【ミリSS】可憐「ドッキリ?」雪歩「ですぅ」
1 : 変態大人   2021/07/16 23:04:01 ID:d94rpC7lq6
立ったら投下していきます
2 : ボス   2021/07/16 23:05:21 ID:d94rpC7lq6
※ゆきかれの人です
※言うほど今回イチャイチャしてないです
※言うほどドッキリもしかけていないような……
3 : 貴殿   2021/07/16 23:05:34 ID:d94rpC7lq6
ドッキリ その1

可憐「ええっ!? わ、私が朋花ちゃんにドッキリを仕掛けるんですか……!?」

律子「ええ、そうよ。ほら、これが企画台本。大丈夫、朋花が傷つくようなものじゃないから」

可憐「そ、そうですか。でも、ど、どうして私が……?」

律子「Pが言うには、例のドラマでの演技がとてもよかったから、可憐ならきっとうまくやれるんじゃないかって」

可憐「………」

律子「私も同意よ。今の可憐なら朋花にドッキリを仕掛けることなんて造作もないわ。自信を持ちなさい」

可憐「律子さん……!」
4 : ぷろでゅーさー   2021/07/16 23:05:46 ID:d94rpC7lq6
律子「朋花には嘘のスケジュールを教えてあって、今、ちょうど控え室にいるから。さ、頑張ってきなさい」

可憐「今からですか!?」

律子「大丈夫、可憐ならできるわ!」

可憐「え、えぇ……?」

律子「ほら、行った、行った! 様子は事前に亜利沙が準備してくれたカメラで見聞きしているから、何かあったらメールするわ」

可憐「は、はい」



律子「ふー……。なんとか勢いで押せたわね」
5 : プロちゃん   2021/07/16 23:06:00 ID:d94rpC7lq6
別室

千鶴「というわけで、はじまりましたわ!」

雪歩「可憐ちゃんへのドッキリ企画! 仕掛け人は天空橋朋花さんですぅ!そして実況解説は私、萩原雪歩と、」

千鶴「わたくし、二階堂千鶴でお送りしますわ!おーっほっほっほっほ、ゲホゴホ……こほん♪」

雪歩「千鶴さんは可憐ちゃんがどんなドッキリを天空橋さんに仕掛けるのか知っていますか?」

千鶴「いえ、聞かされておりませんの。雪歩ちゃんもですわよね?」

雪歩「はい、そうなんです。私たちが知っているのは『可憐ちゃんが天空橋さんへのドッキリが命じられるけど、実は天空橋さんはそのことを知っていて、ドッキリし返す』ってことですぅ」

千鶴「いわゆる逆ドッキリというやつですわね」

雪歩「事前に話しましたけど、天空橋さん、意外と乗り気でしたね」

千鶴「ふふっ、ああ見えて、いたずらごころのある子ですから」
6 : Pサン   2021/07/16 23:06:15 ID:d94rpC7lq6
控え室前

可憐(うう……そんないきなり、ドッキリ、しかも朋花ちゃんになんて……で、できるかなぁ)

可憐「とにかく、雪歩ちゃんを見習って、清水の舞台から飛び降りる気概で、が、頑張るしかないよね……!」

可憐「し、失礼しまーす……」



朋花「あら?可憐さん、こんにちは~」

可憐「あっ、朋花ちゃん。こんにちは~。き、奇遇だね」

朋花「ふふふっ、そうですね~。実はこのあとお仕事があるのですが、現場に送ってくれるPさんが別件対応中でして~」

可憐「そうなんだ……。えっと、隣、いいかな?」

朋花「もちろんですよ~」

可憐「あ、ありがとう」
7 : ダーリン   2021/07/16 23:06:25 ID:d94rpC7lq6
可憐(配置にはつきました!………や、やるしかありません!)

朋花「ところで、可憐さん、この前――――」

可憐「となりのトモカ~ トモカ~♪ トモカ トモカ~♪」

朋花「………」

可憐「森の中に 昔から住んでる~♪ となりのトモカ トモカ トモカ~♪」

朋花「………」

可憐「子豚のときにだけ あなたに訪れる~♪ 高貴な出会い~♪」
8 : 5流プロデューサー   2021/07/16 23:06:35 ID:d94rpC7lq6
千鶴「これは……となりのト○ロですわよね?」

