【sideMSS】雨彦「ネオ童実野シティか…気になる汚れがありそうだな
1 : Pサマ   2021/10/13 09:10:53 ID:yKaoBiszSc
・立ったら書きます

・前作とは同じ世界観。ネオ童実野シティは童実野町の数十年後が舞台のはず?細かいことは(

★登場人物紹介
315P「色々な仕事を取ってくる有能プロデューサー(動物ショーなど)。一応女性設定」

・Legendersの皆さん
葛之葉雨彦「元掃除屋。人の負の感情が「汚れ」として見える不思議な異能を持つ。今回のデュエル担当」
古論クリス「元海洋学者。情熱的すぎて海の話を始めると止まらない癖がある少々残念なイケメン」
北村想楽「思った事を口に出しがちな所が玉に瑕なLegenders最年少。即興で一句詠むのが特技」
2 : P殿   2021/10/13 09:15:01 ID:yKaoBiszSc
【ネオ童実野シティ】
P「みなさん、着きましたよ」
雨彦「ここがネオ童実野シティかい」
想楽「いかにもハイテクな街、って感じだね〜」
クリス「ええ、この街にも海を愛する同士が必ずいる事でしょう。この街に来たのも何かの縁、その人たちに海の素晴らしさを広める良い機会にしなければ…」
雨彦「その辺にしとけよ古論。しかし…」
想楽「…?」
雨彦「掃除のしがいがありそうな街だな」
3 : プロデューサー君   2021/10/13 09:17:10 ID:yKaoBiszSc
【市長からの依頼】
イェーガー「初めまして。私このネオ童実野シティの市長を務めておりますイェーガーと申します」
想楽「うわ〜、市長さんまるでピエロみたいなお顔だね〜」
雨彦「おいおい北村、相手は市長さんだぜ?」
想楽「あはは〜ごめんね〜」
イェーガー「いえいえ、慣れておりますからお気になさらずに」
P「315プロのプロデューサーです。この度ライブ開催を企画していただいてありがとうございます」
イェーガー「こちらこそ、私共の招待に応じていただいてありがとうございます」

イェーガー↓

4 : プロヴァンスの風   2021/10/13 09:20:46 ID:yKaoBiszSc
【エキシビションマッチ】
P「ところで市長さんからはライブの前に何か特別なイベントの提案があるとの事ですが」
イェーガー「よくぞ聞いてくれました!実はライブの前に我々が用意したデュエリストとエキシビションマッチを行ってほしいのです!」
クリス「エキシビションマッチ、とは…?」
イェーガー「せっかくこの街に来たのですから、ライディングデュエルを体験していただきたいと思いまして」
想楽「ライディングデュエル、ねぇ〜」
イェーガー「ライディングデュエル、そしてDホイールはこの街の科学技術の結晶とも呼ぶべき存在!それを是非体験していただきまして!」
雨彦「…だが俺達はそのDホイールとやらを持ってないぜ?」
イェーガー「ご心配なく、シティで保管しているDホイールを貸し出しますので、そちらをご自由にお使いください!」
雨彦「…ふぅん」
5 : P様   2021/10/13 09:24:05 ID:yKaoBiszSc
【曰くつきのDホイール】
ネオ童実野シティDホイール保管庫

イェーガー「こちらが、様々な事情により今は使われていないDホイールを保管している場所です」
想楽「わ〜、バイクがいっぱいあるね〜」 
雨彦「("汚れ"の気配がするな…)」
P「この中から自由に選んでいいんですね?」
イェーガー「はい、どれも整備はちゃんとされていますから好きな物を…」
雨彦「…」
P「あ、雨彦さん?」

