それからの出来事()
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【ミリSS】朋花「美也さんが猫をかぶっている?」まつり「なのです!」
1 :
プロデューサー様
2020/05/30 09:42:25
ID:SKEthMBV2w
※誤字脱字等は見逃してほしいマイペースなネタSSです
朋花「にわかには信じられませんね~。あの美也さんが猫をかぶっているだなんて」
まつり「でも、本当のことなのです。ちょうど控え室にいるから、様子を見てみるのです」
美也「おや~、朋花ちゃん、まつりちゃん。こんにちは~」
朋花「あら……美也さん、もしかしてお掃除中ですか~?」
美也「はい~。いつもお世話になっている劇場に恩返しと思いまして~」
2 :
do変態
2020/05/30 09:42:45
ID:SKEthMBV2w
朋花「ふふっ、いい心がけですね~。私も手伝いますよ~。……ところで、その三角巾、可愛いイラストですね~」
美也「お~、これに目をつけるとはさすがは朋花ちゃんですな~。桃子ちゃんも好きなネコさんのグッズなんですよ~」
まつり「ね? 朋花ちゃん。美也ちゃんはちゃんと猫をかぶっているのです!」ドヤッ
朋花「まつりさん~? そこで突っ立っていないで雑巾の1つでも用意なさったらどうですか~?」
まつり「そう言う朋花ちゃんこそ、三角巾をつけたらどうなのです? そのお団子に合ったものがあれば、なのです」
朋花「…………」
3 :
Pくん
2020/05/30 09:43:09
ID:SKEthMBV2w
美也「こんなこともあろうかと、お2人の分も用意しておいたんですよ~。はい、朋花ちゃん」
朋花「あの、これはナイツ・オブ・テンペランス(※画像参照)の一部では……?」
まつり(三角巾として前髪を隠せていないことよりも、あの光輪はどういう仕組みなのです? ついでに言えば翼はどうやって生えているのです?)
朋花(聖母に不可能はないんですよ~?)
まつり(朋花ちゃん、直接脳内に……!?なのです!?)
美也「それでは、まつりちゃんはこちらをどうぞ~」ガポッ
4 :
P殿
2020/05/30 09:43:39
ID:SKEthMBV2w
まつり「ほ? ……ほ?」
朋花「まつりさんは何でも似合いますね~。では、お掃除を始めましょうか~」
まつり「待つのです! これは、なんなのです!?」ガポッ
美也「深編み笠と呼ばれるものですよ~。む~ん……でも、尺八は用意していないんです~。すみません~」
まつり「まつり、虚無僧さんじゃないのです!!」
美也「なんと~、僧だったんですね~」
まつり「僧じゃないのです! ややこしいのです!」
5 :
変態インザカントリー
2020/05/30 09:43:59
ID:SKEthMBV2w
少女清掃中
まつり「それにしても、この劇場はすっかり、まつりたちにとって第二の我が家みたいなのです」
美也「そういえば噂で聞いたのですが~、美咲さんにとっては、」
まつり「美也ちゃん、それ以上いけないのです。劇場の闇に呑まれるのです。765プロ劇場は健全な運営方針と労働条件を提供しているのです。ね?」
美也「劇場の闇で思い出しましたが、劇場の魂というのもいるみたいなんです~」
朋花「闇に魂……まるで黒魔術の類ですね~。 百合子さんが聞いたら喜びそうです~」
美也「憑かれた海美ちゃんがPさんに聞いたところによると、朋花ちゃんみたいなプレッシャーを放つそうなんです~」
6 :
せんせぇ
2020/05/30 09:44:13
ID:SKEthMBV2w
まつり「それは恐ろしいのです。まつり、がくがくぶるぶるなのです。朋花ちゃんはもっと普段からまつりに優しくすべきなのです」
朋花「前後の文脈が繋がっていませんよ~? 劇場の魂……眉唾物には違いありませんが、そういう神秘もあってもいいかもしれませんね~」
まつり「―――はっ。もしや、朋花ちゃんは劇場の魂に憑かれているのです!? 大変なのです!」
美也「朋花ちゃん、テーブルは丸くではなく四角く拭くといいんですよ~」
朋花「なるほど、隅までしっかりと、ということですね~」
まつり「スルーしないでほしいのです……」
7 :
P君
2020/05/30 09:44:25
ID:SKEthMBV2w
38分後
まつり「ピカピカになったのです! わんだほー、なのです!」
美也「今、お茶を淹れてきますね~」
朋花「私も手伝いますよ~。まつりさんはここでくつろいでいてくださいね~」
まつり「ほ? いいのです? まつりも何か手伝うのですよ」
美也「ありがたいですな~。では、何かお茶請けを準備してもらってもいいですか~?」
まつり「たしかに小腹が空いているのです。2人とも、何か食べたいお菓子あるのです?」
8 :
プロデューサーちゃん
2020/05/30 09:44:46
ID:SKEthMBV2w
朋花「以前、ロケで北海道を訪れた際、新千歳空港で買って食べたチーズタルトは美味しかったですね~」
美也「この前、エレナさんから聞いたゴイアバータっていうブラジルのお菓子、興味がありますな~」
まつり「2人とも、まつりをどこまで買いに行かせる気なのです?」