雪歩「替え歌ですね。サビ部分だけみたいですけど。照れながら歌っている感じが可愛いですぅ」

千鶴「『森の中に~』の部分は工夫の余地があるのでは?」

雪歩「そこ!? いや、というか、なんなんですか、このドッキリ」

千鶴「『朋花の隣に座っている状態で隣のトモカを歌いだしたらどうなる!?』ってことですわね」

雪歩「ちょっとなに言っているかわからないですぅ!!」

千鶴「何にしても、隣の朋花がどう反応するか楽しみですわね♪」

雪歩「千鶴さん、何気に一番ノリノリじゃないですか!?」
9 : Pはん   2021/07/16 23:06:44 ID:d94rpC7lq6
朋花「…………」

可憐「あ、あの……(このあとどうすればいいの……!?)」

朋花「………ぐすっ」

可憐「!?」

朋花「ぐすっ……んっ……」

可憐「!??!?!?!」
10 : 彦デューサー   2021/07/16 23:06:57 ID:d94rpC7lq6
千鶴「号泣したぁーーーっ!!」

雪歩「千鶴さん!? ホームランばりに盛り上がっていますけど、そんな雰囲気じゃないですよ!?」

千鶴「てっきりここは本気で怒った演技をする、お仕置き待ったなしのあれかと思いきや、涙を見せるなんて……朋花、恐ろしい子…!」

雪歩「えぇ……? あの、これってようするに、可憐ちゃんの唐突な替え歌が自分を蔑んでいると捉えて悲しんでいる、そんなふりをしているってことですか?」

千鶴「はぁ……雪歩ちゃん、なにもわかっていないですわね」

雪歩「ええっ!?」

千鶴「それではひたすらに可憐が困ってしまうだけではありませんか?」

雪歩「そ、そこが撮れ高なのかなって。あわわわって困っている可憐ちゃん、可愛いから。お持ち帰りしたいですぅ」

千鶴「甘いですわね。可憐の魅力的な表情、他にもありますわよね?」

雪歩「それって……。!! ま、まさか、天空橋さん、この涙は―――!?」
11 : Pーさん   2021/07/16 23:07:10 ID:d94rpC7lq6
可憐(あわわわわわ、ど、どどどどうしよう)

朋花「……ぐすっ」

可憐「あのね、朋花ちゃん……ごめんね、これ実は、」

朋花「感動しました~」

可憐「!?」

朋花「まさかここまで素晴らしい聖歌を可憐さんが披露してくれるとは~、感無量ですよ~」

可憐「え?……え?」

朋花「聖母として、この奇跡に立ちあえたことを心より感謝いたします~」

可憐「?????」
12 : ごしゅPさま   2021/07/16 23:07:21 ID:d94rpC7lq6
朋花「先ほどの聖歌は可憐さんが作詞作曲をなされたんですか~?」

可憐「ちがうよ!? ゆ、有名な歌の、えっと、替え歌で……えっと…」

朋花「なるほど~、可憐さんのアレンジということですね~。可憐さんにそんな特技があったなんて~」

可憐「特技ってわけじゃ……」

朋花「可憐さんのポテンシャルがここまでとは~。読めませんでしたね~、聖母である私をもってしても、ですよ~」

可憐「そ、そんなによかったかな……?」

朋花「はい~、Pさんに次の定期公演のセットリストに加えることを勧めておきますね~」

可憐「そこまで!?」
13 : 彦デューサー   2021/07/16 23:07:32 ID:d94rpC7lq6
雪歩「あえて褒めていくスタイルですぅ!」

千鶴「むしろ、おだてるといったほうがいいですわね。雪歩ちゃん、この先に何が見えますか?」

雪歩「!! 言われずともわかりますぅ。おだてられた可憐ちゃんは空も飛べるはずですぅ!」

千鶴「君と出会った奇跡がこの胸にあふれていますの?」

雪歩「スピ○ツは関係ないですぅ!」
14 : プロデューサー   2021/07/16 23:07:48 ID:d94rpC7lq6
朋花「ええ、可憐さんの先ほどの聖歌は~(以下、称賛の羅列)」

可憐「うう……そこまで、なのかな」

朋花「はい(迫真)」

可憐「……てへへ♪」
15 : そなた   2021/07/16 23:07:59 ID:d94rpC7lq6

雪歩「で、でたぁああああ!!! 照れつつドヤ感のある可憐ちゃんですぅ!!!!この企画、参加してよかったですぅ!!!!」

千鶴「優勝ですわ!」


その後、天空橋さんの巧みな話術によって、何も知らない春香ちゃんの前で替え歌を披露することとなった可憐ちゃん。
shiny smileとは言い難い春香ちゃんの苦笑いと渇いた笑い声によって、魔法が解けてしまうのはまた別のお話なんですぅ……。
16 : Pさぁん   2021/07/16 23:08:09 ID:d94rpC7lq6
ドッキリ その2