突然、何かに引き寄せられるように歩き出す雨彦

イェーガー「ど、どちらに行かれるおつもりですか?!」

雨彦は一台のDホイールの前で足を止める

−最後まで戦いたかった−
−あの攻撃が通れば俺の勝ちだったのに−

雨彦「(こいつかい、俺が感じた"汚れ"の正体は)」
6 : Pちゃん   2021/10/13 09:26:03 ID:yKaoBiszSc
イェーガー「そ、そのDホイールは…」
雨彦「ひょっとしなくても"曰くつき"の一品ってヤツかい?」
イェーガー「な、何故それを…?」
想楽「雨彦さん、やたらそういうのに目ざといからね〜」
クリス「ええ、まるで少量の血の匂いすら逃さないサメのような嗅覚ですから」
イェーガー「実は…このDホイールの持ち主だったD・ホイーラーは難病を抱えていて本来なら長期入院が必要だったのですが、大事な一戦を避けたくない思いで無理を押してデュエルを行った結果、デュエル中に還らぬ人となってしまい…」
想楽「命より 大事なものを 追い求め、か…」
クリス「好きな事と自分の命を天秤にかけてしまったのですか…私には分かる気がします」
イェーガー「ええ。なのでせめてもの追悼のためにここに安置しているのです」
雨彦「整備はしているんだろう?なら俺はこれを使わせてもらうぜ」
イェーガー「何故、敢えてそのDホイールを選ぼうとするのですか?」
雨彦「やりたい事をやり遂げられずに死んだ奴の未練なんて俺には分からねえ…だが、せめて形だけでも最後までやり切らせて、こいつを満足させてやりてぇのさ」
イェーガー「そこまでの思いが…分かりました」
7 : Pさん   2021/10/13 09:28:28 ID:yKaoBiszSc
【エキシビションマッチ開幕】
実況『さてLegendersライブ前座のエキシビションマッチ、いよいよ始まります!』

満員のスタジアムから巻き起こる歓声

実況『Legendersから出場するのはこの人だ!人呼んで「謎めいた掃除屋」葛之葉雨彦!』

観衆「「「雨彦!雨彦!雨彦!」」」

雨彦「満員のスタジアムでエキシビションとは…こいつは中々にプレッシャーだな」

実況『そして対するD・ホイーラーは…この人だ!』

スタジアム内に飛び込んで来る一台のDホイール

ムクロ「この俺、炎上ムクロの登場だぜ!」

炎上ムクロ↓

8 : Pちゃま   2021/10/13 09:30:02 ID:yKaoBiszSc
観衆1「炎上ムクロだ!」
観衆2「単なるエキシビションと聞いていたが、こいつは楽しませてくれそうだぜ!」

炎上ムクロの登場に俄然盛り上がるスタジアム

雨彦「随分と人気者みてぇだな」
ムクロ「せっかくのお前らのライブ前だが、エキシビションだからって手は抜いてやらねえぜ!」
雨彦「俺はライディングデュエルとやらは初めだ…とはいえ、半端な仕事は綺麗じゃねえ…」
ムクロ「ほう?」
雨彦「それに、どうしても負けたくねぇ理由もある…お前さんには悪いがこのデュエル、勝たせてもらうぜ」
ムクロ「…どうやらただの強がりで言ってるわけじゃねえみてぇだな。いいぜ!その方が俺も楽しめるってもんよ!」
9 : ハニー   2021/10/13 09:32:10 ID:yKaoBiszSc
実況『二人の準備が整ったようだ!これよりライディングデュエルを開始します!』

実況『フィールド魔法、《スピード・ワールド2》…セットオン!!』

雨彦&ムクロ「「ライディングデュエル…アクセラレーション!!」」
10 : あなた様   2021/10/13 09:35:03 ID:yKaoBiszSc
山村「どうも、315プロ事務員の山村です。今回行われるアニメオリジナルルールのライディングデュエルについて解説したいと思います。ライディングデュエルにおいてはこの専用のフィールド魔法を使います」

□《スピード・ワールド2》
フィールド魔法
このカードはカードの効果を受けず、フィールド魔法カードをセット及び発動できない。
お互いのスタンバイフェイズ時に自分用スピードカウンターを1つ置く(最大12個まで)。
「Sp(スピードスペル)」 魔法カード以外の魔法カードをセット及び発動した場合、そのコントローラーは2000ポイントのダメージを受ける。
お互いのプレイヤーは、自身のメインフェイズに
自分用スピードカウンターを以下の数だけ取り除いて発動できる。
●4個:手札の「Sp(スピードスペル)魔法カード1枚につき、相手に800ポイントのダメージを与える。
●7個:自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●10個:フィールド上のカードを1枚選んで破壊する。

