ひっそり続けるSSスレ その11
1 : Pサマ   2024/03/05 01:25:24 ID:tpkEddyWFQ
その10までいったので、キリよく改題しただけの話
106 : へっぽこ大名行列   2024/03/25 20:28:21 ID:Jf8ouEAKRg
>>105
ワロタ
107 : 変態大人   2024/03/25 20:44:08 ID:TwO9Irh.Qo
>>103
海美/海美BV『ビッグバンズバリボー!』
(巨大な球体状のエネルギー弾をぶつける音葉)
文香「(エネルギー弾が大きすぎて烈火で捌ききれずに吹き飛ぶ音葉」
海美「で、文香さんは何とか出来るんだよね?」
P「それをやるのは俺じゃないがな…」
海美BV「でも、『アレ』だけで倒れるとは…」
P「それもそうなんだよな…」
文香「(何の事もなく立ち上がる音葉」
P「ダメージは入っているだろうけど…」
海美「元に戻ったら、一気にくる感じだよね…」
海美BV「それでも、何とかしよう…!」
P「俺は英寿を援護してくる。何かあれば…」
海美「任せて、すぐに伝えるから…!」
P「じゃあ、頼んだぞ…!」シュバッ
海美BV「『この世界』はいつも、こうなの…?」
海美「『ここ1年』くらいは比較的、平和だったけどなぁ…」
・・・
ギーツキラー「来たね、P先生…!」
P「(なんだ、速く動ける…!?」
ギーツキラー「てやっ!(大剣を振るう音葉」ブゥン
P「なんのっ…!(エンドナイフで対抗する音葉」ビュンッ
スパァン(ギーツキラーの大剣が鋭く斬り割かれる音葉)
ギーツキラー「えっ、折れた…!?」
P「一体、どうなって…っ!?」
ギーツキラー「だけど、再生なら出来る…!」
P「なんだ、おかしいぞ…」
英寿「エンドナイフ単体にあそこまでの威力があったか…?」
Xギーツ「余所見はいかんよ、兄ちゃん!」ブゥン
英寿「それはすまなかったな!」ガキィン
P「なんか、じっとしてられないぞ…!?」
ギーツキラー「一体、どうなってんの…!?」
P「仕方ない、使い魔を使おう。疾やがれ『アルナスル・ウミミウム』!」
ウミミウム『ウミミーン!(辺り一帯に衝撃波を撒き散らす音葉』
英寿「何だ…!?」
Xギーツ「うわっ、耳に響く…!?」
P「何だ、もう急におかしくなった…!?」
ギーツキラー「暴走してる…!?」
続く
108 : Pしゃん   2024/03/25 20:57:03 ID:TwO9Irh.Qo
>>107
P「『ウミミウム』を召喚んでから、身体の疼きは収まったが…」
英寿「おい、どうした…?」
P「俺にも分からん、急に鼓動が速くなってきたというか…」
英寿「Pさん、カイズパワーを何で回復した…?」
P「吸血だが…」
英寿「それかもな…」
P「え…!?」
英寿「『高坂海美』の血が、今のアンタに活力を与えている…」
P「海美は同じ吸血鬼だぞ…」
英寿「忘れたのか、『今の高坂海美』は…」
P「あっ、そうか…」
・・・
海美BV「うん…」ムズッ
海美「どうかしたの…?」
海美BV「なんか、左の首元がムズムズする…」
海美「ちょっと、見るね…あっ」
(海美BVの首元に噛まれたような跡が付いてる音葉)
・・・
(所家リビング)
恵美「なんか、急に調子が変になってきた…」
琴葉「大丈夫、恵美…?」
千鶴「熱があるわけでは無いようですが…(額に触れる音葉」
恵美「なんだろうね、身体が沸々としてくるような…」
伊織「何かやらかしてるとすれば…」
紬「P兄ちゃんやいね…」
恵美「多分、アタシの知らないとこで『吸血』したんだ…」
・・・
海美「私の左の首元、見てくれる…?」
海美BV「なんか、噛まれたような跡が…」
海美「さっき、P先生に吸血された時だね。同じ跡が付いてるもん…」
海美BV「えっ…///」
・・・
Xギーツ「ええい、やかましい!」
ギーツキラー「くらえ!」
(飛ぶ斬撃を2人して飛ばす音葉)
P「しまっ…!」
英寿「いや、多分通さない…」
ウミミウム『ウミミーン!』
(衝撃波でかき消す音葉)
・・・
あねね「きゅー…(ウミミウムの嘶きで気絶してる音葉」
???「おや、こんな所に。海美ちゃんに似てるなぁ…?」ニヤリ
109 : 3流プロデューサー   2024/03/25 22:57:15 ID:ZRNWip925E
>>108
ボーンボーンボーン!!
一希「ぬぅああああ!!」
百合子「きゃぁああ!?」
アンネ「ハッハハハハ!!!その程度が剣士共!!」
真奈美「無差別爆発か!!」
圭「何と膨大なエネルギーなんだ・・・」
トモ「これが再生と破壊の相反する力・・・」
全員変身が解ける音葉
アンネ「我等の同士の無念を全て・・・ん?」
シャンシャンシャンシャン
・・・
P「うぉおおお!?!?」しがみ付く音葉
英寿「フォートレス級ジャマト以上のエネルギーだな・・・」足元に創世の力を流す音葉
Xギーツ「この馬鹿デカいじゃじゃ馬・・・!!」剣を刺し耐える音葉
ギーツキラー「ほぼ暴走に近いやん!!」同じく
P「流石の俺もヤバいと思う・・・!!」
英寿「さてどうするかね・・・」
シャンシャンシャンシャン
P「この時期離れなベルの音は!!」
Xギーツ「まさか・・・!!」
シャンシャンシャンシャン
・・・
アンネ「何だあの空飛ぶ鹿は・・・!?」
百合子「アレはトナカイです・・・」
アンネ「何?トナカイは空想の生き物の筈だ・・・!?」
ヤーネフェルト「昔の人はどんな教育を?」
ユーリ『実在して居たのかトナカイ・・・』
悠利「マジかよ・・・」
続く
110 : 毎日変態   2024/03/25 23:09:51 ID:ZRNWip925E
>>109
シャンシャンシャンシャン
ブリッツェン「ブモーブモー・・・」ゼェハァゼェハァ
イヴ「現場に到着~それじゃあ早速~」
橇が円形を描くように回り始める音葉
・・・
Xギーツ「アカン・・・」
P「何がアカンだ」
・・・
海美「えっ!?何々!?」
海美BV「季節外れのサンタさん?」
文香「・・・」
・・・
DG控室
ツムリ「えっ!?この膨大な聖なる力は!?」
・・・
教会学園理事室
クラリス「えっ!?イヴさんが!?」
聖「大変です!?」
教員「理事に理事長何が大変なんです?」
クラリス「イヴさんは『厄災の数字』所謂『負力』を反転させ『正力』に変えれます」
聖「ただ総力が元々私と同等に合って、出力が・・・」
クラリス「簡単に言いますと、出力調整が出来てないので・・・」
聖「溢れるエネルギーは・・・」
クラリス「・・・Pさん、アーメン」
教員「考えるのを放棄ですか!?」
・・・
イヴ「ハァ~イ、反転出力『白夜の聖典』~発動で~す」
その時世界が真っ白になった
111 : 高木の所の飼い犬君   2024/03/26 00:48:25 ID:mo0Kbm/HdI
>>110
ギーツキラー「ぐあぁぁぁっ!?」
Xギーツ「流石にこれは…!?」
P「ぎやあぁぁぁぁぁぁっ!?」
英寿「おい、しっかりしろ!」
ウミミウム『ウミミーン!(Pの中へと戻っていく音葉』
・・・
???「『X』と『キラー』は消えちゃったか…」
あねね「きゅー(特に影響の無い音葉」
???「それじゃ、シューコちゃんは影響の無い所に戻りますか…」
(深い闇に戻り、やり過ごす音葉)
・・・
海美「あぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
海美BV「え、何、どうしたの!?」
海美「私は吸血鬼だから、『浄化の光』に弱いの…」
海美BV「つまり、それって…」
海美「このままだと、『消滅』する…」
海美BV「そんなの、ダメだよ!(海美の手を取る音葉」ガシッ
海美「どうするの…?」
海美BV「さっき、P先生は…」
P『一時的に協力してもらうぞ…』
海美BV「って言ってた。つまり、私達を戻す技がある…」
海美「それはそうだけど…」
海美BV「それを応用するの。一時的に私の中に貴女を入れる…」
海美「分かった、やってみよう…」
海美BV「タイミングを合わせればいいよね…?」
海美「うん…」
海美BV「いくよ、せーの…」
海美BV/海美『Fusion…!』
・・・
P「このままだと、消滅するだけだ…」
英寿「どうするんだ。とは言っても…」チラッ
イヴ「あれ、止まらない!?」
英寿「止まる気配は無さそうだが…」
P「こうなったら、賭けだ…!(ディケイドアダプターを取り出す音葉」
英寿「無茶だ、『平行世界』とはリンクが切れてる…!」
P「『オーロラカーテン』を出して、一時しのぎが出来ればいい…!(ロストをセットする音葉」パチン…カシャン
英寿「仕方ないか…」
P「どうせ、出力は半分だ。どこにも行けやしないさ…」ディケイド
(そういって、オーロラカーテンをくぐらせる音葉)
続く
112 : 師匠   2024/03/26 01:02:58 ID:mo0Kbm/HdI
>>111
(その時、特に起こってもほしくない『ミラクル』が発動してしまった。と同時に『白夜の聖典』の効果が切れた…)
・・・
(所家)
恵美「今のはいったい…?」
(Pがカヨコに付けていた『サダルメリク・ダーブル』によって、守護られた音葉)
・・・
(百瀬珈琲店)
暁「今のは…」
ヴリトラ『分からんが…』
【浄化の光に近かった。師が心配だ…】
・・・
文香「ふみっ…?」
一希「大丈夫か、文香…!?」
文香「一希、私はいーったあーっい!?」
百合子「文香さん…!?」
文香「なんか、急に身体のあちこちが痛いのですが…」
英寿「それは俺から説明しよう…」
・・・
P「砂浜…?」
(何故か、眼前に広がる砂浜と海)
P「俺は『破滅の塔』の跡地に居たはず…」
紗代子「P先生!?」
P「紗代子…?」
奈緒「大変なんです!」
P「(待て、紗代子が『先生呼び』するって事は…」
紗代子「どうしよう、海美と風花さんが…」
奈緒「多分、『そっちの世界』に行ったんじゃないかと…」
P「そうだな。海美と風花は長いこと『俺の世界』に居るぞ…」
紗代子「え…!?」
奈緒「長いことって…?」
P「風花は半年以上も目を覚ましていないし、海美に至っては今日きなってようやく会えたんだが…」
紗代子「時間の流れ方が違ってる…?」
奈緒「意味が分からへん…」
P「『こっちの世界』の今日の日付はいつだ…?」
紗代子「『2023年』の…」
奈緒「『8月10日』ですけど…」
P「え、俺…」










『タイムワープしてる…?』
113 : ご主人様   2024/03/26 06:41:31 ID:RJmqi.7KVU
>>112
全員グロッキー状態
アンネ「何だ・・・今の馬鹿げた力は・・・!?」
杏奈『多分、正の力だね』
アンネ「くっ!イデア・フェニックスの力をフルに使わなかったら危うく浄化されていた!」
文香「まだ諦めませんか・・・?」
アンネ「当然だ・・・」剣を杖に立ち上がる音葉
一希「こっちはもう限界だ・・・」
百合子「もう立てません・・・」
真奈美「すまない・・・」
圭「壮大な音色だったよ」
トモ「魔法でもあんなのはありませんよ!」
文香「此処で決着です!」
アンネ「フッ、膝が震えてるお前に何が・・・」
文香「だからこそです!」
烈火を掲げる音葉
アンネ「なにっ!?」
文香「全知の聖剣よ!再び!!」
全員の聖剣の力が烈火に集まる音
『刃王剣十聖剣!!』
アンネ「刃王剣だと!?」
文香「変身!!」
聖剣抜刀!!
刃王剣クロスセイバー!創世の十字!
煌めく星たちの奇跡とともに!
気高き力よ勇気の炎!
クロスセイバー!クロスセイバー!クロスセイバー
交わる十本の剣!!
同時に文香の背後に始まりの五人や嘗ての幼馴染み、そして父の姿の幻影が見えた
アンネ「・・・そうなんですね。お父さん」
文香「勝負は一瞬です!」
114 : 兄ちゃん   2024/03/26 07:25:30 ID:UK3QHPQVB6
>>113
(超ビーチバレー世界、大会会場)
P「ウソだろ…」
紗代子「どういう事なんですか…?」
P「『俺の世界』はとっくに2024年なんだ…」
奈緒「風花が目を覚ましてないって、どういう事なんや!?」
P「風花が『俺の世界』に辿り着いた時点で、既に気を失っていたんだ…」
恵美「風花はブレスレットしてたよね…?」
P「そうだな…」
志保「そのブレスレットは、どうなっているんですか…?」
P「俺が最後に確認した時は、淡く輝いていたよ…」
未来「海美ちゃんは…?」
P「以前、海美どうしがシンクロした事があっただろ…?」
莉緒「そうね…」
P「俺が海美達がそうなってる事に辿り着いたのは、つい最近の事だ…」
超BVP「勘のいい、アンタにしては動きが遅かったな…」
P「海美の姉妹達に相談されて、気付いたんだ。そもそも、向こうだとこっちの海美は大学生で、俺はその大学からは離れたところで研究員をしてるからな…」
ジュリア「でもさ、過ごした時間は少ないにしろ、アタシらにだって理解る事はある…」
千鶴「『貴方の世界』の高坂海美も好意を持っていらっしゃるのは端から見ても…」
P「『苦しい時』を海美に救われた事もある…」
のり子「疑問なのは、どうしてPさんが送り込まれた事なんだけど…?」
P「あわや『消滅』の所を一時凌ぎする為に『コイツ(ディケイドアダプター』を使った…」
麗花「以前、来た時に使ってたやつですねー」
P「あぁ、それでも来ない確率の方が高かった…」
歌織「それは何故…?」
P「『平行世界』間はそのゲートが塞がれたはず。少なくとも『2023年8月10日』に閉じたはずだった…」
紬「はずだった…?」
P「『閉じる』ギリギリで飛び込んできたのが海美と風花以外にも居る…」
続く
115 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/03/26 07:29:05 ID:UK3QHPQVB6
>>114
琴葉「その『例外』を除けば…」
P「居ない。そう言い切れるだけの材料はあったんだ…」
千早「でもPさんは今、ここに居ますよね…?」
P「何らかの要因が重なって、『デハフ』が解消されたとしか考えるしか…」
亜利沙「風花さんが回復して、ブレスレットが一時的に使えるようになったとかでしょうか…?」
P「あり得るなぁ…」
そら「何故、そう言えるのですか…?」
P「高位の吸血鬼である俺が『消滅』寸前まで追い込まれた。『あの光』にデハフを解消する効果があったとしたら…」
齋藤「で、今後はどうするのかね…?」
P「出来れば、すぐに戻りたいけど…」
真「そうは問屋が卸さないと…」
P「タイムワープをしていないとしたら、平行世界間での時間の流れが狂ってる可能性もある」
エレナ「スグに戻れなかったら…?」
P「あんまり、考えたくない…」ガックシ
律子「なんか、調子狂いますね…」
P「ブルトゥームはとっくの昔に消滅してる。後は一か八かでディケイドアダプターを起動させるか…」
茜「悩みのタネは尽きないかもしれないけど、まずは休もうよ。プロちゃん♪」
P「てか、メンバーが多くね?」
紗代子「今日はOG戦なので…」
P「なるほどな…」
・・・
『超ビーチバレー世界』の名に違わず、この世界では世界レベルの国技なのである
116 : ぷろでゅーしゃー   2024/03/26 11:20:44 ID:LanIgLEYEw
>>115
・・・ズルッウ
Pの後ろ、ら辺から出て来る腕
紗代子「えっ!?」
律子「はっ?」
茜「にょ!?」
奈緒「なっ!?」
エレナ「わお!」
未来「えぇ~」
P「何だ?チュパカブラが豆鉄砲喰らったような顔して?」
真「いえ!?その!?何と言えばいいか!?」
志保「う、後ろ・・・」
P「後ろ?」振り向く音葉
タイミングよく引っ込む音葉
P「何もないじゃないか」ヌルッ
琴葉「いえですから!?後ろです!!」
亜利沙「あばばばばば!?」
P「全く何言ってるんだ?何もないだろ?」
タイミングよく引っ込む音葉
紗代子「コントしてる場合じゃ無いんですよ!?」
恵美「めっちゃタイミング良すぎ!?」
P「全くこんな真昼間からお化けが出る訳・・・ん?」ガシッ!!
???『捕まえた』
P「うぉおおお!?何だコレは!?凄い力だ!?」必死に踏ん張る音葉
???『オイオイ、吸血種が最強のボクに逆らうのか?』
P「俺の知り合いにそんな奴は居たがとっくにくたばってる!!」
???『あっ!そうか、君はボクが死んでる認識なんだ!!お~い皆手伝って』
???『了解ですご主人様』
???『今調合中なのでパルラお願い~」
???『おけ丸~』
???『ラドリーさんも手伝うぞ!!』
???『えっと・・・私もですか?』
P「アレ?この声は・・・ドアラアアアアア!?」引っ張られる音葉
続く
117 : そなた   2024/03/26 11:33:43 ID:LanIgLEYEw
>>116
アンネ「決着を付けるぞ・・・」
文香「・・・」
両者必殺の間合いに入る音葉
アンネ「ハァアアアア!!!」
文香「デァアアアアア!!!」
杏奈「アイタ!?」踏み込んだ瞬間に体から押し出された音葉
百合子「えっ!?」
一希「まさかアイツ!!」
両者が一瞬交差した
文香「・・・くっ」膝を付き変身が解ける音葉
アンネ「終わりだ・・・」イデア・フェニックスごと切り捨てられ
そのまま上半身と下半身別れ落ちる音
文香「・・・ワザと斬られましたね・・・」
アンネ「・・・お前の後ろに父の姿が見えた、それで答えが出た・・・」
ユーリ『アンネ・・・』
アンネ「今思えば・・・貴方は父に名誉を守ったんだな・・・」
ユーリ『俺にはそれしか方法が無かった』
ヤーネフェルト「・・・」
アンネ「何故だろうな・・・不思議と穏やか気分だ・・・」
杏奈「・・・おやすみアンネ」
アンネ「あぁ・・・今まで、傍で世話になったな、同志達に謝らないとな」
イデア・フェニックスライドブックが砕け散る音葉
アンネ「私は・・・やっと・・・眠れ・・・」
そのまま灰の様に崩れ去る音葉
118 : ぷろでゅーさー   2024/03/26 13:25:59 ID:YHLV8XLYj.
>>117
文香「ふーっ…」
一希「お疲れ様…」
文香「ありがとう…」
朋花「杏奈ちゃん…」
杏奈「ひゃっ!?」
百合子「あっ…」
朋花「良かった…」
杏奈「え…」
朋花「良かった、本当に良かった…」グスッグスッ
杏奈「ごめんなさい…」
百合子「ホッ…」
真奈美「これにて、一件落着だろうな…」
トモ「デザストー、どこに行くんですかー?」ニッコリ
デザスト「チッ…」
やーね
悠利「だが、まだ」
119 : 失敗、やり直し   2024/03/26 13:38:31 ID:YHLV8XLYj.
