【微百合注意】雪歩「喧嘩するほど仲がいい、かぁ……」可憐「?」
1 : 夏の変態大三角形   2020/11/17 04:32:47 ID:SjKwnByC1M
立ったら投下していきます
2 : 変態インザカントリー   2020/11/17 04:33:08 ID:SjKwnByC1M
ロコ・杏奈『むう~……!』

ロコ・杏奈『ふんっ!』

杏奈『んと……。ロコの世界……です……♪』


雪歩「いいコミュだなぁ。きっと私たちに足りなかったのはこれですぅ! さっそく作戦を立てないと―――」
3 : おやぶん   2020/11/17 04:33:18 ID:SjKwnByC1M
劇場 

可憐「いま走ってく~♪ 走ってる~♪ 追い風に背中おされながら~♪」

可憐(雪歩ちゃんへの、この前のお礼……ううん、いつものお礼にと思って、春香さんに教わって作ったクッキー……喜んでくれるといいなぁ、えへへ)

可憐「予定ではこの時間は控え室にいるはず……だよね」

可憐「お、おはようございますー」ガチャッ

雪歩「あっ! 可憐ちゃん! おは―――ようございますぅ」

可憐「!?」
4 : P様   2020/11/17 04:33:28 ID:SjKwnByC1M
可憐(あ…ありのまま 今起こった事を話します! 「雪歩ちゃんが私を見て、目を輝かせて素敵な笑顔で挨拶してきてくれた、そう思ったら一瞬で、ムスっとした表情に変わって低音かつ小声で挨拶されました」)

可憐「え、えっと……雪歩ちゃん?」

雪歩「なに?」メセンアワセナイホ

可憐「あの……どうかしたんですか」

雪歩「なんで?」ムスッ

可憐「だって、急にそんな、ムスッとしているから……な、なにか私、しました?」

雪歩「うん。そのおっきな胸に手をあてて考えてみなよ」
5 : プロデューサー殿   2020/11/17 04:33:40 ID:SjKwnByC1M
可憐(?? 何がどうしたんだろう……。今さっき「可憐ちゃん!」って言ったときの雪歩ちゃんは間違いなく、いつもの雪歩ちゃんだったのに)

可憐「その、えーっと、あの……思い当たる節がなくて」

雪歩「ほら、たとえば、えっと、うーん……あれですぅ、あれ」

可憐「あれ?」

雪歩「この前、放送されていたあずささんとの深夜ラジオ」

可憐(あ、ミリシタに実装されているオファーテキストの……)

可憐「何か問題ありましたか……?」オズオズミヤカレン

雪歩「大ありですぅ! あんな可愛くて癒されるささやき声聴かされて、もう虜になっちゃったんですぅ!」プンスカッ!
6 : プロデューサーちゃん   2020/11/17 04:33:53 ID:SjKwnByC1M
可憐「え? あ、ありがとうございます?」

雪歩「よくないよ! もう可憐ちゃんの声を夜のお供にしないと眠れない身体になっちゃったよ! 責任とってほしいですぅ!」プンスコッ!

可憐「そ、そんなこと言われても……」

雪歩「あと、ほら、この前のドラマ! 可憐ちゃんが冷酷な殺し屋をカンペキに演じきってたやつ!」

可憐(これも…オファーテキストです)

雪歩「ギャップも相まって、カッコよすぎですぅ!! 私、ドキドキしぱっなしだったよ! 特技:ポーカーフェイスは伊達じゃないですぅ!」ホメチギリホ

可憐「あ、ありがとうございます」

雪歩「極めつけは、未来ちゃんとの共演ですぅ。あのコスプレ……猫耳魔女って、いやいやいや、卑しかーっ、可愛すぎますぅ!!! なんなの、可憐ちゃんは私をそんなにダメにしたいの!?」
7 : Pちゃま   2020/11/17 04:34:26 ID:SjKwnByC1M
可憐「そんなこと、ないですよ……!? えっと、雪歩ちゃん、ちゃんと私のお仕事見てくれているんですね。う、嬉しいです」

雪歩「えっ? ま、まあね。でもっ、えっと、あの、あれだよ? 可愛いからってあんまり調子乗らないでほしいですぅ!」

可憐「うう……すみません」

雪歩「謝っちゃダメですぅ! もっと堂々と、調子乗っていこうよ、可憐ちゃん!」

可憐「!? え、えぇ……?」

雪歩「………」ジーットミツメホ

可憐「ゆ、雪歩ちゃん?」

雪歩「それで可憐ちゃんからは、何かないの?」
8 : 我が友   2020/11/17 04:34:40 ID:SjKwnByC1M
可憐「え? ……そういえば、この前、美希ちゃんといっしょに出演していた番組ありましたよね」

