可憐「雪歩ちゃん、今度のオフ、あ、遊びにいきませんか!」
1 : Pさぁん   2020/06/17 03:59:46 ID:XZQEoHtxwc
立て直し うまくいくかな?
2 : プロデューサー殿   2020/06/17 03:59:59 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「今度のオフ? うん、いいよ。可憐ちゃんから誘ってくれるなんて嬉しいなあ。どこか行きたい場所があるの?」

可憐「は、はい……えっと、劇場の近くで、その……犬と触れ合えるカフェがオープンしたらしいので……」

雪歩「え?」

可憐「ぜひ、雪歩ちゃんといっしょにって思って……」

雪歩「ごめん、可憐ちゃん。よく聞こえなかったみたい。何と触れ合えるって……?」

可憐「犬です」

雪歩「えーっと……ドッグ?」
3 : ぷろでゅーしゃー   2020/06/17 04:00:09 ID:XZQEoHtxwc
可憐「え、英語で言えばそうです」

雪歩「…………」ピトッ

可憐「! どうして、わ、私の額に手を……?」

雪歩「えっと、熱はないみたいだね。うん」

可憐「あの……説明しますね」

雪歩「お願いしますぅ」
4 : プロデューサー   2020/06/17 04:01:18 ID:XZQEoHtxwc

可憐「この前、春香さんと話していたんです」

雪歩「春香ちゃんと? そういえば2人は最近、仲いいよね」

可憐「てへへ……」

雪歩「照れる可憐ちゃん可愛いですぅ(それで、どんな話をしたの?)」

可憐「えっ? あ、その……それで春香さんから、私、犬っぽいって」

雪歩「可憐ちゃんが犬っぽい? なるほど、さすが春香ちゃんだね。いい着眼点だと思いますぅ」

可憐「そ、そうなんですか?」
5 : 我が下僕   2020/06/17 04:01:35 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「嗅覚を別にしても、どことなく大型犬っぽさを可憐ちゃんからは感じますぅ」

可憐「えっと……」

雪歩「あっ、違うの。べつに怖いとかそういうのじゃなくて。むしろ、すごく愛らしいというか、撫でまわしてみたいというか……」

可憐「撫でまわす……?」

雪歩「げふん、げふん、なんでもないですぅ。それで、春香ちゃんに犬っぽいと言われて、それから?」

可憐「『犬と言えば、雪歩って犬苦手だよね? 嫌いってわけじゃないみたいだけれど』って……」
6 : プロデューサークン   2020/06/17 04:01:50 ID:XZQEoHtxwc
可憐「『あと、男の人。どちらについても克服しようと雪歩なりに頑張っているみたい。犬はともかく、男の人とずっと関わらずにってのは難しいよね。』って」

雪歩「うん」

可憐「『あっ、そうだ。犬っぽい可憐ちゃんだったら、雪歩が犬を苦手なのをどうにかできるんじゃない?』って」

雪歩「なんで!?」

可憐「わ、私、春香さんの期待に応えたいって、お、思うんです……!」

雪歩「え、えぇ……ただの冗談、とんでもない無茶ぶりじゃないかなあ」
7 : そなた   2020/06/17 04:02:02 ID:XZQEoHtxwc
可憐「あ、あの、でも……それだけじゃなくて」

雪歩「?」

可憐「実は私、春香さんと同じぐらい、その、雪歩ちゃんにも憧れていて……」

雪歩「私に!? ど、どどどうして? 可憐ちゃんのほうが、いろいろ大きいのに」

可憐「雪歩ちゃんは、えっと、自己評価が低くて、その……そんな自分を変えたい、変わりたいって風に思って、アイドル活動に取り組んでいますよね?」

雪歩「う、うん。最初こそ友達の勝手な推薦だったけど」
8 : Pサマ   2020/06/17 04:02:18 ID:XZQEoHtxwc
可憐「私も地味な自分を、ダメダメな自分を変えたいって、お、思っています……!」