>>117
(平行世界間)
P「(コイツらは『勇者世界』の…」
???「さて、どうしようかなー」
P「(完全に連れていかれるまえに…※カードを投げる音葉」ヒュッ
・・・
(超ビーチバレー世界)
紗代子「P先生が居た場所に…」
奈緒「なんや、これ…」
P『海美と風花は必ず戻すから、待っていてくれ…』
紗代子「今は信じるしかないか…」
奈緒「せやな…」
・・・
(Pの世界、破滅の塔跡地)
文香「ふーっ…」
一希「お疲れ様…」
文香「ありがとう…」
朋花「杏奈ちゃん…」
杏奈「ひゃっ!?」
百合子「あっ…」
朋花「良かった…」
杏奈「え…」
朋花「良かった、本当に良かった…」グスッグスッ
杏奈「ごめんなさい…」
百合子「ホッ…」
真奈美「これにて、一件落着だろうな…」
トモ「デザストー、どこに行くんですかー?」ニッコリ
デザスト「チッ…」
ヤーネフェルト「そういえば、P殿から…」
P『この騒ぎが収まっても、どうせすぐに帰れないだろうし。プロメアの禁書狩りを手伝ってほしい』
ヤーネフェルト「と…」
玲花「それなら…」
凌牙「俺達の出番か…」
朋花「ここで倒されて良かったのかもしれません…」
杏奈「えっ…」
朋花「Pさんはアンネさんに『記憶封印(メモリーロック』を行使しようとしてましたから…」
百合子「叔父様…」
悠利「だが、まだ終わってないだろう…」
ユーリ「あぁ、まだ向こうは戦っている…」
「きゃあーっ!?」
文香「今のは…!?」
一希「聞き慣れない声だが…」
・・・
海美BV「あの女(ヒト)、どこから…」
海美『お姉ちゃん!?』
海美BV「え!?」
???「なるほど、こっちの海美ちゃんのお姉さんかぁ…」
英寿「シュウ…」
???「さて、どうしようか…?」ニヤリ
120 : 変態お化け   2024/03/26 13:39:11 ID:YHLV8XLYj.
補足
現在の高坂海美はBV世界の方が肉体のメイン。瞳の輝きは反転している(左目が青から紫、右目が紫から青になっている)
(その8が大分消えてるから、ドラゴンメイド達の特徴とか忘れてしもたわ)
121 : 監督   2024/03/26 19:54:17 ID:LanIgLEYEw
>>119
勇者世界
ノヴァ「やぁやぁ久し振り~」
P「・・・」( ゚д゚)
ノヴァ「何だい何だい?キマイラが矢の雨喰らったような顔して~?」
千早『Pさんは今の貴女を知らないからよ・・・』
ノヴァ「そうなの?人間ってそう言うの気にするんだ~」
千早『私だって急に今の貴女が声かけてきた時同じ反応したわ』
ハスキー「ご主人様、手短に・・・」
ノヴァ「ん?ああそうだね~」
P「・・・」( ゚д゚)
ノヴァ「まあ手短に言うとボク達を君の持ってる『ソレ』で君の世界に戻して欲しい」
ハスキー「要点を伝えて下さい・・・」ハァ
ノヴァ「それは・・・あっ」
千早「5分が過ぎたわね・・・」
P「はっ!?千早!!何故此処に!?」
千早「簡単に言いますと、彼女をノヴァが連れて来ようとしたら逆に引っ張られ負けしました・・・」
ノヴァ『いや~まさか最強のボクが眷属達に力負けするなんて弱体化華々しいね』頬に口と眼だけ出現する音葉
P「気持ち悪!?」
ハスキー「いきなり腕だけでナサリーを誘拐しようとすれば誰でもそうなります」
千早「説明も無しにやっても仕訳けないわ・・・」
P「言っとくがコイツは不安定だ、そもそも帰れる保証はないぞ・・・」
ナサリー「主様、出来ましたわ~ドラゴン専用のお薬~」
パルラ&ラドリー「イエ~イ!!」
チェイム「い、いえ~い・・・」
ノヴァ『それなら問題ないよ。ボクがに君の世界の境界だけ臭いで探せるから』
千早「後は場所が分かれば空間固定をノヴァが行い一時的ですがゲートが開くそうです」
ノヴァ『君の施設は優れ物なのは重々承知だけど人種と竜種は完治にはコレが必要』
ナサリー「ハイ、キメラの血の涙石、スプリガンの心臓、黒死蝶の鱗粉、世界樹の種を潰し混ぜ合わせたこの特効薬です~」
P「本当に大丈夫なのかその薬液・・・」
ハスキー「竜種には丁度良いです、人間が使えば死にますが」
122 : 番長さん   2024/03/26 22:11:12 ID:kHuCcNUolI
>>121
ハスキー「とにかく、ティルルが大変なのでしょう…」
P「あぁ、そうだな…」
ノヴァ「まぁ、ボクが話したんだけどねぇ(Pの肩からマスコットのように顔を出す音葉」にゅっ
P「だーかーらー、変なとこから顔を出すな!」
千早「『平行世界』間を移動する時は私の中に収まるから大丈夫だとは思うけど…」
P「え、千早。帰れるアテがあるんじゃ…」
ノヴァ「(・ω<)テヘペロ」
P「流石にシメるぞ、おんどれいや」
ノヴァ「まぁ、待て待て。ボクが分かってないとでも…?」
P「何おう」
ノヴァ「『カミサマ(英寿』に『管理者代行』を押し付けたろ?」
P「バレても怖くねぇやろがい…」
ノヴァ「それはまぁ、いいや。『ガイアメモリ』を見てごらんよ」
P「ディケイドメモリを…ん?」
(やや色味が失われている音葉)
ノヴァ「アダプターに差し込む前は完全にマゼンタだったはずだ…」
P「どうなってやがる…!?」
ノヴァ「それが無理矢理な『移動』の代償だね。安心したまえ、今の『平行世界』間は時間の流れが不規則だ…」
P「それはそうだろうな。『超ビーチバレー世界』は海美と風花が居なくなってすぐだったみたいだし…」
ノヴァ「キミとボクと千早で平行世界を巡って、ディケイドメモリを完全に戻していく。それが今、戻るための近道だよ…」
千早「それで初めて、ノヴァが境界を嗅ぎ出せるの…」
P「まぁ、乗りかかった船だな。次はドコに向かえばいいんだ…?」
ノヴァ「『仁義ない世界』…」
P「また、星梨花にビンタされるな…」
・・・
補足
仁義ない世界の星梨花はPがだらしないのを知ってからは出会う度に叱咤激励という名のビンタを毎度与えている。何故か対P特効が掛かってて痛い思いをしてる
123 : ボス   2024/03/26 23:06:08 ID:Ejpoh8OlQA
>>122
プロメア「終わった・・・これで全部」
カァーンカァーンカァーン
プロメア「えっ!?この音は・・・まさか!!」
突如出現するワンダーオールマイティライドブック
プロメア「全知全能の書!!いえ!これはお母様の『大号令』!?」
「各世界の歪み及び筋書きの修正を行う」
プロメア「お母様!?」
・・・
???「ん?」
あねね「うぅう・・・」
海美「お姉ちゃんを帰せ!!」
???「悪いが出来ないね。未来の為にね・・・」
英寿「お前の言う未来ってのは?」
???「兄ちゃんならわかると思うけどね、私達の様な『存在』を産み出さない為に」
ワンダーオールマイティが出現する音葉
???「なにっ!?」
英寿「コレは・・・」
・・・
文香「ワンダーオールマイティ・・・」
一希「何が起きるんだ?」
百合子「えっ?えっ?」
そして、世界の物語が修正された
・・・
修正された物語
深罪の三重奏編通りに『アンネ達と間宮達の復讐』が『アンネ達』だけの復讐に変わり、原作通り間宮達は剣を取らない物語に変わる
アンネ達はこの物語の通りに倒され『死による救済』を行われた

『大号令』
全ての頂点たる『世界(宇宙含む全て)』が行う権限、神も大特異点もこの権能の影響からは避ける事は出来ない
124 :   2024/03/26 23:52:18 ID:wuEAocUbhM
>>123
(仁義ない世界)
P「よっと…」
千早「何か、殺伐としてるわね…」
P「『龍◯如く』を地で行く世界だからな…」
ノヴァ「あー、こりゃやったな…」
P「何をやったんだよ、ノヴァ…」
ノヴァ「移動するのを待っていれば、『大号令』による修正で戻れたかもって話…」
P「つまり、それって…」
ノヴァ「『平行世界』間を無闇矢鱈に移動しなくても良かったのかもしれないって話です…」
P「だとすれば、その『大号令』でもままなってない事はあるはずだ…」
千早「そうね、必ずしも全ての事象がその通りに行われるとは限らないわ…」
ノヴァ「まぁ、適当にブラブラ過ごしていればメモリにエネルギーが貯まるはずだから…」
P「参ったな、『この世界』からは一刻も早く立ち去りたいのに…」
「それは何故ですか…?」
P「いつも、無慈悲にビンタをくらうからですよ。せりちゃん…」
星梨花「また、違うオンナの人を連れてますね。覚悟はいいですか…?」ニッコリ
千早「(あれ…?」
\バッチーン/
P「痛ぇ…」ヒリヒリ
ノヴァ「うわ、キレイな紅葉…」
千早「貴女、星梨花よね…?」
星梨花「そうですね。Pさん達の言葉を借りるなら『この世界』の星梨花です」ニコッ
P「また、成長したな…」ナデポン
星梨花「まだまだ、成長期ですっ」
P「(何故、俺の娘の星梨花は少しちんちくりん感が抜けないのだろうか…」
・・・
(Pの世界)
星梨花「へくちゅん!」
チェイス「どうした、星梨花…?」
星梨花「誰が噂でもしているのでしょうか…?」
・・・
星梨花「まぁ、いいです。少し付き合ってください…」
P「買い物か…?」
星梨花「ハイっ♪」
ノヴァ「(次の世界は『アウトサイダー』か…」
・・・
『世界』曰く「『間(ま』が悪いのは流石にどうにも出来ない」
125 : Pしゃん   2024/03/27 05:12:34 ID:Wt4F1ELRhg
>>124
ハスキー「私達の世界とは仕組みが違いますね」
ナサリー「街並みがスゴいわね~」
パルラ「これおいしそうじゃん~」
ラドリー「おぉーラドリーも気になるぞ!」
チェイム「あの先輩方・・・」
P「なんでお前等おんねん」
ハスキー「暇でしたので」
P「メイド長の言うことか」
ハスキー「仕方が無いでしょう。来客など下手したら一世紀位は来ないんですから、そもそもその程度で荒れるような宮殿では御座いません!」
千早「落ち着いて下さい」
ハスキー「失礼しました。つい」
星梨花「そうでした。この街では気を付けないと行けないことがあります!」
P「なんだ?」
星梨花「道を歩いてるとチンピラが喧嘩売ってきます!」
千早「龍◯如くね」
星梨花「でも安心して下さい。こっちが攻撃してくるまで行動しませんから」
P「チンピラなのに律儀にターン製を守るのかよ」
星梨花「仁義って奴ですね。パパも言ってました!」
ノヴァ『RPGみたいだね』
星梨花「ただしムービーに入ったら容赦なく襲ってきます!」
千早「そこまで龍◯如くなのね」
星梨花「ムービー銃には気を付けましょう」
P「メメタ」
千早「それで買い物は何処で?」
星梨花「あっそうですね。場所は超大型商業複合ビル、世界が誇る大企業」






『SEGAミレニアムタワービルです!』
・・・
メイド達は格好を今風に変え角と尻尾は収納、耳もヒトミミになっている
126 : イルデューサー   2024/03/27 07:21:20 ID:Rm8fpGew/s
>>125
P「なんか、頭痛くなってきたかも…」
千早「気に留めるなと言う方が無理かもね…」
ノヴァ「おぉ、あのチェリムまで浮かれとる…」
星梨花「はい、Pさん。カートをキリキリ押してくださいね…」ニッコリ
P「イエス、マム…」
千早「あそこまで、従順なPさんはレアよ…」
ノヴァ「さっき、こっそり聞いたんだが…」
P『この世界に来る度に同行させんのが違うオンナなせいで、その都度引っ張たかれんだよ…』
ノヴァ「って…」
千早「猛獣の調教法ね。訴えたら、勝てそうだけど…」
ハスキー「ただ、Pさんはこの世界の住人では無いので…」
P「やけに荷物が多くないかな、せりちゃん…?」
星梨花「今日はお客さんも多いみたいなので…」
P「『あの連中(メイド達』もカウントしてんの!?」
星梨花「それに今日はママの誕生日で命日なんです…」
P「そうか…」
千早「お母様を亡くされていたのね…」
星梨花「もう、何年も前の話ですけど…」
千早「(Pさん…」コソッ
P「(どしたん…?」
千早「(なんとなく感じてた違和感が分かったわ…」
P「(違和感…?」
千早「(お母様は歌織さんね…」
P「(あぁ、そうか。タッパが似てきたのか…」
・・・
(仁義Pの自宅)
星梨花「ただいまー…」
P「ちくしょう、メモリにエネルギーが貯まりきってない…」
仁義P「なんだ、また来たのか…」
P「色々あってな…」
イヴァン「おう、久しいな…」ヒック
P「まだ、夕方にもなってないのに…(呆れる音葉」
・・・
仁義Pとイヴァンは飲み友達である。同時に情報も交換している
127 : プロちゃん   2024/03/27 14:28:41 ID:gkGJi5T4ro
>>126
仁義P「仕方ないだろ今やマフィアもギャングも任侠も肩身が狭いからな・・・」
イヴァン「あのSEGAの野郎~俺達のシノギを・・・」
P「(何でこの世界のSEGAはこんなヤベェんだよ・・・」
千早「(歴史はどう変わるか分からないからですね・・・」
P「(俺達の世界じゃアミューズメントからも撤退してるんだぞ・・・」
千早「(ハード戦争の敗退のツケですね・・・」
P「(巷じゃこう言われてたな・・・」
・・・
律子「知ってますかP」
P「何がだ?」
律子「笑いの神に愛されたゲーム会社って」
P「何だSEGAの事か」
律子「知ってましたか」
P「俺はソ〇ーも任〇堂も好きだがな~」
・・・
星梨花「あっ!せがた三四郎がCMに出てます♪」
ラドリー「このおじさん凄いな~」
ナサリー「私好みの渋い叔父様ですね~」
パルラ「えっアンタ、おじ専なの?」
チェイム「はわわ・・・!?」
仁義P「知らんメンバーがいっぱいだな・・・」
ハスキー「申し訳ありません、これはツマラナイ物ですが・・・」菓子折を渡す音葉
仁義P「ご丁寧に、出来た人だな・・・」
P「(そう言えばノヴァは出てこないな」
千早「(施設でチンピラ相手にやり過ぎてPさんに叱られて、引き籠ってと言うか・・・」
P「(と言うか何だ?」
千早「(私の精神の中で不貞腐れてます。と言うか不貞寝してます」
P「(子供か!?」
イヴァン「おや~?綺麗なお嬢さんだな?俺の嫁にバガァ!?」バチーン!!
ハスキー「いきなり口説くのは失礼に値します。私を口説きたかったら後300歳は歳とって下さいね」デコピンで吹き飛ばす音葉
P「人間には無理だろそれ・・・」
128 : 変態大人   2024/03/27 16:19:37 ID:19r7fMg5uc
>>127
(翌朝)
P「結局、泊まり込んでしまった…」
ノヴァ「エネルギーが貯まらなかったんだ、仕方あるまい…」
P「ようやく出てきたか…」
ノヴァ「朝ご飯はいただきたいね。昨日は結局、何も食べてない…」
P「ウソこけ、店で試食食べまくってたやんけ」
星梨花「もうすぐ、ご飯になりますからね…」
(星梨花、ハスキー、千早で人数分の朝ご飯を作っているOTO)
P「あいよ…」
ノヴァ「そういえば、来る度に引っ叩かれるって言ってたな…」
P「せりちゃんなりのちゃんとした理由はあるんだよ…」
ノヴァ「理由…?」
P「ピエールを連れてこいって言われてんだよ…」
ノヴァ「なのに連れてこないと…」
P「連れてこれないんだ。アイツだって、彼女が居るうえに…」
ノヴァ「本命のライバルにも、休日を割いてるからって事か…」
(※本命:果穂、ライバル:ステラ・ルゥ・ナガヨシス)
P「果穂のヤツ、ナガヨシスがピエールのアパートの近くに引っ越した事で焦っていやがるしな…」
星梨花「『それ』はいい事を聞きました…」ニッコリ
P「しまった…!」
ノヴァ「あーあー…」
星梨花「連れてこれないのなら、こちらから向かいます。分かりますよね、Pさん…?」ニッコリ
P「イエス、マム…」
ノヴァ「さーて、次に向かうのは『アウトサイダー世界』だ。ハスキー達は『一旦』帰すよ…」
P「一旦…?」
ノヴァ「ティルルの治療薬の取り扱いは慎重にしてもらいたい。『平行世界』を巡っているのは…」







『ドラゴンメイド達を全員、君の世界に連れて行くためでもある…』
129 : 変態・オブ・ザ・イヤー   2024/03/27 19:45:49 ID:gkGJi5T4ro
>>128
???「ちっ!!流石やね兄ちゃんは・・・あの一瞬で」
・・・
???「コレは・・・」
英寿「隙有りだな!!」BOOST CGARGE!
ギーツバスターQBⅨをぶん投げる音葉
???「なぐぅ!?」肩に刺さり獣の尻尾も何本か吹き飛ぶ音葉
あねね「きゃ!?」
英寿「おっと、大丈夫か?」受け止める音葉
あねね「あ、ありがとうございます」
???「くっ・・・実の妹相手にも容赦ないね!!」
英寿「誰かの幸せを奪ってでも未来を守ろうとする行為は、例え実の妹でも許されない、そして俺は認めないんでね!」
BOOST Ⅸ STRIKE!
