割と短めのお話です

期間が終わるまでゆっくりと書いていきますので、よろしくお願いいたします

芳乃「肇さんー」

肇「あ、芳乃さん。お疲れ様です」

芳乃「お疲れ様でしてー」ﾍﾟｺﾘ

肇「それで、私に何か用事でも？」

肇「……も、もしかして、クリスマスの夜の6時間のお誘いとかでしょうか……（///）」

芳乃「そーそー、そーですー」





芳乃「その、くりすます…とは何のことでしてー？」

肇「は？」

面白そうだし期待しているが
間に合わずそのままエタる方に500ぴにゃこら太

ミリオン、シャニと来て今度はシンデレラのSSですか。バランスが良い
焦らず書いてください

芳乃「そしてー、街中で見かける赤い髭の方はー、どなたでしてー？」

肇「えっと……じゃあ、まずサンタさんについて説明しますね」



芳乃「さたんくろす？」

肇「悪魔じゃありません！」

肇「あの赤い服を着用して、お髭を囃している方は世界中の子ども達にプレゼントを配っているのですよ」

芳乃「ほー」

肇「ふふっ、芳乃さんもいい子にしていれば今夜枕元にプレゼントが届くかもしれませんよ」

芳乃「赤くてー、お髭の贈り物ですかー」





芳乃「つまりー、さんたは金魚なのですかー」

肇「……エゥーゴの赤い口リコンと言われた方がまだマシだった」

―冒頭に戻る

まゆ「はぁ……それでポイを…なんですか」

藍子「肇さんの説明不足もあるような気がしますけど」

肇「すみません……」ﾍﾟｺｯ

雫「じゃあ、芳乃さんにクリスマスのちゃんとした説明をしませんとね」

芳乃「ほー」

（説明省略）

智絵里「……というわけで、キリストの誕生日をお祝いするのにケーキやチキンを用意するようになったんですよ」

芳乃「ほー、それはつまりー」





芳乃「カーネル大佐と不二家のペコちゃんの陰謀でしてー」

加蓮「何故そうなる」

まゆ「た、たしかに不二家がショートケーキをそういう風に宣伝したのは事実ですし」

藍子「進駐軍がターキーを食べているのを見た、当時食料難の日本がクリスマスのご馳走に夢を膨らませたのは事実ですけど……」



芳乃「ほらー」ﾌﾝﾇ

肇「ドヤ顔しないで下さい！」

―おまけ―

由愛「聖ちゃん、なぞなぞだよ」

聖「なぞなぞ？」

由愛「不二家のペコちゃんがお風呂に入っているポコちゃんを覗きました」

聖「由愛ちゃんならいつでも私のはだかを…（///）」

由愛「（スルー）さてポコちゃんは何て言ったでしょうか？」

聖「もう、由愛ちゃんってば遠回しに誘わなくても」ｸﾞｲ

由愛「ふぇ？な、なんで聖ちゃんにお姫さまだっこされて……へ？ベッドに？……あ、そんな聖ちゃん待って……」

ｱｰ





小春「ちなみに、答ですが」

ヒョウくん「『見るきー（ミルキー）？』だよ、小春ちゃん」

―おまけ2―

亜季「カーネルサンダースと言うのはケンタッキー州のサンダース名誉大佐という意味であります！」

瑞樹「急にどうしたの？」

菜々「サンダースさんですか。ナナ的には大佐より軍曹の方がイメージが強いですね」

比奈（あぁ、ガソダム08小隊の……）

亜季「コソバットのサンダース軍曹でありますな！」

比奈（コ○バットって60年代にやってた海外ドラマっスよね……）

菜々「はい！ナナが小さい時、まだテレビが貴重品だった頃、お父…パパミンと一緒に見てました！」



瑞樹「菜々ちゃん……あなた、一応永遠の17歳よね……」ﾊｧ

菜々「はっ……というのをママミンから聞きました！」

みんな（今更だよ……）

芳乃「それでー、七面鳥の代わりに鶏肉を食べていましてー？」

智絵里「に、日本だとあまり流通してないって聞きました……」

雫「うちも育てていませんからね」

裕子「でもあっさり目のターキーより、チキンの方がおいしいですよ！」

加蓮「へぇ、そうなんだ。でもプロデューサーにはチキンもケーキも食べ過ぎるなって言われちゃったし」

芳乃「クリスマスを歓迎する七面鳥（海外における自滅行為の意）みたいなものでー？」

智絵里「ぶっ！？」

芳乃「日本でクリスマスは、七面鳥（ダメなやつ）からチキン（臆病モノ）に変更でしてー」ﾌﾌｯ

肇「芳乃さん？！」

まゆ「な、なんだかいつもと雰囲気が……」

藍子「そういえば、いつもの芳乃さんとは何か違いますね」

肇「正体を表していつもの芳乃さんに戻ってください！」

芳乃（？）「ふふっ、でしてー」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

珠美「よ、芳乃さんが空中に浮いて……」

裕子「さ、サイキック……あ、悪霊…た、退散！」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

芳乃（？）「その程度でどうにかできるとでもー？」

智絵里「に、逃げないと……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

まゆ「こ、こんなとこでまゆは終わりましぇん……プロデューサーさんに想いを伝えるまでは……」



芳乃（？）「正体を知られたからはー、このまま真っ当に帰すと思ってー？」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