雪歩「そんな可憐ちゃんがダメダメだなんて。地味というには、スタイル抜群だし。ばいんばいんですぅ」

可憐「と、とにかく……! 私、アイドルの先輩として自分に近い部分を持っている雪歩ちゃんのことが、す、好きで…」

雪歩「! そんな急に、愛しているだなんて照れちゃいますぅ」

可憐「へっ? あ、えっと、そ、尊敬しているっていう意味で…」

雪歩「こほん。可憐ちゃんの想いはわかったよ。でも―――それでどうして、私を犬と触れあわせようとするの? 加虐趣味なの?」
9 : プロデューサー様   2020/06/17 04:02:38 ID:XZQEoHtxwc
可憐「ち、違います。春香さんに言われたとおり、雪歩ちゃんの苦手克服の、お、お手伝いがしたくて。何かいいアイデアがないか探していたら……」

雪歩「ちょうどカフェの話をどこからか耳にした、と」

可憐「はい。ど、どうですか?」

雪歩「却下ですぅ」

可憐「!! そ、そうですよね。す、すみません」

雪歩「しゅんとしている可憐ちゃんも可愛いですぅ。(謝らなくても大丈夫だよ、可憐ちゃん)」

可憐「えっ? えっと……」
10 : 師匠   2020/06/17 04:02:48 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「可憐ちゃん、よく考えてみて。春香ちゃんが可憐ちゃんに期待したこと。可憐ちゃんにできること」

可憐「雪歩ちゃん……?」

雪歩「犬が苦手な私。それを克服するための方法。可憐ちゃんは犬っぽい。どう? 思いつかない?」

可憐「あ、あの、もしかして雪歩ちゃんは既に、何か考えが浮かんで……?」

雪歩「うんっ! ピーンときましたあ!」

可憐「そ、それはいったい……?」
11 : 貴殿   2020/06/17 04:03:04 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「可憐ちゃんが犬になればいいんですぅ!」ドンッ

可憐「へ?」

雪歩「より正確には、可憐ちゃんが犬になりきって、私と接することによって、私は対犬恐怖症を緩和する。しかも、それだけじゃないですぅ。これは可憐ちゃんの表現力のレッスンでもあるんですぅ!!」

可憐「ひょ、表現力?」ゴクリ

雪歩「そう。この場合は演技力と言い換えてもいいかもですぅ。もし、可憐ちゃんが犬を完璧に演じることができるようになれば、そのときはきっと、大抵の役なら容易く演じることができるようになっているはずですぅ!」

可憐「!! ……!!」

雪歩「可憐ちゃん、イメージしてみて。舞台に立つ自分を。スポットライトの光、ライブとはまた違う自分を完璧に演じる、可憐ちゃん自身を……!」
12 :   2020/06/17 04:03:23 ID:XZQEoHtxwc
可憐「!! 雪歩ちゃん。私――――犬、演じてみます!!」

雪歩「それが聞きたかった、ですぅ。じゃあ、さっそく試してみよっか」

可憐「今からですか!?」

雪歩「善は急げだよ、可憐ちゃん。まずは、自由に演じてみて。可憐ちゃんの犬、私に見せてくれる?」

可憐「わ、わかりました」

雪歩(そう言って、可憐ちゃんはおそるおそる四つん這いになりました。正直、これだけでも少し、ぞくぞくしちゃいました)
13 : Pくん   2020/06/17 04:03:38 ID:XZQEoHtxwc
可憐「うー……わ、わんっ、わんっ、わんっ!!」

雪歩(恥ずかしがっていますぅ。ただの可愛い可憐ちゃんですぅ。)

雪歩「――――可憐ちゃん、もう目的を忘れてしまったの?」

可憐「え……?」オモワズタチアガルー

雪歩「可憐ちゃんは私の対犬恐怖症をどうにかしようと協力してくれている、そうだよね?」

可憐「は、はい。あの、どこがいけなかったでしょうか……?」
14 : お兄ちゃん   2020/06/17 04:03:49 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「吠える真似をして、いきなり怖がらせようとするのは違うんじゃないかな」

可憐「!!!」

雪歩(可愛かったけど。とっても可愛かったけども!)

