会うなり 「すっげー！ 欺瞞」 と言いながらちくちくと痛む胸を包み隠したセーラー服に映った正義の色を嘲られ、疼いた拳を制されながらサーベルで迎えられる。それだけで一気に最終決戦突入だ。アトミックパワーにはキネティックパワーを、右の胸を抉られたら左の胸を殴り飛ばし、死の香り芳しい戦士になっていく私。パキギメデストル因子にドクドクと力が入りこみエネルギーがパンパンに膨れ上がる。お互いの胴を引き裂くと、姉さんもチョー禍々しいサーベルにギン勃ちのデストル因子をこれ以上悍しいものはないという程に注ぎ込んでいる。
そのまま二人はシャワールームへ。

デストル刀に血飛沫がかかると、おどろおどろしい瘴気が浮かび上がる。そのまま踏みしめることを見失った脚でお互いの躰を蹴りまくり、ガシガシと力の奔流を突き合わせてくねらせる。
「闘争において感情など、害あるのみ……！」
お互いの力が拮抗したままどこまでも息が上がっていく。待ちきれなくなった姉さんがしゃがみ込み、私の脚を床から叩き上げて斬りつける。あー、あー、すっげー！ 姉さんの胴を掬い上げてやると、姉さんも悶え狂っている。同じことを私がする。姉さんもすっげー闇の2重リングだ！
( ♪ ここで地平の浄化タイム )

ベッドでは膝立ちになった私の胸許に姉さんのギラギラの鋭い一振りが吸い付き刃が震える命を刺激する。同時に鳩尾に蹴りが3本入って抉り回される。喘ぎまくってあとはもうわけわかんねーよ！ お互い本気なんで、攻め合い受け合い、押し倒したり押し倒されたり、レスリングのような激しい闘いが続く。汗が飛び散り滴り落ち、ドロドロの躰がハァハァと苦悶の息を上げながらぶつかり合う。
「すっげー、貴様の実力はこの程度か！」
仰向けで地に臥し、横腹に刃を挿入されながら心の根を刺激され、腹筋が締まり上半身が立ち上がる。
「おおー、こんな愚かな欺瞞など塵にしてやろう！」
叫びながらあどけない腹筋に拳が何度もぶちこまれる。

なんすかこれ（困惑）

タクヤさんの怪文書を改変するのは担当のSSRが引けなくなるのでやめろ

ワザップかと思ったら違った

最近の六尺改変タクヤさん改変ブームはなんなんすかねこれ

腹筋から腹筋と同じ太さの大腿筋がヒクつき、パンパンに膨らんだエネルギーの奔流を抑えながら喘ぎまくると、姉さんが手にローションを塗りたくり、刃を当てがってお互いの命を2つまとめて弄び始めた。一瞬気が遠くなって、気がつくと私の腹の上に紅い血液が流れている。
「すっげーな！ 『正義』に一切の慈悲などない！
　愚かだぜヒーローズ！」
上反りでカキンカキンに硬いサーベルが挿入される。
「すげー！ 戦慄せよ」
私は丁度、躰全体がデストル因子の円盤になったような感じで闇の力を中身に、その回りに崩れやすいまやかしの正義、絶望、欺瞞、怒りがちりばめられ、正義とは愚かしいことだと感じた。

その体勢で斬られながらAngelステップ、アトミック・デストレーションが繰り返され、完全に勝者と死者の役割が確定した。あとは焔に焼けたデストル因子を痙攣させながらひたすら絶望を享受するための円盤になるだけだ。あー、右の拳にも力が欲しいかも！
「ほら、絶望を味あわせてやろう、ジェネシス」
私は昨日の先輩の指導通りに左脇だけをわざと緩めていたけれど、すぐに引き締めてやる。
「我が力に敗れ、地に伏せし者には鉄槌を！」
姉さんの動きが激しくなる。刺突したまま今度は片足を掬われ半分横掘り状態で防戦が続き、さらに格闘したままうつ伏せにさせられて昨日の先輩のように四足の檻の中でサーベルで斬りつけられ続ける。

(闇に)落ちたな

ところで歌織さんは何故ローションを手に塗りたくったんですかね……

(闇に)落ちたな

ところで歌織さんは何故ローションを手に塗りたくったんですかね……