なんか貰ったっす

冬優子「まさかヨソの事務所のサンタアイドルをさらって来るなんて……」
愛依「知ってるの？サンタアイドル？」
冬優子「ふゆが前に仕事した美波ちゃんや颯ちゃんや周子ちゃんところの事務所よ……。大手事務所でああいうキャラクターアイドル多いのよね……ウサミンとか」
愛依「ああ、うちのクールアイドル！みたな？」
冬優子「ちが…いやうーん……？」

イヴ「あの～私どうしたら～？」
あさひ「捕まえたしもう帰って良いっすよ。冬優子ちゃんも返せって言ってるし」
冬優子（後で絶対説教する）「ごめんね、うちのあさひちゃんが迷惑かけちゃって」
イヴ「いえいえ良いんですよ～。帰ろっかブリッツェン」
あさひ「あ、やっぱりサンタはトナカイでソリ飛んで帰るんっすね！見てみたいっす！」
冬優子「あさひちゃん、イヴちゃん困らせたらダメでしょ」
イヴ「いえいえ～、それじゃあ失礼しますねえ～」
バタン
冬優子「はあ……他の事務所のアイドル拉致するなんて何してくれてんのよ……。あの事務所芸風緩いから問題にしないと思うけど、あいつに一応報告しておいた方がいいわね。いやそれよりあさひアンタねえ……！ちょっとあさひ！外見てないでこっちを……！」
愛依「ちょっ……冬優子ちゃん……窓の外見てみ……？」
冬優子「はあ？あんたまで何言って……」
ｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝ
あさひ「すごいっす！サンタってやっぱ空飛ぶんんすね！」
愛依「ええー……アイドルって……すごい？」
冬優子「ふゆなんだかすっごく疲れてるみたいだから早引きするわ……」

>>2
冬優子「ありがとう、イヴちゃん。ほら、あさひちゃんもお礼言ってね」
　　　「イヴちゃん、後でふゆのプロデューサーに相談しておくけど、お代について連絡くれたら……」ｺｿｯ　　
イヴ「いえいえ～いいんですよ～。サンタのプレゼントですから～。このためにアイドルで稼いで新聞配達のバイトもしてるわけですし～」
愛依「プレゼント代バイトして稼がないといけないんだ」
冬優子「微妙に世知辛い設定なのよね……」

「ちょっと待って待って作り話だと思ってたけどサンタやトナカイって実在する感じ！？」
「そうね、ふゆも理解が追い付かない……ん？」