それからの出来事()
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【デレSS?】『辻野あかりと僕』(原作:芹沢あさひと僕(河野ひより著))
1 :
そこの人
2023/02/26 20:11:53
ID:HkXWJirVCg
私は本当に冴えない男子小学生だった。地味だし友達は少なかった…と言っても同年代の子供自体少なかったんだけど。
それはそれとして農家を継ぐ自分の人生を悲観した、暗い子供だったと思う。
あかりちゃんは他に何人かいる幼馴染の一人だったけど、気になっていた。
「僕と同じで実家を継がないといけないあかりちゃんってどんな子なんだろう」
勇気を出して「あかりちゃんは、実家継がないといけないのイヤじゃないの?」って聞いたら「農作業は普通にイヤだな~」みたいな事を言った。
あかりちゃんも僕と同じ農家を継ぐのが嫌な一人なんだ。
そんな勝手なシンパシーを感じる僕の様子に気付かないあかりちゃんが続けて言う。
「でも、りんごも実家も好きだから実家は継ぐと思う。しんどいことも面倒くさいのもキライだけど」
はっとしてショックを受けた。
ぼくと同じ灰色の人生を想像していると思っていたのに、あかりちゃんはそんな世界を見ていなかった。
能天気な普通の子だと思っていたのに、すねていた自分と違って自分の家としっかり向き合っていた。
灰色の人生を生きてると思っていた僕にとってあかりちゃんは希望の光になった。
彼女に惹かれるけど、それから中学校に上がるに連れ自然、男子女子であまり話さなくなってしまう。
高校進学した折り、あかりちゃんとまた同じ学校になれたと思っていたら、アイドルになったらしい。
ずっと山形にいると思っていたけど、あっとういう間に東京なんて遠くの地に行ってしまった。
2 :
プロデューサーはん
2023/02/26 20:12:21
ID:HkXWJirVCg
僕と同じく実家の農家を継ぐ地味な人生を送ると思っていたのに、きらびやかな世界に旅立った彼女に裏切られたと凄いショックを受けた。
傷付き、彼女とはもう関わらないようにしよう、そもそも関わることもなくなったと思っていたのに、あかりちゃんはどんどん有名になったようで食事中、家族で見るテレビに映りこんだ。
キラキラした世界の中で、僕が昔灰色だと思っていた山形の農業を胸を張って歌いあげる姿を見て世界がパッと開いた。
自分の中であかりちゃんへの想いが綺麗な物に昇華した。
あの時感じた傷心は、裏切られたと思った僕の身勝手な怒りと、それときっと失恋。
傷心と過ごした時間を大事に胸の中にしまって、僕だけの宝物としてこれからも生きていくよ。
夕飯中に涙を流し始めた僕を心配する家族を無視しながら、テレビから流れるあかりちゃんの歌を聞きながら思った。
3 :
ボス
2023/02/26 20:12:40
ID:HkXWJirVCg
なんて綺麗な青春時代の記憶としていたのに。
「…辻野さん?」
「…え!?久しぶり!高校以来ですか?久しぶりに会えてビックリしました!」
「辻野さんこそ、なんで山形に?私は家業継いで、こっちで働いてるからだけど」
「あ、私もです!私も実家継ぐからこっちに帰って来たんだ。それより…あは。「私」で、「辻野さん」?昔は「僕」って言ってたし、私のことも「あかりちゃん」って言ってたのにー」
「…大人になったからね。からかわないでよ」
宝物にしてしまっていた想い。
その想いと私はこれから向き合えばいいんだろう
4 :
Pサマ
2023/02/26 20:15:13
ID:HkXWJirVCg
あかりの結婚式に呼ばれてえなあ~。結婚相手は普通だけど好青年な良い子がいいなあ~。
と思ってる怪人の俺が、河野ひよりさん著の芹沢あさひと僕という文書を見て、真似して書いた怪文書です
5 :
変態お化け
2023/02/26 20:15:24
ID:HkXWJirVCg
色々とすみません
6 :
プロデューサーちゃん
2023/02/26 20:45:27
ID:HkXWJirVCg
『辻野あかりとぼく』作:夢見りあむ
ぼくはアイドル。本当に冴えないアイドルで地味だし友達も少ないしクラスでもあんまり目立つ方じゃなかった。
アイドルになった時に「ユニット~?なんか同期だからあいつらでいいんじゃね?」となりあかりんごとあきらちゃんとユニット組まされた。
最初に待合室であった時は「やべ…どうしようスマホイジるしかねえ」と思った。
初めて自己紹介を聞いた時ぼくは「あかりんご…推せる!」
でも冴えない日常の連続で生きて来たぼくにとってあかりんご(とあきらちゃん)は希望の光になった。
どんどん売れていくにつれ、あかりんご(とあきらちゃん)とぼくの間にあるアイドルへの温度差が気になった。
(あっこれぼくの妄想の話ね?)「いや~アイドルとかちょっと飽きちゃったんですよね~受験もありますし」みたいなことを言いそうだなと思った。
妄想にはっとしてショックを受けた。看護学校ドロップアウト気味のぼくにとってアイドルが最後のチャンスなのに、あかりんご(とあきらちゃん)にとっては将来の選択肢の“一つ”でしかないんだ。やめてしまうかもしれないという可能性に凄いショックを受けた。
なので逆にぼくがもうアイドルやめる!とドッキリを仕掛けた。
7 :
Pくん
2023/02/26 20:45:49
ID:HkXWJirVCg
ドッキリが終わった後、あかりんごが「私たちは同じじゃありません。アイドルだっていつまで続けるかは今の私にはわかりません。でも、会いたくなったら、会えばいいじゃないですか」って言ってからこの世界がぱっと開いた。
アイドルだけが世界の全てじゃないんだ。自分の中であかりんごへの想いがもう尊い物に昇華した。
でもやっぱりアイドル死ぬまで一緒にやって欲しいいいいいいいい!!!!
山形なんて最果ての地に行かないで欲しいいいいいいい!!!!
一番前の席でサイリウムを振りながら思った。
8 :
ぷろでゅーしゃー
2023/02/27 14:07:27
ID:tihGVp8e1I
次は、秋月涼と僕(菊地真著)を頼む
9 :
最低最悪変態プロデューサー
2023/02/27 17:44:37
ID:m3gp.Tp69U
>>8
『芹沢あさひとオレ』作:愛依弟なら考えたことはある
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