ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ……
「...こんにちは。スコール、困りましたね。」

「僕ですか…？ 僕はトラベラーのロコ。ハリーアップしてネクストカントリーに向かっていたんですけれど、このウェザーなのでレストしていこうと思いまして…。」

「レアなネームですか？ …そうですね、このワールドどこをルックフォアしてもトラベラーのロコは僕しかいないと思います。このカントリーではトラベラーはタビビトって言うんでしたか」

「なら僕は旅人のロコですね。このロコというネームはあるヴィレッジでできたファミリーからプレゼントされたものなんですよ」

「そのヴィレッジにいるフューマンはみんなネームがロコ。だからブラックスミスロコ、ヴィレッジピーポーロコなんてジョブとロコで呼び合うんです。だから僕のネームはトラベラーのロコ。それにしても不思議なヴィレッジでした。あ、僕ばかりトークしてしまってソーリーです」

「このカントリーから出たことがないからもっと聞きたいですか。そうですか…そうですね、せっかくなのでレインがストップするまでトークしましょうか」

「うーん…遠い遠いカントリーで聞いたフェアリーテイルみたいなお話はどうでしょうか…」

みたいなベタな感じで旅人ロコが語り部の体でおとぎの国の物語を始めてほしい