雫「きゃあ！」

芳乃（？）「ふふふっ…」

「そこまででしてー！！」



みんな『っ！？』

ｶﾞﾗｯ

芳乃「私はここにいましてー」

肇「え……じゃあ、こっちの芳乃さんは……？」



芳乃（？）「ふふふふふ」

智絵里「あわわわ……」

芳乃「ばばさまー、おいたはそこまでですー」

芳乃「よしのんぱわー、まきしまむちゃーじ！！」

芳乃「烈、メイオウ！！」つ烈⊂



肇「ちょ！まt(ry

―しばらくお待ち下さい―





まゆ「へぇ、サンタさんってそんな悪いことをしていたんですかぁ」

ばばさま「そうよ。ニコ坊ってば、溜め込んでいた不正を証拠隠滅させようとして、スラムのわっぱ達に食べ物を贈ったのがめでたい話になるなんてねぇ」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

智絵里「」

裕子「智絵里さんしっかり！」ﾕｻﾕｻ



肇（芳乃さん、芳乃さん）

芳乃（お呼びでー？）

芳乃（あとー、ばばさまなら、天照大神の岩戸での儀式も直接見たとおっしゃっていましたー）

肇（……ご説明ありがとうございます）

雫「ところで、芳乃さんのおばあさんは、お孫さんに会いにこちらまでいらっしゃったのですか？」

ばばさま「ふふっ、久しぶりに下界に降りたんで、どこが江戸やら帝都やらでしたけどね」

芳乃「ばばさまがこちらに来られたのはー、紀元2600年のお祭り以来と聞いてますー」



裕子（えっと……2600年前って江戸時代でしたっけ？）

加蓮（なんでそうなるの……）

まゆ（弥生時代では？）

藍子（た、たしかそれぐらいになりますね）

ばばさま「それじゃあ、孫に会えたし『けーき』と『ちきん』を買って帰るとしましょうか」

芳乃「ばばさまー、今の時代に金貨は使えないのでー」

智絵里「あ、えっと……ケーキならかな子ちゃんが用意してるから」

まゆ「もう少しお待ちいただければ持ってくるはずですし、かな子ちゃんなら沢山用意できてるかと」

ばばさま「そうかい。それじゃあ、甘えようかね」ﾄﾞｯｺｲｾ

芳乃「はいー」

芳乃「今年もー、よきくりすますになりますようにー」





Merry X'mas for yours

ばばさま「ところで」

芳乃「はいー？」

ばばさま「そちらの少女が芳乃に対し、性夜の6時間とか言っておったが、まさか手を出したのではおるまいな？」

肇「えへ……えへへ（///）」

芳乃「あー、えっと……」ｼﾄﾞﾛﾓﾄﾞﾛ



芳乃「あー！私、用事が！」ﾀﾞｯｼｭ

肇「しかし、回り込まれてしまった」ﾀﾞｯｼｭ

ばばさま「さて、説教の時間じゃな」

肇「もう！どうして潔く、『将来の妻でしてー』と言ってくれないんですか！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

芳乃「いえ、あのその私はー……」

二人『問答無用』





ｱｰ



おしまい

ホントは「母様」（かかさま）も出して「ジェットストリームアタック」をしたかったが、カオスが余計カオスになりそうなので止めました

なお、サンタの不正の話はあるなろう系漫画の借りパクです

ではありがとうございました

芳乃さん何者なんや……
サンタのイメージはコカコーラも絡んでいたような気がしたなぁ
乙です

>>22
ありがとうございます

ショートケーキの方も
「アサヒノノボルイキオイミセテアアイサマシヤニホンノハタハ」
でおなじみの、白地に赤と紅白がかかっていて日本人の心になじむのも不二家の戦略かもしれませんね

……大福に蝋燭よりは余程縁起がよさそうです

おつです
クリスマスの略称はXmasであって、X'masは誤表記だということは言っておきたい(近年ようやくXmas表記が半分超えたかなーくらいの認知度だが)

>>24
貴重な豆知識ありがとうございます

次は気をつけないと……

乙でした!
肇ちゃんの爆弾発言がちゃんと回収されて笑いました!

2600年前もとい紀元は二千六百年……って歌もあるんだよねえ確か
ちな西暦(グレゴリオ暦)で1940年である

>>26
うちのよしのんとはじはじはらぶらぶですのでー

>>27
2600年の行事でそうですから、ローマ帝国ってどんだけ……