海美「雪歩さん、雪歩さん! 私ね、雪歩さんの犬が苦手なのを克服する方法思いついたかも!」

雪歩「え?ほんとう?」

海美「うん!あのね、なんかね、自分ではよくわからないんだけどっ、私、犬っぽいみたい!」

雪歩「海美ちゃんが犬っぽい……?ま、まぁ、どちらかといえば、猫よりは犬、かなぁ」

海美「でしょ、でしょ? だから、ほら、私が犬になりきって雪歩さんと接することで雪歩さんの苦手、治るかも―って!」

雪歩「うーん、どうなんだろう。たしかになぜか私の手元には犬耳カチューシャがあるけど、うーん、どうしよう? ねぇ、どう思う、可憐ちゃん」

可憐「えっ。あ、その……ど、どうなんでしょう」
17 : Pたん   2021/07/16 23:08:22 ID:d94rpC7lq6
未来「雪歩さん!!」

うみかれ「!」

雪歩「あれ、未来ちゃん? どうしたの?」

未来「えーっと、その、私、雪歩さんの犬が苦手なのをなおしちゃう方法、閃いたんです」

雪歩「ええっ!? ほ、ほんとう? それって?」

未来「私、なんでか知らないけど、犬っぽいって言われるんですよねー」

雪歩「うんうん」

未来「それで、そんな犬っぽい私が雪歩さんとふれあいを繰り返せば、あら不思議!雪歩さんは自然に犬が得意に!なーんて、でへへ~」

雪歩「わぁ、すごいアイデアだね」

未来「ですよねー」

雪歩「うーん、どうしようか。たしかになぜか私の手元にはふりふり尻尾があるけど、うーん、どうしよう? ねぇ、どう思う、可憐ちゃん」

可憐「え……?さ、さぁ?」
18 : 魔法使いさん   2021/07/16 23:08:37 ID:d94rpC7lq6
ロコ「ユキホ! グッドニュースです!」

みらうみかれ「!」

雪歩「ロコちゃん?どうかしたの?」

ロコ「実はユキホがドッグを苦手なのをオーバーカムするメソッドを発見したんですよ!」

雪歩「なんとぉ! 聞かせて、聞かせて」

ロコ「ロコ、リーズンは知らないけど、ドッグっぽいって言われるんです!」

雪歩「えっ、じゃあ、そんなロコちゃんが……」

ロコ「そう、ユキホとタッチコミュを何度もすることで、フレンドリーになるだけじゃなくて、ドッグが苦手なのがキュアされるんです!」

雪歩「アメージング!」

ロコ「バウバウ!」

雪歩「うーん、どうしようかなぁ……悩むなぁ、たしかになぜか私の手元には犬をイメージしたわりときわどい衣装があるけど……どうする?可憐ちゃん」

可憐「えっと………」
19 : Pしゃん   2021/07/16 23:08:48 ID:d94rpC7lq6
海美「私が雪歩さんのために犬になるよ!」

未来「ううん、ここは私に任せて!」

ロコ「ロコがいればノープロブレムですよ!」

みらうみロコ「…………」チラッ

可憐「へ?」

雪歩「うーん、私の記憶では他に誰か、大型犬っぽいなーって子がいた気がするんですぅ」

みらうみロコ「…………」チラッ

可憐「あ、あの……」
20 : プロデューサーくん   2021/07/16 23:09:02 ID:d94rpC7lq6
雪歩「ねぇ、どうしよっか。可憐ちゃん」

可憐「え、えっと、たしかに私もどちらかといえば、犬っぽいとは思いますけど……」

雪歩「ということは?」

みらうみロコ「…………」

可憐「私も雪歩ちゃんの苦手克服に役立つ……?」

雪歩「つまり?」
21 : レジェンド変態   2021/07/16 23:09:40 ID:d94rpC7lq6
可憐「わ、私も……よければ犬のマネしましょうか…?なんて……」

みらうみロコ「どうぞ、どうぞ」

可憐「!?」

雪歩「しゃあっ! ゆきかれ! ほら、早く着替えて、着替えて!」

可憐「え、えぇぇ~!?」

このあとめちゃくちゃ ゆきかれした

22 : プロデューサーはん   2021/07/16 23:11:05 ID:d94rpC7lq6
以上です
いたずらごころ朋花ちゃん概念は流行ってもいいかもですぅ

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