美也「給湯室に差し入れのお菓子がまだあってよかったです~」
朋花「人数が多い分、すぐなくなってしまいますからね~」
まつり「ところで、まつり、掃除中にこんなものを見つけたのですよ」
9 :
EL変態
2020/05/30 09:44:58
ID:SKEthMBV2w
朋花「これは……お寿司を模したジェンガ?」
まつり「前にエミリーちゃんがファンから貰ったものなのです。何回か遊んだきりで控え室の棚に放置されていたのです」
美也「手ではなくて箸でとっていくんですね~。なかなか難しそうです~」
まつり「朋花ちゃん、美也ちゃん、ここは一勝負するのです! 負けたら一発ネタを披露なのです! お寿司だけに!」
朋花「面白そうですね~。まつりさんの弱みを握るチャンスかもしれませんね~。……お寿司だけに」
美也「2人とも燃えてますな~。私も負けていられませんな~、むふふ♪ あっ、お寿司だけに~」
朋花・まつり(とくにかかっていない……!)
10 :
我が下僕
2020/05/30 09:45:17
ID:SKEthMBV2w
???「その勝負、アタシも混ぜてもらえるかな?」
朋花「あなたは――――」
美也「なんと~、ライオンさん、今日もいらしたんですね~」
玲音「宮尾……アタシは玲音だよ」
まつり「ほ? この仁義なき勝負の気配を感じ取って登場したということなのです? やはり只者ではないのです」
玲音「フフッ、そういう徳川こそ相変わらず、こっちまで滾る闘気を纏っているね」
朋花「相手にとって不足なしですね~」
玲音「玲音の世界、見せてあげるよ!」
11 :
プロデューサー様
2020/05/30 09:45:35
ID:SKEthMBV2w
玲音「………」
朋花「あの……玲音さん。ですから、この遊びは壊してはいけないルールなんです~。積極的に崩壊を狙わないでくださいますか~?」
美也「もう三度目ですよ~」
玲音「あ、ああ。いや、でも、つい、壊したくなってしまってね、ハハ……」
まつり(誰にでも向き不向きはあるものなのです)
12 :
プロデューサーくん
2020/05/30 09:45:47
ID:SKEthMBV2w
美也「リオンさん、行ってしまいましたね~」
朋花「玲音さんですよ~。正体バレバレの仮面(?)をした少年ではないですよ~?」
まつり「けれど、さすがはオーバーランクなのです。まさか朋花ちゃんも美也ちゃんも、そしてこのまつりさえも抱腹絶倒させるようなネタを披露するなんて、誰でもできることではないのです」
朋花「ええ、恐ろしい方です~」
美也「今度会ったときは、私たちが笑わせないといけませんね~、むんっ」
朋花「いえ、そこはアイドルとして勝負しませんか~?」
13 :
仕掛け人さま
2020/05/30 09:46:02
ID:SKEthMBV2w
後日
美也「朋花ちゃん、朋花ちゃん。今、屋上でまつりちゃんが猫をかぶっているそうなんです~」
朋花「まつりさんが?」
美也「はい~、見に行きましょう~」
朋花(なんとなく予想はつきますね~)
14 :
Pサマ
2020/05/30 09:46:25
ID:SKEthMBV2w
貴音「ふふっ、真、可愛らしい姿ですよ、まつり姫」
まつり「ありがとうなのです! けど、これ、中は暑くて視界も悪いのですよ」
貴音「ふむ。改良が必要なようですね。みちこと美咲に相談するとしましょう。……おや、朋花に美也ではありませんか」
朋花「着ぐるみ、ですか。中に入っているのはまつりさんということですね~?」
美也「はい~。猫をかぶっていますな~」
朋花「むしろ着ていると言った方が正しいですね~」
まつり「ほ? その声は朋花ちゃんたちなのです? どうなのです、まつりin猫着ぐるみは。抱き着いてもいいのですよ?」
15 :
P君
2020/05/30 09:46:48
ID:SKEthMBV2w
朋花「いいえ~、私は遠慮しておきます~。 これはもしかして貴音さんの発案なのですか~?」
貴音「そのとおりです。茜や美咲の着ぐるみ以外にも、あればと思いまして。みちこたちにお願いしてみたのです」
まつり「今度のフェスは着ぐるみ衣装なのです!」
朋花「当のアイドルの顔が見えないのはどうなんですか~」
美也「動物衣装の朋花ちゃんは見てみたいですな~」
朋花「私ですか~? 美也さんの空猫珈琲店ミャオコーデ(画像参照)よりも可愛くするのは難しいかと~」
美也「そんなことないですよ~。なんだったら、私のを試しに着てみませんか~?」
朋花「身長は同じでも、他のサイズが違うので………」
16 :
我が友
2020/05/30 09:47:23
ID:SKEthMBV2w
美也「朋花ちゃんにはどんな動物が似合うんでしょう~、気になりますな~」
まつり「鬼とかどうなのです?」
朋花「まつりさん~? 声がくぐもって何を言っているかわかりませんね~。静かにしていてもらえますか~?」
まつり「ぜったい聞こえているのです! まつりもいっしょに朋花ちゃんに合うケモノ耳考えるのです!」
貴音「ふふふっ。まつり姫、美也、朋花。3人は本当に仲がいいのですね」
朋花「……そうですね~」ボソッ
まつり「ほ? 朋花ちゃん、今何か言ったのです? まつり、よく聞こえなかったのです!