可憐「そ、そうですね。犬を好きになってもらう、怖さを失くしてもらわなきゃなのに、いきなり吠えるなんて……うう」

雪歩「うつむかないで、可憐ちゃん」

可憐「! 雪歩ちゃん……」
15 : 我が下僕   2020/06/17 04:04:00 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「まずは自由に、って言ったのは私だからね」

可憐「えっと、ここから、どうすれば……」

雪歩「甘えてみるってのはどう?」

可憐「甘えてみる……?」

雪歩「うん。怖がらせようとするんじゃなくて、じゃれつく感じかな。いぬ美ちゃんが響ちゃんにしているのを参考にしてみたら、いいと思いますぅ」

可憐「や、やってみます!」
16 : プロデューサークン   2020/06/17 04:04:10 ID:XZQEoHtxwc
可憐「く、くぅーん」カオマッカー

雪歩「ごまえっ」セキコミホ

可憐「大丈夫ですか?!」

雪歩(可憐ちゃん、恐ろしい子……! 犬の演技としてはまだまだだけれど、一瞬でここまで、きゅんっとさせるなんて……!)

可憐「あの……雪歩ちゃん、何か命じてもらっていいですか? 飼い主と飼い犬っぽく」

雪歩「!! 飼い主と飼い犬……なるほど、その手があったね」ドキドキホ

可憐「よ、よろしくお願いします」
17 : Pチャン   2020/06/17 04:04:22 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「そこは犬っぽくお願いしてほしいなあ」

可憐「!! ……くぅーん、くぅーん」スリスリ

雪歩「ほわっ」ゾクゾクホ

可憐「くぅーん?」

雪歩(危うく理性がとびかけましたあ)

雪歩「えっと、それじゃあ、お手」シャガミホ

可憐「わんっ」スッ
18 : 5流プロデューサー   2020/06/17 04:04:32 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「おかわり」

可憐「わんっ」スッ

雪歩(あっ、これ楽しい。可憐ちゃんの手、すべすべしているし)ニギニギホ

可憐「あ、あの、そんなに握らなくても///」

雪歩「えっ? 今の可憐ちゃんは犬、だよね?」スットボケホ

可憐「く、くぅーん///」

雪歩「次は……伏せ!」
19 : ダーリン   2020/06/17 04:04:46 ID:XZQEoHtxwc
可憐「わんっ」

雪歩「よしよし」アタマナデホ

可憐「///」

雪歩「じゃあ、体勢を元に戻してもらって……待て!」

可憐「わんっ」ジーッ

雪歩(はうっ。可憐ちゃんが物欲しそうに、しかも上目づかいで見つめてきますぅ)

雪歩「可憐ちゃん……綺麗な顔しているなあ」ツブヤキホ

可憐「くっ、くぅーん/////」
20 : プロヴァンスの風   2020/06/17 04:04:59 ID:XZQEoHtxwc
雪歩(もう、これしちゃっていいんじゃないかな。)

雪歩「可憐ちゃん、そのまま目を閉じてくれるかな」

可憐「?」メトジー

雪歩(か、可愛すぎですぅ!)

雪歩「可憐ちゃん、じっとしていてね――――」




春香「2人とも、なにしているの?」
21 : 箱デューサー   2020/06/17 04:05:11 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「ぎょえーーっっ!! は、ははははは春香ちゃん!? 遥かなる時の中の春香ちゃん!?」

春香「そんな、某乙女ゲーっぽい私でもないけど」

可憐「……きゅー」

雪歩「可憐ちゃん!? このタイミングで気絶!?」

春香「ねぇ、雪歩」

雪歩「は、はいっ」ビクビクホ

春香「説明してくれるよね?」ニコッ
22 : 高木の所の飼い犬君   2020/06/17 04:05:23 ID:XZQEoHtxwc
雪歩「かくかくしかじかちんちくりん、ですぅ」イイワケホ

春香「へぇ……」

雪歩「もしかしたら、他にもっといい方法があるかもだけど。でも―――私は萩原雪歩だから」ハギワラユキホ!

