【微百合注意】雪歩が可憐にいたずら(意味深)するSS
1 :   2020/11/18 04:30:59 ID:ZKT7E9OjH2
を書こうとしたけれど、あまりにセンシティブな内容になりそうだったのでやめました!!!
2 : 番長さん   2020/11/18 04:31:58 ID:ZKT7E9OjH2
劇場

雪歩「はぁー……♪ お仕事終わりに飲むお茶は格別ですぅ」

ドタドタドタ

雪歩「うん? ……足音? 小さな恋の足音って感じじゃないですぅ」

ドア「ガチャッ」

亜美「あっ、ゆきぴょん!」

真美「ちょっと隠れさせて!」ツクエノシタモグリー

雪歩「きゃっ!! ふたりともそんなに慌ててどうしたの!?」
3 : Pしゃん   2020/11/18 04:32:36 ID:ZKT7E9OjH2
雪歩「というか、こんなところに隠れてもすぐ見つかるんじゃ―――」

亜美「いいから、いいから!」

真美「ゆきぴょんは黙ってて!」

雪歩「ええっ!?」


ドア「ガチャッ……」

律子「あら、雪歩。亜美と真美見なかった?」

雪歩「り、律子さん……?(般若!?)」 

律子「あの子たちったら、またしょーもないイタズラして……今日という今日は許さないわよ……ふふっ、ふふふふふ」
4 : der変態   2020/11/18 04:32:49 ID:ZKT7E9OjH2
雪歩(あわわわ……。亜美ちゃんたち相変わらずだなぁ。律子さんも苦労しているというか、面倒見がいいというか)

アッ、コンナトコロニ! アミ、マミ……カクゴハイイ? ワタシハデキテイルワヨ!

雪歩(うーん……それもラブ、これもラブ、かなぁ)

ギャーッ オタスケー!!

雪歩(…………)

雪歩「イタズラ、かぁ」
5 : そなた   2020/11/18 04:33:01 ID:ZKT7E9OjH2
後日 都内某所(控え室)

可憐「すーはー、すーっ、はーっ………あう」

可憐(初めての現場は、き、緊張するなぁ。せめて劇場の子が誰かいっしょだったらよかったのに、今日は私1人だし……)

可憐(様子を見に来てくれるって言っていたPさんも、別の現場が押しててまだ来れないみたいで……。携帯用アロマディフューザーを使ってはいても、なかなか落ち着きません……)

可憐「緊張で、喉が渇いちゃいました……部屋にあったペットボトルのお水はもう飲んじゃったし……そういえば、バッグにも入れてきていたような」ゴソゴソ

可憐「?? あ、あれ……?これって魔法瓶、だよね。小さくて可愛い……じゃなくて、わ、私のものじゃない……!」

可憐「も、もしかして、劇場を出発するときに間違って誰かのを……? ううん、そんな覚えは……」

可憐「えっと、試しに………くんくん」
6 : 師匠   2020/11/18 04:33:14 ID:ZKT7E9OjH2
可憐「あっ。表面に微かに残っているこの香りはたぶん……。じゃあ、これは―――」カポッ

可憐「あ、危なくないよね? まさか変なもの入れていたりはしませんよね……?」

可憐「んっ……ごくっ……ごく」

可憐「………美味しい。でも、どうして黙って入れたんだろう? 間違って入れはしないだろうし……本当に、の、飲んでよかったのかな」



可憐(その後、不思議と緊張は和らいで……お仕事、うまくいきました♪ あの魔法瓶……返して、お礼も言っておかないと)
7 : プロデューサー様   2020/11/18 04:33:25 ID:ZKT7E9OjH2
劇場 控え室

可憐「―――あの、このミニ魔法瓶、雪歩ちゃんのですよね?」スッ

雪歩「………」

可憐「………?」

雪歩「チガウヨ? ナニモシラナイヨ?」スットボケホ

可憐「でも、残り香が……それに中に入っていたハーブティーは先日、雪歩ちゃんが淹れてくれたのと同じでした。落ち着く味で、お仕事前なんかにちょうどいいかもね、って2人で話していましたよね」