雪歩「う、うん」

可憐「子猫の特集で、はしゃぐ2人、とっても可愛かったです……! あ、子猫ももちろんですけど……」

雪歩「えへへ……あれね、うん、あのときは2人とも―――って、違うよ!!」

可憐「っ!? で、でも猫でしたよね? だって、犬だったら雪歩ちゃん、」

雪歩「そこじゃないよ!! もっと、こう、私に対する、不満とか不平とかないの?」

可憐「雪歩ちゃんに対する……ですか?」

雪歩「うん」
9 : レジェンド変態   2020/11/17 04:35:09 ID:SjKwnByC1M
可憐「…………」

雪歩「…………」



可憐「(もっと自信を持ってほしいと思う以外は)とくにないです……よ?」

雪歩「ふ、ふうん///」

可憐(そういえば春香さんが言っていたのを思い出します……。「雪歩さ、たまにめんどくさいところあるんだよね。そこも可愛いけど」って)

可憐(こういうのかな…)
10 : プロデューサーさま   2020/11/17 04:35:20 ID:SjKwnByC1M
可憐「あの、そろそろ教えてほしいです……! 今日はどうして、いつにもまして情緒不安定というか、えっと……」

雪歩「………あのね、喧嘩するほど仲がいいっていうよね?」

可憐「? はい」

雪歩「だから喧嘩しようよ、可憐ちゃん!!」ドンッ

可憐「えぇ………」

雪歩「私たちには、ケンカップル属性がないんですぅ! 雨降って地固まるシチュだったり、昼はツンツン、夜は甘えん坊シチュだったり、そういうのも欲しいんですぅ!!」

可憐「何を言っているか、よくわからないです…!」

雪歩「うう……何かうまいこと、いい具合の火種があればいいんだけどなぁ」
11 : Pはん   2020/11/17 04:35:41 ID:SjKwnByC1M
ドア「ガチャッ」

雪歩・可憐「!」

環「あっ、雪歩お姉ちゃんに、可憐お姉ちゃん。ねぇ、ももこ見なかったー?」

雪歩「桃子ちゃん? ううん、見ていないよ。可憐ちゃん、ここに来る途中で見た?」

可憐「い、いえ、見ていません。環ちゃん、どうかしたの?」

環「あれー、ここにいると思ったんだけどなー。えっとね、今度また、いくとももこといっしょにライブできることになって……(以下略)」

可憐「桃子ちゃんとは劇場で、お仕事終わりの育ちゃんとは現地集合で、3人で買い物にいく予定……ってことなんだね」

雪歩「たしか桃子ちゃん、今日は何かPVの収録があったような……ちょっと時間が押していて、まだ劇場に帰ってきていないってことなのかも」
12 : 兄ちゃん   2020/11/17 04:36:07 ID:SjKwnByC1M
環「そうなの? じゃあ、エントランスで待っていたらくる?」

雪歩「んー、公式設定はわからないけれど、駐車場に面した関係者専用の通用口もありそうだし……」

可憐(急にメタ!?)

環「つーよーぐち? うーん、とりあえず、ほかのへやもさがしてみるぞ!」

可憐「それより先に連絡を……って、行っちゃいましたね」

雪歩「うん……。それにしても環ちゃん、また背が高くなっていなかった? ……近いうちに、私なんて軽々追い越しちゃいそうですぅ、その、身長以外でもいろいろ」

可憐「TIntMe!の活動を通じて、大人っぽくなった感じがしますよね」

雪歩「だね。『Arrive You ~それが運命でも~』、ほんといい曲ですぅ。私だったら、あんなところで歌うって想像するだけでも足がすくんじゃうなぁ」
13 : P君   2020/11/17 04:36:17 ID:SjKwnByC1M
雪歩「ところで、今、気がついたけど……環ちゃん、可憐ちゃんのことも『お姉ちゃん』って呼んでいるんだね」

可憐「は、はい。どうしてなのかは、わからないんですけど……」

雪歩「………ふむ」

可憐(ろくでもないことを、ひ、閃いたっていう表情をしています…!)

