【ミリマスSS】幼馴染はお嬢様【二階堂千鶴】
1 : P殿   2021/07/13 20:34:17 ID:s80qSZ8KVw
http://imasbbs.com/patio.cgi?read=21039&ukey=0&cat=ml

昨日立てたスレからアイデアを拝借しSSを書かせていただきます。
駄文になりますが見て行っていただけると幸いです。
2 : Pちゃま   2021/07/13 20:48:59 ID:s80qSZ8KVw
chapter1 送迎のひと時

千鶴「お疲れ様ですわ、プロデューサー」
P「お疲れ様です、千鶴さん。車、出しますね」
千鶴「ええ、お願いしますわ。…………………」
P「…………………………ちーこ、今日の撮影どうだった?」
千鶴「うん、カメラマンさんも納得してたみたいだし、うまくやれたんじゃないかな。リテイクも前の撮影より減ったし、前と違ってミスもしなくなったよ」
P「そっか。ちーこは失敗しても次はうまくやれるように頑張れる子だもんな。えらいぞ」
千鶴「もう、いつまでも子供扱いしないでよ…あと、そのちーこって呼び方、いつまでするの?こないだも事務所の皆さんの前でちーこって言いかけてたじゃない」
P「すまんすまん。でも…いくら世間でセレブアイドルとか高貴な存在とか言われても、俺はずっとちーこはちーこだと思ってるし…」
千鶴「そっか……ありがとう、お兄ちゃん。あ…そろそろつきますわね。」
P「ええ、千鶴さん。荷物、お持ちしますね。」
千鶴「ありがとうございますわ。エスコート、お願いいたしますわよ」
3 : 監督   2021/07/13 21:15:49 ID:s80qSZ8KVw
chapter2 なんで敬語なの?

このみ「ねえ、プロデューサーくん。なんで千鶴ちゃんにだけ敬語なの?プロデューサーくん、確か千鶴ちゃんより2歳年上よね?」
P「え?まあ、なんとなく?」
莉緒「ふーん…ねえ、千鶴ちゃん、プロデューサーくんに呼び捨てで一回呼んでもらわない?」
千鶴「え!?」
P「え!?」
このみ「なんで二人してそんなに驚いてるのよ…ほら、物は試し!はい、アクション!」
P「え、えっと…千鶴?」
千鶴「は、はい…プロデューサー…」
このみ(…何かしら、この間…この二人、なーんか怪しいわね…)
4 : 兄(C)   2021/07/13 21:23:46 ID:s80qSZ8KVw
~その日の夜~

P「もしもし、ちーこ?今日もお疲れ。」
千鶴「うん、お疲れ様。…今日のこと、このみさんに怪しまれてないよね?」
P「どうだろうなぁ…このみさん、結構勘が鋭いしなぁ。まあさすがに、俺たちの関係には気づかないだろ」
千鶴「うん…あのさ、お兄ちゃん」
P「ん、なんだ?」
千鶴「今日の昼みたいに、千鶴、って呼んでみて」
P「?千鶴?」
千鶴「…えへへ。」
P「なんだ気持ち悪い。やっぱり千鶴じゃなくてちーこが一番落ち着くわ。」
千鶴「もう。…ま、いいや。お休み、お兄ちゃん」
P「ああ。お疲れさま。」
千鶴(私も、今はちーこって呼ばれ方が一番落ち着くな。でも、いつかは…)
5 : おやぶん   2021/07/13 21:30:50 ID:s80qSZ8KVw
chapter3 目が離せない

