○月×日

ルカ「あ、美琴さんのお母さん」

ルカ「はい、先日ロケで江ノ島に行った写真です……はい……」

ルカ「ああいうのでよろければ……はい……そうですね、インスタの方は事務所のチェックもあるので……はい……」

ルカ「それは私から……はい……しらすが名物って聞いていたので……はい……」

ルカ「もしかして魚介は北海道で美味しいの食べ慣れれたりするのかなって……いえ、美味しいよとは言って頂けましたけど……」

ルカ「そうなんですか……はい……あ、そういうのも好きなんですね……」

ルカ「いえ、私が鈍感なだけで美琴さんが悪いわけじゃ……そんな……ありがとうございます……はい……」

☆月♪日

ルカ「美琴のお母さん、先日はライブに来てくださりありがとうございました」

ルカ「そんな……私なんて美琴についていくので精一杯で……はい……ありがとうございます……はい……」

ルカ「いえ、全然……ファン層は結構色々で……私よりずっと年上の方からもファンレター貰ったりします……」

ルカ「そんなことないです……はい……美琴は練習量は凄いですけど、ちゃんと考えてて……はい……むしろ私の方が足捻ったり……」

ルカ「違います！　違います！　美琴が私を見ていなかったとか本当にそういうことじゃないくて、私の不注意で……」

ルカ「美琴は自分の意見をダンサーに言ったりして本当に積極的にいい舞台を作ろうって頑張ってて、尊敬します」

ルカ「そんな、こんなことぐらいでいいならいくらでも報告させてください。全然、迷惑じゃないです」

□月※日

ルカ「あ、美琴のお母さん、ちゃんと美琴の家に電子レンジ届いたみたいです」

ルカ「ウチの親ってエスパーなのかなって言ってましたけど……」

ルカ「いや…まぁ……帰宅する前にお弁当一緒に買うように習慣付けてたんですけど、ある日から店のレンジ使うようになってたんで……はい……」

ルカ「生卵チンしたみたいで……はい……」

ルカ「なるべくボタンの少ないやつで良かったと思います……はい……使い切れないと思うので……はい……」

ルカ「あ、大丈夫ですそれは……はい……アルミホイルはチンしないように言っておきましたから……はい……」

◇月▽日

ルカ「美琴のお母さん、DVD届きました？　はい、そっちじゃ放送してないんで、完パケ焼き回してもらって」

ルカ「いや、全然大丈夫ですって。情報番組なんて、あれぐらいで……やり過ぎると媚びてるとか言われるんで」

ルカ「スタッフの評判も良かったんで……はい……美琴ちゃんは食べ方綺麗だよねーって放送作家さんも言ってたんで……」

ルカ「私なんてそういうとこ全然で、見習わないとって……はい……」

ルカ「そんなことないですよー、美琴さんから親が厳しかったとか聞いたことないです」

ルカ「じゃあ今度さり気なく聞いてみますね。っていうか偶には電話するように言っておきます」

＊月♯日

ルカ「あ、美琴のお母さん。実は美琴が風邪をひいて……はい……」

ルカ「今度ライブがあって、それでちょっと体重落としてたんですけど、それのせいかなって」

ルカ「いや、普段は気をつけてるんで滅多にこういうことないんですけど……」

ルカ「それで風邪薬とか普段何使ってたとか駄目なヤツとかあったり……」

ルカ「あー……青のやつってそれかー……や、大丈夫ですコッチにもあるんで」

ルカ「平気です、平気です。ちゃんとマスクしてるし、薬飲ませて、お粥作ったら帰るんで……」

ルカ「美琴にはいつも助けられてるから、これぐらいさせてください」

●月◎日

ルカ「あの美琴のお母さん……流石にコートは貰えないっていうか……」

ルカ「いや全然センスはいいです。ホントに。美琴とお揃いなのも別に嫌じゃないです」

ルカ「でもコレ絶対高いヤツじゃないですかー」

ルカ「……そんなお返しとか、私が美琴に貰ってばかりで全然……」

ルナ「そんなことないです。むしろ私じゃなかったら美琴はもっと売れてたかも知れないし」

ルカ「……もう……ちゃんと娘の方を応援してくださいよぉ」

★月■日

ルカ「あの、美琴のお母さん……すみません……今日のOA、私達のとこ殆どカットされちゃったみたいで」

ルカ「……はい……いや、全然元気です…………」

ルカ「……いや、美琴は大丈夫みたいで……すごくて……もっと凄いパフォーマンスして次は切られないようにするって」

ルカ「今もレッスンしてて……私は美琴みたいに強くなくて……今日もレッスンサボっちゃって……」

ルカ「私が足引っ張って……ごめんさない……」

ルカ「……でも………はい……はい……ありがとうございます……」

◆月Σ日

ルカ「あ、美琴のお母さん。美琴ってピアノ弾けるじゃないですか」

ルカ「はい……私もユニット結成から暫く知らなかったんですけど……はい……」

ルカ「や、美琴はそういうとこあるんで……別に……」

ルカ「それでせっかく弾けるんだから何かに使えないかなって、テレビのディレクターとかにもさり気なくアピールしてて……」

ルカ「はは、まぁ美琴はそういうことできないんで、私が……」

ルカ「それで美琴の昔のピアノ弾いてる写真とか映像とかあったら……ほら、わかりやすいじゃないですか、こんなに小さい頃からやってますって」

ルカ「あはは……」

▼月▼日

ルカ「美琴のお母さん、おはようございます……あ、いや業界は何時でもおはようなんで……」