???「ぎゃ!?」
英寿「反省するんだなバカ妹!!今直ぐ元に戻す!」腕を翳す
???「悪いけど諦め悪いんは!アンタ似だ!!」爆発に紛れる音葉
英寿「何度でも説教してやるぞ!!」
・・・
???「御蔭でこんな姿になってもたやん・・・」ギーツケミー似の狐の姿
???「力も殆ど失って、少なくともこれでゴッド誕生は阻止出来んね」
カヨコ「むぅ~むぅ~」
恵美「どしたんカヨコ?」
???「うげぇ・・・」
カヨコ「むぅ~むぅ~」
恵美「おりょ?狐さんだね・・・しかも怪我してる」
???「ヤッバ・・・今この場でPさん一家に会うとは」
恵美「何か警戒してるのかな?ほ~れ怖くない怖くない~」
カヨコ「むぅ~むぅ~」ペチペチ
???「痛いっちゅうねん、何とかしたいけど・・・これ以上は限界・・・」パタン
恵美「わわぁ!?大変動物病院!!」
・・・
今のビースト周子はマジ狐と変わらないレベルで弱体化で尚且つ自分が無意識に創世の力で狐と認識させている
130 : 仕掛け人さま   2024/03/27 22:08:30 ID:19r7fMg5uc
>>129
(動物病院での診療後→所家)
千鶴「事情は分かりましたわ…」
恵美「理解が早くて、助かるよ〜」
伊織「本来の目的を忘れてないかしら…?」
恵美「あ、暁!」
琴葉「の事なら、恵美とカヨコが出てる間に少し解決したの…」
恵美「ん、少し…?」
紬「これ、P兄ちゃんからのメッセージカード…(おずおずと差し出す音葉」
恵美「ん、ありがと…」
P『一希と文香が引き取ってる犬を送り込む。バステトとケンカしないように気を付けてくれ。P.S、暁の事はヴリトラとオーマジオウに任せてある。ちゃんと説明したいから、俺が連れて帰る。P』
恵美「暁の事は分かった。Pに任せるけど…」
亜利沙「けど…?」
恵美「犬って、何さ!?」
やよい「幸い、バステトちゃんとケンカはしてませんよー」
恵美「それなら、Pの心配は杞憂なワケだ…」
レイナ「恵美ママー」
恵美「どしたー?」
ユキナ「そのキツネさんは…?」
恵美「途中で拾った!」
カヨコ「(やれやれだぜという表情」
恵美「いや、弱りきってるとこペチペチしてたのカヨコだからね!?」
周子ケミー「(仕方ない、当面はこの姿でやり過ごそう。兄ちゃんが来たら、その時だわ…」
・・・
(アウトサイダー世界)
P「相変わらず、この世界は砂嵐が吹きすさぶな…」
千早「凄い世界ね…」
ミキ「え…」
P「ミキ…」
ミキ「なんで、居るの…?」ポカン
P「まぁ、色々あってな…」
千早「(美希に似てるわね…」
ミキ「(ダスクに似てるわね…」
(※平行世界の人間なので、当然ではある)
131 : EL変態   2024/03/28 00:22:22 ID:QABKwyEs1M
>>130
P「前に比べて街が寂れてるな・・・」
ミキ「神だったマキナの加護が無くなってエネルギー問題が深刻になってる」
千早「そうなの・・・」
P「ポストアポカリプスの世界でエネルギー問題はヤバいからな・・・」
ミキ「FDの拠点の一つだった巨大火山マキナも今じゃ死火山・・・」
ノヴァ『厳密に言えば死火山は存在しないけどね・・・』
ミキ「ううん、本当に死んでる。今まであった地熱がある時を境に全て冷え固まった」
千早「マキナが消滅した時かしら・・・」
ノヴァ『アイツそう言う所はいい加減だからな~』
ミキ「代用のエネルギー源もあるかどうかさえ分からない・・・」
P「正に世紀末だな。化石燃料さえ希少な世界だ。膨大なエネルギーを賄えたマキナの力は壮大だったんだな・・・」
ノヴァ『まぁ攻撃力はボクには劣るが破壊力は文字通りのNoだったよアイツ』
千早「何とか出来ないのかしら・・・」
ノヴァ『世界の『管理』はその世界の者が行う。コレは絶対。出来なければ神から人に次代に回すのがルールだよ』
P「そう言う意味では怠惰のブルトゥームと人よりのアリアは出来た神だな」
千早「世界の運営は神ではなく人が行う。言うは易く行うは難しね・・・」
ノヴァ『まぁボクは放任主義だったけどね~』
千早「結果魔族と人の争いある種の共存システムが出来たと・・・」
ノヴァ『どちらも滅びず栄過ぎずが一番さ』
132 : Pサマ   2024/03/28 05:51:41 ID:Qu7R2Aa7bQ
>>131
P「とは言っても、このままは良くない…」
ミキ「それはそうなの…」
P「俺は研究者だ。専門は『街づくり』…」
千早「あら…」
P「『ここ(アウトサイダー世界』にくるまでも、既に2つの『世界』を巡ってきたからな…」
ノヴァ「まさかとは思うが…」
P「あぁ、その『まさか』さ…」
ミキ「で、具体策は?」
P「この無限に吹いてる風だ、風を使う」
ノヴァ「『風力発電』は確かに手だ、でも…」
千早「道具が無いわ…」
P「それはそう。本当にそう」
ミキ「なら、ダスクとベルベットに協力させるの」
P「今はその2人が『リーダー』か…」
ノヴァ「とはいっても、『Pの世界』にはこんな言い回しがある…」 千早「『ローマは一日にして成らず』…」
P「だからこそ、『平行世界』との繋がりは途切れさせちゃいけない。もう…」
(アザトース決戦で『死んだ地球』に攻撃を加えた時のことを思い出す音葉)
P「あんな『地球(ほし』を生み出したくないからな…」
ノヴァ「まぁ、まずは『ここの人間』にやるだけやらせてみよう…」
P「設計図は興しておく。小さな事からコツコツとな…」
(その後はダスクとベルベットにも面通しをして、Pの施策を説明。まずは街単位での発電から開始、平行世界間が繋がるようになれば『世界規模』での発電もいつかは…)
・・・
P「これでまだメモリに半分くらいか…」
ノヴァ「まだ、巡ってないのは『おとぎ話』『魅裏怨』『空猫』『パンゲア』といった辺り…」
P「『パンゲア』か…」
千早「鏡舞さんとは…」
P「アリアを失ってからは連絡は取り続けてた。流石にこの半年は無理だったが…」
ノヴァ「何となく、良くない予感がする…」
P「何とかしたかった。だから、ディケイドアダプターを探してたんだ…」
・・・
(Pの世界)
英寿「まだ、死んではいないはず。どこにいったんだ、シュウ…」
133 : 我が下僕   2024/03/28 13:24:02 ID:aYcClvKg2w
>>132
繁華街
文香「新しい本の販売日にごめんね・・・」
一希「別に気にする事は無いさ。俺も購入する予定だ」
文香「そうなんだ、変に気を使わなく良かった」
一希「ああ、そうした方が良い・・・」
まひる「・・・」
擦れ違うが二人は気付かず通り過ぎる音
まひる「・・・」振り返り二人を見る音葉
楽しそうに喋る二人
まひる「幸せそうならそれも良いわ」
そのまま人混み中に何も言わずに消えていく音
・・・
大学
百合子「もぉ~杏奈ちゃんのせいだよ!!」
杏奈「百合子さん、人のせいにしては、いけない」
百合子「大学のオープンキャンパスに行きたいと言ったのに寝坊したのは誰!?」
杏奈「ふぅ~む、その話は今の宇宙が誕生するまで遡る、よ?」
百合子「今は良いよってアダッ!!?」本を落とす音
ケント「大丈夫か?」
百合子「イタタタ・・・御免なさいよそ見してました」
ケント「後、これ落としたよ」
百合子「あっすみません!?」
ケント「君もこの本が好きなのか?」
百合子「えっ?はい!この本は私の大好きな(以下略」
杏奈「(눈_눈)」
134 : 3流プロデューサー   2024/03/28 13:58:27 ID:Tk9E6.208A
>>133
杏奈「いちゃいちゃしやがって…」ポソッ
百合子「聞こえてるよ、杏奈ちゃん…?」
杏奈「しまった…」
ケント「ん…?」
百合子「な、なんでもありませんよ」アセアセ
・・・
(時は少し戻って、あねねが助けられた後の事)
あねね「海美ちゃん、その黒いセーラー服は…?」
海美BV「これは…」
海美BV「(何故、セーラー服なのかは私が聞きたい。P先生の趣味…?」
海美『違うよ、マイティセーラーは伝統ある戦闘服だよ!』
海美BV「(ステイ、分かったから…」
あねね「(瞳の色が反転してる。もしかして…」
あねね「貴女は私の『知ってる』海美ちゃんでは無いのね…?」
海美BV「そうですね。私は『この世界』の高坂海美では無いです…」
海美『さよちん先輩がお姉さんだったから、名字も違ってたよね…』
海美BV「私の本名は高山海美。『Pさんの世界』とは違う『平行世界』から来たの…」
・・・
(高坂家)
環「おかえり。あねねー、うみみー…ん?」
あねね「ただいま、環…」
海美BV「た、ただいま…」
環「うみみ…?」
海美BV「ごめんね、少し疲れちゃった。ご飯はいらない…」
環「えっ!?」
あねね「海美ちゃん…」
海美BV「ちゃんと、話はするから…(階段を登っていく音葉」
環「また、おやぶんに話さないといけないかなぁ…」
あねね「そうね…」
・・・
(アウトサイダー世界→おとぎ話の世界)
P「プロメアに代理のヤーネフェルトも居ないもんな…」
ノヴァ「ただ、元々しっかりしてたんだろうな…」
千早「比較的、統治されてるわね…」
P「ここでやれる事は少なそうだな…」
千早「Pさん…」
ノヴァ「それはフラグだぞ…」
135 : エビさん   2024/03/28 14:44:07 ID:aYcClvKg2w
>>134
リカ「あっ!!」
モモ「アンタは!!」
ビッキー「丁度いい時に来たぞ!!」
P「えっ?」
千早「ほら言った通り」
ノヴァ『生きたフラグメイカーなんだよ君は』
リカ「助けて下さいステラが!!」
モモ「それだけじゃない王国でクーデターが!!」
リカ「偉大なる大地母神のプロメア神教の廃絶まで言ってるんです!!」
P「何だと?」
ビッキー「何でもクーデター派の連中が無能な王族廃絶と」
モモ「今まで平和を築いたプロメア神の教えを捨てようとしてるの!!」
ノヴァ『ふ~む、多分だ。プロメアの教えを邪魔だと思ってる連中が居るんじゃない?』
リカ「自然を愛し平和を唄う教えが何で・・・」
モモ「私達はそれで平和に暮らせてたのになんでよ!!」
千早「もしかしてだけど、平和が気に入らない奴が居るって事?」
ノヴァ『どの世界にも居るんだよ。平和が嫌いな奴が・・・」
・・・
工事現場
里奈「ミッチーってさぁ~」
道長「何だ?」
里奈「昔と比べて柔らかくなったよね~」
道長「気のせいじゃないのか?」
里奈「いやいや~一時期めっちゃ不機嫌そうだったじゃん~」
道長「お前の見間違いだろ」
里奈「えぇ~絶対そうだって~」
拓海「休憩迄まだあんだぞサボんなっての!」ポカッ
里奈「アダッ」
・・・
あきら「だから言ったでしょりあむさん」
祢音「コレは酷いね・・・」
キューン「擁護不可能にも程があるぞ、第一お前は(以下略」
りあむ「なんでぁよぉおぉぉぉぉ!!何でボク様がネオンあきらチャンネルに出ただけでボクのXが大炎上するんだよぉぉぉぉ!!」
あきら「#汚い#顔が煩い#りあむは祢音ちゃんに擦り寄るな、だって」
祢音「大丈夫だってきっと良い事あるよりあむちゃん!!」
りあむ「うぅうう祢音ちゃんマジ天使・・・」
あきら「あっまた延焼した・・・」
りあむ「なんでだぁあああああ!!!」
136 : 下僕   2024/03/28 22:10:16 ID:GBaelb7HOU
>>135
P「てか、何でステラが…!?」
モモ「何でって、戻ってきたんだよ。急にだけど…」
P「ルゥと精神を一緒にしたはず…」
モモ「ただ、本人曰く」
ステラ『オレの中に「ルゥ」は居なくなったよ』
モモ「とは言ってたけど…」
ノヴァ「考えられるとすれば『大号令』の影響だろうね…」
P「待てよ、ルゥが元居た『世界』はもう…」
ノヴァ「待て待て、『大号令』でも戻せないものはあると仮定していたが、それはその通りだ」
千早「本当に失われたものは戻らないものね…」
P「って、事は…」
・・・
(Pの世界、ピエール宅)
ルゥ「さっき、パァーッて光ってただろ?」
果穂「そうですね」
ルゥ「その光が止んだかと思ったら、オレの中からステラが消えたんだって!」
ピエール「もしかして、元の世界に戻ったかも…」
ルゥ「それはそれで寂しくなるなぁ…」
果穂「しかし、あの光は何だったんだろう…」
ピエール「P先生なら、何か知ってそう…」
・・・
(おとぎ話の世界)
P「エネルギーが貯まるのを待つがてら、クーデターを制してくるか…」ポキポキ
千早「私達も手伝うわ、ノヴァ…!」
ノヴァ「やれやれ、平和に済むかと思ってたが…」
リカ「力強いです!」
ビッキー「よろしく頼むぞ!」
モモ「貴方達だけが頼りだから…!」
・・・
(王国、王宮内)
ステラ「せっかく、帰ってこれたのに…」ブー
(捕らえられ、牢屋に入れられている音葉)
ステラ「でも、P先生は平行世界間は閉じられたって…」
見張り「もう少し、緊張感を持ってくれよ…」
ステラ「このくらいなら、『あっちの世界(Pの世界』でも経験したしなぁ…」
見張り「どんな世界だよ…」
137 : プロデューサーちゃん   2024/03/28 22:58:17 ID:aYcClvKg2w
>>136
見張り「王子、こうは言いたくないが」
ステラ「知ってるさ、大臣は元々プロメア神様に懐疑的だ」
近くの牢獄「愚かにも程があるわよ!!何故私達の女神さまを疑うの!!」
見張り「リーオ大司教お静かに」
リーオ「コレが黙っていろですって!!国教廃絶、王権の廃止でどれだけの混乱が起きると思ってるの!!あのメタボリックの豚大臣を挽肉にしてやるわよ!!」
見張り「アンタ一応囚われの身なんだから落ち着いて!!」
ステラ「(相変わらず大司教は恐ろしいな・・・」
リーオ「くぅううう!!聖剣士達の不在にクリサン・セマス・ポンド大団長(真)が遠征の不在時にやられるなんて!!不覚!!」
ステラ「(王家に忠実な将軍の不在、完全に狙われたな」
・・・
遠征地
クリサン「えっ!?王宮でクーデターだって!?」
兵士「ハッ!!我々が不在の隙にしてやられました!!」
クリサン「直ぐに戻るよ!!ジュリアン副団長にスチュアート参謀!!準備を!!」
ジュリアン「分ってるよ!!くそ!!あの豚野郎!!挽肉してやる!!」
スチュアート「いえ、粗挽き肉団子にすべきです!!」
クリサン「わぁ~僕の部下達超物騒!?」
兵士「大変です!!クーデター派の軍隊が攻めて来ました!!」
クリサン「くっ・・・僕達を足止めする気か!!」
ジュリアン「舐めんな!!直侵攻軍だ!!」
クリサン「いや、駄目だよソレ!?」
スチュアート「いえ、クーデター派に着いた事を後悔するレベルで殲滅です!!」
クリサン「だから一々発想が物騒だって!?」
二人「「行くぜオラァアアアアア!!」」
クリサン「僕一応総司令官だよ!?」
138 : 変態大人   2024/03/29 00:14:11 ID:HLUQCYBeJk
捕捉
王国は前は国王が居たが病気により崩御し現在は妻のルナ王妃(配役:三浦あずさ)が王室を守っている。
王と王妃の間に5人の子供が居り
第一王女ウェヌス王女:篠宮可憐
第二王女マレ王女:真壁瑞希
第三王子フランマ王子(夭折):配役無し
第四王女フロンス王女:伊吹翼
第五王子ステラ王子:永吉昴
139 : P殿   2024/03/29 06:45:10 ID:wU.W1TZdP2
>>137
(王宮前)
門番「何だ…?」
P「『賊』みたいな真似はしたくなかったがな…」
千早「そこは仕方ないんじゃない…?」
P「よし、いくか…!」
(エンドナイフとT2マグナムを構える音葉)
千早「準備はいいかしら、ノヴァ?」カチッ…ノヴァ
ノヴァ『やれやれ、比較的平和を謳歌していたはずなのに…』
門番「『賊』だ、伝えなければ…」
ドドド…
P「何の音だ…?」
千早「誰か走ってくる…?」
ドドドドド…
P「馬…?」
千早「真っ直ぐ、こっちに向かってるわね…」
ドドドドドドドド…
P「うわ、めっちゃ居る!?」
千早「一旦、上がりましょう」
(2人揃って、空中に一旦上がる音葉)
門番「あ、あれは…!?」
P「知ってるのか、雷電!」
千早「分からないでしょ!」ペシン
門番「クリサン大団長の部下にして、全兵士の中でも最も血生臭いと言われている『ジュリアン副団長』に『スチュアート参謀』の部隊だぁー!」
P「クリサンは誰なのか、ピンとはこないが…」
千早「後の2人は分かったわね…」
ジュリアン「我らに続けー!」
スチュアート「覇道を止めるなー!」
兵士たち『うおおおおおー!』
(一気呵成で王宮にツッコむ音葉)
P「俺達、出番あるかね…」
千早「行くだけ、行きましょう…」
門番「恐ろしいものを見てしまった…」
P「仕事はしろよ…」ビシッ
クリサン「どうして、大将軍であるボクを置いていくんだよー…」
千早「見た目、真なのね…」
P「部下はサイバトロン赤組よろしく、物騒なのにな…」
クリサン「あ、貴方は…!?」
P「知ってるのか、雷電!」
千早「もう、ええっちゅうねん!」ペシン
クリサン「ヤーネフェルト様から、お噂はかねがね…」
P「碌な事を話していなさそうだな…」
クリサン「狼の娘を手籠にして、森の覇者になったとか、そうじゃないとか…」
P「無い事だらけだな…」
140 : エビさん   2024/03/29 09:34:39 ID:HLUQCYBeJk
>>139
ジュリアン「ちっ!!王宮への大門前に大量の叛乱兵が!!」
スチュアート「豚野郎の癖にそう言う所はいっちょ前ですね!!」
兵士達「おのれ!!裏切り者共が!!」
叛乱兵「黙れ!!最早カビの生えた王権など不要!!我等は軍国主義となるのだ!!」
スチュアート「そんな下らない事の為にプロメア神様を陥れる気か!!F〇ck!!」
叛乱兵「予定外だが王子王女を処刑する!!」
ジュリアン「何だとテメェ等!!王妃様はどうする気だ!!」
叛乱兵「無論王妃には退位及び王権破棄の宣言をして居らう為に最後まで生きて貰う!!無論最後は国民の前で処刑だがな!!」
ジュリアン「外道共が!!」
叛乱兵「なんどでも・・・」スパンッ!!
・・・
P「うわっ・・・」
千早「首を一瞬で・・・」
ノヴァ『おぉ~凄いね~早業だ』
P「首切りって高等技術だぞ、アレ」
千早「首の骨の僅かな間を斬るって言う奴ですね」
・・・
ジュリアン「クリサン大団長!!」
スチュアート「相変わらずの早業で」
クリサン「・・・・」
叛乱兵「ひぃいい!?奴は『首斬団長』『処刑人』『血染めの騎士』大団長クリサン・セマス・ポンド大団長だ!?」
クリサン「王族に手を出すだと?お前達、全員首を落とてやるぞ!!」
ジュリアン「流石だぜ団長!!」
スチュアート「では策を浮かびましたので実行させます」
クリサン「待っていろ引き摺り下ろして細切れにしてやる!!」
叛乱兵「怯えるな!!かかれ!!」
クリサン「僕は少数を率いて地下牢に出れる抜け道を使う、後は任せたよ」ボソッ
スチュアート「御意、既に手は撃ってます」ボソッ
141 : ご主人様   2024/03/29 13:56:54 ID:Rc/LnThHGU
>>140
(王宮上空)
P「やはり、赤組の親分も赤組だったか…」
千早「それは貴方にも言えることよ…」
ノヴァ『キミらはこの状況でよくイチャつけるもんだね…』
(千早はP程は長く滑空出来ないので、途中からPがお姫様抱っこをしている音葉)
P「まぁ、王宮内の下位階層はサイバトロン赤組に任せておくか…」
千早「私達はどうするの…?」
P「上位階層から行こう。きっと、手薄だ…」
・・・
(王宮内、玉座の間)
大臣「下位階層が突破されただと…!?」ガタッ
叛逆兵「『血気盛ん』なクリサンの部隊がすぐに戻ってきまして…」
大臣「ぐぬぬ…」
ルナ「諦めなさい、大臣。貴方は見誤ったわ…」
大臣「ルナ…」カチン
ルナ「この国にとって、プロメア神がどれだけ偉大なのかを、『私達』王家はそれを知っているからこそ大事にしてきたの…」
大臣「キミまで、王家の思想に…」ギリッ
ルナ「プロメア神、ヤーネフェルト様が戻ってきたら、この比では無いわ。悪いことは言わない、降伏なさい…!」
大臣「黙りゃ!」
ルナ「何を…!?」
叛逆兵「報告します!」
大臣「次は何があった!」
叛逆兵「以前、この国を訪れていた。『P』なる者とその仲間が上位階層から侵入!」
大臣「兵どもはどうした!?」
叛逆兵「対応しておりますが…」
大臣「仕方ない、出したくは無かったが…」
ルナ「(まだ、何かを隠していたの…?」
大臣「『奴ら』を呼べ、賊どもを駆逐させろ!」
叛逆兵「ははっ!」
・・・
(王宮上位階層)
P「もう1人は俺の仲間が救けたからよ…」
ウェヌス「これで残りは王子、いえ…」
フロンス「末妹のステラが地下牢に…」
P「ったく、元に戻っても迷惑かけるやっちゃな…」
ウェヌス「それって…」
P「ストップ。誰か居る…」
「そこまでだ、賊よ。『黒騎士』が一角、この『修羅』が剣の錆にしてやろう…!」
142 : 彦デューサー   2024/03/29 14:01:28 ID:Rc/LnThHGU
補足①
ルナ王妃と大臣は幼少期からの幼なじみ(2人とも貴族の出身)。大臣はルナと結ばれるものと信じて疑わなかったが、(ルナから見て)プロメア神への信仰が足りなかったため、交際相手としても見られていなかった
しかも、充てがわれた結婚相手は今は亡き国王の婚約者の最有力候補だった女性で、同じくプロメア神への信仰心が少ないからと半ば厄介払いのように押し付けられた
補足②
黒騎士団:大臣が権力を握るようになってから密かに集めていた私兵集団。そのトップに居る『修羅』は高貴で清廉な戦いを得意としているが…?