~二階堂家~

P「ちーこ!大丈夫か!?」
千鶴「もう、ちょっと熱っぽいだけだから大丈夫だって。心配しすぎだよ」
P「お前、ライブが近いからって無理してレッスン入れてただろ!体調管理も仕事のうちじゃなかったのか!?」
千鶴「それは、その…ごめんなさい」
P「…焦る気持ちはわかるよ。ちーこは頑張り屋さんだもんな。でもな、みんな心配してるんだよ。事務所のみんなも、ファンも、俺も…」
千鶴「…うん。私、ちょっと周りが見えてなかった。」
P「わかってくれればいいんだ。これから気を付けような…さて、ちーこ」
千鶴「?なに、お兄ちゃん?」
P「何かしてほしいことはあるか?俺、今日は千鶴の看病のために休みもらってきたぞ!」
千鶴「…え?」
6 : そなた   2021/07/13 21:40:54 ID:s80qSZ8KVw
P「はい、リンゴ剥けたぞ!はい、あーん!」
千鶴「もう!一人で食べられるよ!恥ずかしい…」
P「いいから、病人は世話されとけ!はい、あーん」
千鶴「…あ、あーん。」
P「…よーしよしよし、よく食べられたな!いいこいいこ!」
千鶴「ちょ…もう、髪をわしゃわしゃしないで…するならもっと優しく…」
千鶴兄「おう、千鶴ー。熱下がったかー?…あっ」
P「…なんだよ。こちとら取り込み中だぞ」
千鶴「その言い方は語弊があるよね!?」
千鶴兄「悪い悪い。お楽しみ中だったとは思わなかった。お二人さん、ごゆっくり」
P「おう、よしちーこ、待たせたな。あーん…どうした、顔が赤いぞ。熱下がったんじゃなかったのか?」
千鶴「誰のせいだと思ってるの!?」
千鶴(もう、こんなことなら今後は絶対風邪なんて引かない!…でも、こういうのもちょっと嬉しいかも…なんて)
7 : ボス   2021/07/13 21:47:52 ID:s80qSZ8KVw
今日はここまでです。
日をかけて少しずつ更新していきとうございます。
一応設定だけ簡単に記載しておきます。(ほとんどスレの拝借)

・Pと千鶴は幼馴染 兄と妹のような関係
・仕事の時は「千鶴さん」「プロデューサー」 秘密を隠さなくていいときは「ちーこ」「お兄ちゃん」
・Pが小学5年生のころ離れ離れになり、千鶴がアイドルになったときに再開した(この辺りの話もいつか書きたい)
・千鶴兄とPは昔悪友で今もそのノリで付き合っている

今後とも駄文になりますがお付き合いいただけると幸いです。
8 : Pチャン   2021/07/13 22:03:22 ID:1ucnZqNgLI
大好物だから健康に気を遣ってスレ完走するまで毎日投稿して♡
9 : EL変態   2021/07/13 22:05:49 ID:qpMkrcCsFM
これは……よいものだ
10 : 兄ちゃん   2021/07/13 22:24:33 ID:UIL5rMLZaw
すばらしい…
11 : お兄ちゃん   2021/07/13 23:10:24 ID:nqRHVaVhWs
ありがとう…ありがとう…
12 : Pしゃん   2021/07/13 23:14:45 ID:I8d8bOAIzk
コレはよいSSだ・・・
13 : 高木の所の飼い犬君   2021/07/14 02:01:36 ID:.SjuErd9sI
非常に助かる
14 : Pちゃん   2021/07/14 11:15:27 ID:lwbvxfVzu2
素晴らしい…心がうるおう…
15 : Pサン   2021/07/14 19:48:28 ID:1FBC1zV9cg
Chapter4 ちーこの居ぬ間に

P「こんにちはー。おばさん、唐揚げ一袋包んでー」
千鶴母「あっ、Pくん!こんにちは、最近ちーこはどう?迷惑かけてないかしら?」
P「ううん、むしろ他のみんなの面倒まで見てるくらいだよ。事務所では年長者だからって頑張ってる」
千鶴母「あらそう!よかった、ちーこはしっかりやってるのね!」
P「でも、たまに頑張り過ぎる所もあるかな…こないたもちーこ、熱出したろ?あれもレッスン詰めすぎたせいなんだ」
千鶴母「そう…そうなのね…。あの子ももう大人だし、信じてあげたいけど…昔っから頑張り屋で言い出したら聞かないから…Pくん、ちーこのこと、おねがいね」
P「うん、もちろんだよ。はい、お代」
千鶴母「あっ、今日はいいわよ。いつもちーこがお世話になってるのと、看病してくれたお礼。」
P「そか、ありがと。期待を裏切らないように俺も頑張るよ」
16 : プロヴァンスの風   2021/07/14 19:54:13 ID:1FBC1zV9cg
~その後~

