恋鐘「あ〜〜〜〜っ！うちそれ知っとーよ！食べて見たくてお母ちゃんに作って貰ったけど味気なかもんばかりで幻滅したことあるけん」

霧子「そう、だよね……にんじんさんも、ごぼうさんさんも、しいたけさんも、美味しいけど……あまり嬉しくないよね……」

恋鐘「ばってんお弁当箱の中身が茶色はいかんばい。うちのお母ちゃんは夕べの残りもんばかりでサンドイッチが憧れだったとね〜」

霧子「恋鐘ちゃん……今のおべんとうばこのうたはサンドイッチが入っている歌もあるみたい……」

恋鐘「今の子供ば進んでるばい……」

霧子「それでね……病院でおべんとうばこのうたを歌ったんだけど……みんなもっと美味しいものがいいって……」

恋鐘「霧子！好き嫌いする子はお〜〜〜きくなれんって言ってやって」

霧子「うん……でも、病院にいるとどこかへお弁当を持ってお出かけは難しいから……」

恋鐘「いっちょん外に出れんのは悲しかことやけん、美味しいもの食べさせたかね」

霧子「うん……」

恋鐘「やげんうちと霧子でばりうまかお弁当箱の中身を考えたるけん。二人で考えれば最強たい！」

霧子「最強……！」

恋鐘「そうばい！にんじんさんもごぼうさんも刻んできんぴら。しいたけさんも混ぜたるけん」

霧子「みんな……一緒だね……」

恋鐘「うまくなかもんはなかと。霧子、お弁当箱の中身ば何にすると？」

霧子「これくらいのお弁当箱だから……」

恋鐘「霧子、だめだめっ！お弁当箱がちっちゃか〜」

霧子「わたしはこれでお腹いっぱいだよ……」

恋鐘「みんなで食べるお弁当箱は運動会のお弁当箱にするばい！」

霧子「運動会……うん……! それならみんなで食べれるね……」

恋鐘「そうたい！霧子も摩美々も咲耶も結華もたべれるお〜〜〜きなお弁当」

霧子「うん……凄くいいと思うよ恋鐘ちゃん……」

恋鐘「えっとねおにぎりもいろんなもん詰めて……、梅、鮭、おかか、霧子は何が好きと？」

霧子「わたしは……おいなりさんも好き……」

恋鐘「あ〜〜〜〜〜っ！それ良かね! お弁当箱にはいろんなおにぎりとおいなりさんをちょっとじゃなか、ドンっと詰めるばい〜！！」

霧子「ふふ……これっくらいのっ、お弁当箱にっ、おにぎり、おいなりドンっと詰めて♪ だね……! 刻みしょうがさんとごま塩さんは何にしよう……」

恋鐘「何かになにかを掛けるものがよかね。霧子は何かあるけん？」

霧子「からあげさん……は運動会のお弁当にはいってたよ……♪」

恋鐘「霧子はからあげに何か掛けると？」

霧子「ううん……でも摩美々ちゃんはレモンを掛けるみたい……」

恋鐘「からあげにレモンは美味しか。ばってん結華がレモンば持った摩美々を止めるところ見たことあるけん。からあげにレモンは好き嫌いがあるとね」

霧子「それならエビさんにタルタルソース……」

恋鐘「あ〜〜〜！！ばりうまか組み合わせたい。チキン南蛮もいいけど、タルタルソースにエビフライはうちと霧子みたいなゴールデンコンビになるけん」

霧子「わたしが……エビさん……？」

恋鐘「霧子は真っ白なタルタルソースが……ばってんプリプリの白いエビさんの霧子もばりいやしかぁ〜〜！」

霧子「わたしは……エビさんがいいな……」

へえ、サンドイッチが入ってるのもあるのか…

恋鐘「んふふ〜！ えび〜フライにタルタルかけて♪ になるけんね」

霧子「うん……凄く美味しそう……♪」

恋鐘「あとは好きなものを詰めるだけ。霧子、好きなもん言ってよかよ」

霧子「からあげさんは……絶対に入れたい……」

恋鐘「ばりうまかからあげつくっちゃるけん。うちが作れば日本一たい〜！」

霧子「恋鐘ちゃんのからあげ……とっても美味しそう……」

恋鐘「からあげ作るコツばね、たくさんモミモミすることだってお父ちゃんに教わっとーと。からーげおいしく作るならもみっもみ〜♪ よかね?」

霧子「もみっもみ〜……♪」

恋鐘「もみっもみ〜♪」

霧子「もみっもみ〜♪」

恋鐘「これで霧子もばりうまかからあげが作れるようになっとーよ。今度一緒につくりたかねー」

