おばあさん（１７）「わあ、すごく大きな桃が上流から流れてきました！おじいさんが喜びます！持って帰りましょう！」



おじいさんP「こりゃ見事な桃だ。さっそく包丁で切ろう。中身を傷つけないように、慎重に、慎重に」

おじいさんP「あれ、中まで桃だ。誰も入ってないぞ・・・？」

おばあさん（１７）「早速食べましょー！」

おじいさんP「おかしいな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

おばあさん（１７）「美味しいですね―・・・・・・う“っ！」

おじいさんP「どうしたんだおばあさん（１７）！！」

おばあさん（１７）「からだが…カラダが、あついです……」ﾑﾗﾑﾗ

おじいさんP「ううっ。お、俺も……」ｷﾞﾝｷﾞﾝｯ

おばあさん（１７）「お、おじいさん……ハアハア」/////

おじいさんP「ま、待つんだおばあさん（１７）、落ち着いて」

おばあさん（１７）「い、いいですよね、今は夫婦なんですから！いいんですよね！我慢しなくても！！」/////

おじいさんP「いや待って菜々さんちょ、うわすごい色気」ｷﾞﾝｷﾞﾝ

ウサミン「プロデューサーさーん！ナナはもう、もう！」//////　ガバッ！

P「アーーーーツ!!!」

おばあさん（１７）「というわけで元気な子供が生まれました!!　桃華太郎と名づけましょう！」

おじいさんP「女の子に太郎ってへんじゃない?」

おばあさんP「いいんです！あれ、どうしたんですか桃華太郎？」

桃華太郎「・・・・・・・
　　　　　・・・・・・なんで」

桃華太郎「なんで菜々さんがPちゃまの奥方でいらっしゃいますの…？」

おじいさんP「こ、これ、桃華太郎！お父さんと呼びなさい！もしくはおじいさん」

桃華太郎「なんで桃華がPちゃまの子供なんですの…?」

おばあさん（１７）「愛し合っちゃいました！キャハッ♡」/////

桃華太郎「これが…千枝さんの言っていたNTR…BSS…というものですの…？」

おじいさんP「あの子なにを教えてるの。ていうかどこから教わったの？」

おばあさん（１７）「比奈ちゃんじゃありませんね。そういうのちゃんとしてるみたいですし」

桃華太郎「ううう……うううううう…‥!!!こうなったらグレてやりますわ！良い娘でなんていられませんわ！」

おばあさん（１７）「あ、桃華太郎、どこに行くんですかー!!　これ、お弁当のきび団子ですよー!!」

桃華太郎「あ、ありがとうございます。…ではなく、桃華はもう、良い子ではいられないのです!!お二人がどれくらい心配してくださっても、悪いことをたくさんして差し上げますわ!!!」

おじいさんP「そんな、桃華太郎。どうして」

おばあさん（１７）「海を渡った鬼ヶ島にいる鬼を退治しに行っちゃだめですよ！！鬼はとっても強くて、危ないですからね！！あ、これ身を護るための刀ですよ」

おじいさんP「やだあからさまな誘導。誰が行くっていうのそんなの」

桃華太郎「行ってやりますわ!!　そして!!　鬼が溜め込んだ金銀財宝でPちゃまを飼ってあげますわ!!」

おじいさんP「やだこの娘こわい」

おばあさん（１７）「父親を母親から取って自分が妻になろうとする娘の心理。たしかエレクトラコンプレックスっていうんですよ。息子が母親を父親から奪おうとするオイディプスコンプレックスの女の子版ですね」

おじいさんP「へえ……。
え、桃華、俺とそういう関係になりたいの？」

桃華太郎「///////」

おじいさんP「桃華、そういう目で俺を見てたの？」

桃華太郎「い、行ってきやがりますわ――――!!」ﾀﾞｯｼｭ!

おばあさん（１７）「桃華太郎―――！　おだんごの袋に家宝のお守りのお札を入れておきましたからねー！

>>1です
一旦ここまで
つづきはまた明日以降に

赤鬼がまゆで蒼鬼が凛で、桃華と組んでPを(禁則事項)するってオチじゃないよね？

桃太郎の元の話が、こんな感じで桃を食べた爺婆が若返って子どもを作った、というのを聞いた時は驚いたな
ちなみに「どうやって子どもを作ったの？」と聞かれたら困るから、今のような桃から生まれる設定になったとか

（17）がおばあさん役なんて大変ねぇ。シンデレラにはもっとお姉さん多いのにねぇ……



無駄に鬼の数多そう。

想像の斜め上だったけど勢いに負けて読んでしまった。

おじいさんP「桃華太郎…鬼を倒せなくてもいい。無事に戻って来いよ」

おばあさん（１７）「あのおじいさん」

おじいさんP「なんだい？」

おばあさん（１７）「まだ桃残ってますし、もうひとりくらい…どうですか？」//////

おじいさんP「お、おう。・・・・・・ん？誰か来たようだぞ？」

？？？「ごめんくださーい」ｺﾝｺﾝｺﾝ!