千鶴「ただいまー。お母さん、今日なにー?」
千鶴母「ちーこ、おかえり。今日は肉じゃが。そういえば、さっきPくんが来たわよ~」
千鶴「ええっ!?…桃子たちが唐揚げの差し入れがあったって言ってたけど、うちのだったんだ…」
千鶴母「あら、そうだったのね~。…ねえ、ちーこ。」
千鶴「なに?」
千鶴母「Pくんにすごく大切にされてるのね」
千鶴「ブーッ!っ、い、いきなりなにいってるの!?」
千鶴母「ふふっ、なにかしらねぇ。…ねぇ、ちーこ。困ったこととかがあったら、たまにはお母さんにも相談してね。お母さんは、ちーこがどんなアイドルになりたいって言っても、応援するから。」
千鶴「……………ありがとう、お母さん。」
17 : 魔法使いさん   2021/07/15 20:39:43 ID:hJg7EXj/BM
Chapter5 商店街のお仕事

千鶴「…ついにこの日がきちゃったね」
P「あぁ、まあ堂々としてれば気付かれないだろう…多分 今日の千鶴の仕事はイベントの音声進行だし、顔出しするわけじゃないからな」
千鶴「うん…まぁ、商店街の皆も私がアイドルをやってるなんて思ってないでしょうし…大丈夫だよね…」
P「最悪気が付かれたら俺が誤魔化すから…ごめんな、商店街の希望した成人アイドルで今日あいてるのがちーこしかいなくてさ…」
千鶴「大丈夫だよ。私はアイドルなんだから、これくらい乗り切れなきゃ」
P「そっか…頼もしいな」
千鶴「ありがと。そろそろいってくるね」
P「ああ、気をつけてな」
18 : 下僕   2021/07/15 20:44:18 ID:hJg7EXj/BM
~イベント終了後~

P「ちーこ、お疲れさま!」
千鶴「ありがとう!お兄ちゃん、結局あの後は大丈夫だった?」
P「あー…実はな、商店街の会長さんが挨拶に来たんだ。」
千鶴「うっ…なにか言ってた?」
P「なんか声がちーこちゃんに似てるなぁって言ってた」
千鶴「!?!?」
P「…でもその後、こんな品のある進行があのちーこちゃんの訳ないかぁって笑いながらどっか行っちゃった」
千鶴「…………………複雑」
P「…ドンマイ、ちーこ」
千鶴「うん…」
19 : 監督   2021/07/16 12:05:13 ID:WCR5q7/xVw
いい⋯すごくいい⋯
20 : 監督   2021/07/16 18:57:49 ID:U53IiTT.f6
Chapter6 幼いちーこの夢

~15年前~
千鶴「おにーちゃん!ちーこね、しょーらいはセレブになるの!」
P「…あー、昨日のドラマか?」
千鶴「うん!でもね、ちーこはかっこいいセレブになって、いじわるなセレブをこらしめるんだ!」
P「ほんとに昨日のテレビまんまだな…でもいいんじゃないか?」
千鶴「おにーちゃんはわらわないの?クラスのみんなにはわらわれちゃったのに…」
P「笑わないよ。俺はいつでもちーこの味方だからな」
千鶴「…うん!じゃあ、ちーこがセレブになったらおにーちゃんはおむこさんにしてあげるね!」
P「そっか、それは楽しみだなぁ」
21 : 貴殿   2021/07/16 19:10:09 ID:U53IiTT.f6
~現在~

スタッフA「千鶴さん、今日はありがとうございました!次もよろしくお願いします!」
千鶴「おーっほっほっほ!この二階堂千鶴、次回も必ずや期待に応えますわよ!ごきげんよう!」
スタッフB「お疲れさまでした、千鶴さん!」
千鶴「お疲れさまですわ!あなた、本日は顔色が優れてませんでしたわよ?今日はしっかり栄養をとって休むのですのよ?」
スタッフC「千鶴さん!今日の収録で余ったワインです!セレブの千鶴さんのお口に合うかはわかりませんがぜひ…」
千鶴「あら?お酒の味に貴賎はありませんことよ?ご厚意ありがたく頂戴いたしますわ!おーほっほっほ!ゴホッ、ゴホッ…」
P「…かっこいいセレブになれたな、ちーこ(ボソッ」
千鶴「?プロデューサー、何かいいまして?」
P「いえ、なんでもありません」
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