元ネタなんて、ねーでごぜーますよ(すっとぼけ
143 : 3流プロデューサー   2024/03/29 15:06:35 ID:HLUQCYBeJk
>>141
大臣「こうなったらもう一つの切り札もきれ!!」
叛乱兵「えっ!?アレを使うんですか!?」
ルナ「何を使う気ですか!!」
大臣「高い横領をして造ったんだ!今使わずして何時使う!!」
叛乱兵「しかしながらアレはまだ調整不足で!!」
大臣「構わん!!どの道王権は此処で終わり邪魔者も粛正出来るのだ!!魔導ゴーレム『ゲート・ガーディアン』を起動しろ!!」
叛乱兵「ハハァ!!・・・どうなっても知んねぇぞ(ポソッ」
大臣「これで奴らもお終いだ!!」
ルナ「何と言うお馬鹿な真似を・・・」
・・・
千早「大丈夫かしら?」
マレ「助かりました。一時はどうなるかと思ったぞ」
千早「(なんか口調も真壁さんソックリね・・・」
ノヴァ「(んまぁ~異世界の同一人物だからねぇ~」
千早「そんな事より貴女は何で王女でありながらこんな工房に?」
マレ「それはマレが魔法工学を弄っているからです。昔は父上に叱られてました」
千早「王族でも好きな事を取り込むのは良い事よ。誇りに覆う事ね」
マレ「(`・∀・´)エッヘン!!褒められたぞ」
ノヴァ『なんか調子狂うなコイツ』
千早「そこが真壁さんの良い所よ・・・」
ワァーワァーワァー
千早「何かしら?」窓から外を除く音葉
マレ「アレは!!」
千早「知ってるのかしら?」
マレ「アレは私達が作らされた、試作型魔導ゴーレム『ゲート・ガーディアン』、大臣に言われてムカついたから大幅に納期を遅らせた未完成品」
千早「強かね・・・」
マレ「試作品ですが、三体の属性ゴーレムの攻撃は危険です」
千早「見た所、上が雷、中央が風、下が水ね」
マレ「幾ら大団長の部隊でもキツイでしょう。未完でも十分強力故」
ノヴァ『千早、3分体を借りるよ』
千早「えっ?」
ノヴァ『久し振りに暴れがいのある奴が居るからね♪』
144 : EL変態   2024/03/29 16:33:55 ID:nogay/wsIo
>>143
P「1人か…(エンドナイフを構える音葉」
ウェヌス「気を付けてください…」
フロンス「この王宮を制圧出来たのは、あの『黒騎士』達があってこそだから…」
P「なるほど、相当やり手みたいだな…」
修羅「分かるぞ、得物は小さいみたいだが。貴様には相当のチカラがある…(剣を取り出す音葉」
P「『ジャマダハル』とは珍しいな…」
修羅「これが俺の流儀だぁ!」ダッ
(間合いを詰めてくる音葉)
P「(チッ、後ろにオンナが2人居んだぞ!」
ガキィン(エンドナイフでジャマダハルを受け止める音葉)
P「(『ヴリトラ』が居れば、守らせたが…」
修羅「フハハハ、どうした!」
(戦闘に夢中になってるのか、王女の存在を気にも留めていない音葉)
P「『騎士』を名乗ってる割には紳士じゃねぇとはな…!(エンドナイフに飛ぶ斬撃の波動を乗せて修羅と距離を取る音葉」ビュンッ
修羅「ならば、敢えて言おう…(ジャマダハルを震わせて熱を発生させて波動をかき消す音葉」ブゥーン
P「なんだ、あの剣は…!?」
修羅「それこそが俺の騎士道であると!(再度、距離を詰め直す音葉」ダッ
P「チェンジだ。シルバーブレイザー!(持ち替えて、銃撃を放つ音葉」ッターンッターン
修羅「無駄だぁ!(発生熱で銃撃を無効化させる音葉」
P「なんだ、この出鱈目なのに隙が無いなんて…」
修羅「(貴様がどう出るかは読めるからな…!」
P「(これじゃ、『先の先の先』だ…!」
修羅「大臣からは王女諸共『消して構わん!』と言われてるからな!(左手首に隠してたニードルガンを放つ音葉」
P「ぐあっ!(針が突き刺さる音葉」
修羅「即効性の毒だ、すぐに回る…」
ウェヌス「キャッ!?」
フロンス「Pさん!?」
『安心して、その人は不死身だから!』
フロンス「え、誰なの…!?(フロンスだけが聞こえている音葉」
145 : Pちゃま   2024/03/29 21:37:05 ID:8pve5F7JE6
>>144
ゲートガーディアンを叩きのめす音
兵士「おぉー!!あの化け物を!!」
ノヴァ「ハハハハハッ!!」
千早「暴れすぎよ!」
ノヴァ「久しぶりだからね!後・・・」
千早『どうしたの?』
ノヴァ「やり手が数名居るね・・・」
千早『えっ!?』
ノヴァ「噂のブラックナイトか・・・」
千早『何とかしないと・・・』
ノヴァ「残念だけどボクは時間切れだ・・・」
姿が元に戻る音葉
千早「いきなり!?無茶振りが過ぎるわ!?」
ノヴァ『大丈夫大丈夫、君なら出来るよ』
千早「何を根拠に・・・」
ノヴァ『ボクの力を纏うんだ、そしたら。『運命』は君の味方だ』
千早「運命・・・解ったわよ!やってみるわ!」
・・・
P「ちっ!コイツ!!」
修羅「どうした!!そこまでか!!」
タッタッタッタッタ
P「足音!?」
ウェヌス「!!クリサン!!」
フロレス「うわぁ怒ってる・・・」
修羅「来たか、最強の戦士クリサン!!」
クリサン「・・・」
何も言わずダブルサーベルを携え、シールドからブレードを取り出す音葉。ついでに足の装甲は切れ味抜群
そして激闘が開始される
P「何であんなに怒ってるんだ・・・」
フロレス「だってクリサンはウェヌスお姉様の婚約者だもん、そりゃ怒るよ・・・」
P「あっそうなの・・・」
146 : ミスター・不純物   2024/03/29 22:01:00 ID:/Wgf2jXwPI
>>145
P「にしても、痛ぇもんだな。『毒』ってのは…」ズブリ
(毒そのものは使い魔の『シャウラ・アズゥーサ』に中和させた音葉)
フロンス「うわ、本当に不死身だ…」ビクッ
P「誰かから聞いたのか…?」
フロンス「なんか、いきなり聞こえたの。わたしに似た声で…」
P「それは『平行世界』の同じ姿をした、お前に当たる人物の声だよ…」
フロンス「そうなんですね…」
ウェヌス「クリサン…///」ポーッ
P「これは『ホの字』だな…」
フロンス「ホの字…?」
P「身を焦がすほど、愛してるって事だ…」
・・・
(Pの世界、愛増学園)
静香「今、誰と話をしてたの…?」
翼「多分、『平行世界』のわたし」
未来「へぇ、凄ーい」
静香「『不死身』って事は、P兄さんの話よね…?」
翼「そうだね…」
未来「パパはどこに行ったんだが…」
静香「そういえば、暁はまだ帰ってないの…?」
未来「悠利さんとこで手伝いさせてるって、パパが連れて帰るからって話だから…」
翼「多分だけど、勝手に家から居なくなったお仕置きも兼ねてるよね…?」
未来「着替えとかは順番に持って帰ってるけど…」
(ファルシオン騒動から3日は経っているが、Pはこの1日後に『Pの世界』へと戻ってくる)
・・・
(おとぎ話の世界、王宮)
P「千早のところに黒騎士が4人だと…!?」
「そして、お前の相手は私だ…!」
P「誰だ、次は…」
「私は『ウルフェ』。狼人族だ…」ギリッ
P「何か、知らんところで恨まれてる気がしてる…」
ウルフェ「お前の命をもらおう。何故なら…」






『貴様に番となるはずだった、狼の「ビッキー」を奪われた…!』
147 : お父さんネズミさん   2024/03/29 22:52:39 ID:8pve5F7JE6
>>146
ジュリアン「此奴らがブラックナイト!!」
スチュアート「うむむ、タダならぬ殺気でしゅ・・・」
ジュリアン「この状況にビビってる奴居る!居ねぇよなぁあああ!!」
スチュアート「その通りやる気満々デスよ!」
千早「悪いけど此処は私達に譲ってくれるかしら?」
ジュリアン「何を・・・うおぉ!?」
スチュアート「こ、これはいったい・・・!?」
千早「・・・漲るわね」
ノヴァ「そうさ、今の君はボクと文字通り一心同体、所謂SPEC2ってとこだね」
ノヴァの力を纏い背中から竜の翼と鎧、大剣と明らかに場違いなランチャー的武器を背負っている
千早「久しぶりに戻るとするわ。『狂犬』と言われたあの時にね!!」
目付きが嘗ての狂犬と言われた目に変わる音葉
竜王千早「竜王纏行くわよ!」
翼から炎が溢れる音葉
・・・
凄まじい剣と剣のぶつかり合い
修羅「フハハハ!!これぞ強者の決闘だ!!」
クリサン「勘違いしてるとは、使えないね」
修羅「何とでも言うと良い!貴様を倒し俺は最強となる!」
お互い舞うように避けつつ武装がぶつかり合い
クリサン「くだらない。そんな物を誇る為に『俺』はこの場に来ては居ない!」
修羅「ならば何のためだという!決闘こそ強者の誉だ!」
クリサン「知れたこと!!彼女への『愛』の為に!!」
ウェヌス「!!!!」ズキューン
148 : へっぽこ大名行列   2024/03/30 13:15:41 ID:E0tCap7I3I
>>147
ウェヌス「私も大好きだよー!」
フロンス「うわ、やべ、壊れた…」
P「俺、自分の世界のウェヌスに当たる人間と懇意にはしてるが、ここまで感情が出てるのは見た事ないな…」
ウルフェ「貴様、この私を無視するつもりか!?」
P「ビッキーを番に出来なかったから、俺に恨みがあるは筋が違うだろ…」
ウルフェ「黙りゃ!」クワッ
フロンス「凄い、怒ってますね…」
P「あれはプライドが相当高いタイプとみた…」
ウルフェ「私は『狼人族』として、『人狼族』のトップたるビッキーを番に迎え、長らく続く対立に終止符を打とうと…!」
P「なぁ、逆じゃね…?」
フロンス「気にしたら、負けってやつじゃないですか?」
ウルフェ「私は自慢の鶏揚げをプレゼントしたんだ、そしたら…」
ビッキー『Pが作ってくれた、唐揚げの方が美味かったぞ…』
ウルフェ「って、ソデにされたんだ…!」ギリッ
P「それのどこが問題なんだ…?」
フロンス「『狼人族』は見た目がヒトに近いんですけど、知能がオオカミ寄りなんです…」
P「なるほど。ビッキーは見た目が狼(の着ぐるみ)だけど、知能はヒト寄り。故に『人狼族』…」
フロンス「で、狼人族は意中の相手に素材をそのまま揚げたものを渡すことがプロポーズになるんです…」
P「元の味が良くないと、ダメなやつじゃん…」
フロンス「だから、『人狼族と狼人族』は長年対立関係に…」
P「理解したわ…」
ウルフェ「それに…」
ビッキー『自分の身も心は既にPに捧げたからな!』
ウルフェ「っと…(血の涙を流す音葉」ギリリッ
P「あー、何か思い出したぞ。2年くらい前に泊まりがけで来た時に強い酒を飲まされたと思ったら…」
ビッキー『不束者ですが…///』
P「アレはそういう事か…」
修羅「貴様ぁ!」
P「お、何だなんだ…」
修羅「婚前交渉だと、破廉恥なっ!?」
149 : 箱デューサー   2024/03/30 13:18:30 ID:E0tCap7I3I
補足
『おとぎ話の世界』なので、ヒトとそれ以外の種族が結ばれるのも珍しいは無いが、呼称においては知能面で強く特徴が出る方が優先されるので、ウルフェは見た目が人寄りではあるが『狼人族』、ビッキーは見た目がオオカミ寄りだが『人狼族』
文字数の関係ではあるが、修羅がキレてるのはクリサンに対してなので、クリサンとウェヌスは…
150 : 箱デューサー   2024/03/30 14:33:00 ID:pZHb.KVLQU
>>148
一方その頃
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「あ、あのプロメア様?」
プロメア「・・・」
ヤーネフェルト「プロメア様!!」
プロメア「あっすみません!?聞いてなかった!!」
ヤーネフェルト「プロメア様、大変申し訳ないのですが・・・」
トモ「その書物は・・・」
プロメア「素晴らしい物ですね、世界にはまだこれ程の知識があるのですから」
ヤーネフェルト「いえ、そうではなく・・・」
トモ「(明らかに外に出てはいけない感じの書物・・・」
ヤーネフェルト「(然も、紙の具合からしても相当な年代物・・・」
プロメア「玲花さん、コレを仕舞って中央60番八段目にある物を!!」
玲花「分りましたプロメア様・・・」
トモ「何でホイホイ言う事聞いてるんですか!?」
凌牙「マスターロゴスも四賢神も居ない現在、主神たるプロメア神に忠を尽くすのが剣士たる者の礼儀だ・・・」
トモ「いえ、そうですが・・・」
ヤーネフェルト「一応聞きますが、その本は・・・」
プロメア「ヤーネフェルト、神たる私がまさか、略奪などすると思いですか?」
ヤーネフェルト「いえ、そのような事は・・・」
プロメア「安心してください、私はその様な愚かな真似はしません・・・」
トモ「(でもどう見ても・・・」
プロメア「密かに侵入し内容を暗記し、当時のインクや物で完全に復元し保存してるだけです・・・極めて無罪です」
トモ「(それは一種のデジタル万引きでは!?」
プロメア「万引きではありません、本や知識が死蔵されるのが罪です、私は其れを解放してるの過ぎません!!」
玲花「流石ですプロメア様」
トモ「えぇ~・・・」
デザスト「だから言っただろ、コイツは本に関してはマジで狂ってるってよ」
・・・
自分の世界の事など知る由もなかった
151 : P殿   2024/03/30 15:08:06 ID:E0tCap7I3I
>>150
デザスト「あの父親がいつ戻ってくるかも分からんが…」
プロメア「パパ如きが神様に逆らおうなど…」
デザスト「『パパ』だから、逆らうんだろ?」
トモ「そうでなければ…」
ヤーネフェルト「三千世界は景色を失っていたでしょう…」
デザスト「というより、ナチュラルに心を読むな!」ベシン
プロメア「ちょっと、誰のおかけで復活出来たと思ってんの!?」
デザスト「誰も頼んじゃいねーよ!」
トモ「デザスト…」ウルッ
デザスト「あーもう、泣くなよ!」
凌牙「形無しだな…」
玲花「そうですね…」
・・・
(おとぎ話の世界、王宮上位階層)
修羅「貴様ら、貴族だろう!」
クリサン「それがどうした…?」
修羅「親に習わなかったのか!?」
クリサン「あんな親から何を習えと…」
修羅「何…!?」
クリサン「ただ、ウェヌスと出会わせ、婚約を結んでくれた事だけだ。感謝しているのはな…」
ウェヌス「私も大好き、愛してるー!」
P「高潔過ぎんだろ…」
フロンス「わたしもジュリアンまではキスしかいってませんよ…」
P「止めてやれ、多分アイツ(修羅)には効きすぎる…」
修羅「こんな破廉恥で穢れた王家はぶっ壊してやる!」
クリサン「言ったな…!」カチン
ウルフェ「え、アイツ。あんななの…?」
P「同じ黒騎士でも知らない事だらけか…」
ウルフェ「黙りゃ!」クワッ
P「それしか無いのか…」
ウルフェ「ビッキーに拒まれ、打ちひしがれていた私にチカラを大臣は与えてくれた…」
P「使えるってなれば、種族に見境は無いのな…」
フロンス「そういう『世界』なんですよ、ここは…」
続く
152 : Pちゃん   2024/03/30 15:22:08 ID:E0tCap7I3I
>>151
ウルフェ「覚悟しろ、この『ラムタオ流・戦術カルラ』で貴様を葬ってやる!」
P「(ギジウェポンを渡すか、でも…!」
ジュリアン「フロンス!ウェヌス第一王女!」
フロンス「ジュリアン!」
ウェヌス「もう、私のことは『お義姉さま』と呼ぶようにって…」プクー
ジュリアン「あれ、キャラクター変わってる…?」
フロンス「クリサンの愛に当てられたみたい…」
P「ちょうどいい、そこの赤組2番手…」
ジュリアン「スチュアートより序列が上だな、分かってるじゃねぇか…」
P「俺はアイツ(ウルフェ)と戦う間、ウェヌスとフロンスを守れるか?」
ジュリアン「おいおい、アタシを誰だと思っているんだ。最強クリサン部隊の副団長ジュリアンだぜ…!」ニカッ
P「それじゃ、頼むぜ…!(瞳に紅蓮を宿し、吸血鬼の王たるマントをはためかせる音葉」
ジュリアン「なんだ、この強さのオーラ…!」
ウルフェ「やり手のようだな。だが、私の相手ではない…!(目を見開き、読心する音葉」クワッ
P「T2マグナム!」ッターンッターン
ウルフェ「なんだ、貴様は…」フルフル
P「ん…?」
ウルフェ「なんなんだ、貴様はーっ!?」
(見えないバリアのようなもので銃撃を防ぐ音葉)
P「防御された…!?」
・・・
(王宮敷地内の森)
ビッキー「みんな、派手にやってるなぁ…」
