歌詞やメロディの良さは度々触れられておりもはや言うまでもないことだが、
ここはあえて桃子の歌い方・声の出し方に着目してみたい
その曲調や「小学生アイドルの歌」という立ち位置などから考えればこういった曲は
可愛らしく、あるいは楽しく歌うのが王道であるわけだが、この曲における
桃子の歌声は相手に強くぶつけるような、具体的にいうならPや他の
アイドルたちを叱りつける時のトーンに近い声色で歌っているようにも感じられる
これについては単純に年齢ゆえ歌唱面ではまだ未熟ということなのかもしれないし、
歌詞に沿って登場人物（≒桃子）を演じた結果なのかもしれないし、あるいは
アイドルとしてやっていく自身への覚悟からつい力んでしまったのかもしれない…
など様々な解釈ができるだろう
だがそういった、ややもすれば威圧的に捉えられかねない歌い方でありながら
その歌声がどこか心地よくさえ感じるのは、その中に確たる意志・決意が
込められているからなのかもしれない
思えば普段P達に向けられる言葉も決して彼女のわがままというわけではなく
彼女が「プロ」であろうとする意識の高さからくるものであったわけで、つ