【微百合注意】可憐「…………」ジーッ 雪歩「?」
1 : 変態大人   2020/11/23 05:51:33 ID:1U2EYyjQjU
立ったら投下していきます。
2 : プロデューサー様   2020/11/23 05:51:56 ID:1U2EYyjQjU
春香「はい、これ雪歩の。今回は自信作だよ♪」

雪歩「わあ! これって抹茶シフォンケーキ? うーん、この大きさだと私1人じゃ食べきれないかも」

春香「ふふっ、食いしん坊だなぁ。2人でいっしょに食べるつもりのサイズだよ?」

雪歩「あっ……/// わ、わかっていたよ?」

春香「えー、ほんと?」

雪歩「……お茶を淹れてきますぅ」

春香「ふふっ、ありがと」



可憐「……………」ジーッ
3 : 師匠   2020/11/23 05:52:17 ID:1U2EYyjQjU
後日

可憐「ゆ、雪歩ちゃん! あ、あの……これ、よかったらどうぞ!」

雪歩「ん? これは……マフィン? もしかして可憐ちゃんの手作り?」

可憐「は、はい。緑茶マフィンです。ネットでレシピを調べて、つ、作ってみました……!」

雪歩「へぇ、綺麗に縦に膨らんでいるね」

可憐「最初は斜めに膨らんじゃったり、カップから生地がこぼれてしまったり、食感がパサパサになったりもしたんですけど……試行錯誤して、あ、味見もしたから、大丈夫だと思います!」

雪歩「そうなんだ。可憐ちゃんは頑張り屋さんだなぁ」

可憐「……てへへ」
4 : おにいちゃん   2020/11/23 05:52:34 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「ところで、ひい、ふう、みぃ……たくさん。こんなにあるけど、劇場のみんなに配るの?」

可憐「え? 全部、雪歩ちゃんの分ですよ?」

雪歩「へ?」

可憐「雪歩ちゃんのためにつくったので……/// あ、本当は私もいっしょに食べたかったのですけど、ついさっきお仕事の関係で食べてきちゃったから……」

雪歩「そ、そっかぁ」



結局、4つまで食べて残りはお持ち帰りしました。お弟子さんたちには好評でしたけど……分けたことは言わないほうがいいかもですぅ。
5 : プロデューサークン   2020/11/23 05:52:51 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「お仕事が終わるの、すっかり遅くなってしまいましたね」

貴音「ええ。ですが、それも悪くありません。この時間帯、この場所ならよく見えます」

雪歩「よく見える……?」

貴音「上ですよ、雪歩。夜空です。ほら、あそこに並んだ三つ星」

雪歩「わぁ! ……えっと、たしかオリオン座の一部でしたよね」

貴音「そのとおりです。そしてそこから視線を左下へとうつしていきましょう、ひときわ輝くあの星が見えますか?」

雪歩「えーっと、は、はい。ありましたぁ」

貴音「あれが、おおいぬ座の1等星シリウスです」
6 : Pさぁん   2020/11/23 05:53:07 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「おおいぬ座のシリウス……」

貴音「はい。吠えてきたりはしませんから大丈夫ですよ、ふふっ」

雪歩「も、もうっ、四条さんったら/// そっか、あれがシリウス……また四条さんたちの『瞳の中のシリウス』聴きたいなぁ」

貴音「嬉しいことを言ってくれますね。冬も深まってきていますし、次の定期公演のせっとりすとに入れることをPに進言してみましょう」

雪歩「い、いいんですかぁ」

貴音「ええ、なんでしたら、共に歌いますか、雪歩。無論、歌と振り付けは覚えてもらわなければなりませんが……」

雪歩「そ、そんな私なんかが畏れ多いですぅ!! け、けど、考えてみますね……///」


可憐「…………」ジーッ
7 : せんせぇ   2020/11/23 05:53:21 ID:1U2EYyjQjU
後日

可憐「あの……雪歩ちゃん、今日はどうでした? た、楽しめましたか?」

雪歩「うん! プラネタリウム……なんて言ったらいいかな、えっと、すごい癒されましたぁ。可憐ちゃんのナレーションにはびっくりしたけど」

可憐「す、すみません。事前にお伝えしなくて。どうせなら驚いてほしくて……えへへ」

雪歩「ふふっ。天井いっぱいの星々に、可憐ちゃんの優しい声……素敵なひと時を過ごせたよ。ありがとう、可憐ちゃん」

可憐「……てへへ」
8 : レジェンド変態   2020/11/23 05:53:36 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「ところで、可憐ちゃんは途中から眠っていたよね? ぐっすりと」