モモ「そうだね…」
リカ「クリサン大団長率いる皆様も加わって、何よりです…」
「ったく、ウルフェったら…」
ビッキー「ん…?」
モモ「どうしたの、ビッキー…?」
ビッキー「なんか、聞き覚えのある名前が…」
リカ「聞き覚えのある名前…?」
グリット「だから、私達『狼人族』がナメられるんだって…」
ビッキー「こんな物陰で何してんの?」
グリット「あ、しまった…(青ざめる音葉」サーッ
153 : ごしゅPさま   2024/03/30 15:27:22 ID:E0tCap7I3I
補足
ウルフェ:黒騎士のリーダー格にして、『ラムタオ流・戦術カルラ』という技を用いて、敵を屠るのを得意としているが…
グリット:ウルフェと同じ狼人族で、黒騎士のメンバー。ビッキーにフラれて落ち込むウルフェを支えようとしていたところを大臣に一緒に拾われた
ウルフェが読んだ『Pの精神世界』:修羅が読心したクリサンの精神世界以上に爛れている。修羅に唖然としてたウルフェもキレるレベルなので、修羅が読心すると…
154 : ぷろでゅーさー   2024/03/30 20:21:29 ID:Jw6UL0kMxU
>>152
春香「えっ?千早ちゃんの昔?」
静香「そうです。憧れていたけどよく知らないと気付いて」
美希「あんまり期待しない方が良いの・・・」
翼「えぇ~何でですか~?」
春香「うん、そうだよね・・・」遠い目
美希「まだ美希の方が可愛げが合ったよね?」
春香「私からしたらどっちもどっちかな~」
静香「いったい何が・・・」
春香「一言で言うと『狂犬』だね・・・」
翼「狂犬?」
美希「別名『キレすぎたナイフ』も合ったよね~」
春香「今の穏やかな菩薩みたいな千早ちゃんとは想像できないと思うけどね・・・」
美希「もう目に付く物全てが敵って感じだよね~」
静香「(・0・)」
翼「あっ静香ちゃん固まっちゃた」
美希「アレだよね。所謂『憧れは理解から最も遠い感情』だね」
春香「言わないお約束だよ!?」
・・・
千早「ふぅ・・・」
完全に沈黙してる四人の黒騎士
兵士「スゴい・・・」
スチュアート「黒騎士達を無傷で・・・同じ女性として畏怖感じますね!」
ノヴァ『お疲れ』
千早「先は助かったわ。何か心の奥を抉られた感じがして」
ノヴァ『気にすることはないよ。人の家に土足で踏み込んだ奴らが悪いからね。軽い脅しをね・・・」
千早「貴女の脅しは洒落にならない気がするわ」
ノヴァ『それより』
千早「何かしら?」
ノヴァ『さっきの分身は何、ボク知らないんだけど?』
千早「何って寝惚けた分身をしたから、本物の分身をみせただけよ?何か問題でもあるの?」
ノヴァ『アッハイ』
155 : 夏の変態大三角形   2024/03/30 21:38:07 ID:8Ss/5d/gdo
>>154
ビッキー「あれ、キミは…」
グリット「あー、そのー…」
ビッキー「ウルフェと一緒に居たコだよね?」
グリット「久しぶりです…」
モモ「ウルフェ…?」
ビッキー「知り合いの狼人族、ここ何年か会ってないけど…」
グリット「(もう、脈も無いわ…」
リカ「それで一体、何をしてるんですか…?」
グリット「私はそのですねー…」
・・・
P「いきなり、なんなのさ…?」
ウルフェ「貴様、ビッキーだけでは飽き足らず…」ワナワナ
P「なるほど、お前『読心』が出来るのか…」
ジュリアン「『読心』?」
P「平たく言うと、人の考えが読めるみたいな」
フロンス「(ジュリアンの事を考えてみる音葉」
ウルフェ「フロンス第四王女、そこの副団長と同衾しているだと…」
フロンス「うわ、ホントだ」
ジュリアン「って、アタシの事を考えてたのかよ…」
P「厄介だな。勝手に覗いておいて、それをいちいちツッコまれるのも…」
ウルフェ「黙りゃ!」
P「俺はただ…」
ウルフェ「貴様だけは生かしておけん!(二振りの細剣を取り出す音葉」
P「愛するオンナの事を考えていただけなのに…(エンドナイフをサーベルモードに変化させる音葉」
ウルフェ「(いくぞ、グリット!」
・・・
グリット「(分かったわ、ウルフェ!※念動力を発現させる音葉」
ビッキー「そのですねじゃ、分かんないぞ…」
グリット「ある貴族の方にお仕事を斡旋してもらったの、その報告にウルフェが行ってて…」
ビッキー「あ、生きてたんだ…」
グリット「あ、もう、そんな扱いなんですね…」
ビッキー「だって、会う度に鶏をそのまま揚げたやつ渡してくるんだけど…」
モモ「そのまま…」
リカ「随分、ワイルド…」
ビッキー「そのままだから、美味しくなかったんだよね。多分、シメてからの鮮度が良くなかった…」
グリット「(こりゃ、モテんわ」
156 : Pたん   2024/03/30 22:20:08 ID:lWqTXHhAHQ
>>155
レイナ「バステト~降りておいで~」
バステト「ムスッ」
ユキナ「ダメだ降りてこない・・・」
琴葉「機嫌が悪いのかな・・・」
千鶴「猫は元々一匹で生きれる動物ですから」
伊織「聞いた話だと家猫って自分を上に見るらしいわよ」
琴葉「つまり・・・」
暁「勝手に人の家にドカドカ入ってきた犬と狐が気に入らないんでしょ」
レイナ「そうなの?」
千鶴「ですがラッキーは良い子ですわよ?」
ラッキー「わふぅ!!」
バステト「マーオ」
暁「あっダメだコレは」
伊織「ダメな威嚇ね」
バステト「マーオ!!」
千鶴「狐さんは怪我のせいでだいたい寝てるから大丈夫ですわよ?」
バステト「マーオ!!!!」
暁「喧嘩腰の威嚇だ・・・」
周子ケミー「スースースー」
琴葉「どんどん大きくなってる・・・」
千鶴「取りあえずバステトから離しておきますわね」
・・・
家猫バステトの機嫌は過去最悪だった
157 : Pチャン   2024/03/30 22:41:24 ID:8Ss/5d/gdo
>>156
暁「てか、良かったのかな…」
千鶴「ハイ、お着替えですわ…」
暁「やっぱ、ダメなんだ…」
琴葉「まぁ、ヴリトラが居るから心配はしてないし…」
暁「それじゃ、今日はクロ兄さんと未来姉さんのアパートに泊まってくよ…」
伊織「恵美も頑なよね…」
紬「似たもの夫婦なんですよ…」
暁「オーマジオウ曰く…」
オーマジオウ【師は間もなく、戻ってくる公算となっている…】
暁「って…」
ヴリトラ『暁、そろそろ帰ってきそうだ…』
暁「分かった、じゃ行ってきます…」
・・・
バステトの機嫌の問題で誰も家から出れなかったので、暁に取りにこさせた模様
・・・
(おとぎ話の世界)
P「テメーだけのチカラで戦えねぇやつに負けるつもりは毛頭ねぇんだよ!」
ウルフェ「何おう!」
P「これで終わりだ!」カチッ
『フィジカル・インテリ・メンタル、マキシマムドライブアライブ!』
P「終焉の一閃!(トリコロールカラーの飛ぶ斬撃を放つ音葉」
ウルフェ「何をしてるんだ、グリットぉ!」
・・・
グリット「もう、勝ち目無いでしょう。色んな意味で…」
・・・
ウルフェ「ぐあーっ!?(斬撃を諸に受け、鎧が砕ける音葉」
修羅「ウルフェが負けるだと…!?」
クリサン「余所見してるだけの余裕があるとはな…!(素早い縦斬りを見せる音葉」
修羅「バカな、この俺が敗れるだと…!?(あまりにも早い斬撃に心が折られる音葉」
クリサン「強さはチカラなんかじゃない、生きる意思さ…!」
修羅「そうかよ…」バタッ
・・・
(地下牢)
ビッキー「よっ!」ガチャン
ステラ「助かったぜ!」
モモ「ステラ、良かった…」
リーオ「ありがとう、この恩は返させてもらうわ!」
リカ「とんでもないです!」
リーオ「さて、残るは大臣だけね…」メラッ
158 : プロデューサーさま   2024/03/31 12:05:05 ID:f/HosnqkWY
>>157
バサバサ
千早「Pさん!!」
ノヴァ『そっちも終わったみたいだね』
P「千早にノヴァ?なんで外に居るんだ?」
千早「私との相性が良く、完全な纏が出来た事で・・・」
ノヴァ「僕は短時間だけなら顕現出来る様になったのさ」
千早「私も纏状態の維持が出来るので大幅な戦力アップですね」
P「それでそっちの連中は如何した?」
千早「全員KOです」
ノヴァ「まあ暫くは起きないんじゃないか?」
P「後は・・・」ピキユーン
ノヴァ「おや?」
千早「この音は・・・」
P「エネルギーが溜まった音だ」
ノヴァ「時間切れって奴だね」
・・・
空猫珈琲店の世界
ミャオ「おや?おやおや~?」
シッポ「どうしたのよ?」
ミャオ「この石ころから何だか懐かしい気配がしまして~」
シッポ「そうね、何となくだけど・・・」
カニャ「どうしたの二人共~」
シッポ「これ何か分かるかしら?」
カニャ「美味しい物?」
シッポ「石を食べない」猫パンチ
カニャ「アダッ!?」
シッポ「何となくですが~バステト様の匂いが感じられますね~」
・・・
この石こそバステトの知性の塊、この街に散らばった彼女の記憶と自我である
159 : そこの人   2024/03/31 15:15:33 ID:eZDPitfoD2
>>158
P「まぁ、後は挨拶してってとこだな…」
ノヴァ「まぁ、そうだね…」
千早「凄いわね、この人(修羅)も頭から縦に斬られてはいるけど…」
ジュリアン「気絶だけで済んでる。流石だな…」
クリサン「ステラとリーオ大司教も無事助けられたとの事だ…」
P「じゃ、諸悪の根元を叩くだけか…」
・・・
ステラのナレーション:この後、母上(ルナ王妃)を巻き込んで心中しようとした大臣と降伏に応じなかった叛逆兵の一部を取り押さえて、この騒ぎは終結した。そして…
・・・
ステラ「え、オレ、もう王子じゃなくていいのか!」
ルナ「元々、その予定だったのが流れただけでもあるし…」
P「というより、どうすんだ。直接送り届けられないぞ…」
ステラ「待つよ。P先生なら、何とかしてくれるんだろ?」
P「期待はするなよ。寧ろ、この間に『果穂とルゥ』がリードしてるかもだが…」
ステラ「なら、抜き返すだけだよ。果穂とルゥから…(スペードのQの報酬カードのような表情になる音葉」ニコッ
P「さ、さよか…」ヒクッ
ノヴァ「さて、次に向かう世界でこの先のルートは確定する…」
千早「そうなの…?」
ノヴァ「残りは『空猫、魅裏怨、パンゲア』な訳だが…」
P「感情的にはパンゲアがラストだといいが…」
ノヴァ「ボクとしても、そのつもりだよ…」
ルナ「決めたわ…」
リーオ「王妃様…?」
ルナ「クリサン、ウェヌス。あなた達にこの王宮を任せたいの…」
クリサン「謹んで…」
ウェヌス「お受けします…!」
千早「国の歴史が動いたのね…」
ノヴァ「そうだね…」
ビッキー「もう、行くの…?」
P「すまないな、俺も管理者の端くれ。自分の世界が心配なんだ…」
ビッキー「また、来るよね…?」
P「約束するよ…」
ノヴァ「また、やってるよ…」
千早「いいのよ。そこが私達の好きな彼の姿だから…」
160 : 毎日変態   2024/03/31 16:22:25 ID:CB7kvCkQk6
>>159
P「此処は・・・」
千早「のどかな雰囲気ですね」
ノヴァ『なるほど此処はバステトの世界だね・・・』時間切れで精神に戻った
P「各平行世界で一番平和な世界だからな」
千早「そうですね。それよりも・・・」
ニャーニャーニャーニャー
千早「猫が多くないですか?」
足下に群がる猫の群れ
P「うん、そうだね」
ノヴァ『ニャーニャー煩いなー』
千早「猫アレルギーじゃなくて良かったと思うわ」
P「まあタケ達の知り合いで猫アレルギーの奴いるが」
・・・
留美「可愛いわね・・・ヘブシッ!!ホントに、ズビッ」
瞳子「留美さん!!顔が大変なことに!?」
美優「涙と鼻水で、作画が・・・!?」
みく「何で猫カフェに来たんだにゃ・・・」
李衣菜「好きだからじゃない?」
みく「猫ちゃんもビビってるにゃ・・・」
李衣菜「好きって奴は何処までもロックだねぇ・・・」
みく「リーナちゃんはロックを間違えてるにゃ・・・」
・・・
P「さて此処ではどれ位滞在するんだか・・・」
千早「さあそれは解りませんね。あら?」
P「どうした千早?」
千早「何だか綺麗な石が落ちてて、宝石でしょうか?」石らしき物体を拾う音葉
P「宝石には見えないな?」
ノヴァ『うん?コレは、なんかバステトの匂いがする・・・』
161 : 変態大人   2024/03/31 20:06:13 ID:eZDPitfoD2
>>160
P「無臭だが…」スンスン
千早「篠宮さんなら、分かりそうだけど…」スンスン
ノヴァ「キミが深手を負ったバステトを救い出そうとして、吸い出した『神格と権能』のカケラかもね…」
P「とりあえず、保管しておこう。他のネコに使われたりしたら厄介だ…」
ノヴァ「こういう時、戦闘術や適合術は便利だね…」
千早「そう?」
ノヴァ「特撮番組よろしくアイテムを自由に取り出せる…」
P「いや、これもデバイス使ってるぞ」
ノヴァ「そうなの?」
P「文字通りのアイテムボックスだな…」
千早「正確には、スマホのアプリよ」
P「ハルシュタイン騒ぎの1年前に俺が開発した」ドヤ
二葉「あ、P先生!」
P「よう、二葉…」
二葉「いつ来たんですか?」
P「つい、さっき…」
二葉「あの、珈琲店に来てください。大変なんです!」
千早「最上さんに似てるわね…」
ノヴァ「そうだね」
P「何があったんだ…」
二葉「ネコ達が『変な石』を拾って、ナワバリ争いしてるんです!」
ノヴァ「あちゃー…」
千早「早速、回収したわね…」
二葉「ところで誰ですか、この人たち…」
P「途中の平行世界で会った同行者達だが…」
二葉「詳しい事は後で聞きます…」プイッ
千早「あら…?」
ノヴァ「どうやら、好意的では無いのかな」
・・・
二葉は千早が「ライバルの1人」である事を本能的に感じ取った模様
・・・
(Pの世界、高坂海美の自室)
あねね「そろそろ、話してもらえる。貴女と海美ちゃんに何が起きてるのかを…」
海美BV「それもそうだね…」
環「うみみはうみみじゃないの…?」
海美BV「私は『平行世界』の人間。『この世界』の高坂海美は私の中でずっとウズウズしてる…」
環「あー…」
あねね「でしょうねー…」
(海美達の精神世界)
海美『早く動きたいよー、P先生まだー!?』
162 : ボス   2024/03/31 21:16:26 ID:6U6A.QgVvY
>>161
シッポ「フッーフッー!!」
傷を負いながらも2匹を守る音葉
野良猫A「シャー!!」
野良猫B「マーオ!!!!」
野良猫C「オミャーオ!!」
野良猫D「カーッ!!」
カニャ「シッポちゃん、無茶だよこの数は!?」
シッポ「黙ってなさい!!!!」
ミャオ「コレはどういうことでしょう~?」
シッポ「此奴らは私が!!!!」跳びかかる音葉
カニャ「シッポちゃん!?」
三奈「大変だ、どど、どうしよう!?」
空猫P「大人しい猫達が何で急に!?」ひっかれた
一夏「解らないんです。突然シッポ達に襲いかかって・・・」
空猫P「クソ、どうしたら・・・」
三奈「そうだ!!コレを!!」ポケットから取り出す音葉
一夏「爆竹!?」
三奈「ミャオ、シッポ、カニャ!!耳を伏せて!!」
パパパパパパパパッーン!!!
野良猫達「「「「「「ミャー!?」」」」」」一斉に音にビビり逃げ出す音葉
シッポ「フッーフッー!」
一夏「大変!!シッポが怪我を!!」
163 : 夏の変態大三角形   2024/03/31 21:16:26 ID:6U6A.QgVvY
>>161
シッポ「フッーフッー!!」
傷を負いながらも2匹を守る音葉
野良猫A「シャー!!」
野良猫B「マーオ!!!!」
野良猫C「オミャーオ!!」
野良猫D「カーッ!!」
カニャ「シッポちゃん、無茶だよこの数は!?」
シッポ「黙ってなさい!!!!」
ミャオ「コレはどういうことでしょう~?」
シッポ「此奴らは私が!!!!」跳びかかる音葉
カニャ「シッポちゃん!?」
三奈「大変だ、どど、どうしよう!?」
空猫P「大人しい猫達が何で急に!?」ひっかれた
一夏「解らないんです。突然シッポ達に襲いかかって・・・」
空猫P「クソ、どうしたら・・・」
三奈「そうだ!!コレを!!」ポケットから取り出す音葉
一夏「爆竹!?」
三奈「ミャオ、シッポ、カニャ!!耳を伏せて!!」
パパパパパパパパッーン!!!