ルカ「最近仕事増えてきて、使い分けれなくなってきてっかも……」

ルカ「美琴は元気にやってる……多分……最近ちょっとスケジュール別になること多くて……」

ルカ「洗濯物とか貯めてないといいんだけど……いや、大丈夫、もう着れないやつはちゃんと捨てさせてるんで」

ルカ「……あー……いや、趣味変わったわけじゃなくて。服装とかメイクとか、客層絞った方が売れるかなって……色々試してるんで……」

ルカ「私だけですけどね。美琴は美琴のままでいーし」

ルカ「……そんなことないです。私が好きでやってるだけなんで。ネット配信なんですけど今度二人で番組でるんで視て下さい」

†月∞日

ルカ「もしもし美琴のお母さん、お久しぶりです」

ルカ「ワインありがとーございます……っていっても私まだ未成年なんだけど……」

ルカ「……成人したら美琴と？」

ルカ「ん……それは楽しみだなぁ……」

ルカ「いや……美琴はお酒ダメじゃ……何回か飲んでるの見たことあるし……」

ルカ「そっか、１４で上京してたら知らないか。体調管理しっかりしてるから度を越すほどアルコール飲むとかないんで……」

ルカ「ふふ……本音が聞けるぐらい酔わせてみるのも面白いかも知れねー……なんて……」

▲月◆日

ルカ「美琴のお母さん……お久しぶりです……」

ルカ「近々発表……ってほど大きな扱いはされないか……」

ルカ「あの、美琴から説明されてるかも知れないけど……美琴、事務所辞めました。私とも解散です」

ルカ「多分、アイドルは辞めないと思うし、他の事務所に移籍すると思うけど……」

ルカ「なんで……もう美琴のことわかんないです」

ルカ「……いや、もうじゃねーな。とっくの前からわかってなかった」

ルカ「はは…」

ルカ「……なんか私が美琴を切り捨てたみたいな、そーゆー記事とかも出るみたいなんで……」

ルカ「……そこだけは……違うって言っておきたくて……」

ルカ「美琴とずっとアイドルしたかったし……はは……美琴のお母さんに何言ってんだか……」

ルカ「………………………」

ルカ「すいません、もう切ります。仕事あるんで。今までありがとうございました」

ｶﾞﾁｬ


ﾂｰ…ﾂｰ…

終


カミサマにもっと出番くれ。俺はもっともっとカミサマの歪んだ顔を見たいんだ。頼む

シャニのPちゃん達はもっとアイドルが笑顔になる方向で妄想してもいいのよ？

姑と嫁の仲が良すぎて後妻のにちかが義母に虐められる奴じゃん・・・

電話に出たそうにしてるけどなかなか言い出せないお父さんがいると思ったのに…。

美琴さんって同業者というか努力してる姿とか知ってる人からは結構評価高いんだろうなぁ…って
まぁファンにはそれ見せないし知る由も現状ないんですが

>>16
もしくは思い出話をにちかにして彼女が曇る展開とか……

にちかとカミサマが酒飲みながら美琴さんつつきまくる展開でもいいんですよ？

別れた後もお歳暮と年賀状は欠かさず送り合ってるカミサマと美琴実家

カミサマの事があったのでにちかとは没交渉の美琴実家

ある日カミサマと美琴実家のやり取りを知ってしまったにちか

全てに気づいてない美琴

今のところ本編のルカちゃんは可愛そうなシーンしかないので幸せになってほしい

今のところ一応ライバルキャラのはずなのに不憫で応援したくなる要素しか無いのが…
どういう形でもいいから幸せになってほしい

年上からファンレター貰っているから売れるために客層絞るって変化するルカちゃん
怪文書でちゃんと伏線張るな

スレタイがルカニ送ってるって見えたわ

>>25
書こうとしたらすでにあって草

美琴「この前従姉妹の結婚式があって実家に帰ったの。ウチのお父さんとお母さん、ルカ推しみたい」

ルカ「えっ、そんなことないでしょ」

美琴「実家、ルカのグッズの方が多かった」

ルカ「それはっ、私の方が多くグッズ出てるからで……あっ……」

美琴「従姉妹も、従姉妹の友達もルカのタイアップしたネイル持ってるって言ってたし」

ルカ「そ、そうだよ。タイアップの商品とかで、私だけのがあって……それで……私のほうが……さ……」

美琴「ルカのサインとか頼まれたけど、断っておいた。そういうのキリがないって前言ってたよね」

ルカ「美琴の知り合いならサインぐらいいくらでも書いたのに……私のせいで美琴の印象悪くなったら……」

美琴「気にしないで。みんなわかってくれたし。ルカが忙しいのも」

ルカ「違う…違うよ……今はちょっと私の方が仕事多いだけで……」

美琴「うん、ルカが売れるのはいいことだと思う。頑張ってるよね、求められることに合わせて、人気になって」

ルカ「美琴……違うの……ねぇ、私は美琴と一緒に……」

美琴「ルカのやり方は間違ってないと思う。でも私のやりたいアイドルとは違うから。じゃあ、私レッスンがあるから」

ルカ「美琴は美琴のままでいいからっ！私が美琴がやりたいことできるように頑張るから――待って……待ってよ……美琴……」

ルカ「美こｔ……っ！」

ルカ「…………あー………」

ルカ「夢か……」

ルカ「…………」

ルカ「…………病む……」

『ある真夜中のカミサマ』

美琴さんの売れてる人に対する｢良かったね｣も｢関係ないでしょ｣も
ほぼ本心そのままの言葉なのが人間として立派だけど不気味なんだよなー
もっと嫉妬とか憎しみが底にドロドロしてたらカミサマも救われるのに