可憐「あっ……は、はい」

雪歩「ただプラネタリウムに癒されてって感じじゃなかったような……ねぇ、もしかしてあんまり眠れてないんじゃない? 目元(のクマ)はうまく隠しているみたいだけれど」

可憐「実はその、夜更かししちゃって(今日の雪歩ちゃんとのデートが楽しみなのと緊張のせいで昨夜は全然眠れなかったんです……!)」

雪歩「可憐ちゃん? 体調管理も大切なんだからね。夜更かしはほどほどに。私との約束だよ?」

可憐「はい……」


プラネタリウムで、眠った可憐ちゃんが私の肩にもたれてきて、その感触と香りに、ドキドキしていたのは内緒にしておきますぅ。
9 : Pチャン   2020/11/23 05:54:06 ID:1U2EYyjQjU
ロコ「どうですか、ユキホ! 今回のロコアートはユキホがラストウィークにシアターでディグしたホールにインスピレーションを受けたんですよ!」

雪歩「ええっ?! こ、これが?! どこがどう、私が掘ってしまった穴と関係あるかわからないけど……でも、なんだかアートって感じはするね」

ロコ「フィーリングではなくて、トゥルーで、ピュアな、パーフェクトロコアートです!」

雪歩「そ、そっか。えーっと、さすがロコちゃんだね」ナデナデホ

ロコ「ん……そ、そんな急にロコのヘアをタッチしないでほしいの///」

雪歩「ご、ごめんね。つい……ロコちゃんの髪、もふもふしていて、触っていて気持ちいいから」

ロコ「もーっ、しかたないですね、ユキホは。少しだけですからね! んっ……」キモチヨサゲー


可憐「…………」ジーッ
10 : Pさん   2020/11/23 05:54:21 ID:1U2EYyjQjU
可憐「雪歩ちゃん! あの、これ、見てください……!」

雪歩「うん? …………え、なにこれ」

可憐「か、可憐アートです!」

雪歩「????」

可憐「抽象画にチャレンジしてみたんです。こ、この白い丸が雪歩ちゃんを表していて、こっちの四角が犬で、それからこの赤いダイヤは私で……」

雪歩「う、うん」

可憐「あう……お気に召しませんでしたか?」

雪歩「え? あー……ほら、可憐ちゃんはわざわざこういうのを描かなくても、可憐ちゃんそのものが芸術だから! うん、だからいいんじゃないかな!」
11 : おやぶん   2020/11/23 05:54:39 ID:1U2EYyjQjU
可憐「そ、そうですか……てへへ///」

雪歩「そうそう。もしよかったら、今度、美術館にでも一緒に行ってみる?」 

可憐「わぁ…! いいですね♪(美術館デートなんて、ちょっと大人っぽい?かも……!)」

雪歩「ふふふっ、じゃあ、決まりだね。ロコちゃんにでも訊いてみようかな、おすすめのところ」

可憐「それがいいと思います。………あ」

雪歩「ん? どうかした?」

可憐「な、なんでもありません」


雪歩ちゃんに髪(頭)を撫でてもらうの忘れていました……。で、でもっ、次のデートの約束ができたから私の勝ちですっ。
12 : プロちゃん   2020/11/23 05:54:51 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「ふぁぁあああ!!! 真ちゃん、その衣装、かっこよすぎますぅ!!!!!」