雪歩「ん、ん。ねぇ、可憐ちゃん。きっとそれは、お茶の妖精さんのいたずらなんじゃないかな?」ポエッ
8 : 3流プロデューサー   2020/11/18 04:33:39 ID:ZKT7E9OjH2
可憐「お茶の妖精?」

雪歩「そうだよ、そうに違いないよ。いつも頑張っている可憐ちゃんのために、ふらっと現れたんだよ。もうっ、私の魔法瓶を勝手に持っていっちゃうなんてお茶目ですぅ。お茶だけに」ドヤッ

可憐「あの、えっと……?」

雪歩「ほら、給湯室のお茶っ葉も、気がつくと増えてるときがあるし、お茶の妖精さんがいるんだよ」

可憐「え? それは美咲さんや小鳥さん含め、劇場の子たちがよかれと思って足しているみたいですけど……」

雪歩「そうなの!? そ、そんな気もしていたけど。そ、そっかぁ……妖精さんじゃなかったのかぁ」ガッカリホ

可憐(がっかりしている…!)

雪歩「まぁ、なにはともあれ、お仕事うまくいってよかったですぅ」
9 : お兄ちゃん   2020/11/18 04:33:53 ID:ZKT7E9OjH2
可憐「おかげさまで……えへへ」

雪歩「……ねぇ、中に入っているの、全部飲んだ?」

可憐「へ? は、はい。一気にではありませんでしたけど、その日のうちには」

雪歩「そっか。……ふうん」ニヤッ

可憐「!? えっ、あ、あの、まさか、その、変なものを入れていたりなんてこと、な、ないですよね?」

雪歩「さあ? お茶の妖精さんのことだから、わからないですぅ」

可憐「ゆ、雪歩ちゃん!? お茶の妖精さんなんて、い、いませんよ?」
10 : Pはん   2020/11/18 04:34:04 ID:ZKT7E9OjH2
雪歩「いるもん! お茶の妖精さんいるもん!」

可憐(急に駄々っ子……!)

雪歩「…こほん。ソ、ソウイエバー、風ノ噂デ聞イタコトガアリマスー」

可憐「(棒読み?)何をですか?」

雪歩「お茶の妖精さんが淹れてくれたお茶をね、全部飲んだ人は、その、えっと……」モジモジホ

可憐「???」

雪歩「お茶が大好きな人を、大好きになるんですぅ!!」ドンッ

可憐「へ、へぇ……」
11 : プロデューサー君   2020/11/18 04:34:17 ID:ZKT7E9OjH2
雪歩「…………」

可憐「…………」

雪歩「ど、どうかな? 可憐ちゃんの身近にもお茶が大好きな子、いるよね? なんていうか、身体の76.5%がお茶でできているみたいな子」

可憐「いや、さすがにそこまでの人はいない、ですけど……」

雪歩「そ、そうかな? でも、ほら、お茶が大好きな人、心当たりあるよね?」

可憐(………)

可憐「そうですね」

雪歩「だ、だよね? ねぇ、それって―――」
12 :   2020/11/18 04:34:31 ID:ZKT7E9OjH2
可憐「たとえば美也さん」

雪歩「!?」

可憐「よくお家の縁側でも、おじい様とお茶を飲みながらまったりしているらしいですね」

雪歩「そ、そうなんだ。あの、他にもいるよね?」

可憐「そうですね。あと、エミリーちゃんや、星梨花ちゃん」

雪歩「!??!?!」

可憐「エミリーちゃんはお抹茶が好きなんですよね。よく抹茶味のお菓子なんかも食べているし。星梨花ちゃんは紅茶に詳しいですよね。よくお家でいただいてるのだとか」

雪歩「ねぇ、可憐ちゃん、他にも……ほら、元祖お茶好きアイドルっているよね? それも日本茶系の。ね?」
13 : Pさぁん   2020/11/18 04:34:45 ID:ZKT7E9OjH2
可憐「うーん……す、すみません。忘れちゃいました」テヘ

雪歩「ふぁっ!?」

可憐「もしかしたら、お茶の妖精さんのいたずらで、記憶を失っちゃったのかも……♪」

雪歩「はぁ!?? あいつ、ろくなことしねぇな!?」マジギレホ

可憐「お、落ち着いてください…! えっと、雪歩ちゃん」
14 : ハニー   2020/11/18 04:35:00 ID:ZKT7E9OjH2
雪歩「な、なに?」