おばあさん（１７）「もう！　誰ですか――？　夫婦水入らずの邪魔をするのは―？」ｶﾞﾗッ

？？？「桃太郎さんのお家はこちらでよろしいでしょうかー？」

おじいさんP「左様ですがあなたがたは？」

でしてー鬼「鬼でしてー」

おじいさんP「」

おばあさん（１７）「」

ラッキー鬼「我々を退治するものがあれば強くなる前に叩き潰してしまいましょうと鬼ヶ島から」

ふわぁ鬼「はるばるー・・・やってきたよー・・・」

おじいさんP「」

おばあさん（１７）「」

ラッキー鬼「あら、美味しそうな桃がありますよ。頂いちゃいましょう」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ふわぁ鬼「おいしーねー・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

でして―鬼「おやー？からだが熱く？」ﾑﾗﾑﾗ

おばあさん（１７）「はっ！？　おじいさん！　逃げてください！　早く！」

でしてー鬼「鬼の神通力をもってすればー」

おじいさんP「うわあ！！　体が動かない！！」

ラッキー鬼「じゃ、鬼ヶ島に連れて行っちゃいましょうか」ﾑﾗﾑﾗ

ふわぁ鬼「じゃあねー・・・…」

おじいさんP「タ、タスケテーーーーーーー!！！！！！」

おばあさん（１７）「うわああああんプロデューサーさぁん！！　せっかく夫婦になったのにNTRなんてあんまりですよーーーーー！！！！」

こずえとヤるのか……

ﾂﾂﾞｷﾏﾀﾞｰ

桃華太郎「仲間・・・とりあえず旅の仲間がいりますわね。あら？」

仁奈わん「お腹が空いたでごぜーますよ・・・」ｸﾞｳｰ

キジくぼ「食べ物欲しいです・・・」ｸﾞｩｰ

仁奈わん「こうなったらさいしゅーしゅだんですよ！通りがかった旅の人をおそっちまうですよ！」ｶﾞｵｰ!

キジくぼ「ああ、仁奈ちゃんが野生の本能を全開に・・・」

桃華太郎「お待ちなさい！ここにきび団子がございますわ！旅のお供になるなら差し上げましてよ！」

キジくぼ「あ、桃華太郎さん。仁奈ちゃん、桃華太郎さんが来ましたよ」

仁奈わん「きび団子をおいていくですよ！さもなきゃ食っちまいます！」

桃華太郎「まあ、野蛮な犬さんですわね。ところで一つお伺いしますわ」

仁奈わん「なんですか？」

桃華太郎「そんなにお腹が空いているなら、となりのキジさんを食べてしまえばよろしいのでは？」

キジくぼ「！！？」

仁奈わん「・・・言われてみればそうですよ」

キジくぼ「！？！？」

桃華太郎「実はわたくしも山を歩いて疲れてお腹が空いておりますの」グゥー

キジくぼ「ひっ・・・！こんな人たちの仲間になるなんてむぅーりぃー・・・・・・！！！
ていうかこんな目が死んだ桃太郎みたことないんですけど！！」ﾊﾞｻっ！

仁奈わん「逃がさねーですよ！」ｶﾞﾌﾞｯ!

桃華太郎「Pちゃまを手に入れるまでどんな犠牲もいとわないのですわ。キジさん・・・ごめんあそばせ」

キジくぼ「む、むぅーーーーりぃーーーーー！！！！」

桃華太郎「ごちそうさまでした」

仁奈わん「お腹いっぱいですよ！」

桃華太郎「犬さん、デザートにお団子を食べませんこと？」

仁奈わん「いただくですよ。うめー！
ん？団子のふくろに何か入ってますよ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ―っ

