P「もし律子が三人いたら」

律子「はいはい。いたらー？」

P「お、乗ってくるか」

律子「貴重な休み時間を無駄にしたくないんです。さっさと終わらせますよ」

P「一人が社長やってもう一人が事務長、最後の一人が今通りプロデューサーをやれる」

律子「……。いいかもしれません」

高木社長「おいおい、会社乗っ取りは困るよ！」

律子「あ、社長。おはようございます」

高木社長「律子君が頼もしいのは分かるが、彼女が社長になったら私はどうなるんだねキミィ」

律子「あはは興奮しないでください社長。冗談ですって」

P「え」

律子「え？」

高木社長「キ”ミ”ィ”！！？」

P「もし律子が三人いたら」

律子「コーヒーお代わりいります？」

P「たのむ」

律子「で、今度の私は何をやらされるんです」

P「全員で暮らしたら律子ハーレムだな」

律子「はいコーヒー。砂糖とミルクは自分で入れてくださいよ。
で、それってプロデューサーも一緒ですか」

P「うん」

律子「無理に決まってます」

律子「私同士で修羅場になるのが関の山です。あなたの隣にいるのは“私”一人だけですよ。
たとえ同じ顔、同じ体でも」

P「……」

律子「許せないと思います。絶対。……すみません私、重い女ですよね」

P「俺は軽薄な男だ。とよく言われる」

律子「そんなこと……ちょっとありますね」

P「なんと765の天使やよいにすらどう思う？って聞いきら目をそらされてしまった」

律子「私以外に迷惑かけたらダメだって何度も言ってるじゃないですか。
というか何したんですか」

P「やよいはこの世で一番かわいいって毎日言い続けてたんだが、響にも同じこと言ってるのがバレた。響にも同時にバレた」

律子（近頃二人の目が怖いと思ったら……）

P「俺が律子に毎日可愛いって言い続けて他の女にも言ってたら？」

律子「刺してますね。やよいと響に感謝してください」

P「俺としちゃ二人とも可愛い妹みたいなもんだと思ってたんだが」

律子「プロデューサーと兄妹ってヒドイ罰ゲームですね。
ちなみに私とプロデューサーが付き合ってることは」

P「まだ教えてない。
そんな少しばかし軽薄な俺と光すら吞み込む激重ブラックホール律子。
バランスとしちゃ丁度いいだろ」

律子「私以外に刺されるフラグ立てないでくださいよ、もう！」

美希「もしもハニーが三人いたら」

P「おう美希、いたのか。どうしたいきなり」

美希「ずっとソファにいたの！事務所の中で二人だけの世界つくらないでほしいな」

P「そりゃ悪かった。で、俺が三人いたら？」

美希「一人は律子…さんと付き合ったらいいの。あとのふたりは美希と」

律子「駄目よ」

美希「ズルいの！美希にもひとり」

律子「駄目よ」

律子「三人いようが、十三人いようが、五十二人いようが、私のダーリンよ」

美希「むー…」

律子「絶対。駄目」



P「俺もうちょっと軽薄にならないとバランス取れない気がするわ」

真面目な律ちゃんは付き合う男の影響モロに受けちゃうタイプだと思ってます

読了感謝。

涼「律子姉ちゃんが３人いたら」

>>1
乙！

注意せずに書くとキャラをヤンデレ化させてしまう悪い癖が出てしまい
律ちゃんをキャラ崩壊させてしまいました。不快に思われた方、すみません。

反応くれた>>9,>>10ありがとうございます