込もうって思ったらマイクよりも……」

琴葉「うん。だから逆なの。いい?朗読劇は声を十全に届かせ、聞いている側の想像力を掻きたてないといけない」

ひなた「そうだねぇ」

琴葉「だとしたら、顔の表情や身振り手振りで表現しようとする以上に、マイクを通してその役を伝えるってことを意識するべきなの」
77 : Pサン   2022/08/19 20:29:35 ID:jAAvuekwMI

美也「そう言われてみると、普通の舞台の感覚が先行していた気がしますな~」

可憐「は、はい。思い返してみれば、今は琴葉さんたちに見せなきゃと思って4人とも3人に向かって演じましたけど……」

ひなた「それ以前の稽古はけっこう4人で向き合ったり、立ち位置が自由だったりしていたねぇ」

星梨花「朗読劇ならではの魅力を引き出せていなかった、ということでしょうか」

琴葉「ひなたちゃん、星梨花ちゃん。そんなふうにがっかりしないで。『声で表情をつくる、そのためにマイクをもっと意識する、聞いてくれるファンの人たちに声で世界を思い描いてもらおう』―――そんな意識を共有してみたらいいんじゃないかな」

志保(そう話す琴葉さんの声はまさに、ひなたたちを優しく包み込みながらも、しっかりと鼓舞するふうだった。……すごい)

琴葉「さて、と。あと細かい部分で何点か、私が気づいたことを言うね。大丈夫、4人ならすぐにできるよ。あのね……」

桃子(そう言って琴葉さんは真剣に美也さんたち一人一人に演技指導をはじめた。自分のお仕事ではないのに、ああも本気で熱くなれる琴葉さん……素敵だなぁ)

志保・桃子(この後でアドバイスしないとなの?)
78 : 我が下僕   2022/08/19 20:29:46 ID:jAAvuekwMI
琴葉の情熱的な指導・協力のおかげで、Fleuranges全員の朗読劇に対する意識と基礎的な演技力が向上した。
志保と桃子もまた朗読劇がより良いものになれば、と稽古中に気づいた点を遠慮なく指摘する。
そうしたなかで、終盤のシーンについて意見が別れた。保留していた結末でもある。
琴葉も決めあぐねている、というより半ば見守る姿勢をとっているようだ。
Fleurangesは志保か桃子の意見のどちらを支持するか選択しなければならない。
ただし志保と桃子の双方が最終的な判断を、演じる当事者であるFleurangesに委ねており、どちらを選んでも後腐れは一切ないものとする。


該当シーンの詳細
4人の達人は立場を入れ替えてみたものの、全員がうまくいかずに元に戻るために再び茶会の席につく
達人たちは自分の身に起こったことを話し、達人というのは技のみで生きている者にあらずと結論付ける
そうして達人たちは別れ、それぞれが己が道をまた歩みだすのだが……。
茶会の主であり、多くの従者を抱えているお姫様は此度の茶会を経てどういった決意を表明してこの物語を締めくくるべきだろうか
79 : プロデューサーさん   2022/08/19 20:30:00 ID:jAAvuekwMI
a.志保
全体的にコメディ色が強めなのは間違いありません
ですから茶会の主であるお姫様は「そうだ!今度は試しに別の達人を招いてみようかしら♪」と言って嬉々として膝を打つ、そんな締めくくりがいいと思うんです
茶のお姫様にとって今回の経験は必ずしも失敗ではないはずです 
上には上がいるものでお茶の真髄に未だ及ばず、と自身を省みる出来事にもなったに違いありません
お姫様が神妙に、それまでとはちがうやり方で茶の道に励む展開よりは、別の達人を招いてみようなんて考える、少し間の抜けた、でも憎めないオチが私はいいかなって
絵本の中のお姫様だって笑っていたほうがいいですから

b.桃子
星梨花さんの演じるお茶のお姫様って、他の3人の達人とは違うでしょ?お茶会を舞台にするわけだけど、そのもてなす側にいる人だし 今回の話の中心と言ってもいいと思うの
前半の終わりから終盤まで、ドタバタ騒ぎって感じで物語が進行していくんだけど、だからこそ最後は落ち着いたシーンがいいよ
けど、お姫様が泡になって消えるわけにもいかないよね ねぇ、こんなのはどう? お姫様は自分がお姫様であることを思い出すの
ううん、わかってはいたんだけどお茶に夢中になっていて、目を背けてしまっていたんだと思う、自分の運命、使命から
それが今回のお茶会を通じて向き合わないとってなったの あのね、でもお茶の道を捨ててしまうのとはちがうよ?
「わたしは立派なお姫様になる。そしてあの達人たちをいつかまた招待しないとね!」って未来を決意する。桃子はそんなシーンが見たいし、聴きたいな。
80 : EL変態   2022/08/19 20:30:21 ID:jAAvuekwMI
【安価】
上記のaかb、いずれか1つを選択
(あえて要約しておりません 読んでみて雰囲気から直感で選んでください)