？？？「う・・・うらめしやー・・・・・」

桃華太郎「あら、キジさんの・・・幽霊ですわ？」

ばけくぼ「キジくぼ改めばけくぼですけど・・・。呪ってやるんですけど・・・よくも食べてくれましたね・・・」

仁奈わん「桃華太郎！団子のふくろにおふだが入ってやがりました！」

ばけくぼ「ひっ！ち、ちからがぬけるぅー・・・やめて、やめて欲しいんですけど・・・」

桃華太郎「菜々さんから頂いたお札ですわ。なるほど、霊に効きますのね。もしかしたら鬼にも？」

ばけくぼ「やめてくださいぃー・・・。おふだ、おふだを近づけないでぇ―・・・」

桃華太郎「おばけさん。わたくし鬼退治のお供が必要なんですの」

ばけくぼ「なります。なりますから・・・あうぅー・・・」

桃華太郎「これで犬とキジ、いえおばけがそろいましたわね。あとはお猿さんだけですわ」

ばけくぼ「うう・・・死んでからも働かされるなんて・・・この世はぶらっくすぎますけど・・・」

仁奈わん「まってくだせー！になは桃華太郎のなかまになるなんて言ってねーですよ！」

桃華太郎「きび団子食べましたわよね？」

仁奈わん「あ！」

桃華太郎「きび団子を食べたら仲間になる。桃太郎の決まりですわ！」

仁奈わん「それじゃしょーがねー！仲間になるですよ！」

ばけくぼ「こんな闇堕ち桃太郎いやすぎるんですけど・・・」

おじいさんP「だれか！　たすけてー！！」

桃華太郎「！！　
　　　　　Pちゃまの声！？」

>>1です
すいませんつづきはまた後日

桃華太郎「お化けさん！空からPちゃまの位置の確認を！」

ばけくぼ「は、はいぃ・・・ええと・・・あ、西の方に男に人がいます。誰かに追いかけられてるみたいです・・・」

桃華太郎「お化けさんそこまで案内を！！」

ばけくぼ「・・・・・・。考えてみれば空を自由に飛べることですしばけくぼはここで逃げてもいいのでは・・・」

桃華太郎「お札の効果、もう一度確かめてみましょうか」

ばけくぼ「ひぃぃっ・・・！お札をこっちに向けないでください・・・。冗談ですから・・・」

になわん「桃華太郎つえぇー！」ｷｬｯｷｬ

おじいさんP「ぜぇ・・・ぜぇ、ぜぇ・・・うう、もう走れない」

ふわぁ鬼「おいかけっこー・・・もう・・・おわりー？」

ラッキー鬼「もう、ダメですよ。でしてーちゃん、拘束の力を解いては」

でしてー鬼「面目ないのでしてー。ついー」

おじいさんP「うっ！は、はなせ！」

ラッキー鬼「Pさん、もう逃げられませんよ。つづき、しましょう・・・？」

でしてー鬼「抵抗しなくても害は与えないのでして―。ただそなたは快楽に身をゆだねて下さればよいのですー」

になわん「待ちやがれ――！その男の人を話すですよ！」

ふわぁ鬼「・・・・・・。だれか・・・きたー」

桃華太郎「不届きもの！Pちゃまをお離しな・・・い・・・」

ばけくぼ「あっ・・・」/////

ラッキー鬼「あら、可愛らしいわんちゃんと、あれは」

でしてー鬼「桃華太郎でしてー」

になわん「人がいやがることはやっちゃダメなんですよ！！」

ふわぁ鬼「じゃま・・・するのー・・・？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

になわん「お、鬼が相手でもになは引き下がらねーですよ！！」

桃華太郎「鬼・・・！Pちゃま！すぐに助けてて差し上げますわ！犬さん、お化けさん！懲らしめてやりますわよ！！」

ばけくぼ「ひええ…格さん助さんみたいに言わないで欲しいですけど…」

仁奈わん「やってやるですよ！でもそのまえに！


なんでPも鬼もみんなはだかでやがりますか？」

桃華太郎「・・・・・・・」

ばけくぼ「・・・・・・・」

おじいさんP「・・・・・」

でしてー鬼「ついー・・・」/////

ラッキー鬼「鬼ヶ島に着くまでガマンできなくて」/////

ふわぁ鬼「ふわぁ・・・」

桃華太郎「・・・・・・・・」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ･･････

ばけくぼ「桃華太郎さんのハイライトが・・・ますます薄く・・・」

仁奈わん「お外で何してやがります？風邪をひいちまいますよ！」

ばけくぼ「仁奈わん、世の中には考えない方が良いこともありますよ・・・」

になわん「？　よくわかんねーけどさっさと服を着るですよ。ちょっとだけ待つですよ」

ラッキー鬼「これはどうも･････」/////ｺﾞｿｺﾞｿ

でして―鬼「お気遣いありがたいのでして―」ｺﾞｿｺﾞｿ

ふわぁ鬼「･･･････おようふく･･････きせてー･･･」

桃華太郎「！！！！　い、いつの間にこんなに近くに･･････!?　まばたきした瞬間に目の前にいましたわ･･････！！」

ばけくぼ「･･････こんなの相手に勝つなんてむーりぃー･･･」