雪歩「でもさ……環ちゃんのお姉ちゃんとして相応しいのは、可憐ちゃんより私だよね?」フンスッ

可憐「えっと……そう、ですね。雪歩ちゃんは私含めて、劇場の年下の女の子たちにとって、」

雪歩「なんでやねん!!!」

可憐「!?」
14 : Pサン   2020/11/17 04:36:28 ID:SjKwnByC1M
雪歩「そこは、『え? 環ちゃんのお姉ちゃんに相応しいのは私……ですよね?』みたいに、しれっと対抗心出していこうよ! 何か具体的なエピソードあげて、マウント取り合って行こうよ!」

可憐「あ! 今の『なんでやねん』は、もしかして(オファーテキストで)奈緒さんと挑戦した漫才で習得したものですか……?」

雪歩「ちがうよ!?」

可憐「で、でも……お姉ちゃんっていう雰囲気はやっぱり雪歩ちゃんのほうがある気がします……」

雪歩「可憐ちゃん、そんな風に何でもかんでも人に譲っていたら、お仕事だって別の子にとられちゃうよ?」

可憐「そ、そうなんですか」

雪歩「私も男の人を怖がっていたら、けっこう取り逃したお仕事あるからね!」ドヤッ

可憐(得意気に言うことじゃないです…!)
15 : P様   2020/11/17 04:36:39 ID:SjKwnByC1M
可憐「あのー…雪歩ちゃん」

雪歩「どうしたの!」プンプンッ

可憐「べつに喧嘩しなくたって、私、雪歩ちゃんと、も、もっと仲良くなれるって思うんですけど……」

雪歩「というと?」

可憐「一旦お茶にしませんか? 私、今日は雪歩ちゃんのためにクッキー焼いてきたんです。は、春香さんみたいに上手にできたかは怪しいですけど……あっ、でも味見したときは大丈夫だったので……えへへ」

雪歩「もうっ、お茶のことを出したら私が素直に言うこときくと思ったら大間違いですぅ!」

可憐(と言いつつ、笑顔でテキパキ準備し始めている雪歩ちゃんでした)
16 : P殿   2020/11/17 04:36:56 ID:SjKwnByC1M
雪歩「んっ……。美味しいよ、可憐ちゃん!」

可憐「ありがとうございます♪ 雪歩ちゃんの淹れてくれた紅茶も美味しいです」

雪歩「ふふっ、ありがとう。星梨花ちゃんからおすそ分けしてもらったものなんだ」

可憐「そうなんですね。このクッキーなんですけど、さ、最初は私らしく、香りを意識したクッキーにしようかなって試行錯誤もしてみたんです。それこそ紅茶クッキーとか」

雪歩「へぇ。あれ? でもこのクッキーはそんなに……」

可憐「はい。よく考えたら、雪歩ちゃんだったら、きっとお茶といっしょに食べるだろうなって。そのときに、変に邪魔になるような香りつけはしないほうがいい……味と香りが喧嘩するのは嫌だなって」

雪歩「可憐ちゃん……。それじゃあ、今度は私といっしょに作らない?」

可憐「え?」
17 : Pサマ   2020/11/17 04:37:21 ID:SjKwnByC1M
雪歩「はじめから、お茶と合わせるつもりで、みたいな。またこうやって一緒に食べよう?」

可憐「! ぜ、ぜひ。ふふふっ」

雪歩「ふふっ……喧嘩するほど、なんて考えていたけれど、気の迷いでしたあ。やっぱり私、可憐ちゃんとは、紅茶とクッキーみたいな関係のほうがいいですぅ」

可憐「雪歩ちゃん……! そ、そうだと私も思います」
18 : プロデューサーさん   2020/11/17 04:38:41 ID:SjKwnByC1M
雪歩「でも、それはそれとしてケンカップル属性も魅力的ですぅ」

可憐「雪歩ちゃん……」

雪歩「あ、呆れた顔しないでほしいで! でもそういう表情も大好き!」

可憐「も、もう、雪歩ちゃんったら、ふふっ♪」


おしまいです……!

19 : Pちゃん   2020/11/17 06:39:13 ID:A/t7HJPla.
おつー!
面倒だなぁ!!
20 : プロデューサー   2020/11/17 12:42:03 ID:43NG1ay6mM
次は二人で桜trick上映会だな
21 : 夏の変態大三角形   2020/11/17 12:46:40 ID:Moke6kFi8c
おつです

( *°ω°⊂彡☆))Д´) パーン

雪歩「(私をぶつときの…可憐ちゃんの…表情…)」ゾクッ
可憐「(ぶたれて私を見てくる雪歩ちゃんの…表情…)」ゾクッ

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