山村「スタンバイフェイズ(ドローする前)にフィールド魔法の効果でスピードカウンターが貯まり、これによりSp(スピードスペル)という専用の魔法カードや効果が使用できるのが特徴です。ただし、その代わりフィールド魔法の制約によって通常の魔法カードが原則使用できなくなります(罠カードは制約無し)。もっとも一番の特徴はバイクに乗っての激しいデュエルシーンなのですがそちらはSSでは再現できないので…気になる方は遊戯王5D'sのアニメを是非視聴していただく事をお勧めします」
11 : do変態   2021/10/13 09:37:09 ID:yKaoBiszSc
雨彦「行くぜ、俺のターン」

◇1ターン目∶雨彦のターン
雨彦∶LP4000、手札∶5枚
スピードカウンター∶1

雨彦「俺はモンスターをセット、そしてカードを一枚伏せてターンエンドだ」
ムクロ「俺のターンだ!ドロー!」

◇1ターン目∶ムクロのターン
ムクロ∶LP4000、手札∶6枚
スピードカウンター∶1

ムクロ「初っ端から飛ばして行くぜ!俺は手札から《スカル・コンダクター》を墓地に送り、《バーニング・スカルヘッド》2体を特殊召喚する!」

□《スカル・コンダクター》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
攻撃力の合計が2000になるように手札のアンデット族モンスターを2体まで選び、そのモンスターを特殊召喚する。
(2):自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動する。
フィールドの表側表示のこのカードを破壊する。

□《バーニング・スカルヘッド》
効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻1000/守 800
このカードが手札から特殊召喚に成功した時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外する事で、ゲームから除外されている「スカル・フレイム」1体を墓地に戻す。

ムクロ「そして特殊召喚された《バーニング・スカルヘッド》2体の効果発動!1体につき1000ポイントのダメージを相手に与える!」

○雨彦∶LP4000→2000
12 : 変態大人   2021/10/13 09:39:25 ID:yKaoBiszSc
雨彦「ぐっ…!」

実況『おおーっと炎上ムクロ!開始早々から相手ライフの半分を削るバーンダメージだ!』 

雨彦「いきなりやってくれるじゃねえか」
ムクロ「手荒い歓迎で悪いな!俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ!」
雨彦「俺のターン、ドロー」

◇2ターン目∶雨彦のターン
雨彦∶LP2000、手札∶4枚
フィールド上のカード∶裏側守備表示モンスター一体、魔法・罠カードゾーンに伏せカード一枚
スピードカウンター∶2

雨彦「…俺はこのままターンエンドだ」

P「大ダメージを受けたのに…何も出さずにターンエンドだなんて…」
想楽「まだ序盤 心配し過ぎは 良くないよ」
P「…え?」
クリス「雨彦のデッキは常に泳ぎ続けるマグロのように一気に攻めるデッキではありません。まだエンジンがかかっていないだけですよ」
P「雨彦さん…」
13 : EL変態   2021/10/13 09:41:09 ID:yKaoBiszSc
ムクロ「俺のターン!ドロー!」

◇2ターン目∶ムクロのターン
ムクロ∶LP4000、手札∶4枚
フィールド上のカード∶《バーニング・スカルヘッド》×2(攻撃表示)、魔法・罠カードゾーンに伏せカード一枚
スピードカウンター∶2

ムクロ「さらにスピードを上げて行くぜ!俺は《バーニング・スカルヘッド》2体をリリースし、《スカル・フレイム》をアドバンス召喚」

□《スカル・フレイム》
効果モンスター
星8/炎属性/アンデット族/攻2600/守2000
1ターンに1度、手札から「バーニング・スカルヘッド」1体を特殊召喚する事ができる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
また、自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに、自分の墓地に存在する「バーニング・スカルヘッド」1体を手札に加える事ができる。