8/20 17:59までについたレスで多数決 同数票時、投稿秒数の和の大きい側を採用

あと、朗読劇までにもう1つぐらい何か展開(できれば安価込みのやつ)が欲しいのですが、現在思いついていません
何かアイデアがあればそちらもレスお願いします 参考にさせていただきます

何卒ご協力お願いします!
81 : der変態   2022/08/20 12:22:35 ID:fptDQeHocQ
しほ
82 : ごしゅPさま   2022/08/20 20:56:00 ID:V2twBT9fQA
レスありがとうございます!
最後まで一気に駆け抜けて締めます!
83 :   2022/08/20 20:56:13 ID:V2twBT9fQA
可憐「……というわけで、志保ちゃんが考えてくれた、け、結末で進めるね」

桃子「いいんじゃない?いかにもコメディっぽいオチで」

志保「ありがとう、桃子」

桃子「どうして志保さんが桃子に感謝するの?べつに桃子は……」

美也「はい~。志保ちゃんたちに感謝しないといけないのは私たちですね~」

ひなた「そうだよぉ。3人とも、今日は本当にありがとねぇ」

星梨花「おかげで、演じる物語への理解、それに朗読劇そのものをよく知れた気がします!」

琴葉「ふふっ、4人ともいい表情をしているわね。ねぇ、もし時間が合えば私も観にいっていいかな」
84 : プロデューサーさん   2022/08/20 20:56:30 ID:V2twBT9fQA
美也「お~、飛び入り参加ということですね~」

可憐「ええっ!? ど、どうなんでしょう。ぷ、Pさんに相談してみないと」

志保「あの、普通に観客としてってことなのでは?」

琴葉「う、うん。美也ってば……ふふっ」

桃子「桃子もスケジュールが空いていたら行こうかな。お兄ちゃんに聞いてみようっと」

ひなた「嬉しいねぇ」

星梨花「はい♪」

志保「私も行きたいですね。朗読劇以外のパートも今後の勉強にもなる気がします」

琴葉「そうね。オペラセリアのときとはファンの層は違うだろうし」

美也「ぜひいらしてください~。おもてなししますよ~」

可憐「き、緊張が増す気もするけど、来てもらった方が安心するような、うう……お、お任せします」
85 : do変態   2022/08/20 20:56:46 ID:V2twBT9fQA
そして時は流れ――――
ファンイベント当日


美也・可憐・ひなた・星梨花「ありがとうございました!!!!」


ファン「ワァアアアアアアアアア」パチパチパチパチ



可憐「う、うまくいきましたね………ぐすっ」

ひなた「やりとげたべさ……うう、可憐さんからもらい泣きするよぉ」

美也「みなさん、アンコールがまだですよ~?ここはどーんとかまえて……」

星梨花「美也さん、ライブパートではないのでアンコールはないと思いますよ?」

美也「なんと~」
86 : Pサン   2022/08/20 20:57:03 ID:V2twBT9fQA
P(ファンイベントでの朗読劇……。仮台本を読ませてもらったときは、Fleurangesの雰囲気にそぐわない気がして止めようとも思ったが……)


美也「では、会場の出入り口に行ってファンのみなさんの送り出しましょう~」

可憐「まだ握手会兼サイン会が残っていますから……!」

ひなた「スタッフのみなさんが準備してくれている間に着替えてこないとねぇ」

星梨花「達人っぽい衣装、いつの間にか美咲さんが作ってくれていたんですよね。すごいです!」

美也「おかげで臨場感を出すことができましたな~」


P(ファンたちが満足してくれたことはもちろん、美也たちにとってもまた1つ成長する機会になったみたいだから、そのままゴーをしてよかったな)
87 : Pちゃん   2022/08/20 20:57:16 ID:V2twBT9fQA
美也「イベントが終わったら皆で打ち上げを、特別なお茶会を開くんでしたよね~。これはあっていますか~?」

可憐「は、はい。楽しみですね……えへへ。って、今はそれより準備を、い、急がないと」

ひなた「朗読劇の感想も直に聞けるのが楽しみだねぇ」

星梨花「気が早いってわかりますけど、またファンイベントできたらいいですね!」


P(4人の秘密のお茶会はまだまだ始まったばかりだ。できるだけ多くの人たちをもてなしていかないとな!)


おしまい
88 : Pはん   2022/08/20 21:04:52 ID:V2twBT9fQA
協力してくださった方々、本当にありがとうございました
Fleurangesメインで普通のSS書くほうがいいだろうに、ついつい安価とってみたくなって勢いでやりました
反省点は無数にあるけど挑戦したことに後悔はないです
また何か思いついたら需要なくても書いてみますわ  
 
  
89 : プロヴァンスの風   2022/08/21 09:02:49 ID:XTkm2dW0tM
おつー
良かったよ
名前 (空白でランダム表示)
画像 ※JPEG/PNG/GIFのみ。最大サイズ合計: 8MB



画像は3650日で自動削除する
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント スレをTOPへ (age)

※コメントは15行まで
※画像などのアップロードの近道 : http://imgur.com/
※コメント書き込みの前に利用規約をご確認下さい。