17 :
高木の所の飼い犬君
2020/05/30 09:47:52
ID:SKEthMBV2w
朋花「ふふっ、そこは神秘のベールでもかぶせておきましょう~」
美也「おあとがよろしいようで~」
まつり「よくないのですーーー!!!」
おしまい~~
実際、朋花ちゃんに合うケモノ耳なんなんでしょうね。悩み過ぎて夜しか眠れません。
18 :
兄ちゃん
2020/05/30 10:50:28
ID:edi/E4Gzf.
ゆるふわ空間いいなぁ。
寿司ジェンガってマジであるのね(2人の寿司ネタ理解するのに1分かかった
19 :
5流プロデューサー
2020/05/30 17:06:18
ID:k4rytp6yZ6
とくにかかってないで思わず笑ってしまった
朋花は聖母だけにカピバラかな
20 :
監督
2020/05/30 18:26:33
ID:RCTbQ55leg
美也って実は姫と聖母に勝てる貴重な存在なの?
21 :
ごしゅPさま
2020/05/31 18:38:28
ID:w8q0dsR6oc
1のみゃおみゃすき
22 :
Pさぁん
2020/05/31 21:05:24
ID:Y3qR0nun/I
マイペースフェスの可能性がさらに高まりましたね~。
かなり短めですが、2本目投稿しますよ~。
23 :
箱デューサー
2020/05/31 21:05:39
ID:Y3qR0nun/I
まつり「朋花ちゃんがエセ関西弁しか話せなくなったのです!?」
24 :
P殿
2020/05/31 21:05:54
ID:Y3qR0nun/I
美也「そうなんです~」
まつり「それは大変なのです! 緊急事態なのです!」
朋花「困りましたね~」
まつり「事あるごとに、『せやかてまつりさん~?』なんて言ってくる朋花ちゃんは嫌なのです!」
美也「む~ん……きっとお仕事にも影響があるはずですな~」
朋花「そうですね~」
25 :
der変態
2020/05/31 21:06:10
ID:Y3qR0nun/I
まつり「たとえば取材に対して『子豚ちゃんたちを導くことが聖母の使命でおまんがな』って、にっこり答えたとしても、なんだか胡散臭いのです! 詐欺っぽいのです!」
美也「なんでやねん~って言いたくなりますね~」
まつり「肯定する際には必ず『せやな』って言ったり、何かダメなことがあったら『あかーん!!』なんて言ったりする朋花ちゃん、見たくないのです」
朋花「そのあたりの表現は奈緒さんがわりと使っているのでは~?」
まつり「奈緒ちゃんはいいのです、しっくりときているのです――――はっ!? そうです、もし奈緒ちゃんと一緒にこのエセ朋花ちゃんがお仕事したらまずいのです」
美也「どういうことですか~?」
26 :
ハニー
2020/05/31 21:06:21
ID:Y3qR0nun/I
まつり「朋花ちゃんのエセ関西弁に奈緒ちゃんの怒りのボルテージがしだいに上昇していくのです!」
1回目 奈緒『あははっ、朋花でもそういう話し方することあるんやなあ』
2回目 奈緒『はは……朋花、面白い話し方するなあ。けど、ちょっとイントネーション違うで?』
3回目 奈緒『……なあ、朋花。いやな、べつに怒ってはいないけど、なんかその話し方な……うん』
4回目 奈緒『………朋花、しばらく黙っててくれへん?』
5回目 奈緒『すまんな、朋花。私はアンタを殴らなあかん。殴っとかな、気がすまないんや!』
27 :
あなた様
2020/05/31 21:06:38
ID:Y3qR0nun/I
朋花「まつりさん~? 奈緒さんはそんな暴力的な人ではありませんよ~?」
まつり「わかっているのです。でも奈緒ちゃんに流れる血が、そうさせてしまうのです。哀しい宿命なのです」
美也「お~」
まつり「他にも、朋花ちゃんが日常的に感謝を示すときに『まいど~』って人を小馬鹿にする風に言いだしたら、イラッときちゃうのです」
美也「え~、はんなりしていて可愛いと思いますよ~?」
まつり「甘いのです。そういうのは選ばれた者だけが醸し出せるのです。朋花ちゃんは100譲って癒し系であっても天然系ではないのです」