ムクロ「そして《スカル・フレイム》の効果を発動!手札から《バーニング・スカルヘッド》を特殊召喚し、相手に1000ポイントのダメージだ!」

○雨彦∶LP2000→1000
14 : ハニー   2021/10/13 09:42:58 ID:yKaoBiszSc
実況『炎上ムクロ、さらなるバーンダメージだ!これで葛之葉雨彦のライフはあと1000、もはや万事休すか?!』

雨彦「…こいつはきついな」
ムクロ「さらにリバースカード発動!罠カード《ハイレート・ドロー》!フィールドの《スカル・フレイム》と《バーニング・スカルヘッド》を破壊し、カードを2枚ドローする!」

□《ハイレート・ドロー》
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターを2体以上任意の数だけ選んで破壊し、破壊したモンスター2体につき1枚、自分はデッキからドローする。
(2):このカードが墓地に存在する場合、相手メインフェイズに、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

雨彦「自分のモンスターを破壊してドローだと?」
ムクロ「へへっ、ドローのためだけに破壊したわけじゃねえぜ!俺は墓地の《スカル・フレイム》をゲームから除外し、来い!《スピード・キング☆スカル・フレイム》!!」

□《スピード・キング☆スカル・フレイム》
効果モンスター
星10/風属性/アンデット族/攻2600/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する「スカル・フレイム」1体をゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する「バーニング・スカルヘッド」の数×400ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。
また、このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、自分の墓地に存在する「スカル・フレイム」1体を特殊召喚する事ができる。
15 : do変態   2021/10/13 09:44:02 ID:yKaoBiszSc
実況『出たー!炎上ムクロの切り札、《スピード・キング☆スカル・フレイム》だぁっー!』

雨彦「…!」
ムクロ「さあ、これでフィナーレと行こうぜ!《スピード・キング☆スカル・フレイム》の効果発動!墓地の《バーニング・スカルヘッド》の数×3、1200ポイントのダメージを相手に与える!こいつで終いだ!!」

○雨彦∶LP1000→0

P「雨彦さん?!」
16 : プロデューサー殿   2021/10/13 09:46:10 ID:yKaoBiszSc
実況『決まったー!エキシビションマッチ、勝者は炎上ムクロ…』

雨彦「…終わりにするのはちいと早いんじゃないか?」
ムクロ「…何っ?!」

実況『…あーっと、これはどういう事だ?葛之葉雨彦のLPは0になったはずなのに2人のDホイールは走り続けている!まだデュエルは終了していないぞ?!』

ムクロ「…てめえ、何をしやがった?!」
雨彦「俺は《スピード・キング☆スカル・フレイム》のバーンダメージを受けた時に手札の《インフェルニティ・ゼロ》の効果を発動した…」

□《インフェルニティ・ゼロ》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻0/守0
このカードは通常召喚できない。
自分のライフポイントが2000以下の場合に相手がダメージを与える魔法・罠・効果モンスターの効果を発動した時、このカード以外の手札を全て捨てる事でのみ、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分はライフポイントが0でもデュエルに敗北しない。
自分の手札が0枚の場合、このカードは戦闘では破壊されない。
自分がダメージを受ける度に、このカードにデスカウンターを1つ置く。
このカードにデスカウンターが3つ以上乗っている場合、このカードを破壊する。
(※アニメオリジナルカード)

雨彦「こいつがフィールド上に存在する限り、俺はライフが0になっても敗北しない…もっともデスカウンターが3つ乗るまでだがな…!」
ムクロ「何だとぉ!」

★《インフェルニティ・ゼロ》 ∶デスカウンター1

17 : バカP   2021/10/13 09:47:49 ID:yKaoBiszSc
観衆「ライフが0になっても負けないだと!そんなのインチキじゃねえか!」
観衆「そーだそーだ!汚ねえぞ!」

