【SS冬祭Pドル21】田中琴葉「プロデューサーにイタズラしてもいいですか?」
1 : 変態インザカントリー   2021/12/15 09:53:14 ID:1k9SmEDo6g
琴葉のss
キャラ崩壊注意

長目です。すいません。
2 : プロデューサーさん   2021/12/15 09:55:55 ID:1k9SmEDo6g
・・・・・・某日
某イベント会場 控え室

真美「あれだよね。琴葉お姉ちゃんって」

琴葉「え、なに?」

真美「ふつーだよね。マジメすぎるっていうか。さっきの握手会も王道だったね」

琴葉「そ、そう? 精一杯の気持ちは込めたんだけど……」

真美「あんな可愛い笑顔で、ぎゅっと握手してるのもいいけどね。真美的にはイタズラ心が足りないーって思うんだー」

琴葉「い、いたずらって……ファンの人達に、いたずらするなんて」
3 : P君   2021/12/15 09:56:44 ID:1k9SmEDo6g
真美「アマイっ! アマイよっ、琴葉お姉ちゃん! 寧ろ、琴葉お姉ちゃんにイタズラされるのを、ファンの兄ちゃん達は待ってるんだよ!」

琴葉「ええっ。そうなのかな……」

ガチャ

亜美「真美ー、琴葉お姉ちゃんー。着替え終わったー?」

琴葉「亜美ちゃん。迎えに来てくれたの?」

亜美「うんー。外で兄ちゃんが車で待ってるってー」

真美「亜美っ! ちょいちょいっ! 耳、貸して!」

亜美「ふえ?」
4 : おやぶん   2021/12/15 09:57:59 ID:1k9SmEDo6g
真美「ゴニョゴニョゴニョゴニョ」

亜美「……ほほう。それは、おもしろ……いやいや、ユユシキジタイですなぁ」

琴葉「?」

亜美「琴葉お姉ちゃん……ジジョーは聞いたよ! 琴葉お姉ちゃんはステップホップする時が来たんだ!」

琴葉「ええ?」

真美「ここは真美と亜美に、お任せだよ!」

琴葉「う、うん」
5 : プロデューサー   2021/12/15 09:58:55 ID:1k9SmEDo6g
・・・・・・数日後
765プロライブシアター
廊下

琴葉「やっぱり、プロデューサーに言っておいた方がいいんじゃないかしら」

真美「なに、言ってんの! イタズラはサプライズじゃなきゃ意味ないっしょ!」

亜美「そうそう! まずは事務室に来る、兄ちゃんの邪魔するだけだから!」

琴葉「で、でも、頭にあんなのをぶつけるなんて……やっぱり、やり過ぎだわ……」

真美「あんなのキソうちゅーのキソじゃん。あ、来たよ……! 隠れて……!」

琴葉「うう……。プロデューサー……ごめんなさい……」

亜美「こういう時の実験台は、兄ちゃんしかいないからねっ」
6 : プロデューサー殿   2021/12/15 09:59:49 ID:1k9SmEDo6g
・・・・・・・・・・・・

P「後はスケジュールをまとめて……ん?」テクテク

P(事務室の扉が少し空いてる……。なんだ、上の隙間に黒板消しが挟まってるじゃないか)

P「亜美ー? 真美ー? 近くで見てるんだろー?」

・・・・・・・・・・・・

真美「やばっ……逃げろっ!」

亜美「早くっ、琴葉お姉ちゃんっ!」

琴葉「え、え、えっ」

ダダダダダダッ
7 : Pさぁん   2021/12/15 10:00:32 ID:1k9SmEDo6g
・・・・・・・・・・・・

P「やれやれ。……なんか、琴葉の姿が見えたような……気のせいかな……」

P「しかし、あいつらにしては古典的なイタズラだな」

このみ「プロデューサー、お疲れ様」テクテク

P「このみさん、お疲れ様です。今、お帰りですか?」

このみ「ええ。突っ立ってどうたしたの、入らないの?」ガラッ

P「あ」

ポスン

このみ「……」
8 : ハニー   2021/12/15 10:01:29 ID:1k9SmEDo6g
P(やばい……キレイにヒットしたぞ……)

このみ「やってくれたわね、プロデューサー……ふふふ……」

P「えっ!? お、俺じゃなくて、真美と亜美が」

このみ「あら~? 大の大人が、小さな女の子のせいにするのかしら~?」

P「このみさんのせいにしてるつもりじゃ」

このみ「お? お?」

P「じゃなくて! とにかく、誤解ですって!」

このみ「言い訳は聞きたくないわよ。さぁて、今夜は楽しくなりそうねぇ?」
9 : Pちゃん   2021/12/15 10:02:13 ID:1k9SmEDo6g
P「い、いやぁ……参ったな」

このみ「なんて冗談よ。ちょっと、あなたをからかいたくなったの。じゃ、改めて今夜は、どこに行きましょうか?」

P「あ、そっちはマジなんですね」

このみ「あら、いーじゃない。たまには、お姉さんのお誘いにも乗って欲しいわね」

P「勿論、行きますよ。このみさんと飲むのも久々ですからね」

このみ「ありがと♪ 素直な子は、お姉さん大好きよ♪」

バタン
10 : 高木の所の飼い犬君   2021/12/15 10:03:00 ID:1k9SmEDo6g
・・・・・・・・・・・・
765プロライブシアター
エントランス