野良猫達「「「「「「ミャー!?」」」」」」一斉に音にビビり逃げ出す音葉
シッポ「フッーフッー!」
一夏「大変!!シッポが怪我を!!」
164 : 師匠   2024/04/01 05:36:24 ID:DWbbBS6qqI
>>162
シッポ「(マズい、私は野良猫…」
カニャ「(いくら、この世界がネコに優しくても…」
ミャオ「(流石に食品を扱う方々が治療をする訳には…」
二葉「お姉ちゃん、空猫Pさん!」
一夏「二葉!」
空猫P「あれ、久々だな!」
P「そうなるんだな、今の日付は…」
三奈「もうすぐ春です…」
千早「私達の世界と時間の流れは同じなのね…」
悠利「救急箱は一応持ってきたけど…」
P「貸してくれ、俺達が治療する。シッポもそれでいいな?」
シッポ「(はい…」
三奈「Pさんなら、誰よりも安心出来るからって…」
ノヴァ『凄いな、ネコの言葉が分かるのか…』
悠利「懐中時計から声が…」
二葉「また、神様とやらですか…?」
P「そうだな、バステトとは異なる世界のではあるが…」
ノヴァ『キミは本当に節操が無い。平行世界間の管理者たちは交わる事が無いと思ってたのにねぇ…』
P「俺だけのせいにするなよ…」
千早「それじゃ、ケガを見せて…」
シッポ「(何となく拒否の姿勢を見せる音葉」プイッ
千早「あらっ…?」
ノヴァ『どうやら、そこの黒髪ムスメとシナジーが同じなんだろう…』
二葉「黒髪ムスメって私のことですか…?」ムスッ
ノヴァ『左様ww』
P「あんまり、からかってやるな…」
千早「『元の世界』の2人はそうでもないだけに…」
P「『人となり』を知ってくれれば、大丈夫だろうけど…」
ノヴァ『果たして、そこまでの時間があるかどうか…』
P「とりあえず、借りるぞ…」
悠利「分かった…」
二葉「むぅ…」
一夏「悔しい…?」
二葉「そうね、あの人は通じ合ってる気がする…」
三奈「だとしたら…」
・・・
ゆきよ「ねぇ、菜々子。また、Pさん来たって…」
菜々子「ふーん、そうなんだ…」
ゆきよ「あり、どうしたの…?」
菜々子「別にー…」
・・・
(Pの世界)
美奈子「最近、ほっとかれてるとか思ってないし…」
165 : 彦デューサー   2024/04/01 11:25:24 ID:zaFOkThuk6
>>164
P「そんな状況なのか・・・」
カニャ「猫達の様子がなんか変なんです・・・」
ミャオ「う~ん、何処が変なんでしょ~?」
シッポ「ネタに走らない」猫パンチ
ミャオ「ほわぁあああ~」
P「どうやら、近辺の猫達が派閥を造って争ってるらしい」
三奈「うん、大きなグループに分かれてるの・・・」
一夏「それは知らなかったわ・・・」
三奈「特に大きなグループはこう呼ばれてる『四皇』と・・・」
P「ワン〇ースかよ・・・」
千早「つまりさっきの猫達はその傘下って事ね・・・」
二葉「いったい何処の猫たちなの?」
三奈「シッポ知ってる?」
シッポ「アイツ等は猫界隈で通称『カミサマ』って呼ばれてる猫一派ね」
カニャ「凄い派手な猫だったよねぇ~」
ミャオ「バッシバシでしたね~」
P「う~ん、何だかそんな奴知り合いに居る気がする・・・」
千早「偶然ですね。私もです・・・」
シッポ「別の一派に姉弟猫が居るわ・・・姉弟が二枠使ってる」
カニャ「お姉さんは灰色でキレイな猫だよね~何だろう人間的に厨二的な言葉で、何言ってるか分かんないけど」
ミャオ「弟さんはクールでしたね~」
P「う~ん、これまた人間で知り合いが居るな~」
千早「何だか残りが怖くなってきました・・・」
三奈「残りは?」
カニャ「確か、最大派閥の猫達が居たよね?」
ミャオ「猫達から『ハル閣下』と呼ばれてましたね~」
シッポ「とても恐ろしい連中よ・・・」
P「」顔で手を隠し天を見る音葉
千早「」眉間に手を当てて押し黙る音葉
ノヴァ『テラワロスwww』
166 : Pくん   2024/04/01 13:31:03 ID:8b.FR212yU
>>165
三奈「ただ…」
P「ん…?」
三奈「シッポ達も『四皇』に次ぐだけの勢力とも言われてる…」
シッポ「え…!?」
千早「それは何故…?」
三奈「単純に『石の所持量』が多いから…」
ノヴァ『なるほどな…』
カニャ「リッくんが拾ってくるんだよね…」
P「リッくんは元気か?」
シッポ「わんぱく過ぎて、今日も石を拾ってくるんだわ…」
P「そうか…」
二葉「というより…」
一夏「ナチュラルにネコと喋ってる…」
悠利「『人間猫屋敷』に近づいてる…」
千早「私はノヴァを経由して聞こえてるけど…」
P「あー、思い当たる節はある…」
ミャオ「ほほー」
P「バステトから吸い取った『神格と権能』が少し残ってんだろうなぁ。捨てたと思ってたのに…」
ノヴァ『推測ではあるが…』
P「ふむ…」
ノヴァ『アザトース空間を彷徨った結果、石となって戻ってきたのだろう。で、バラけたと…』
空猫P「そういえば、ネコ達が騒ぎ出す数日前くらいに隕石騒動があったな…」
P「これはやったか…?」
千早「やってますね…」
ノヴァ『断言しよう、キミが悪い!』
P「だよなぁ…」
二葉「それじゃ、Pさんに解決してもらいましょう!」
P「ふぁっつ!?」
二葉「そのアザトースとの戦いで私達も怖い思いはしたんですから…」
P「それはそうかもしれんが…」
一夏「(ティン)そうね、その方がいいわ」
P「一夏さん…?」
三奈「三奈は賛成です…」
P「三奈…?」
悠利「悪い、僕は何も言えない…」
P「悠利?」
空猫P「俺は部外者だ、エレニャは飼い猫だしな」ピューイ
P「誰も助けてくれない!?」
二葉「決まりですね…」ニッコリ
千早「強かね…」
ノヴァ『これだから、三千世界の人間は面白い…!』ニヤリ
167 : 師匠   2024/04/01 15:11:18 ID:zaFOkThuk6
>>166
路地裏のゴミ捨て場
ルカ「チッニャーニャーうるせぇぞお前ら!!」
ニチカ「しょうがないでしょアンタボスなんだから」
ルカ「うるせぇ何でアタシが、そしてなんでテメェがいんだよ!!」
ニチカ「そんな事私が聞きたい位ですよ!!」
ルカ「ハッ凡そ美琴(飼い主)とハヅキ(姉猫)に見捨てられたか?」
ニチカ「言わないよね・・・」
ルカ「あん?」
ニチカ「言わないよねぇ!そんな事!!」
ルカ「急にキレんな!!」
野良猫「おぉ!!リーダーと副リーダーがお互い気合いを入れてるぞ!!」
野良猫「流石ですぜェ!!リーダー!!」
野良猫ズ「ひゃっはー!!」
ルカ「そしてお前らは何でそんな世紀末思考なんだよ!!」
・・・
高級住宅街
ラン(蘭子)「ハッハハハハ!!良くぞ集まった我が眷属共よ!!」
野良猫「イェーイ!!!」
ラン「これより我は大いなる使命と共に我が王国を建国せん!!」
野良猫「イェーイ!!」
ラン「ナーッハハハハハハ!!着いて参れ我が血族よ!」
カオル「姉さんには付き合い切れん・・・」
ラン「何で、お姉ちゃんにそんな事言うの!!?」
カオル「ぐぅううう!?」
・・・
P「近所だとこうなってるんだな」
シッポ「カミサマはリーダーと副リーダーはお互いど付き合いする仲らしい」
P「副リーダーが誰なのか俺は分かったわ・・・」
千早「まぁ居るでしょうね、彼女が居ると」
ミャオ「喧嘩する程何とやらですね~」
168 : Pサマ   2024/04/01 22:46:37 ID:p19AM8ytKk
>>167
P「しかし、今回ばかりは…」
ノヴァ『いつものようなパワープレイは出来まいな…』
千早「そうね、相手が悪過ぎるわ…」
P「ただ、ネコ達がそこらで騒いでいるのは事実…」
シッポ「今はまだいいけど…」
ミャオ「保健所が痺れを切らせば、間引かれてしまいますね…」
カニャ「間引かれる…?」
P「早い話が駆除だ。生活の迷惑になるからな…」
カニャ「それはイヤかも…」
P「二葉たちは俺に押し付けたら、押し付けたで…」
二葉『家の手伝いや春からの準備もあるので、今日は帰りますね…』
P「って、去りやがるし…」
千早「まぁ、貴方なら何とかしてくれるって信頼の現れなのかも…」
P「千早…」
千早「少し、羨ましい…」
シッポ「あの…」
千早「どうしたの、シッポ…?」
シッポ「さっきはごめんなさい、素っ気ない態度を取って…」
千早「気にしてないわ。大体はこの人(P)が悪いから…」
P「千早…?」
ミャオ「おや、リッくん…」
リッくん「あ、Pさん。来てたんだ…」
P「久しぶりだな…って!」
シッポ「また、石を持ってきたのね…」
リッくん「石が呼んでるんだ…」
千早「石が…?」
P「そうか、ティンときた…」
シッポ「何か、分かったんですか…?」
P「リッくん、瞳を見せてくれ…」
リッくん「どうぞ…」
P「僅かだが、管理者権限が入ってるな…」
ノヴァ『バステトが何かをしたのかな…?』
P「可能性はある。バステトの養ネコに最も寄り添っていたのはリッくんだからな…」
シッポ「どうするの、そんなに集めて…?」
リッくん「分からないけど、集めていればいい事があるかなって…」
P「もう、バステトを戻してはやれないのにな…」
続く
169 : 下僕   2024/04/01 23:24:47 ID:DWbbBS6qqI
>>168
ミャオ「おや、それは何故でしょうか…?」
P「家猫として過ごした時間が長い。そんでもって、普通のネコよりも寿命は長い…」
シッポ「どのくらいなんですか…?」
P「助けるためとはいえ、吸血種にしてしまった。下手したら、何もしてない健康な人間よりも長いかもしれん…」
リッくん「なら、誰かが代わりにならなきゃ…」ポツリ
P「四皇と呼ばれているネコは下手をしたら、石のチカラに魅入られている可能性がある…」
シッポ「リッくんは成長したとはいえ、他のボスネコに比べたら…」
P「石を取り入れた所で差は埋まらないだろうな…」
リッくん「そうか…」シュン
P「さて、どうしたもんか…」
・・・
(Pの世界)
あねね「色々、聞きたい事はあるのだけれど…」
海美BV「はい…」
あねね「あのセーラー服はP先生の趣味なのかなぁって…」
海美BV「多分…」
海美『キッパリと言わないで!』
環「目の色が変わった!?」
あねね「『こっち』の海美ちゃんが出る時はそうなるんだ…」
海美BV「そうですね…」
環「うみみはどうやったら、戻るの…?」
海美BV「P先生のチカラが居るかも…」
あねね「本当、私が日本を発ってから何が起きたんだが…」
海美『言えない、絶対に言えない。私と同じくらいかそれ以上に慕ってるお姉ちゃんには絶対に…』
・・・
姉妹仲の危機である
170 : イルデューサー   2024/04/02 11:58:07 ID:Ks4NGrNLCw
>>169
路地裏ゴミ捨て場
野良猫「姉後!!大変ですぜ!!」
ルカ「姉後言うなつってんだろう・・・」
野良猫「隣町の奴らが連れてかれちまった!!」
ルカ「チッまたか・・・」
ハナ「これで何件目?」
ハルキ「多分ですが4件目ですね」
野良猫「畜生!俺達が何したってんだ!!」
野良猫「そうだ!唯平和に暮らしてたのに!!」
野良猫「コレも全てあの丘が住宅街になったせいだ!!」
野良猫「それのせいで住処と餌場を奪われたカラス共がこの街に!!」
野良猫「俺達は自分達の住処を護る為に戦ったのに!!何で俺達猫が処分されるんだ!」
ルカ「人間様様だな、都合が悪ければアタシらに八つ当たりだ」
ニチカ「住み難くなりましたよね・・・」
ルカ「だからと言ってただ黙ってるほどアタシらも弱くねぇ・・・」
ハルキ「でも下手に攻撃すると保健所が黙ってないんですよ!」
ハナ「聞いた話だけど新しい市長って動物嫌いだって~」
ルカ「その為にこの『石』だ、コレでアイツら人間をな・・・」
・・・
千早「すみません。態々泊めて貰って・・・」
一夏「良いですよ。別に知らない中じゃ無いんですから」
千早「ありがとうございます。あらこのポスターは?」
一夏「新しくなった市長のポスターです・・・」
ノヴァ「うはぁジ〇リに出てく様なケバイ悪役ババアだなぁ!?」
千早「失礼よ、でも凄いわね・・・」
一夏「新しい市長は急激な都市開発を進めてるんです、アソコの丘の住宅街が見えますか・・・?」
千早「アソコかしら?」
一夏「元々あそこは市の管理する自然区だったんです」
ノヴァ「今じゃ見る影もないね」
一夏「市長が人を呼び込む経済を潤すと言う理由で開発されたんです」
千早「それって強硬過ぎるんじゃ・・・」
続く
171 : ハニー   2024/04/02 12:11:59 ID:Ks4NGrNLCw
>>170
一夏「勿論市議会からは反発があったそうです。でも」
ノヴァ「成程、黙らせて強行採決に出たと・・・」
一夏「ハイ、それに以前から宣伝して居たみたいで人を呼ぶこむことに成功して」
千早「市長派が強気で居るって訳ね・・・」
ノヴァ「ふぅ~む、何となくだけどこの件に関係があるかもしれないね」
千早「街を散策して居て気付いたけど、此処等辺も工事が多いわね・・・」
ノヴァ「それも市長の都市開発が起因じゃない?」
一夏「あの丘の森は春には桜が生い茂る名所だったんです。今では見る影もないですが」
ノヴァ「聞けば聞くほどこの市長あまり良い感じじゃないね」
一夏「急な開発に景観や街並みが反発も相次いでますね・・・」
ノヴァ「見た目以上にジ〇リのケバイ悪役ババアだな・・・」
千早「聞いていいかしら?」
一夏「はい?」
千早「最近になって、例えばカラスとかが増えたとか?」
一夏「そう言えば丘の開発を機にカラスが増えた様な・・・」
千早「大体わかって来たわね、開発で動物達のパワーバランスが崩れたんだわ」
ノヴァ「成程ね~住処を終れた生き物は別の縄張りを求めて移動する・・・」
千早「結果、争いが起きた・・・」
ノヴァ「恐らくだけどこの不細工ババァはこうなる事を見越してるんじゃない?」
千早「多分街に人を呼び込むのに動物の命を軽視してる動きね・・・」
一夏「そう言えば此処で休憩を取る市の職員さんが愚痴と言うか市長に対する苦言を漏らしていたよ記憶があります・・・」
172 : 3流プロデューサー   2024/04/02 16:03:02 ID:YubGt7vJmw
>>171
(悠利の自室)
P「どうした、急に呼んで…」
悠利「(唇の前に指を当てて、メモ紙を差し出す音葉」
P「どれどれ…」
悠利『今からする話は一夏ちゃん達に出来れば聞かれたくない。何とか出来ないか?』
P「ちょっと、待ってくれ…(部屋じゅうを見回す音葉」
悠利「どうした…?」
P「居た…(クローゼットへと歩き出す音葉」
悠利「ん…?」
ガラッ
P「やっぱりな…」
三奈「むぅ…」
悠利「三奈ちゃん…」
P「悪いな、三奈。今回は悠利たっての希望なんだ…(首根っこから持ち上げる音葉」グイッ
三奈「私達は『家族』なのに…」
悠利「ごめんね、三奈ちゃん。まだ話すのに決心がつかないんだ…」
P「今回は見逃してやってくれ。明日の朝、オムライス作ってやっから…」
三奈「分かりました…(部屋を出ていく音葉」
バタン…
P「そして、人払い…」パチン…バツン
悠利「今、何か聞こえなかったか…?」
P「大方、二葉あたりだろうよ…」
悠利「え…?」
・・・
(二葉の自室)
二葉「あ、聞こえなくなった…」
三奈「多分、Pさんが何かした…」
二葉「いったい、何を話すつもりなんだろう…」
続く
173 : せんせぇ   2024/04/02 16:14:57 ID:YubGt7vJmw
悠利「現市長は父さんの『政敵』なんだ…」
P「どうやら、そうみたいだな…(市長選の新聞記事を読む音葉」
悠利「父さんは選挙後に言ってたよ、『当面は冷や飯だな』って…」
P「政治の世界はややこしいからな。ハンコ1つ押すのも楽じゃない…(知事代行の時を思い出す音葉」
悠利「ただ『政敵』になったのは、数年前の話。それまでは同じ派閥に所属しながら、市政を担っていたとか…」
P「拗れたきっかけは…」
悠利「市長には娘が居るんだが…(写真を手渡す音葉」
P「まぁ、見てくれは綺麗だが…」
(お見合いのような普通の写真と派手な格好をしている写真を見比べる音葉)
悠利「見合い話が出てね、父さんが調べたんだよ…」
P「俺も息子や娘が居るから、気持ちは分かるよ…」
悠利「見合い話を断ってから、袂を分かったらしいんだが…」
P「なるほど、百瀬市議の政策とは真逆だな…」
悠利「父さんは『街と自然の共生』、市長は『街づくりから始まる人々の生活』を公約に掲げていたよ…」
P「俺は自分の世界では研究者なんだ。故にどちらの理念も分かるが…」
悠利「何か引っかかるのか…?」
P「この街の歴史を考えれば、現市長より百瀬市議の方が支持されやすい…」
悠利「そうなのか…?」
P「ウラはある、絶対にな…!」
・・・
(市長室)
市長「例の『ブツ』は…」
秘書「野良猫達から集めました…」
市長「よし…」
(視線の先には『神格と権能のカケラ』が存在していた)
174 : エビさん   2024/04/02 20:37:23 ID:Ks4NGrNLCw
>>173
千早「裏取りですか・・・」
P「あぁ・・・頼めるか?」
千早「確かに昔そう言うのやってましたけど、『黒歴史』ですよソレ」
P「今は頼れるのは千早だけだ、頼む」
千早「し、仕方ないですね。今回だけですよ・・・」テレッ
ノヴァ(精神で休んでる)『(チョロ・・・』
千早「そう言うPは如何するんですか?」
P「俺は猫達に会いに行ってくる。先ずは『カミサマ』の所だ」
千早「そう言えば最大派閥のハル閣下の居場所は」
P「あぁシッポも三奈も居場所は把握してないらしい・・・」
千早「そうなんですか・・・」
P「どうも役所の連中も翻弄されてるらしい。厄介だな」
千早「何処でも彼女はそうなんですね」
・・・
????
パチパチパチッ
「・・・」
焚き火の前に丸太に座る人物の姿
「・・・」
その姿は猫耳が生え尻尾が複数に分かれていた
「さて、アンタはこの件をどう解決するだろうね・・・」
「ニャー・・・」
「分ってるさ、時間が無いのも・・・」
「ニャオン・・・」
「自分の事は自分が良く分ってる・・・そうでしょ『私』」
バステト「にゃ・・・」
『バステト』「自分に心配されるとはね・・・」ナデェ
バステト「にゃあ・・・」
『バステト』「『私』、今は帰りな、此処は死者の一時の安らぎの地。生者が言てはいけない。大丈夫さ此処は時間の概念が無いからね・・・」
バステト「なお~ん・・・」そのまま消える様に現実に変える音葉
175 : プロちゃん   2024/04/02 22:15:25 ID:YubGt7vJmw
>>174
(Pの世界、Pの仕事部屋)
バステト「(目を覚ます音葉」パチクリ
プロメア「お、目を覚ましたね…」ナデゴロ
バステト「んなぁーおん…」クァーッ
プロメア「すっかり、普通のネコだね…」
バステト「フーッ…」
プロメア「はい、お水…」
バステト「(皿に入った水を飲む音葉」ピチャピチャ…
プロメア「私も『あなた』みたいになれたらなぁ…」
ガチャ…
恵美「プロメア、ご飯食べるー?」
プロメア「うん、食べる♪」
恵美「バステトは落ち着いた?」
プロメア「そうだね、少し寝起きなのもあるかもだけど…」
・・・
(空猫世界)
P「はぁーっ…」
二葉「ため息つくと幸せ逃げますよ…」
P「何で、着いてきてん?」
二葉「私が投げたので…」
P「まぁ、1人より心強いよ。この場ではね…」
(Pと二葉の前には無数の野良猫が気を立たせていた)
二葉「ただ、これでも減った方なんです…」
P「マジか…」
ハナ「お兄さん、何の用かなー?(少し銀色が入った青毛のネコが話しかけてくる音葉」
P「キミ達のボスネコに会いたいんだが…」
ハナ「んー、今は出払ってるよー」
P「そうか、じゃ改めるよ…」
ハナ「あ、待って。名前は?」
P「P…」
ハナ「私は『ハナ』」
