それからの出来事()
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【SS冬祭Pドル21】紗代子「待ち焦がれて」
1 :
Pチャン
2021/12/14 00:01:40
ID:ug7ggZSyDM
立つかな~?
Pドル初挑戦です。
2 :
貴殿
2021/12/14 00:02:25
ID:ug7ggZSyDM
P(紗代子が入院した。撮影中に倒れ込んできたセットに足を挟まれたとのことだ)
P(俺はその日、紗代子と別の違う現場にいたせいですぐに駆けつけてやれなかった)
P(そして今、仕事が一段落したので紗代子の病室の前にいる)
<トントン
3 :
3流プロデューサー
2021/12/14 00:02:54
ID:ug7ggZSyDM
紗代子「はーい」
P「紗代子、俺だ」
紗代子「プロデューサー!?少し待ってくださいっ」あせあせ
紗代子「どうぞ」
P「入るぞ」
4 :
バカP
2021/12/14 00:03:21
ID:ug7ggZSyDM
紗代子「わざわざすみません」
P「いいんだ。本当はもっと早く来たかったんだけどな」
紗代子「お仕事があるんですし、気にしないでください」
P(閃光☆HANABI団並びにchicAAmorの連名寄せ書き)
P(誰のか分からなんが花束も飾られているな)ギプスへ目配せ
5 :
兄(C)
2021/12/14 00:03:52
ID:ug7ggZSyDM
P(これが、紗代子が負った怪我……)
P「怪我の具合はどうだ?」
紗代子「無理なことしなければそう遠くない内に治るだろうって言われました」
P「そうか……」
P「怪我した時、近くにいてやれなくて本当にごめん」
6 :
そこの人
2021/12/14 00:04:09
ID:ug7ggZSyDM
紗代子「そんな、プロデューサーはお仕事があったんですから」
P「それでもだ。一番近くにいてやらないといけない時にむしろ不安にさせるようなことをしてしまったと思うと……」
紗代子「……」
紗代子「プロデューサー、顔を上げてください」
7 :
プロデューサー様
2021/12/14 00:04:41
ID:ug7ggZSyDM
P「紗代子……」
紗代子「確かに、怪我をした時は色々と怖かったです。でも、だからと言ってプロデューサーがいなかったことを責めたりはしませんよ」
P「……」
紗代子「それに、入院するのも悪いことばかりじゃないんですよ。事務所ではなかなかしないようなお話をみんなとしたり、みんなが出ている番組を見て分析出来たり」
8 :
師匠
2021/12/14 00:05:06
ID:ug7ggZSyDM
紗代子「……こうしてプロデューサーと2人っきりになれたり」
P「紗代子?」
紗代子「あっ。とにかくっ。こうしてお見舞いに来てくださったんですから、謝らないでください」
紗代子「それに私、さっさと怪我を治してお仕事に復帰するつもりで頑張っているんですからっ」
9 :
番長さん
2021/12/14 00:05:39
ID:ug7ggZSyDM
P「そうか……。そうだよな」
紗代子「ふふっ」
プロデューサーは思った。元気づけるつもりが、元気づけられてしまったなと
10 :
ぷろでゅーさー
2021/12/14 00:06:02
ID:ug7ggZSyDM
P「それじゃ紗代子。また来るから」
紗代子「はい。気をつけて帰ってくださいね」
ゴロゴロとドアが閉められる
紗代子「……」
紗代子「本当は、怖かったしものすごく不安だった……」ポツリ
11 :
番長さん
2021/12/14 00:06:28
ID:ug7ggZSyDM
―断片的な回想―
紗代子(痛い、痛い痛い痛い……)
紗代子(なんで、どうして私、こんなに、脚が痛いの……?)
紗代子(どうして、プロデューサーはここにいないの?)
12 :
お兄ちゃん
2021/12/14 00:06:49
ID:ug7ggZSyDM
―回想終了―
紗代子(事務所のみんながお見舞いに来る中、なかなか来ない彼に待ち焦がれてもいた)
紗代子(みんなが来てくれることは嬉しかった。でも、それ以上に彼の姿が待ち遠しかったのも事実……)
紗代子「……プロデューサー。私、弱さに負けてしまっていたんです」
紗代子「でも、あなたが来てくれたおかげで弱さへのリベンジが出来るかも、なんて……」
独り言ちた紗代子の表情には、寂しい微笑みが浮かんでいた。
13 :
P様
2021/12/14 00:07:10
ID:ug7ggZSyDM
後日、紗代子が無事に退院してしばらく経ったある日のこと
紗代子「お疲れ様です」
紗代子「誰もいないのかな……?」
紗代子「……あっ、プロデューサー……」
P「ぐぅ、ぐぅ……」居眠り中
14 :
プロデューサー
2021/12/14 00:07:25
ID:ug7ggZSyDM
紗代子「……ふふっ」
紗代子「プロデューサー、風邪ひいちゃいますよ?」
P「ぐぅ、ぐぅ……」
紗代子「……」
ふと、Pの手に視線を移す。
15 :
箱デューサー
2021/12/14 00:07:53
ID:ug7ggZSyDM
紗代子「……」
手を重ねた。
紗代子「やっぱり、温かい……」
紗代子「……プロデューサー」
紗代子「何かお手伝いできることがあれば、いつでも言ってくださいね?」
紗代子「必ず力になります」
16 :
Pサマ
2021/12/14 00:08:16
ID:ug7ggZSyDM
優しく微笑みながらその寝顔へ視線を集中させる紗代子。
ブランケットをとってきて被せてやる。
紗代子「ええっと、置手紙を……」
紗代子「これでよし。プロデューサー、いつもありがとうございます」
紗代子「何かあれば、今度は私が元気をあげますね」
優しさとはまた別の気持ちを込めた言葉を残し、紗代子は事務所を後にした。
17 :
Pちゃん
2021/12/14 00:10:00
ID:ug7ggZSyDM
終わりです。以前に別所に投稿したものを台本形式に書き直してこちらへ投下させていただきました。
Pドルを謳う割にイチャイチャ成分皆無で退屈な内容だったかと思います。
誰かの暇つぶしになれたら幸いです。
それではお目汚し失礼いたしました。
地の文形式のものはこちらになります。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16347986#2
18 :
魔法使いさん
2021/12/14 00:18:30
ID:qca/n.14sU
乙です
甘い…虫歯になりそうだ
19 :
開催主
2021/12/14 02:36:22
ID:GEpta4poqA
おつです!
こういう紗代子にはグッときます
支えなきゃ支えなきゃ……(使命感
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