ムクロ「お前らうるせえぞっ!!」

観衆「…!」

ムクロ「…ギャラリーが失礼したな。しかし驚いたぜ。てめえが「インフェルニティ」使いだったとはな」
雨彦「隠してて悪かったな。…しかし、観衆をわざわざ黙らせるとは…お前さん、清々しい男だな」

P「敗北は免れたとはいえ雨彦さんのライフは0で手札も0枚…このままじゃ…」
クリス「…いえ、これでようやく雨彦のデッキはエンジンがかかったところです」
P「どういう事ですか?」
クリス「無手札必殺(ハンドレス・コンボ)…」
P「…え?」
想楽「「インフェルニティ」は手札が0枚になってからが本領を発揮するデッキなんだよ。この状態になれば、どこからでも場を制圧できる力がある。まあ、見ててよ」
18 : Pちゃま   2021/10/13 09:51:28 ID:yKaoBiszSc
ムクロ「こいつは思った以上に楽しめそうじゃねえか!俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ!」
雨彦「さあ行くか、俺のターン、ドロー」

◇3ターン目∶雨彦のターン
雨彦∶LP0
フィールド上のカード∶《インフェルニティ・ゼロ》 (攻撃表示、デスカウンター∶1枚)、裏側守備表示モンスター一体、魔法・罠カードゾーンに伏せカード一枚
スピードカウンター∶3

雨彦「俺が引いたカードは《インフェルニティ・デーモン》。こいつは手札が0の時、特殊召喚する事ができる」

□《インフェルニティ・デーモン》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
(1):手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。
この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。

雨彦「俺は《インフェルニティ・デーモン》を攻撃表示で特殊召喚し、二つ目の効果により《インフェルニティ・リベンジャー》 をデッキから手札に加える」

□《インフェルニティ・リベンジャー》
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、「インフェルニティ・リベンジャー」以外の自分フィールド上のモンスターが
相手モンスターとの戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、その戦闘によって破壊された自分のモンスターの元々のレベルと同じレベルになる
19 : 彦デューサー   2021/10/13 09:53:52 ID:yKaoBiszSc
雨彦「《インフェルニティ・リベンジャー》を攻撃表示で召喚し、続けて裏側守備表示の《インフェルニティ・ビースト》を反転召喚」

□《インフェルニティ・ビースト》
効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻1600/守1200
自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

ムクロ「チューナーを含めてモンスターを展開してきやがった…シンクロ召喚か!」
雨彦「俺はレベル4の《インフェルニティ・デーモン》とレベル3の《インフェルニティ・ビースト》にレベル1の《インフェルニティ・リベンジャー》をチューニング!」

☆レベル4+3+1=レベル8

雨彦「死者と生者、ゼロにて交わりし時、永劫の檻より魔の竜は放たれる!シンクロ召喚!いでよ、《インフェルニティ・デス・ドラゴン》!!」

□《インフェルニティ・デス・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2400
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

20 : Pたん   2021/10/13 09:55:53 ID:yKaoBiszSc
ムクロ「こいつがてめえの切り札ってわけか…!」
雨彦「《インフェルニティ・デス・ドラゴン》の効果発動!相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを相手に与える!」
ムクロ「やらせねえよ!リバースカード発動!カウンター罠《神の宣告》!!」

□《神の宣告》
カウンター罠
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

○炎上ムクロ∶LP2700→1350

雨彦「悪いが通させてもらうぜ。リバースカード発動!カウンター罠《インフェルニティ・バリア》!!」

□《インフェルニティ・バリア》
カウンター罠
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついたモンスターが表側攻撃表示で存在し、
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。