P「(ハナって、まさか…?」
ハナ「何か初めて会うのに、そうじゃないのは何でだろう?」
P「アハハ、何でだろうなぁ…(思い当たる節がある音葉」
二葉「Pさん…?」
・・・
蘭子とルカが分かれた時にPは羽那と『絡み』があった(手は出してないと本人は言い張ってる)
176 : 変態お化け   2024/04/02 22:59:49 ID:Ks4NGrNLCw
>>175
ハナ「あはははー、面白い人ー」
ハルキ「ハナちゃん「、揶揄うのはそこ迄ですよ(薄桃色のふわふわ猫が出て来る」
P「(『カミサマ』と「ハナ」と言うとまさかな・・・」
ハナ「あっハルキちゃんー」
P「(あぁやっぱりか・・・」
ハルキ「人間さん私達のボスに何か用ですか?」
P「あぁ話が聞きたかったんだが留守なら良い・・・」
ハルキ「伝言くらいなら出来ますよ?」
P「そこ迄の様じゃないんだ。また後で・・・」
ハナ「もしかしてあの『石』の事ー?」
一斉に周りの猫が殺気立つ音葉
二葉「ヒッ・・・」
・・・
遠くで見てるシッポ「マズいわね・・・」
遠くで見てる三奈「アソコのグループは武闘派揃いだから如何しよう・・・」
遠くで見てるシッポ「アイツ等は爆竹程度じゃひるまないわ・・・」
・・・
P「(勘が鋭い・・・!!」
ハルキ「ハナちゃん!!急に失礼だよ!!」
ハナ「だって急にルカちゃんに用がある人ってそう言うのでしょー?」
ハルキ「でもだよ・・・」
「ハイハイ落ち着いて下さいよ・・・」
一斉に猫達が振り向く音葉
「全くそんなんだから保健所にマークされるんですよ。少しは大人しく出来ないんですか?リーダーのルカさんの影響を受けすぎですよ・・・」
ハナ「ニチカちゃんお帰りー」
ハルキ「ニチカちゃん帰ってきてたんですね」
ニチカ「ハイハイ只今ですよ。それで人間さん、一応話聞きますよ。No.2なんで私」
177 : おやぶん   2024/04/03 00:56:21 ID:ugHvFsUX1M
>>176
二葉「あなた、近所の緋田さんところのニチカちゃんよね…?」
ニチカ「え…?」
P「飼い猫なのに、野良猫の集会に参加するんだな…?」
ニチカ「ちょっと、そこ五月蠅いですよ!」プンスコ
P「(しかも、七草妹に似てやがる…」
・・・
Pは『自分の世界』の七草にちかにしてやられた事がある(研究都市でバイトさせろ)があるので、羽那とは別のベクトルで少し苦手意識がある。ちなみにPからの呼び名は『七草妹(※七草姉』、『緋田』、『斑鳩』、『郁田』、『鈴木』
・・・
P「で、ニチカだったな。話を聞くと言ったな…」
ニチカ「えぇ。不本意ながら、そこの2匹にも頼まれているので…」
P「伝言はこうだ、『石を集めるのを止めろ。取り返しがつかなくなる前にな』と…」
ニチカ「伝えてはおきますけど、ウチのボスは止まる気はさらさらありませんよ…」
P「そうか、分かった…」
二葉「え、行くんですか…?」
P「ここで『No.2』と必要以上の議論をしても進まないからな…」
ニチカ「聞こえてますよー」
P「そういう訳だ、後はお前たちの判断に任せるがな…」
・・・
(空猫珈琲店近くの公園)
P「チクショウ、どこの世界に行っても休まらねぇ…」
二葉「どれだけの世界を回ってきたんですか…?」
P「ひーふー、ここで5つ目で残り2つは回る予定だな…」
二葉「そうですか…」
P「昼は何にする。うどんかなんかでいいか?」
二葉「お蕎麦食べに行きませんか、美味しいお店があるんです!」
P「(顔は似てるのに、麺の趣味は真逆なのか…」
・・・
補足
①二葉はPを介した状態でネコの言葉を伝えられているので、ネコに話しかける事は出来ても、その逆は出来てない
②『Pの世界』の最上静香とは違い、うどんよりそばがすき
③M.S「P兄さん、何ですかそのオンナは?後なんですか、その画像は?」

178 : ごしゅPさま   2024/04/03 07:05:15 ID:lLPrrGkMXc
>>177
蕎麦屋
P「それで四皇の残り二人の姉弟だが・・・」
二葉「それは三奈が既に知ってます、私天ぷら蕎麦特で」
P「笊蕎麦で特って・・・(高い奴だコレ」
二葉「その猫の居場所はアソコの丘の住宅街しかも高級住宅街の一角だそうです」
P「と言う事は飼い猫か・・・?」
二葉「二匹とも血統書付きの由緒ある飼い猫ですね。三奈がそう言ってました」
P「何故飼い猫が?」
二葉「行き場を追われた猫を庇護下に置いたそうです。実際傘下の猫は一番弱いそうです」
P「だが猫の『四皇』に名を連ねるのは・・・」
二葉「まず二匹が特別で尚且つ姉の猫が優れたカリスマ性を持ってるそうです」
P「動物はボスに強さとカリスマ性を求めるからな」
二葉「そこに弟の猫の統率力で組織化したそうです・・・」
P「成程な~」
二葉「それにアソコは市長自ら作った場所故に市長側も迂闊に手が出せないそうです」
P「自分で呼び込んだ手前、手が出せんか・・・」
二葉「お金持ちも多いので一般ピーポーな私達では入る事が出来ない場所です」
P「そこの野良猫たちは大人しいのか・・・」
二葉「弱い猫の集まりみたいなので、でもシッポ曰
・・・
三奈「ボスへの貢物として『石』を献上してるって、守って貰ったお礼にだって・・・」
シッポ「ボスの方も配下への建前上断らず受け取ってるわ」
・・・
二葉「三奈経由でそう聞きました・・・」
P「ふぅ~む、飼い主を調べて何とか会う事は出来ないかな・・・」
179 : 我が下僕   2024/04/03 13:38:06 ID:EGnNhP79I2
>>178
(蕎麦屋→街の真ん中にある大型ショッピングモール※補足にて説明)
二葉「そこなんですよね…」
P「『何か』あるんだな…?」
二葉「有り体に言えば、『昔ながらの商店街』と『市長が呼び込んだ住宅街』には『壁』があります…」
P「なるほどな…」
二葉「お店側にしてみれば、お客様に貴賎はありませんからね…」
P「そらそうだな…(かつての研究都市でヒカリを嫌々ながらも受け入れた事を思い出した音葉」
二葉「で、どうしますか…?」
P「やりようが無いんじゃ、仕方ない。今日のところは解散だな…」
二葉「そうですか…」シュン
P「あのな、二葉…ん?」
二葉「どうしたんですか?」
???「(沢山の荷物を抱えながらもエレベーターに乗り損ねている妙齢の女性が立ち尽くしている音葉」
P「ったく…」スタスタ
二葉「そっちは駐車場ですよ…?」スタスタ
P「大丈夫ですか…?」
???「私のこと…?」
P「貴女の事ですよ…」
???「大丈夫、慣れてるから…」
P「(似てるな、つくづく似てる…」
(Pの瞳に写る、その女性は『緋田美琴』の姿そのものではあるが…)
二葉「エレベーターきましたよ…」
P「お、誰も乗ってないな…」
???「あの…」
P「どうかしましたか…?」
???「運ぶの手伝ってもらっていいかな…?」
P「いいですよ、半分もらえれば…」
二葉「じゃ、私が残った半分をもらいますね…」
???「貴方、名前は…?」
P「Pといいます…」
二葉「二葉です…」
???「ありがとう、私は『やや』。緋根やや…」
180 : 貴殿   2024/04/03 13:45:16 ID:EGnNhP79I2
補足
緋根やや:平行世界の緋田美琴にあたる人物。生活力は美琴に比べると人並みで運転免許証も取得している。
かつては『YA-YA』の名で大ヒット連発をしていた元アイドル的歌手。家族との時間が欲しくて、人気絶頂のまま引退し、現市長が誘致を薦めていた『住宅街』へ引っ越すも、両親が急逝したうえに、一緒に来ていた『飼い猫』にも去られてしまう
急激な環境の変化に適応しきれていないのか、歌手時代の稼ぎや手元に残った両親の遺産で生活している。また、去られた飼い猫とは別に野良猫を『2匹』引き取っているが…
大型ショッピングモール
前市長が任期の終盤に推し進めていた政策の一つ。『商店街』と『住宅街』の境目にあり、商店街との補完を果たしている
ややは必要最低限の生活用品をよく買いに来ている
・・・
『美琴』の名前を空猫世界チックに合わせてみたよ
181 : ぴぃちゃん   2024/04/03 20:10:40 ID:lLPrrGkMXc
>>179
やや「ありがとう、助かった」
二葉「いえ、困ってる人を助けるのは当たり前です」
やや「お礼もしたいし、どう?」
二葉「ですが・・・」
やや「気にしなくていい、家も直ぐそこだし・・・」
P「(あそこの方角は・・・」
二葉「(高級住宅街・・・四皇が居る拠点!!」
P「(棚から牡丹餅だな・・・」
二葉「(此処でこまねいても進展はないですし・・・」
やや「どうかな?今日は友人が来る位で暇だし」
二葉「分りました。お邪魔させていただきます・・・」
P「あぁそうしよう」
やや「じゃあ乗って直ぐに出すから・・・」
ググググッ・・・ボフン
二葉「・・・」
P「・・・エンスト」
やや「失敗したね・・・」
二葉「マニュアルですか?」
やや「私はオートマでも何かこうなる」
P「生きずらいな・・・」
・・・
ハヅキ「ZZZZZ」大の字で寝てる音葉
ニチカ「只今って姉さん。はしたない・・・」
ハヅキ「ファァ~・・・ニチカお帰り~・・・」
ニチカ「お帰りじゃないよ。余りにも液体化し過ぎだよ・・・」
ハヅキ「天気が良いですからね~・・・」
ニチカ「はぁ~・・・」
「うりゃ、脱走猫のお帰りかい?」ヒョイ
ニチカ「うわっ!?アンタは目黒雫!!」
雫「あははは~元気で宜しい!!」
ニチカ「うわぁああ!!脇をわしゃわしゃするな~!!」
雫「って言うかややはまで帰ってないのか~今日来るって言ったのに~」
ニチカ「は~な~せ~!!」
ハヅキ「ZZZZZ」
182 : お父さんネズミさん   2024/04/03 20:18:59 ID:lLPrrGkMXc
捕捉
目黒雫:平行世界の及川雫に当る人物。性格はおっとりな基盤世界とは違い社交的で親しみやすいムードメーカー的な存在。ややとは学生時代の友人
現在はプロゴルファーとして世界中の試合に参加し、賞金ランキングでも上位にいる。本人は友人が心配と言う理由で『住宅街』に引っ越している。
とある社交界でも有名な大富豪一族の分家出身であるが本人は意図的に隠している。但し必要になれば躊躇無く使う位には強か

元ネタはメジロパーマー
183 : そこの人   2024/04/03 20:58:41 ID:EGnNhP79I2
>>181
ブゥーン…
雫「お、帰ってきたな…」
ニチカ「出迎えなきゃ…」
雫「待って…(首根っこを掴む音葉」
ニチカ「ぐえっ、って何!?」フシャー
雫「やや『だけ』じゃないね…」
ニチカ「『だけ』じゃないって、お客さん連れてきた…って、ええっ!?」
雫「私が見てくるから、一旦待てる?」
ニチカ「分かりましたー」ニャー
雫「OK、いいコだ…(喉下をゴロゴロする音葉」ナデゴロ
ニチカ「くすぐったいですってー」ニャーゴ
雫「じゃ、行ってくるかな…」
・・・
やや「これで、荷物は全部かな…」
P「駐車スペースに入れてくるから、二葉も先に行っててくれ…」
二葉「分かりました」
やや「運転、上手いんだね…」
P「通勤で運転するからな…」
二葉「ややさん、ここはPさんに任せて…」
やや「うん、分かった。って、あれ…?」
二葉「どうかしましたか?」
やや「さっき話した『友人』がもう来てるみたい…」
ガチャ
雫「おかえり、合鍵で先に入らせてもらってるよ…」
やや「いらっしゃい、お客さんが2人居るんだけど…」
雫「なるほど、ドライバーさんがもう1人かな?」
やや「もう止めてって、二葉ちゃん…?」
二葉「え、プロゴルファーの目黒雫さん!?」
雫「ご明察♪」
二葉「そんな凄い方とお友達なんですか!?」
やや「学生の時からの仲なの…」
二葉「そうなんですね…」
P「緋根さん、車の鍵を返したいんだが…」
やや「ありがとう、Pさん…」
雫「どういう経緯?」
やや「ショッピングモールで助けてもらったの…」
雫「なるほどね…(Pを警戒するような視線で見つめる音葉」ジッ…
ニチカ「もう、雫さん。まだですかー」ニャー
P「(えっ…!?」
二葉「(飼い猫だったの…!?」
ニチカ「(何で、居るんですか!?」
・・・
雫の補足:ニチカとハヅキに対しては大体ニュアンスで接している
184 : おやぶん   2024/04/03 21:41:35 ID:lLPrrGkMXc
>>183
ニチカ「(何でこの人が此処に・・・!?」
P「(コイツ、住宅街トロイ裏を行き来しているのか!?」
二葉「(まさか、私達のあの時間の意味は!?」
やや「只今ニチカ、イイ子にしてた?」ナデナデ
ニチカ「うへへへへ~・・・って違う違う!!」
雫「珍しいねニチカがこんな風に面白い行動するの」
やや「始てだね、いい傾向だね・・・」
ニチカ「キッ!!」余計な事言ったら引っ掻くと言う眼
雫「どうやら嫌われてるみたいだね~♪」
P「あ、あぁ何か猫に嫌われるみたいで~」
二葉「そそ、そうなんですよ~」
やや「若干声が上ずってるね。何もない家だけど上がって・・・」
雫「あっハヅキが寝てるから気を付けてね~」
二葉「あの子のお姉さんですかね・・・?」
ニチカ「えぇそうですよ!!何でこんな場所で再会するのか知りませんが!!」シャー!!
P「お前こそ抜け道でも知ってるのか?」
ニチカ「教える気は無いですよ!!」プイッ
そそくさと家の中に入って行く音葉
雫「本当に珍しいねニチカがこんな風にプリプリするの」
やや「他人には結構ドライなのにね・・・」
雫「もしかして、ニチカと何処かで会ったとか?」
P「ハハハッイヤソンナマサカ・・・」
二葉「エェホントウニ・・・」
雫「片言になってるけど・・・」
ハヅキ「・・・」半目を開けて外の様子を伺っている音葉
185 : 最低最悪変態プロデューサー   2024/04/04 05:21:55 ID:2c9wCwhncU
>>184
(緋根家リビング※1F)
雫「へぇー、『商店街』の娘なんだね…」
二葉「そうなりますね…」
やや「気にしなくていいよ、私がこの家にしたのは前職の煩わしさから逃れるためだったから…」
雫「私はそんなややを支えるためかな…」
P「とはいっても、目黒さんはプロゴルファーだろ…」
雫「近くに居られればいいのさ…」
P「なるほど…」サクッ
やや「もう少し、引っ越すのが遅かったらルームシェアしてたかも…」
雫「それはそれで嬉しいけど…」
二葉「何か、困りごとでも…?」
雫「トロフィーやメダルで溢れてきたからね、ルームシェアしてたら部屋が手狭になってたよ…」
P「(うーん、ベクトルは違うが分かるかも※Pは騒動解決に貢献した際に謝礼金や報奨金を貰い過ぎて、土地を買ったくらい」
やや「比較的、お金に余裕はあるの。でも…」
二葉「でも…?」
やや「そろそろ、働かなきゃとは思ってるの…」
雫「あんたの場合は前職がねぇ…」
P「(緋田と同い年くらいで『親の遺産抜き』でも比較的裕福に暮らしてる…」
雫「(頭のいい人の見方をしてる…※Pの目ざとい視線に気付く音葉」
P「(短いスパンで稼げる前職だから芸能関係か…」
雫「コーヒー、淹れてくるね…」
やや「分かった…」
二葉「ありがとうございます…!」
P「なら、俺も手伝うよ…」
・・・
(キッチン)
雫「二葉ちゃん、意外と食べるんだね…」
P「昼もそこそこ食べたろうに…(会計時の金額を思い出す音葉」
雫「一つ、いいかな…?」
P「な、なんだ…?」
雫「貴方、何者…?」
・・・
(2F、ネコ達の部屋)
ハヅキ「ニチカ、大変…!(外の様子を伺っていたところから急に呼びかける音葉」
ニチカ「どうしたの…?(不貞寝から転寝しかけてたところを起こされた音葉」
ハヅキ「市の職員が『ウチーダ姉弟』の傘下野良猫を連れ出してたの…」
ニチカ「ええーっ!?」
186 : Pちゃん   2024/04/04 05:28:41 ID:2c9wCwhncU
補足
ウチーダ姉弟:2匹揃って『猫四皇』をそれぞれ拝命されてしまっている
ルカ、ハル閣下とは違い、『飼い猫』である事や住宅街が現市長の肝入りである事から、集まってくる野良猫の排除や駆除に消極的とされていた
しかし、『猫四皇』達における『バステト石』の収集率は2番目に多く…
187 : Pサマ   2024/04/04 07:14:09 ID:ekcoQ4Boi6
>>185
市長宅
千早「やっと裏が取れたわ」
ノヴァ『やるじゃん~♪』
千早「昔ならもっと早く調べれたわ、鈍ったわね・・・」
ノヴァ『それよりも・・・』
千早「えぇ・・・」
ノヴァ『まさか、市長も利用されてる側だったとはね・・・』
千早「市長選の時に後ろ盾になった存在が居て、いろんな便宜を図る見返りに『石』を要求してると・・・」
ノヴァ『市長自身は『石』の効果を知らないと・・・』
千早「疑問を持っても逆らえない関係と言う訳ね」
ノヴァ『しかも業者も含め全てがこの議員の息が掛かった奴か~』
千早「私達の世界ならある程度Pが無茶で来たけど・・・」
ノヴァ『此処は平行世界、暴を取れば警察沙汰だ』
千早「難しいわね・・・」
ノヴァ『それに此奴が『石』を集める理由も分かる』
千早「それは?」
ノヴァ『コイツ、裏金問題や色々な不祥事が起きて追及されてたのにある時ぱったりとそれが止まった、この意味が分かるね?』
千早「まさか!!」
ノヴァ『バステトはこの世界の全能神だ、欠片である『石』にも力がある』
千早「『石』の力で、洗脳したと?」
ノヴァ『可能だよ。だから僕達は苦戦を強いられるよ。恐らく警察のトップもコイツの洗脳下だね・・・』
千早「それだけじゃ無くて相手の立場自体も強敵よ・・・」
ノヴァ『だね、この世界じゃコネも何もないから近付く事も出来ない』
千早「えぇ、相手が政府の幹事長だなんて・・・」資料を写メする音葉
ノヴァ『ピンとズレてるよ・・・』
千早「くっ」
188 : 変態大人   2024/04/04 08:12:10 ID:4jFIuIcHp.
>>187
ノヴァ『(ただ、この世界の人間で無い事が幸いする部分はありそうだけど…』
千早「よし、撮れたわ…」
ノヴァ『それじゃ、早急に去ろう。ボクのチカラもそろそろ限界だからね…』
千早「えぇ…」
ガチャ
警備員「失礼しまーす…(ハンドライトで照らしながら部屋に入る音葉」
・・・
(緋根家キッチン)
P「何者とは…?」
雫「研究者にしては若い部類。でも、街づくりについての意見は的確…」
P「(余計な事を喋り過ぎたかな…」
雫「調べれば出てきそうなのに、1件もヒットしないのはおかしい…」
P「まだまだ若輩故さ…」
雫「でも、それは研究者としてならの話…」
P「えっ…」
雫「私達の記憶には残って無くても、インターネットの海には残り続ける記録…(徐ろにスマホの画面を見せる音葉」
P「それは…っ!?」
雫「これ『貴方』だよね…?」
P「(こればかりは言い逃れ出来ねぇ…!」
(見せられたのはPがアザトースに『ライトニング・レグルス』で最期の一撃を与えてる動画)
P「アイオートのヤツ…」ポツリ
雫「1つ答えろ。ややには『理解ってて』近付いたのか、『そうじゃないのか』を…(元アイドル歌手という観点で」
P「何を指してるかは皆目検討付いてないが、俺達が緋根と会ったのは本当に偶然だ。ある目的の為にな…」
雫「なら、いいんだ…」
ニチカ「あ、居た!」
雫「ニチカ、どうしたん…?(近付こうとする音葉」
ニチカ「今はアンタの相手をしてられないの!(俊敏な動きを見せて、Pの眼前に立つ音葉」
雫「ニチカ…?(本気で拒絶された事に驚きが隠せない音葉」
P「どうしたんだよ…?」
ニチカ「お願いがあります…」






『私達の仲間を助けて…!』
189 : 変態マスター   2024/04/04 20:47:58 ID:ekcoQ4Boi6
>>188
LINE!
