【帰りの助手席にて】
P「疲れたか? ため息なんかついて」
千早「少しだけ。……でも、それ以上に、嬉しいです。
お誕生日を祝ってもらって、疲れた、なんて言ったら、バチがあたっちゃいますよね」
P「千早?
ここでは、正直でいていい」
千早「プロデューサー……」
千早「……私、怖いんです。これまでの日々が、終わってしまうのが」
P「千早……」
千早「アイドルを辞めたら、私はきっと、また独りぼっちになってしまうんじゃないかって」
P「……千早。アイドルを辞めた時、これを開けてくれないか」
千早「!? この箱は……」
P「幸せな日々は終わらないし、終わらせない。
千早はもう、独りぼっちじゃない。そうだろ?」
千早「……はい。これからも、末永くお願いしますね、プロデューサー」
如月千早さんお誕生日おめでとうございます。