美城専務「なんでとは心外だな。私だって女だ。合コンに呼ばれもするし参加もする。ところで灯織は上手くやっているかな」
シャニP「ああ、御親戚でしたね。大丈夫ですよ、灯織はしっかりしてますから。この前だってうっかり食事を忘れた私に料理を……」
美城専務「待て、君、それはアイドルとプロデューサーの距離感なのか？　まさか灯織に手を出してないだろうな？」
シャニP「ははっ、御冗談を。それに私、年下には興味ないですから」
美城専務「むぅ･･･まぁ君が優秀なPなのは灯織から聞いてはいたんだ。私も同業他社として君の働きを耳にしていたしね」
シャニP「あ、ありがとうございます」
美城専務「ストレイライトの和泉愛依、あれはいいな。芹沢あさひに隠れているがクールでカリスマ性がある。君の仕掛けだろう？」
シャニP「仕掛けというか苦肉の策というか･･･そういえば今度、ノクチルというユニットをウチからデビューさせるのですが、全員幼馴染のユニットなんです」
美城専務「ほう、ウチにも似たようなユニットがいるが」
シャニP「はい、ですから346さんのニューウェーブと御一緒に仕事する機会があったらアイツらの成長にもなるかなと思っているんですが」
美城専務「ふ･･･担当のPに通しておこう。君は本当にやり手だな。流石は天井社長の部下だ」
シャニP「社長を知っているんですか？」
美城専務「大学で先輩後輩の間柄でね」
シャニP「えっ！？　天井社長の学生時代？！　ちょ、ちょっと話を聞かせて貰ってもよろしいですか！！」
美城専務「今までで一番食いつきがいいな？！　まぁ酒の肴にはいいだろう」