涼「それはいいけど何で僕の家なんですか…?しかも鍵かけていたのに家が完全に打ち上げ会場仕様にセッティングされているし…」

一希「うむ、クリスマスライブという大きなイベントも終わったから改めてユニットの親睦を深めるのに良い機会だと思ってな」

大吾「年の瀬にみんなでぶちパーッとやるぞー!」

涼「うん、だから何で僕の家でやるのかなーって聞いているんですけど?」

一希「暖かくなるように床暖房にリフォームしておいたからネコもまったり寛いでるぞ」

ネコ「にゃー」

涼「うわぁ可愛い…って何で勝手に人の家をリフォームしてるんですか!?」

大吾「ノリツッコミもできるようになったとは涼も成長したのう」

涼「いやそういう問題じゃなくて!?」

一希「リフォームの許可なら取ったぞ。秋月律子さんに」

涼「うん、その人も「秋月」だけど許可を取る相手間違ってますよね?」

一希「何、大した問題ではない」

涼「いや問題ですよ!?」

一希「さて、世間話もこの辺にして冬らしく鍋パーティーでもしようじゃないか」

涼「一希さん的には今までのは世間話だったんですね…僕の質問にはまともに答えてくれなかったけど…」

大吾「まあまあ涼、そう落ち込みんさんな!」

涼「大吾くんまでそう言う…まあもういつものことだからいいか…」

一希「さて…鍋の具材だが、キノコ鍋をしようと思う」どさっ

涼「あの、一希さん…」

一希「どうした、涼?」

涼「その…明らかに形がおかしいキノコ群は何ですか…?」

一希「ああ、これか…」

【一希の回想】

一希「このキャンプ場はキノコ採取で有名なところだったな…」

?「フヒヒ…貴方もキノコ好き…?」

一希「…?ああ」

?「コレ…トモダチ…あげる…」

一希「ああ、それは助かる」

【回想終了】

一希「…ということがあってだな」

涼「いや、それ明らかに怪しいキノコじゃないですか!?」

一希「涼、せっかく親切な方からいただいたものを怪しいと言うのか?」

大吾「そうじゃぞ涼!」

涼「いや見るからに怪しいよ!なんかマンド○ゴラみたいな形したキノコもあるし!?」

一希「涼の疑問はまあ置いといて鍋に火を着けるとしよう」

涼「いや置いとかないで!?」

【数分後】

一希「…どうした涼、食べないのか?」

大吾「お腹痛いんか?」

涼「…二人ともよく食べられるよね。僕はあの見た目では食欲わかないよ…」

大吾「美味いぞ?」

涼「そうなんだ…でも僕は…」

一希「…こうなったら仕方ない、大吾」

大吾「了解じゃ!先生!」

涼「だ、大吾くん?何で僕の後ろに回るのかな…?」

大吾「これで良し…と」ﾆﾆﾝﾊﾞｵﾘ

涼「ちょっと、二人羽織!?もしかして無理矢理食べさせる気!?」

一希「…こっちもこれで良し」ﾒｶｸｼ

涼「いや一希さんが何で目隠ししてるの!?」

一希「…もはや…目が見えん…!涼はどっちだっ!」

涼「いや見えないのは自分で目隠ししたからでしょう!?」

大吾「涼はこっちじゃ!早く来んさい先生!」

涼「教えなくていいから!?」

一希「…ここかっ!」　ｼﾞｭｯ

涼「熱ーっ!?目に!?目に!?」

一希「ん!?間違ったかな…」

涼「一希さんあなたワザとやってるでしょ!?」

一希「…さて、食べ物で遊んでないで普通に食べよう」

大吾「そうじゃな、打ち上げとはいえ行儀は守らんとな」

涼「君たちがそれを言うの…」

涼「結局普通に食べちゃったけど…何ともないからいいのかな…?」

一希「…さて、食事も終わったところで映画でも観ようか」

大吾「お、ええのう!」

涼「…何を観るんですか?」

一希「…『クランプス 魔物の儀式』を用意した」

涼「ぎゃおおおん!?それどう見てもホラー映画じゃないですか!?」

一希「ちゃんとクリスマスが題材の映画を用意したぞ」

涼「だからって…僕がホラー映画苦手なの知ってるでしょ…?」

大吾「涼、苦手だからって避けとるのは男らしゅうないぞ?」

涼「うぅ…でも…」

一希「…仕方ない、『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』を観よう」

涼「…最初からそっち出してくださいよ…」

【視聴後】

涼「…やっぱり面白かったですね!」

一希「うむ、やはりガンダムが戦う姿を見て民衆が立ち上がる光景こそがこの映画の一番の見どころだな」

大吾「平和とは何か、を考えさせられるのう…」

一希「…さて、ならば俺たちも立ち上がるとするか」ﾊﾞｻｯ

涼「…え?」

大吾「おう!」ﾊﾞｻｯ

涼「…ふ、二人とも何でいきなり防寒装備に着替えてるの?それもかなり本格的な…?」

大吾「なんじゃ涼、ホワイトボードの予定表見てなかったんか?」

涼「ど、どういうこと?」

一希「明日からF-LAGS三人での年末のエベレスト登山企画じゃないか?そのために今からヒマラヤまで移動だぞ」

涼「ちょっと待って!?そんなの僕聞いてないよ!?」

大吾「だからホワイトボード見んかったかって言うたじゃろ?」

涼「見てなかった僕が悪いけど無理だよ!?エベレストどころか登山すらほとんどやったこと無いのに!」

一希「もう時間も無いから早く行くぞ｡プロデューサーを待たせるわけにはいかないからな」ｶﾞｼｯ

大吾「ボスも既に現地入りしとるし、あっちで寒い思いしとるじゃろうからのう」ｶﾞｼｯ

涼「離してー!!律子姉ちゃん助けてー!?」

【その頃の765プロ】

律子「…?」

美咲「律子さん、どうかされましたか?」

律子「いや、今変な感覚がして…プロデューサーにお尻でも触られたかしら?」

P「オイオイ律子、俺はそんな命知らずのスカベンジャーじゃないぜ?」　　

　

−F-LAGS三人の冬のエベレスト登山企画は無事成功を収め、涼は部屋着でエベレストに登頂した男として伝説になるのであった−

【後書き】
色んな意味で良い子は真似しないでください
あと、輝子Pのみなさんごめんなさい

それでは、ご意見、ご指摘いただけると嬉しいです

いつもF-LAGS書いてる人かな？乙です
...使わずにスラスラ喋る一希は意外ですが、トリオ漫画みたいで良いなと思います
あとは、Pがどんな形の変死体で発見されたのかが気になります

りっちゃん･つくもせんせは結託しすぎ。もっとやれ。


えりー＆愛ちゃん（サイゼリアと夢子も？）が殴り込みするのは時間の問題ね。

>>20
コメントありがとうございます
ぶっちゃけ一希先生のキャラが崩壊していて誠に申し訳無いのですが、大吾と一緒に涼をいじめ…いじるスタイルで書いているとこんなキャラになってしまって。正直九十九一希Pに切腹して侘びたい気持ちです
あと変死体になったPは翌週には復活するので問題ないです

>>21
コメントありがとうございます

もっと876のアイドルも出してあげたいんですが、あまりキャラが多くなると収拾がつけられなくなるので難しいですね｡特に夢子は涼と絡ませてあげたいんですが中々良いシチュエーションが思いつかなくて…

………急いで涼ちんをデレステに実装しやがれ

とりあえずブレンパワードをこいつらに見せて、ロリじゃない女はみんなカスであると教育するんだ！