真「お、落ち着いて雪歩!」

雪歩「ハァー! ありがとうございますぅ! ありがとうございますぅ!」パシャパシャパシャパシャ

真「亜利沙みたいになっている!?」

雪歩「それじゃ、1枚脱いでみようか?」

真「脱がないよ?!」


可憐「…………」ジーッ
13 : 兄ちゃん   2020/11/23 05:55:03 ID:1U2EYyjQjU
後日

可憐「ど、どうですか、雪歩ちゃん。この衣装……似合っていますか?」

雪歩「…………」

可憐「雪歩ちゃん? あの……もしかして、へ、変なところありますか?」

雪歩「…………」

可憐「ゆ、雪歩ちゃん。その、そんなに無言で見つめられると、うう……」

雪歩「あっ。ご、ごめんね可憐ちゃん。えっと……見蕩れちゃって、言葉が出てこなかったの」

可憐「えっ……///」
14 : プロデューサー君   2020/11/23 05:55:22 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「綺麗、なんて言葉じゃ陳腐で、可愛いじゃ足りなすぎで………。ねぇ、可憐ちゃんは女神だったの?」

可憐「ち、ちがいます……!」

雪歩「じゃあ、天使? ほら、Angelだし……あ、それとも妖精?」

可憐「どちらかというと(雪歩ちゃんにとっての)プリンセスがいいな……なんて、な、なんでもないです!」

雪歩「こんなにもぴったりで素晴らしい衣装だと、少しだけ妬けちゃいますぅ」

可憐「え?」

雪歩「今の可憐ちゃん、みんなに見てもらいたいって思う一方で、独り占めしたいっていう気持ちも出てきてしまうから……な、なんてね! ごめん、今の忘れて!///」

可憐「は、はい(忘れないです……絶対に)」


1枚脱ぐのは………今はまだ恥ずかしいので、いつか雪歩ちゃんとそういう時が来たらにします……♪
15 : 監督   2020/11/23 05:55:37 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「百合子ちゃん、ありがとう。この本、とっても面白かったですぅ。あのね、もしよかったら、」

百合子「きっとそう言ってくれると信じていました!!! 実はそれには続編がありまして! ぜひぜひ読んでもらいたいな、って! はい、これです!」

雪歩「ぞ、続編!? 似たようなお話を、って思っていたけど……。えっと、でも、こっちできれいに終わったよね? それなのに、続編って……」

百合子「雪歩さん……その不安わかります! 私も続編執筆が発表された当時は、期待よりも不安が大きかったんです。『え、あれを越えるのは無理だよね…』みたいな。けれどファンとして読まずにはいられませんでした! そして、なんとぉ!! 不安を振り払い、期待していた3.9倍は面白かったんですよ!!!!」

雪歩「(す、すごい熱量……)う、うん。そこまで言うなら読んでみようかな。ありがとう、百合子ちゃん」

百合子「いえいえ、いくらでも言ってください! 同志が増えて、語り合えるようになるのは、私にとってもすごいプラスですから!!」

雪歩「ふふっ、本について話すときの百合子ちゃん、ステージの上とはまた違った意味で、輝いているなぁ」


可憐「…………」ジーッ
16 : ごしゅPさま   2020/11/23 05:55:50 ID:1U2EYyjQjU
後日

可憐「雪歩ちゃん、この小説読みました?」

雪歩「あ、それ今話題の! ううん、本屋さんで気になっていたんだけどまだ読んでいないなぁ」

可憐「よかったら貸しますよ?」

雪歩「いいの? でも、貸してもらうばかりじゃ悪いなぁ」

可憐「……これ、もう既に映画化が発表されているんです」

雪歩「そうなんだ。そもそもがメディアミックス前提の作品なのかな」

可憐「私も、端役ではありますが、来週にオーディションを受けることになっているんです」
17 : Pちゃん   2020/11/23 05:56:05 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「そうなの!?」

可憐「はい。だから……雪歩ちゃん。う、うまくいくように応援してくれませんか? えっと、この本を貸す代わりに、ということで」

雪歩「でも、私なんかの応援なんて、」

可憐「いえ、雪歩ちゃんからの応援が、ほ、ほしいんです……!」

雪歩「! わかったよ、可憐ちゃん。それじゃ……ん、ん。がんばれっ、がんばれっ、可憐ちゃん! フレ、フレッ、可憐ちゃん! ふぁいとぉ!可憐ちゃん おー!」

可憐「……てへへ。が、頑張ってきます!」


結果、可憐ちゃんは準主役を見事に射止めました。
けれど、その役は劇中とはいえ別の人と色恋の匂わせがあるものだったので……私としてはちょっぴり複雑な心境だったのは、ここだけの話ですぅ。
18 : プロヴァンスの風   2020/11/23 05:56:20 ID:1U2EYyjQjU
桃子「――――っと、こんなところかな」