P「ん?LINEが・・・ッ!!」
表示画面「今はまだ動くな『来訪者』よ」
雫「どうかした?」
P「すまない、少し席を外す・・・」
入力「お前は誰だ!!」
「自己紹介がまだだったね。私は通称『閣下』と呼ばれている」
P「閣下だと!?まさか・・・!!」
「ご名答。『四皇』と呼ばれる者『ハルカ』だ」
P「何故猫がLINE出来る!何故俺の番号を知ってる!!」
「警戒してるな。無理もない。そうだな先ずは私の正体を明かそう。但し明かすのは君と共に『来た』仲間だけだ」
P「(千早とノヴァの事も知ってるのか!!」
「私の正体はバステト様が遺した『セーフティ』だ。そして番号を知ってるのは人間の仲間がハッキングしてるからだ」
P「ハッキングだと!?侵入された痕跡さえないぞ!?」
「彼女は神童とも言えるハッカーだ。君でも気付かないよ」
P「お前はバステトのセーフティだと言ったな。その証拠はあるのか?」
「ふぅ~む、口頭では示せないな。宜しい。その子の仲間を助ける序に私達と合流しよう」
P「場所は何処だ・・・」
「君も良くする空猫喫茶店に16時に落合おう。私達『慈愛の怪盗団』と」
部屋がログアウトしました
P「慈愛の怪盗団だと・・・?」
・・・
ハルカ:猫四皇最強と言われる正体はバステトの遺したセーフティ。何故最大派閥と言われる最大の理由が人間を『相棒』とし猫達を匿っているからである。
その為か人語も喋れる普段は猫の真似をしてる。但し猫なので入力は『相棒』がやっている

慈愛の怪盗団:ハルカと相棒とその仲間達で結成された人知れず悪を挫き秘宝の回収を行う現代の義賊集団。
優れた能力を持つ仲間達を持ち、Pですら気付けないハッキング技術を持つ人物もいる。
現在は最大のオタカラと言われる『バステトの奇蹟』の回収と悪人の打倒及び改心
知っての通り自分が嵌ってるペルソナ5の『心の怪盗団』がモデル
190 : ペルソナ5の件は初耳っすよww   2024/04/04 23:35:57 ID:4Tj2m5gzeY
>>189
P「(今の時間は『14:37』…」
ニチカ「どうかしたんですか…?」
P「『閣下』が接触してきた…」
ニチカ「えっ…!?」
P「16時に珈琲店か…」
ニチカ「『珈琲店』って『商店街』ですよね…」
P「そうだな…」
ニチカ「『ショッピングモール』で街が分断されてるんで、バスで移動するにしても…」
P「そろそろ出ないとってところか…」
雫「帰るの…?」
P「そうだな…」
雫「送っていこうか…?」
P「根掘り葉掘り聞かれそうだから、断っておくよ…」
雫「それは残念、でも…」
P「ん…?」
雫「調べさせてもらうよ…」
P「好きにしろ…」
・・・
(住宅街→ショッピングモールへ移動するバスの車中)
二葉「お土産までもらっちゃった…」
P「(ニチカは後で合流するとは言ってたが…」パチン
二葉「で、何があったんですか…?」
P「ニチカ曰く『住宅街』に住み着いている野良猫も捕獲対象に入ったらしい…」
二葉「え…?」
P「それと『閣下』が接触してきた…」
二葉「えっ…!?」
P「16時に珈琲店で待ち合わせてる…」
二葉「なんか、急に動き出しましたね…」
P「そうだな。千早も情報を得てきて、珈琲店に向かってる…」
二葉「そうですか…」
P「(しかし、黒幕と思わしき幹事長の名前が『悪井』って…」
・・・
(市庁舎内主賓室)
市長「悪井幹事長、例の『モノ』でございます…」
悪井「いつも、すまないね…」
市長「いえ。こちらこそ、幹事長には返しても返し足りない恩ばかりですから…」
悪井「(思えば、あの『屈辱』を忘れた事は無かった…」
(悪井が思い起こすのはあの『暑い夏』…)
・・・
(ショッピングモール→商店街)
P「二葉ちゃーん…」
二葉「すーっ…(すっかり寝てる音葉」
P「もうすぐ、着くんだがなぁ…」
・・・
かつて、アザトースが引き起こした『地球統合』。その負の影響が芽を出そうとしている…
191 : 言ってなかったからねwww   2024/04/05 07:16:05 ID:CljvBduTMc
>>190
幹事長見送り後
秘書「市長、応接室にお客様が・・・」
市長「どなたかしら?」
秘書「ごにょごにょ・・・」
市長「ッ!!直ぐに向かうわ・・・」
応接室
市長「恋ちゃん・・・」
恋「御久し振りです、おばさま」
市長「私に何か用かしら・・・?」
恋「おばさまが行っている猫狩りの件についてです・・・」
市長「ッ」
恋「私もこの街に暮らし多くを知っています。歴史も、それなのにこの件を行う意味がどの様な意味を齎すかお分かりの筈です!!」
市長「・・・」
恋「巷では市長は動物を嫌い、街からそう言った物を排除していると言われてます・・・」
市長「そ、それは・・・」
恋「そうではないでしょ!!そうであったのなら何故私が幼少期に子猫をプレゼントしあの子が亡くなった時も一緒に悲しんではいない筈です!!」
市長「・・・」悲痛な表情になる音葉
恋「貴女がどうしてこの様な事をしてまで街を変えるのですか!!そのような厚化粧をしてまで自分を悪役としての仮面を被るのですか!!」
市長「恋ちゃん、私は・・・」
恋「そんな事をして・・・あの人は、亡くなった『奇蹟』が母親である貴女を見てどう思うと思いですか!!」立ち上がり部屋を出て行く音葉
秘書「市長・・・」
市長「許して恋ちゃん・・・駄目な大人でごめんね」
・・・
萩野恋:平行世界の月岡恋鐘。自信家でポジティブで豪快な性格とは真逆の気高く気品に溢れた性格。代償なのか髪型が代わり胸が縮んでいる。こちらもかなりの名家の出身
・・・
怪盗団役のキャラ誰にしようか考えてなかった
192 : それじゃ、宿題ということで(笑)   2024/04/05 08:03:37 ID:wwbtZ6g29c
>>191
秘書「市長…(ハンカチを差し出す音葉」
市長「ありがとう…(涙を拭う音葉」
秘書「いえ…」
市長「今日のスケジュールは…」
秘書「先程の幹事長の応対でラストです…」
市長「少し書類が残っていたわね、その確認をしたら帰りましょう…」
秘書「かしこまりました…」
・・・
(商店街、空猫珈琲店最寄りのバス停)
ニチカ「(そろそろ、着きそうかな…」
プシュー
P「(くそう、二葉が起きやしねぇ…※背中に二葉を背負いながらも両手いっぱいに荷物やお土産を保持している音葉」
二葉「Pさん…」ムニャムニャ
P「何の夢を見ているんだが…」
ニチカ「ようやく、来ましたね…」フンス
P「七草妹…?」ポカン
(Pの前に現れたのは『七草にちか』その人であるが、しかし…)
ニチカ「七草?」ムッ
P「じゃない…?」
ニチカ「誰なんですか、それ?」
P「まさか、お前。ネコの方のニチカ…!?」
ニチカ「『ネコの方』って意味が分かりませんけど、そうですよ…」
P「知り合いに居るんだ、見た目が似てる奴が…(研究都市での『初対面の時』や『その時に起きた出来事』を思い出して、テンションが下がる音葉」
ニチカ「荷物、持ちますから…」
P「悪いな…」
ニチカ「早くしないと、『16時』になりますよ…」
P「後20分。まぁ、間に合うだろうが…(バス停から珈琲店までは徒歩5分ほど」
・・・
(空猫珈琲店)
千早「あ、来たわ…」
ハルカ「オンナが増えてるわね…」
ノヴァ『相変わらず、どこで拾ってくるんだがww』
千早「はぁー、全く…」
・・・
ニチカ(人間態):『石』のチカラで見た目が『七草にちか』になった状態のニチカ。『自分の世界』でにちかを雇い入れるきっかけの事が思い出されて、Pは少し気まずい←
193 : Pくん   2024/04/05 18:40:26 ID:CljvBduTMc
>>192
ハルカ「初めましてだね。『来訪者』さん」
P「俺の知り合いに似た雰囲気の猫さんだな・・・」
千早「私もさっき会ったばかりだけど似てるわ」
ハルカ「まあそんな事より君は猫だね?何処で人化を?ん?あぁ成程ね」
P「自分だけ分かった風に言うなよハルカ・・・」
ハルカ「バステト様の『奇蹟』で認知を変えたね?」
ニチカ「ギクッ!!」
P「認知?」
ハルカ「所謂集合無意識に干渉して自分を人間に見える様にしたんですよ」
P「お前・・・」
ニチカ「ルカさんだって同じ事してますよ!!」
ハルカ「取り敢えずその話は一先ず置いといて、相棒を紹介しますね」
カランカラン
P「あっ!!お、お前は!!」
ハルカ「私の相棒の・・・」
詩花「ハイ白井詩花です!!」
P「ん?白井?黒井じゃなくて?」
詩花「ハイそうです、白井詩花です!!さっきのお姉さんのも同じ事聞かれました」
千早「ハイ私も驚きました、この世界の黒井さん。滅茶苦茶善人です・・・」
P「うそ~ん・・・」
詩花「そうですよ。パパは私が正義感でやらかした時に私の冤罪を晴らす為に頑張ってくれたんです。それとほとぼり冷めるまで高木さんの所も紹介してくれましたし」
P「」( ゚д゚)
千早「そうなりますよね・・・」
・・・
ジョーカー役は詩花に決定!!
残りは余談で発表!
194 : P殿   2024/04/05 18:50:19 ID:CljvBduTMc
余談
スカル:なんちゃって不良で金髪の樹里
パンサー:クォーターでお調子者のちとせ
フォックス:変態的アーティストのロコ
クイーン:真面目さが隠しきれない冬優子
ナビ:なんかハッキングも出来そうな引き籠り甜花
ノワール:社長令嬢天然の琴歌
モルガナ:猫になった春香さん

以上!!宿題提出!!仕事中考え捲って頭痛い!!
195 : Pしゃん   2024/04/05 18:50:22 ID:CljvBduTMc
余談
スカル:なんちゃって不良で金髪の樹里
パンサー:クォーターでお調子者のちとせ
フォックス:変態的アーティストのロコ
クイーン:真面目さが隠しきれない冬優子
ナビ:なんかハッキングも出来そうな引き籠り甜花
ノワール:社長令嬢天然の琴歌
モルガナ:猫になった春香さん

以上!!宿題提出!!仕事中考え捲って頭痛い!!
196 : ご主人様   2024/04/05 23:07:55 ID:iM5JCYvB.I
>>193
(秘匿性のある話をしているので人払いはしてある。一夏達にも伝達済みでノヴァの懐中時計が仲介の役割を果たす事になっている)
P「こっちの『黒井社長』は会う度にクドクドウダウダ嫌味しか言わんのに…」
千早「それはPさんのせいでもあるのよ…?」
P「うぐっ、それは…」
ハルカ「痴話喧嘩はそこまでにしてもらえるかな?」
P「うす…」
千早「ごめんなさい…」
詩花「私達が黒幕と踏んでる『悪井幹事長』ですが…」
ハルカ「バステトの『神格と権能』、一纏めに『奇蹟』と呼ばせてもらうわ…」
P「その『奇蹟』を手にしたと思われた辺りから、様子が変わったと思ってたが…」
千早「この画像を見てもらえる…」
詩花「『隕石騒ぎ』の少し前から、バッシングが止んでる…?」
ハルカ「というよりは雲隠れしてたみたい…」
P「この『三千世界』にも悪井が溢れてるとはな…」
ハルカ「『平行世界』でどれだけの悪井氏に会ったの…?」
P「直接相対した訳じゃないんだ。2度その名前を聞いたがいずれも、間接的だった…」
詩花「『雲隠れ』から再び表舞台に立つようになった際も、バッシングされる事が無かったんです…」
P「その間に…」
ハルカ「『奇蹟』を手中にした…」
千早「ただ、調べて分かった事なんだけど…」
詩花「発言が幹事長までに登り詰めた人間とは思えないくらいに弱いんです…」
ハルカ「まるで『人が変わった』かのようにね…」
千早「人が変わった…」
P「そう思われるようになったのはいつくらいからだ…?」
詩花「そうですね、大体…」
ハルカ「キミとアザトースの決戦後くらいかな…」
P「まさかとは思いたいが、悪井は『入れ替わってる』可能性がある…」
ハルカ「え…?」
P「俺の予想が当たっていればの話だが…」
197 : プロちゃん   2024/04/05 23:50:42 ID:CljvBduTMc
>>196
ハルカ「いえ、有り得なくない!」
詩花「うん、『あの時』と同じだ・・・」
P「何か有るのか?」
ハルカ「さっきも話した認知学の話になる、要は自分を別人に見せかけるのは可能よ!」
千早「そうなの!?」
詩花「私達が『ヤルダバオート』に騙されて彼の出来レースを歩かされた見たいに・・・」
ハルカ「でも『ヤルダバオート』も『デミウルゴス』も倒したし、一体誰が・・・」
樹里「んな事より先ずはコイツの依頼が先じゃねぇか?」
ニチカ「えっ?私?」
ちとせ「そうそう、黒幕は私達が引っ掻き合わせばボロを出すって~」
ロコ「このサンドイッチはデリシャスです!!」
樹里「聞いた話だとコイツのボスも認知歪めて人に化けてんだろ?」
ニチカ「えっ?う、うん、一部幹部を連れて・・・」
冬優子「それで?ボスは何しに行ったの?」
ロコ「サンドイッチ!ワンモアプリーズ!!」
ニチカ「えぇっと・・・」
甜花「監視カメラの映像ハッキング成功。ある時刻を最後に消えてる」
琴歌「この時刻は14時半位かな?」
ロコ「タマゴサンドベリーヤミー!!」
樹里「さっきからうるせぇぞロコ!!」
ちとせ「今大事な話してるの!!」
ニチカ「あっ!!あぁあああああ!!??!」
P「どうした!?」
詩花「何か思い出したの!?」
ニチカ「大変だ、急いで下さい!!」
冬優子「何が大変なのよ!!」
甜花「えっ?これって・・・?」
琴歌「消えたんじゃなくて・・・『奇蹟』を使って」
甜花「まさか!!強制的に『パレス』を!?」
琴歌「でも誰の!?」
冬優子「まさか、市長の!?」
ニチカ「急いで止めて下さい!ルカさんは復讐する為に市長を!!」






『認知世界内で爆破させて殺す気です!!』
・・・
二葉、シッポ達も同行する予定
198 : Pさん   2024/04/06 02:00:23 ID:WvsUXX6/og
>>197
P『ノヴァ!』
ノヴァ『おー、聞こえてるよー』
P『「カミサマ」のボスと幹部は市庁舎に向かったって話だ…』
ノヴァ『行くかい?』
P『ったりめーだ』
ノヴァ『その前に…』
P『ん…?』
いち
199 : 失敗、やり直し   2024/04/06 02:23:49 ID:WvsUXX6/og
>>197
P『ノヴァ!』
ノヴァ『おー、聞こえてるよー』
P『「カミサマ」のボスと幹部は市庁舎に向かったって話だ…』
ノヴァ『行くかい?』
P『ったりめーだ』
ノヴァ『その前に…』
P『ん…?』
一夏「Pさん、すみません。サンドイッチの代金は払ってくれる?」
P『なんだ、そんな事か。待っててくれ(パチン』
(人払いを解除する音葉)
P「で、お幾ら万円だ…?」
一夏「結構、食べてるのよ…」
P「ロコぉ!」
ロコ「もう、なんですか!」
P「お前、食べ過ぎだぞ!」
(まぁまぁな金額のレシートを見せつける音葉)
ロコ「ソーリー、昨日の夜からノットイートだったもので!」
P「足りっかな、二葉がアホみたいに蕎麦食べやがるから…」
千早「貴女達、喫茶店なんだからお金は持ってきなさいよ…」
ハルカ「緊急だったし…」
P「後でビタ一文、揃えてもらうぞ…」
詩花「それは大丈夫ですけど…」
P「市庁舎の爆破はシャレにならんぞ…」
(ドアを開く音葉)
「わっほ!?」
P「おっと、失礼。急いでたもので…あっ」
菜々子「あ、Pさん…」
P「菜々子…」
菜々子「あ、ちょっと待って…OKだよ(と言いながら瞳を閉じる音葉」
菜々子の脳内『了解!』
P「ん…?」
「わっほい!(開いた瞳の色は菜々子の『緑がかった青』から見覚えのある『マリンブルー』に変化している音葉」
P「あれ、もしかして…」
美奈子「えいっ…んっ」
P「むぐっ…!?」
(店の入口という衆人監視に近い状況でMTMをする音葉)
美奈子「ぷはぁっ…」
P「え、何で…?」
美奈子「『3日くらい前』から、また繫がるようになってきて…///」
P「そうなのか…」
続く
200 : 毎日変態   2024/04/06 02:38:49 ID:WvsUXX6/og
>>199
ノヴァ『平行世界を周ってきたから、閉じたはずのゲートが緩んできたか…っ!?』
(千早に意識を向けて、驚く音葉)
P「それとさ、美奈子…」
千早「(何故か戦闘オーラが出ている音葉」ゴゴゴ…
ノヴァ『(ボクは何も見なかった…!』gkbr
P「それとさ、美奈子…」
美奈子「どうしたの?」
P「『意識』は美奈子かもしれんが、その身体は菜々子のだぞ…」
美奈子「それなら、大丈夫。2人で話して、決めた事だから…」
P「待ってくれ、それって…」
千早「Pさん、早く行きましょう…」ニッコリ
P「そうだな…(心做しか頭痛がしてる音葉」
ハルカ「痴話喧嘩だ…」
(P達がフィンガースナップで市庁舎に向かってから数分後の事)
ドタバタバタ…
三奈「あ、起きた…」
ガチャン
一夏「いらっいませって、あら…?」
恋「お久しぶりです、一夏さん…」
悠利「誰なのかな、気品が高く見えるけど…」ポソッ
三奈「『萩野恋』さん、二葉お姉ちゃんの高校からの友達…」ポソッ
悠利「なるほど…」
ガチャッ
二葉「あー、どうしよう寝てたわ!」
一夏「おはよう、二葉…」
二葉「お姉ちゃん、起き抜けでそうそうだけど…」
一夏「う、うん…」
二葉「Pさんは…?」
菜々子「先に行っちゃったよ…」
二葉「あんの…」
一夏「あの…?」
二葉「あの『銀髪細マッチョの女たらし』めー!」
悠利「ぶはっ…」
三奈「悠利さん…?」
悠利「ブワッハッハッハッハー!」
恋「えっ…!?」
続く
201 : 変態大人   2024/04/06 06:53:04 ID:WvsUXX6/og
>>200
悠利「確かにそうだな、あの人は『稀代の女たらし』だ、アッハッハッハー!」
二葉「って、恋じゃない。どうしたのよ?」
恋「市長を、おばさまをどうしたら止められるんだろうって考えてたらね…」
二葉「うん…」
恋「『脳内』で聞こえてくる声に従って来たんだけど…」
一夏「どんな声かしら…」
恋鐘『こういう時はPさんに任せるばーい。きっと、何とかしてくるはずばーいって…』
二葉「きっと、それは『平行世界』の自分からの声よ」
恋「『平行世界』…?」
二葉「詳しい事は車内で説明するわ。だから、市庁舎に行きましょう…(無理やり車に乗り込もうとする音葉」
三奈「待って…!」
二葉「どうしたの…?」
三奈「『これ』を持っていって…(小袋を渡す音葉」
二葉「『これ』は…?」
シッポ「リッくんが集めていた、『奇蹟の石』のカケラよ…」
(※三奈の訳で二葉と喋る感じになる音葉)
二葉「『奇蹟の石』…?」
シッポ「貴女が寝てる間にPさんとハルカさんとの間で呼称が統一されたの。覚えておきなさい…」
二葉「ウィッス」
シッポ「おそらく、Pさん達にも『奇蹟』は必要になるわ…」
二葉「概ね理解したわ。ありがとう、シッポ!」
シッポ「それじゃ、行きましょうか…」
二葉「待って…」
シッポ「あら、何か問題でも?」
二葉「三奈が居ないと、貴女の言葉を理解出来ないの…」
シッポ「それなら、『奇蹟』を少し借りるわ…」ペカーッ
(不思議な光がシッポを包んだ、そして…)
二葉「( ゚д゚)」ポカーン
シッポ「結局、この姿なのね…(超ビーチバレー世界の志保の姿になる音葉」
二葉「( ゚д゚)」ポカーン
シッポ「これなら、私の言葉が通訳なしでも分かるでしょ?」
二葉「アッハイ」
恋「早く行きましょう、二葉とえっと…」
シッポ「シッポでいいわ」
恋「分かりました、シッポさん…」
202 : ダーリン   2024/04/06 07:12:41 ID:WvsUXX6/og
補足
美奈子と菜々子:P(と千早のノヴァ)が平行世界を跋扈した結果、閉じたはずのゲートが少しだけ開いたりしている(これには鏡晶葉も後々ではあるが、信じられないと言った模様)。菜々子は美奈子とメモ書きで互いにやり取りを交わしていた模様
シッポと志保:これまで二度ほど猫耳や尻尾が生えた経験がある『超ビーチバレー世界の志保』との精神的な繋がりから、『奇蹟』を使ってJK姿の志保に変身した音葉。その時点で『イノセントボディ』から成長した(※)二葉よりもスタイルが良かったため、二葉は「( ゚д゚)」とさせられている
(※)Pが二葉をおぶさっている時に背中に『二葉のお山』を多少意識していた模様。なお、『Pの世界』の最上静香はお察し…
M.S「なんですか、この注釈は!?」
203 : プロデューサー様   2024/04/06 09:05:08 ID:PNuyNnS5tw
>>201
市庁舎前
P「時間食ったな!」
ハルカ「帰宅ラッシュ時の渋滞は考慮してなかった!」
千早「これからどうするのハルカ?」
樹里「詩花、『ナビ』開けるか?」
P「ナビ?」
詩花「待ってて起動っと・・・」
ナビを開始します
ちとせ「えっ?パスワードは!?」
ハルカ「イレギュラーだからパスワードが無い?」
二葉「何が起こるの!?うわぁ!?」
P「ナンジャコリャ!?」
千早「世界が歪む!?」
グニャッアアアアー
・・・
詩花「やっぱり・・・」
ハルカ「コレはまるで牢獄ね」
冬優子「いったい誰の牢獄なのかしらね」
ロコ「デンジャーな気配がしますね・・・」
P「ナンジャコリャ!?」
千早「嘘でしょう!?服と景色が変わってるわ!?」
二葉「アレ?私は変わってない?」
ニチカ「私もだけど・・・」
シッポ「私達は今の状態が異常なのよニチカさん」
P「俺の格好スゲェ悪趣味だな・・・」
千早「コッテコテな吸血鬼ですね・・・」
P「千早は・・・歌姫って感じだな似合うぞ」
千早「ちょっと!?」顔が茹で上がる音葉
ノヴァ「成る程、大衆の意識がどう思ってるかって奴か・・・」FFのバハムートみたいな格好に成ってる音葉
甜花「なんだ16Ver.か・・・」
琴歌「格好いいですね~」
・・・
ルカ「チッ!誰か来やがったな!お前ら、可愛がってやれ!」
幹部猫達「「「ヘイ!姐さん!!」」」全員出て行く音葉
ルカ「アタシはテメェにたっぷりと聞きたいことがあるんだよ。市長さんよぉ!!!!!」
市長の影「・・・」
204 : プロデューサーちゃん   2024/04/06 12:08:25 ID:PNuyNnS5tw
補足
二葉達はPが途中で徒歩の切り替えた際の帰宅ラッシュに巻き込まれた最中に合流できた
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