28 :
ダーリン
2020/05/31 21:06:58
ID:Y3qR0nun/I
まつり「あとは……たとえば、こういったシチュエーションを考えてみるのです。突如、劇場が未知の生命体たちに襲撃され、皆を逃がすために囚われた朋花ちゃん。そんな朋花ちゃんをまつりが華麗に奴らのアジトから救い出したとするのです」
朋花「いきなり現実離れした状況設定ですね~」
まつり「まつりにお姫様だっこをされながら目が覚める朋花ちゃん。見上げた視線の先にいるまつりによって助けられたことを瞬時に理解するのです。そして照れくさそうに、『おおきに、まつりさん』と。どうなのです?」
美也・朋花「…………」
まつり「まあ、これはこれで可愛いからありかもしれないのです」
朋花「えぇ……」
美也「なんと~」
29 :
3流プロデューサー
2020/05/31 21:07:14
ID:Y3qR0nun/I
まつり「なんにせよなのです。『うちなー、お花、めっちゃ好きやねん』などと言う朋花ちゃんはもはや朋花ちゃんではないのです」
美也「なるほど~、たしかにお淑やかさに欠けますな~」
まつり「そのうち、一人称がワイになりだしたら、もう手がつけられないのです。むしろ手が出ちゃうのです。おともだちパンチなのです」
朋花「とんだ暴君ですね~」
まつり「ところで、姫、さっきから気になっていることがあるのです」
美也「なんですか~?」
30 :
ハニー
2020/05/31 21:07:42
ID:Y3qR0nun/I
まつり「朋花ちゃん、普通に話せているやないかーーーい!!!!!」
朋花「まつりさん、落ち着いてください。およそ姫とは呼べない口調になっていますよ~?」
美也「お~、面白いですな~」
まつり「なんなのです!? 2人してまつりをからかって楽しいのです!? からかい上手のみやともなのです!? 姫、朋花ちゃんのことを姫なりに心配して、いろいろ考えをめぐらしたのですよ!?」
美也「まつりちゃん……」
朋花(そんなに心配している雰囲気ありましたか~?)
31 :
3流プロデューサー
2020/05/31 21:08:02
ID:Y3qR0nun/I
まつり「ぷんすか!なのです。こうなったら……」
美也「どうするおつもりですか~?」
朋花「美也さん~? そんなわくわくした表情を向ける場面でもないと思いますよ~?」
まつり「姫、これからは名古屋弁で話していくのです! ううん、話すがや!」
朋花「この展開は読めませんでした~」
美也「まつりちゃんはエンターテイナーですな~、むふふ♪」
まつり「おしゃべりしていたら、お腹がすいたがや。3人でご飯食べにいこまい。でら美味しいエビフライのお店知っているがね」
32 :
Pしゃん
2020/05/31 21:08:32
ID:Y3qR0nun/I
美也「お~、初恋エビフライというわけですな~」
朋花「初恋要素ありましたか~?」
美也「私、朋花ちゃんのこと、すいとーよ~」
朋花「!?」
まつり「大胆な告白は女の子の特権なのだがや!!」
33 :
Pちゃん
2020/05/31 21:08:47
ID:Y3qR0nun/I
ジリリリリリリ
ガバッ
紬「………なんなん、この夢」
おしまい~
34 :
師匠
2020/05/31 21:38:08
ID:LOD/Zp/4kE
つむつむがSCP-114514に汚染されておられる
記憶処理して差し上げろ
35 :
そなた
2020/05/31 21:41:43
ID:No6VWFhO3g
姫は三河弁なんだよなあ
36 :
夏の変態大三角形
2020/05/31 22:04:30
ID:5w7A5irfvw
>>33
こっちが聞きたいわw
37 :
プロデューサー
2020/05/31 22:04:30
ID:5w7A5irfvw
>>33
こっちが聞きたいわw
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