春香「そっか。私も協力するよ、雪歩の苦手克服」

雪歩「えっ!? それって、もしかして春香ちゃんも犬に……」

春香「ううん、なるのは雪歩だよ」

雪歩「」
23 : 彦デューサー   2020/06/17 04:05:34 ID:XZQEoHtxwc
雪歩(そんなこんなで、私と可憐ちゃんはしばらくの間、春香ちゃんの犬になることになりましたあ)

雪歩(最初こそノリノリの春香ちゃんでしたが、近頃は、私に引いているのがなんとなくわかりますぅ。可憐ちゃんはけっこう愉しんでいる節があるけど)

雪歩(私が犬になりきりすぎて、2人をぺろぺろしちゃったのは、やりすぎだったかもですぅ)

雪歩(可憐ちゃんとは……うん、今のところ、まだギリギリ、いい先輩後輩の関係を保っている、はず。たぶん。心を落ち着けるアロマを頻繁に焚いてくれるし)

雪歩「ふぅー。犬はこりごりですぅ」タメイキホ
24 : プロデューサー殿   2020/06/17 04:05:48 ID:XZQEoHtxwc
可憐「あ、あの、雪歩ちゃん」

雪歩「可憐ちゃん? おはよう、どうかした?」

可憐「今度のオフ、あ、遊びにいきませんか!」

雪歩「えっと……例のカフェだったらいかないよ?」

可憐「いえ、普通に、その、遊べたらって……」

雪歩「いいの? あっ、もしかして首輪とかいる?」

可憐「い、いらないですっ」
25 : Pサマ   2020/06/17 04:06:22 ID:XZQEoHtxwc
可憐「普通のやり方で、もっと雪歩ちゃんと仲良くできたらなあ、って……てへへ」

雪歩「! わ、私もっ! 可憐ちゃんと、もっと深く心身ともに繋がりたいですぅ!」

可憐「えっ?」

雪歩「よーしっ、さっそく次のデートに向けて計画を立てますぅ!」

可憐「え、えぇ……お、お手柔らかにお願いしますね?」



おわりですぅ
26 : 師匠   2020/06/17 06:34:58 ID:Lt.Fl/Xdm2
どうして雪歩は…。
27 : ボス   2020/06/17 06:55:59 ID:CERpCmDpUY
この雪歩はエロゲ出てる(確信
28 : 貴殿   2020/06/17 08:48:35 ID:t6I6j9T1iw
続き描くんだよ
三作だよ三作
おうあくしろよ
29 : 下僕   2020/06/17 13:40:18 ID:hN3qxONrWk
なんか(文量が)足んねぇよなぁ
30 : Pさぁん   2020/06/17 15:57:09 ID:X2DT1O3E1Q
まずうちさぁ、BBS・・・あんだけど・・・書いてかない?(迫真)
31 : プロデューサー様   2020/06/17 17:08:48 ID:WOOFdg36sg
え○ちな展開にできないこのBBSに虚しさを感じています
32 : der変態   2020/06/17 17:44:38 ID:SK./HOyulM
え◯ちい雰囲気のはもうあるんだよなぁ…。
33 : プロデューサーさん   2020/06/17 18:26:24 ID:tIju.PB2tg
>>31
えっちな展開に出来ないと誰が決めたというのだ。管理人チャンですねはい
sage進行で慎ましやかにやってればけっこうお目溢し下さるよ、管理人チャンも男だからな
34 : 彦デューサー   2020/06/17 18:36:23 ID:CG.ZB5vq9o
>>31
お、おのれー
35 :   2020/06/17 20:41:57 ID:XZQEoHtxwc
弁明させていただきたい。
自分は何も本気で雪歩のことを妄想変態百合少女だとは思っていません。
また、当初の予定では、可憐と雪歩が共に苦手を克服する、極めて健全なほっこり系ゆきかれSSになるはずだったんです。
ただ、書き始めてすぐに「あれ? 可憐が犬になりきるの可愛くね?」と電流が走ったんです。
そこから先は、 駆け出したメロディ 躊躇いも遮断するように もう誰も触れられない~♪ だったんです。
結論=ゆきかれ流行って♡
36 : 番長さん   2020/06/17 21:01:19 ID:VeLhyxNRrA
流行らせたいならわかってるやろ?
37 : 我が友   2020/06/18 00:15:55 ID:MtT.UiU1Is
そこまで行ったならもうやることは一つやろ
38 : プロデューサー殿   2020/06/18 00:31:34 ID:I.N3JpNxg.
窓際行って執筆しろ
39 : P殿   2020/06/18 03:11:34 ID:fkaHE5Mxj2
ゆきかれ良いよね…歌声も似とーし
40 : お兄ちゃん   2020/06/18 04:32:33 ID:qwhC63/wjs
>>39
デュオ曲欲しいですよね。可愛い系でもクール系でもおいしすぎる……!

