8 : EL変態   2021/03/05 02:38:41 ID:KmW5WA7bcs

(現代語訳)
入道相国(平清盛)は普段はあんなにも恐れ多い方でいらっしゃったけれども、
世にも苦しい様子で息をしながらおっしゃることには
「私は、もばます、みりますより以来、度々のいべんとをたいらげ身に余るあんたんをいただき、
ありがたくも(いべんとの)一位や廃課金にまで上りつめ、栄華を子孫にも残せた。
この世の望みは一つも思い残すことがない。
ただし、思い残すこととしては近江国のあいどる、心暖者(はあとうおまあ)藤朋(藤井朋)の限定を見ていなかったことが不安である。
私がどうにかなるであろう後、ろこ(の作品)を建てることや供養をしてはならない。
急ぎ軍を派遣し、藤朋の衣装を脱がせて私の墓の前にかけよ。
それこそが孝ある供養であるだろう」
とおっしゃることは罪深いことである。