雨彦の発動した《インフェルニティ・バリア》によりムクロの《神の宣告》は無効化され、破壊される

ムクロ「…チッ!」
雨彦「受けてもらうぜ。インフェルニティ・デス・ブレス!」

《インフェルニティ・デス・ドラゴン》の効果により《スピード・キング☆スカル・フレイム》は破壊され、効果によりムクロに1300ポイントのダメージ

○炎上ムクロ∶LP1350→50
21 : P殿   2021/10/13 09:58:03 ID:yKaoBiszSc
ムクロ「ぐわあぁー!!」

実況『葛之葉雨彦のエースモンスターの効果が決まったー!今度は一転、炎上ムクロが窮地に立たされているぞー!』

雨彦「俺はこのまま、ターンエンドだ」
ムクロ「やるな…だが俺はまだ負けてねえ!俺のターン!ドロー!」

◇3ターン目∶ムクロのターン
ムクロ∶LP50、手札∶3枚
フィールド上のカード∶無し
スピードカウンター∶3

ムクロ「俺は《Spスピードスペル-エンジェル・バトン》を発動!このカードはスピードカウンターが2つ以上ある時、カードを2枚ドローし、1枚墓地に送る事ができる!」

□《Spスピードスペル-エンジェル・バトン》
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。
(※アニメオリジナルカード)

ムクロ「さらに《Spスピードスペル-スピードストーム》を発動!スピードカウンターが3つ以上ある時、相手ライフに1000ポイントのダメージを与える!」

□《Spスピードスペル-スピードストーム》
通常魔法
自分用スピードカウンターが3つ以上ある場合に発動する事ができる。
相手に1000ポイントのダメージを与える。
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在する場合、自分用スピードカウンターを3つ取り除く事で、このカードを手札に戻す事ができる。
(※アニメオリジナルカード)

雨彦「ぐっ…!」

★《インフェルニティ・ゼロ》∶デスカウンター2
22 : プロデューサーさま   2021/10/13 10:00:09 ID:yKaoBiszSc
想楽「これでデスカウンターは2…」
クリス「あと一度ダメージを受ければ…」
P「雨彦さん…!」

ムクロ「さあ、今度こそ本当のフィナーレと行くぜ!俺は墓地の《スカル・フレイム》をゲームから除外し、《スピード・キング☆スカル・フレイム》を再び特殊召喚!!」
雨彦「二枚目だと…!《Spスピードスペル-エンジェル・バトン》を使った時に《スカル・フレイム》を墓地に送っていやがったか…!」
ムクロ「《スピード・キング☆スカル・フレイム》の効果発動!墓地の《バーニング・スカルヘッド》の数×3、1200ポイントのダメージを相手に与える!これでジ・エンドだ!!」

P「…雨彦さん!」
23 : レジェンド変態   2021/10/13 10:02:11 ID:yKaoBiszSc
雨彦「…悪いがまだ終わりにはできねえな。俺は墓地の《インフェルニティ・デス・ガンマン》の効果を発動!このカードをゲームから除外する事で、ダメージを0にする!」

□《インフェルニティ・デス・ガンマン》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻撃0/守0
自分の手札が0枚の場合、自分にダメージを与える魔法・罠・効果モンスターの効果を相手が発動した時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
その効果で自分が受けるダメージを0にする。
その後、以下の効果を適用するかどうかを相手が選ぶ。
●自分のデッキの一番上のカードを1枚めくり、
そのカードがモンスターカードだった場合、自分は2000ポイントダメージを受ける。
違った場合、相手ライフに2000ポイントダメージを与える。
めくったカードはデッキに戻してシャッフルする
(※アニメオリジナルカード)

24 : ダーリン   2021/10/13 10:04:09 ID:yKaoBiszSc
ムクロ「…まだそんな手を用意してやがったか」
雨彦「そして《インフェルニティ・デス・ガンマン》の第二の効果…俺はデッキトップを1枚めくり、それが魔法・罠カードだった場合相手に2000ポイントのダメージを与える…逆にモンスターカードだった場合、俺がダメージを受ける。そしてこの効果を発動するか選ぶのは…お前さんだ」
ムクロ「何っ?!」

想楽「炎上ムクロはこの効果の発動を選択するしかないねー」
クリス「ええ、炎上ムクロの残りライフは50。この効果を使わなければ次の雨彦のターンでトドメを刺されるだけですからね」