霧子「うん……♪わたしもお弁当作りたい……！あ、恋鐘ちゃん……！」

恋鐘「どがんしたと、霧子？」

霧子「わたしね、お弁当にウィンナーさんを入れたい……。パリってするのもいいけど……やっぱり、真っ赤なウィンナーさん……」

恋鐘「流石うちの霧子ばい〜！」

霧子「ふふ……タコさんにカニさんに……」

恋鐘「うちはペンギンさんも、ライオンさんも作れるけん。お弁当箱の中を動物園ばい」

霧子「すごい……恋鐘ちゃん」

恋鐘「あんまり褒めんといて〜。ばってん嫌な気はしなかね」

霧子「恋鐘ちゃんの好きなおかずもいれたいな……」

恋鐘「うちのおかず？うーん、そげなこと急に言われても……あっ」

霧子「見つかった……？」

恋鐘「ミートボールさんを忘れるところだったばい！ ハンバーグさんもよかけど、甘いタレのミートボールさんはもっとよかね！」

霧子「わかる……わかるよ、恋鐘ちゃん……！タレでひたひたになったレタスさんも美味しいよね……」

恋鐘「かーっ！霧子は分かっとーね」

霧子「うん……！」

恋鐘「あと、少し空いたスペースにグラタンさんを入れるばい」

霧子「それって……全部食べると容器に占いが書いてあるやつ……だよね……？」

恋鐘「それ〜〜〜〜っ！」

霧子「お母さんがよく入れてくれてるから……」

恋鐘「霧子のお母さんはよか人ね。グラタンの入ったお弁当はあたりばい」

霧子「ふふ……これで、決まったね恋鐘ちゃん」

恋鐘「からあげさん、ウィンナーさん、ミートボールさん、グラタンさん♪ ……強かね〜！」

霧子「嫌いな人……いるのかな……？」

恋鐘「いなか、いなかっ！」

霧子「運動会のお弁当だね……」

恋鐘「それでよかね！みんなで食べるお弁当はそんなものばい〜！」

霧子「でもここからが難しいよ、恋鐘ちゃん。穴の空いたレンコンさんは……」

恋鐘「ふふふ……お弁当は奥が深いけん。霧子、うちの卵焼きばしょっぱかったと？」

霧子「ううん……甘い出汁巻卵だったよ……」

恋鐘「霧子、そればい！甘く巻いた出汁巻さんばい！」

霧子「わぁ……恋鐘ちゃん！ 恋鐘ちゃん……！あと一つだよ……すこし、お腹が空いてきちゃった……」

ちょっと前の腹筋スレのせいで警戒してる…ｗ

恋鐘「霧子、歌が出来たら食べに行くばい！リッチに洋食ばい！」

霧子「うん……！でも最後のフキさんは強いよ……」

恋鐘「筋の通ったフキ？」

霧子「うーん……」

恋鐘「少し難しかね……」

霧子「二文字のおかずあまりないね……」

恋鐘「うーん、フキば好きに変えるのはどげんね？」

霧子「好き……？」

恋鐘「そうばい！霧子の好きなものでよかと」

霧子「りんごのうさぎさん……？」

恋鐘「かーっ、霧子はいやしかね〜。それ、ばりよかと。霧子の歌って感じがするけん！」

霧子「あ、それとね……」

恋鐘「遠慮しなくてよか」

霧子「うん……わたしね、恋鐘ちゃんや結華ちゃん、摩美々ちゃん咲耶さんの、みんなで食べるのも好きだな」

恋鐘「あ〜〜〜っ！！うちもみんなで食べるご飯が好いとっと〜！」

霧子「だから……みんなで食べるのすーき♪でもいいかなって……」

恋鐘「よかね〜〜っ！……完璧たい。霧子、これがうちと霧子のおべんとうのうたばい〜！」

>>17
同じく...w

霧子「うん……恋鐘ちゃん……！ぱちぱち〜……」

恋鐘「ぱちぱち〜」

霧子「恋鐘ちゃんのおかげだよ……」

恋鐘「えへへ〜よかよか。霧子完成したけん早速食べにいくばい」

霧子「うん……！からあげさん……エビフライさん……早く食べて上げたいな……」

おわり

いやあほんわかした話だった

当初は腹筋スレにする予定だったので題名案は
霧子「おいなりさん、入れたいな……」
でした。恋鐘と霧子はよかね

きりこが最高やなって……

きりこが最高やなって……

>>24
おい！

見んね霧子！二人ともいやしか～～っ！ってうちばい！

かーっ！癒やしかー！

腹筋スレだったら恋鐘がPだったのだろうか……

恋鐘の勢いほんと好き

俺は霧子を愛しているようだ。

このこがたん広島に住んでそう