そんなこんなで2本目、投稿します。
結局、そっち系のネタあるので、苦手な人は注意……ってスレの途中で言っても、かな。
41 : ぷろでゅーさー   2020/06/18 04:32:45 ID:qwhC63/wjs
雪歩「可憐ちゃん、この前はありがとう」

可憐「え?」

雪歩「言いそびれちゃっていたから。ほら、方法はともかく、私の苦手克服に協力してくれたこと。私、嬉しかったよ」

可憐「雪歩ちゃん……そ、そう言ってもらえると、もはや闇に葬り去りたい過去も……す、少しだけまともな記憶にすることができます……!」

雪歩「あ、うん。なんかいろいろとごめんね。ところで、今日は私から相談があるんですぅ。聞いてくれる?」

可憐「相談? わ、私なんかでよければ。力になれるかわからないけれど……」
42 : Pたん   2020/06/18 04:32:55 ID:qwhC63/wjs

雪歩「ううん、可憐ちゃんだからこそ相談するの」

可憐「! 雪歩ちゃん……。えっと、それで何について?」

雪歩「あのね……犬や男の人が苦手なこと以外にも、その、私って悩みがあるの」

可憐「それってもしかして……」

雪歩「やっぱり察するよね。そう、ひんそーでちんちくりんなこと」

可憐(えっ。穴掘りやお家のことじゃないんだ)
43 : 下僕   2020/06/18 04:33:09 ID:qwhC63/wjs
雪歩「その点、可憐ちゃんは私より年下なのに、あの四条さんと同等のグラマラスボディの持ち主なわけで。あの美希ちゃんをも凌ぐそのスタイルは、なんというか、人間国宝クラスだよね」

可憐「そ、そこまでではないんじゃ……」

雪歩「そこまでのことあるよ!」

可憐「ひっ」

雪歩「ごめんね、急に大声出して。でも、これは揺るぎない事実だから」キリッ

可憐「え、えぇ……」

雪歩「そんなナショナルトレジャーガール可憐ちゃんに、お願いがあるんですぅ」
44 : お兄ちゃん   2020/06/18 04:33:19 ID:qwhC63/wjs
可憐「お願い?」

雪歩「シンデレラ~♪ じゃなくて、えっと……、簡潔に言うとね、私の身体、特に胸のあたりを弄りまわしてほしいかもって」

可憐「!!?!?!? だ、大事な部分を省いた説明になっていませんか……?」

雪歩「つまり、育乳してほしいんですぅ。あっ、育ちゃんは関係ないよ? 誤解しないでね」

可憐「???」

雪歩「あれ? 聞いたことない? 他人に揉まれると大きくなるって」

可憐「たしかにそういう話は、その、耳にしたことがあるような、ないような……」
45 : ダーリン   2020/06/18 04:33:31 ID:qwhC63/wjs
雪歩「胸だけじゃなくて人の器もそうだよね」

可憐「へ?」

雪歩「他人……社会にもまれることで大きく育つ。人間社会っていわば育乳なのかも」

可憐「………」ピトッ

雪歩「ひゃっ。な、なに、どうしたの。なんでいきなり額を触ってきたの!?」

可憐「ゆ、雪歩ちゃん、熱いです! それに顔も赤いです……! も、もしかして風邪ですか?」
46 : おにいちゃん   2020/06/18 04:33:41 ID:qwhC63/wjs
雪歩「ち、ちがいますぅ! そ、それは可憐ちゃんが急に私に触れるからっ。も、もうっ、不意打ちは卑怯ですぅ!」