可憐「こんな回りくどいことしなくても、私、雪歩ちゃんのこと、大好きですよ? な、なーんて、ふふっ♪」

雪歩「えっ/// あっ、も、もうっ、私のことからかったの?! からかい上手の可憐ちゃんなの!?」

可憐「いえ、そういうわけでは……」

雪歩「も、もしかして―――」

可憐「え?」

雪歩「可憐ちゃんこそ、お茶の妖精さんだった……?」ハクシンホ

可憐「!?」
15 : あなた様   2020/11/18 04:35:16 ID:ZKT7E9OjH2
雪歩「な、なるほどですぅ。たしかにそれなら、こんなにも私が日夜心惹かれてやまないのも、納得できるというか……。あれ? でも可憐ちゃんはAngelタイプだよね……。ってことは、天界からハーブティーの美味しさを学びに来たお茶天使ってこと……?」

可憐「あのー……雪歩ちゃん?」

雪歩「可憐ちゃん」キリッ

可憐「は、はい」

雪歩「みんなには内緒にしておくね」ニコッ

可憐「ちがいます……! 私、お茶の妖精さんじゃないです!」

雪歩「うんうん、そうだね、うん、大丈夫、大丈夫。ちゃんと秘密にするから。安心して!」

可憐「え、えぇ……」
16 : ごしゅPさま   2020/11/18 04:35:29 ID:ZKT7E9OjH2
可憐(その後も、雪歩ちゃんの誤解は続き、私がそれを解こうとすればするほど、なぜか私がお茶の妖精だと信じ込むようになり……)

可憐(春香さんは「いや、可憐ちゃんはどちらかと言えば、アロマの天使だと思うよ」と真顔でノッてきて……)

可憐(律子さんに相談したら「そういう路線で売り出してみる?」って……)

可憐(そしてPさんまで乗っかってきて、私と雪歩ちゃんの2人で人でお茶のCMに出ることに決定したのでした)


可憐「えーっと……お茶のCMなんですよね? あの、ペットボトル飲料の」

雪歩「うん、そうだよ。コンビニでもよく見るね」
17 : Pさぁん   2020/11/18 04:35:42 ID:ZKT7E9OjH2
可憐「ど、どうして衣装に、こんな羽根が生えているんですか……!? それにこんな短いスカートで……」

雪歩「言いたいことはわかるよ、可憐ちゃん」

可憐「雪歩ちゃん?」

雪歩「本当は羽根なんて生えていないんだよね? でも、ほら、みんなにはイメージが伝わりやすいように……」

可憐(まだ信じている!?)

雪歩「そして、頭に大きな急須を乗せますぅ! 」

可憐「わっ、わわ、けっこう重いです……!」
18 : ごしゅPさま   2020/11/18 04:36:03 ID:ZKT7E9OjH2
雪歩「可憐ちゃんの臍でわかしたお茶、飲みたいなぁ」ボソッ

可憐(なんかすごいこと言っている!?)


ハギワラサン、シノミヤサン ジュンビオネガイシマースッ


雪歩「あのね、可憐ちゃん。こんな時にも言うのもあれだけど」

可憐「?」
19 : ハニー   2020/11/18 04:36:50 ID:ZKT7E9OjH2
雪歩「私、たとえ可憐ちゃんがお茶の妖精さんであろうとなかろうと、大好きな気持ちは変わらないからね」

可憐「雪歩ちゃん………」



可憐「なんかいい話っぽく締めようとしていますけど、私、お茶の妖精じゃないです~~!」

雪歩「ふふっ♪」

おしまいですぅ
20 : 変態インザカントリー   2020/11/18 04:40:35 ID:ZKT7E9OjH2
また貼り忘れた

21 : 箱デューサー   2020/11/18 06:15:00 ID:5vv2ty26Oo
乙でした

なんか雪歩には時々訳の分からない暴走を始めるイメージがある
22 : Pくん   2020/11/18 12:40:19 ID:8uya2hywBA
連日のゆきかれ乙
で、センシティブな内容の方はどこにアップロードされてるの?
23 : Pチャン   2020/11/21 10:24:38 ID:TfJVjKIgAA
萩原さんとっても天使
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