雨彦「(悪いな、こんな勝ち方じゃお前さんは満足できねえだろうが…今使える手はこれしか無いんでな…)」
ムクロ「…いいぜ!そのギャンブル、受けて立つ!さあ、デッキの一番上を見せやがれ!」
雨彦「行くぜ…」

信じる神などいない ただ己を信じるのみ
25 : 番長さん   2021/10/13 10:06:10 ID:yKaoBiszSc
雨彦「俺が引いたカードは…罠カード《ハンドレス・フェイク》!!」

クリス「罠カード…!」
P「…という事は!」

実況『おーっと葛之葉雨彦が引いたカードは罠カード!ダメージを受けるのは炎上ムクロだぁーっ!そしてこの瞬間!とうとうデュエルも決着を迎えたーっ!!』

○炎上ムクロ∶LP50→0

ムクロ「へっ、まさか負けるとはな…」

決着の瞬間、煙をあげて静止するムクロのDホイール

WINNER∶葛之葉雨彦
26 : あなた様   2021/10/13 10:08:21 ID:yKaoBiszSc
雨彦「(もうこいつからは「汚れ」を感じない…こんな勝ち方だったが、満足してくれたか…)」
ムクロ「…負けたぜ。やるじゃねえか、てめえ」
雨彦「最後の博打が当たってくれただけさ。実力で勝ったとは言えねえよ」
ムクロ「それでもお前はこの俺様に勝ったんだ。堂々としやがれよ」
雨彦「…ああ、そうだな」

実況『さて!それではこの後は皆さんお待ちかね!LegendersのLIVEを開催いたします!』

エキシビションマッチが終わり、Legendersの3人はライブ開催に備える。そして―
27 : プロデューサーさま   2021/10/13 10:10:14 ID:yKaoBiszSc
雨彦「さて、俺達のライブを見せてやろうぜ」
想楽「みんなー、楽しんで行ってねー」
クリス「大海のうねりのような激しいステージをお届けしましょう!」
雨彦「それじゃ、一曲目はこいつだ『LAST TRAIN -新しい朝-』」

https://youtu.be/TkCwMYWRD2k
28 : Pはん   2021/10/13 10:12:15 ID:yKaoBiszSc
【後書き】
また懲りずにアイマス×遊戯王SSです
今回は「雨彦さんにインフェルニティを使わせたい」が第一にありましたが、死神とか悪魔とかそういうイメージのキャラでは無いので、妖怪や幽霊がテーマのデッキ使わせた方が似合ってただろうなと思います
それと自分としてはSSとはいえアニメオリジナルカードは使いたくないのですが、今回は「インフェルニティ・ゼロ」と「インフェルニティ・デス・ガンマン」を使わせたくてアニメカードに頼ってしまいました
それに加えて「せっかく5D'sモチーフなのだからライディングデュエルを雰囲気だけでもやりたい」と思い結局アニメオリカ祭りになってしまいました。もし次回があるならもうオリカには頼らないデュエル構成にしたいですね
今回、色々新しい試みを入れてまた長く、読みづらいSSになってしまったかと思うので、できたら改善点のご指摘をお願いしたいです。需要が無いのは分かっていますが自分はこのシリーズ続けたいと思っていますので
29 : プロデューサーくん   2021/10/13 10:14:03 ID:yKaoBiszSc
○炎上ムクロ
ライディングデュエル、という事で対戦相手にちょうど良かった、序盤にしか出番なかったけど印象に残る強キャラ
前回、「原作キャラには原作カードを使わせてほしい」というご指摘があったので可能な限り原作再現で頑張りました
あと前回悪者を出したので今回は正々堂々とした、気持ちのいいデュエルを意識しました

ギャラリーから罵声が飛ぶのはネオ童実野シティの住民の民度を反映しました
名前 (空白でランダム表示)
画像 ※JPEG/PNG/GIFのみ。最大サイズ合計: 8MB



画像は3650日で自動削除する
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント スレをTOPへ (age)

※コメントは15行まで
※画像などのアップロードの近道 : http://imgur.com/
※コメント書き込みの前に利用規約をご確認下さい。