可憐「??」

雪歩「……こほん。話を戻すとね、可憐ちゃんに胸を揉んでもらって、ばいんばいんになるっていう計画なんですぅ」

可憐「え、えぇ……」

雪歩「ねぇ、可憐ちゃん。私の力になりたいっていう、その気持ちは嘘だったの?」ウワメヅカイー

可憐「!! で、でもっ、仮に私が揉んだところで大きくなる保証なんて、どこにも……」

雪歩「可憐ちゃん、これまであがったステージ、やり遂げたライブを思い出してみて」
47 : プロデューサー君   2020/06/18 04:33:51 ID:qwhC63/wjs
可憐「え……?」

雪歩「それらは全部、始まる前から、成功が約束されていたものだった?」

可憐「いえっ、そんなことは……」

雪歩「そうだよね。それでも可憐ちゃんは信じていたはずなんですぅ」

可憐「私が、信じていた……?」

雪歩「うん。同じ舞台に立つ仲間のこと。それまでに至るレッスンの日々のこと。自分自身のこと。そういうのぜーんぶ、信じることができたから、ステージに立てたんだよね?」

可憐「! は、はいっ。そうだと思います」
48 : ぷろでゅーさー   2020/06/18 04:34:04 ID:qwhC63/wjs
雪歩「私ね、可憐ちゃんのことを信じてるから。グラマーな可憐ちゃんに揉まれたら、ぜったい大きくなるって。可憐ちゃんのグラマラスガントレットを、私は信じますぅ!」

可憐「―――っ。雪歩ちゃんっ……!」





可憐「いくら私でも、こんな荒唐無稽な流れで納得しません……!」

雪歩「残念ですぅ」
49 : 変態インザカントリー   2020/06/18 04:34:15 ID:qwhC63/wjs
雪歩「わかりましたあ。それじゃあ、逆に私が可憐ちゃんのたわわを揉むってのはどうかな」

可憐「なぜ!?」

雪歩「?」キョトン

可憐「うっ……可愛くきょとんとしても、ダ、ダメなものはダメですっ。は、恥ずかしすぎます……!」

雪歩「恥じらいなんて時には邪魔なだけ、ですぅ」

可憐「ゆ、雪歩ちゃんはもっと恥じらってください……!」

雪歩「大丈夫。こんなこと言えるの、可憐ちゃんだけだから」キリッ

可憐(いや、そこでキリッとされても……)
50 : Pサン   2020/06/18 04:34:25 ID:qwhC63/wjs
雪歩「真面目な話、何か秘密があるの? 可憐ちゃんのそのスタイルって」

可憐「秘密だなんて……そ、そんなのないと思います」

雪歩「体の組成に著しく影響のあるアロマを高頻度で使っているとか……」

可憐「そんな恐ろしいアロマ、ないですっ!」

雪歩「――はっ。そっか、もしかしたら香りに何か秘密があるかもですぅ。ちょっと嗅いでみていいかな」

可憐「そ、それもダメですっ。」
51 : プロデューサー君   2020/06/18 04:34:35 ID:qwhC63/wjs
雪歩「うーん……あれもダメ、これもダメ。可憐ちゃんって意外とわがままなんだね。ふふっ、可愛いですぅ」

可憐「ご、誤解です」

雪歩「でも、そこまで激しくなくても、学校のお友達とスキンシップもあったりするんじゃない?」

可憐「えっと……いえ、そんなに」

雪歩「そっか、やっぱり高嶺の花の存在なんだろうなあ。あっ、今のは別に四条さんは関係ないよ? それでも私だったら、ほっとかないのになあ」

可憐「? ほっとかない?」
52 : 5流プロデューサー   2020/06/18 04:34:45 ID:qwhC63/wjs
雪歩「うん。春香ちゃん風にいうなら……ほっとかない!! ほっとかないよ!!」