雪歩「ふぅ………やっぱり桃子ちゃんは演技、前よりさらに上手くなったよね」

桃子「そんなの当たり前でしょ? 桃子はね、今、この瞬間も成長しているんだから」

雪歩「そうだね、ふふっ」

桃子「まぁ、雪歩さんも筋は悪くないし、参考になるところもあるし……」ゴニョゴニョ

雪歩「桃子ちゃん?」

桃子「な、何でもない!  えっとね……本読み、手伝ってくれて、ありがと」

雪歩「またいつでも誘ってくれると嬉しいな。桃子ちゃんとの練習、私も勉強になるから♪」
19 : der変態   2020/11/23 05:56:36 ID:1U2EYyjQjU
桃子「ふ、ふうん。そこまで言うなら、考えとくね」

雪歩「うん。……えへへ」

桃子「もうっ、そんな緩み切った顔しないで!」

雪歩「えーっ? 本読み終わったよ? ふふっ」



可憐「…………」ジーッ
20 : Pはん   2020/11/23 05:58:09 ID:1U2EYyjQjU
後日

雪歩「可憐ちゃん、どうしたの? 急にこんな、人のいない部屋に呼び出したりなんかして」

可憐「雪歩ちゃん。いや―――――雪歩」ドンッ

雪歩(ふぁっ!?? 壁ドン!? それに呼び捨て!?)

可憐「わ……私のものになりなよ」キリッ

雪歩「…………」

可憐(む、無言!? ど、どどどどうしよう? い、いっそ抱きしめてみる!?)

雪歩「ふっ―――誰が誰のものになるって?」
21 : P殿   2020/11/23 05:58:24 ID:1U2EYyjQjU
可憐「!?」

雪歩「あのさ―――」スッ

可憐「きゃっ」(立場逆転!?)

雪歩「君が僕のものになるんだろ?」アゴクイッ

可憐「……………はい、なります///」



雪歩「いやぁー、突然の演技レッスンなんて、可憐ちゃんは面白いこと考えるね! 私、ドキッとしちゃった」

可憐「ご、ごめんなさい。でも………べ、勉強になりました♪」

やっぱり雪歩ちゃんには攻められたいかな……てへへ。
22 : せんせぇ   2020/11/23 05:58:46 ID:1U2EYyjQjU
雪歩「夕風運ぶ 黄昏メロディー♪ 心をすませば ねぇ聴こえるでしょう~♪」

可憐「…………」ジーッ

雪歩「!? 可憐ちゃん!? どうしたの? いるならいるって言ってくれればいいのに……」

可憐「雪歩ちゃん、今、1人ですか?」

雪歩「うん。そうみたいだけど……」キョロキョロホ

可憐「やっと2人きりになれました……♪」

雪歩「え? いや、普段からけっこう2人であれこれ……」

可憐「そ、それはそうですけど、ち、違うんです!」
23 : do変態   2020/11/23 05:58:59 ID:1U2EYyjQjU
可憐「」ギュッ

雪歩「可憐ちゃん!?」

可憐「きょ、今日は私が雪歩ちゃんを独り占めしますからっ!」ギューッ

雪歩「え、えぇっ!?///」

可憐「くんくん……くん。また他の子の匂い」

雪歩「ぽえ?」

可憐「雪歩ちゃん、モテすぎです!」プンスコミヤカレン!

雪歩「あはは……」


でも、可憐ちゃんが1番だよ♪
24 : Pはん   2020/11/23 05:59:28 ID:1U2EYyjQjU
おしまいですぅ。
千鶴さんパートはこの後に続けて誰か書いてください。決して素で忘れていたとかじゃないんですぅ。
あと、ゆきかれスクショのストックがなかったので、それもよければ貼ってね
25 : ご主人様   2020/11/23 08:34:46 ID:4qOqHVhTsU
おつー、
可憐…、戻ってきて…。
26 : 箱デューサー   2020/11/23 08:36:44 ID:.387FXipto
>>25
こういう可憐はお嫌い?
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