可憐「!?」

雪歩「だって私、可憐ちゃんと濃厚接触したいもん! デートとかして、恋人繋ぎや双子コーデなんかもしてみたいもん。お節介だってわかっている。でも、それでも!」

可憐「雪歩ちゃん、その……アニマス知らないと伝わらないネタのうえに、名シーンを汚すのはちょっと……」ドンビキ

雪歩「アッ、スミマセン」

可憐(双子コーデは、してみたいかも)
53 : プロデューサーくん   2020/06/18 04:34:56 ID:qwhC63/wjs
雪歩「さて、仕切り直すとね、どうしたら私がちんちくりんでなくなるかっていうことだけれど」

可憐「は、はい」

雪歩「変わりたい気持ちって大事ではあるんだけれど」

可憐「はい……?」

雪歩「で、でもっ、たとえば、うん、可憐ちゃんが今の私、こんな私でも好きだって言ってくれるなら、まあ、いいかなー、なんて」

可憐「えっと……」

雪歩「そのあたり、ど、どうですか?」オズオズユキホ
54 : 変態大人   2020/06/18 04:35:23 ID:qwhC63/wjs
可憐「私……今の雪歩ちゃんも、す、好きですよ?(時々、おかしなことを言うけど)」

雪歩「!」

可憐「でも―――」

雪歩「えっ?! で、でもっ?」

可憐「スタイルのことはともかく、どんなときでも変わろうって、さらに上を目指そう、もっと高く飛ぼうって、頑張っている雪歩ちゃんのことは、だ、大好きです///」

雪歩「か、可憐ちゃん/// うん、私、頑張るね! えへへ……」

可憐「てへへ……。そういうところ、春香さんにも感じますし」
55 : ご主人様   2020/06/18 04:35:33 ID:qwhC63/wjs
雪歩「………」

可憐「雪歩ちゃん?」

雪歩「いやいやいや……可憐ちゃんさあ」アキレユキホ

可憐「?」

雪歩「それはまあ、春香ちゃんは可愛くて、かっこよくて、私も好きだし、あわよくば、って思わなくもないけれど……でも、今のタイミングでわざわざ私と並べなくてもいいんじゃないかな」スネユキホ

可憐(? どうして拗ねているんだろう…?)
56 : Pしゃん   2020/06/18 04:35:44 ID:qwhC63/wjs
雪歩(ふたりきりの、今ぐらい私のことだけを見てよ、なんて……。い、言わないでおこう。ガチっぽいし)

雪歩「あっ、そうだ。ねぇ、可憐ちゃん、今度のオフなんだけど」

可憐「遊びにいく約束ですよね。ふ、普通に」

雪歩「そうそう。首輪もリードもなしのやつですぅ」

可憐「そ、その話はもう、いいですから…」

雪歩「ふふっ。晴れるといいなあ。うん? でも、突然の夕立で急接近っていうのも、いいシチュな気が……」

可憐「雪歩ちゃん? ま、また変なことを考えているんじゃ……?」ジトメー
57 : ぷろでゅーしゃー   2020/06/18 04:35:56 ID:qwhC63/wjs
雪歩「ジト目、可憐ちゃん可愛すぎですぅ!(そ、そんなことないよ!)」ホンネダダモレユキホ

可憐「も、もうっ、雪歩ちゃんってば……うう。わ、私、今度のオフは楽しみにしていますから……♪」ニコッ

雪歩「!! う、うん」ドキッ

雪歩(やっぱりこの笑顔が一番、かな……」

可憐「? あの、今、小声でなんて…?」

雪歩「な、なんでもないですぅ! ほら、休憩はおわりにして、レッスンの再開ですぅ!」


お、おわりです……!
58 : プロデューサー   2020/06/18 06:02:02 ID:ufZollnLLs
次はデート回だな!
59 : 監督   2020/06/18 22:03:41 ID:3RKzUxoLxs
なんかこの雪歩に懐かしさを感じてしまう
60 : P殿   2020/06/20 01:14:29 ID:5n23dvMsaU
昔懐かしのフヒ歩路線だからな
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