亜美「あっさりバレたね」

真美「もろ見えだったしね」

琴葉「とても悪質なのを考えたのに……それを簡単に見抜いてしまうなんて……プロデューサーは、すごいわ……」

亜美「ダメだよ……。琴葉お姉ちゃんのイタズラって小学生以下だって……」ヒソヒソ

真美「大丈夫だって。琴葉お姉ちゃんは、やればできる子だから」ヒソヒソ

琴葉「二人とも、どうしたの?」
11 : Pちゃま   2021/12/15 10:03:28 ID:1k9SmEDo6g
真美「ううん、何でもないよー? さあ、次行ってみよー!」

琴葉「ま、まだするの?」

亜美「当然っ。琴葉お姉ちゃんは、次のイタズラを考えてきてねっ!」

琴葉「うん……」
12 : プロデューサーちゃん   2021/12/15 12:04:25 ID:HEk4/../qI
・・・・・・翌日
765プロライブシアター
廊下

琴葉「ごめんなさい……ごめんなさい……プロデューサー」

亜美「ねえ、真美……あれ、なに……?」

真美「廊下の足元に、紐が引っ張ってあるね……」

・・・・・・・・・・・・

P「さーて、またひと仕事する……ん?」テクテク

P(廊下に赤い紐が張ってあるな……)
13 : 師匠   2021/12/15 12:05:10 ID:HEk4/../qI
P「よっと」足元マタギ

P「さーて、仕事、仕事」テクテク

海美「プロデューサー!」ダダダダッ

P「う、海美っ? おい、こっちに走ってくるな!」

海美「プロデューサー!!」ダダダダッ

P「止まれって! 今、足元に紐がっ」

海美「ええっ? あっ」コテン

P(猛スピードで引っ掛かった! 床に激突してしまう!)
14 : レジェンド変態   2021/12/15 12:06:36 ID:HEk4/../qI
海美「わわわわわわわわわっ」

P「海美っ!」ダッ

ガシッ

海美「きゃぁ!」

P(間に合った……)

P「大丈夫か、海美?」

海美「……」///

P「海美?」
15 : レジェンド変態   2021/12/15 12:07:20 ID:HEk4/../qI
海美「え、えへへ……うん、大丈夫……。ごめん、転んじゃった……」///

P「気をつけろ。足元に何があるか分からないしな」

海美「う、うん……。ね、ねえ、プロデューサー……」///

P「どうした?」

海美「そんなにつ、強く……ぎゅってされると……苦しいな……」///

P「豪速球の海美は、これくらいじゃないと受け止められないんだぞ」

海美「うう……」///

P「どうした、黙って? って、顔が真っ赤じゃないか。本当に大丈夫か?」
16 : Pちゃま   2021/12/15 12:08:07 ID:HEk4/../qI
海美「だ、だ、だ、大丈夫だよっ」///

P「もしかして、熱があるんじゃないのか? ほら、見せてみろ」

海美「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと何するのっ」///

P「こら、動くな。じっとしてろ」

海美「うう……うん……」///

P「ふむ……少し、熱いかな……」

海美「うううううううっ」///

海美「もうムリぃぃぃぃぃっ!!」/// ダダダダッ
17 : 魔法使いさん   2021/12/15 12:09:39 ID:HEk4/../qI
P「お、おい、海美っ! ……行ってしまった」

P「仕方ない。後で様子を聞いてみるか」

P「さーて、仕事、仕事」

ガチャ バタン

・・・・・・・・・・・・

琴葉「そ、そんなっ! 絶対、転んじゃうって思ってたのに……!」

亜美「……琴葉お姉ちゃんって、うみみんと同レベルじゃない……?」ヒソヒソ

真美「……うーん……あ、待てよ……。……んっふふふふふ」ヒソヒソ
18 : プロデューサーはん   2021/12/15 12:10:49 ID:HEk4/../qI
真美「いやー兄ちゃんは、手強いよ! 琴葉お姉ちゃんの、すんごいイタズラが通じないんだもん!」

亜美「え……あれのどこが……」

真美「合わせてっ……!」ヒソ

琴葉「そうよね……。プロデューサーは、やっぱりすごいわ……」

真美「あの兄ちゃんをイタズラしようとするなら、今の100倍すごいやつを考えないといけないよ!」

琴葉「ひゃ、ひゃく!? そ、そんな、いくら何でもそれは……」

真美「ねえ、琴葉お姉ちゃん、悔しくないの? 一生懸命考えたイタズラを、あんなに簡単に避けられてさ!」

琴葉「そ、そうだね……学校の予習復習の時間を割いてまで考えたしね……。ちょっと悔しい、かな……」
19 : プロデューサーさん   2021/12/15 12:11:47 ID:HEk4/../qI
亜美(ほっほう……)ニヤリ

真美「だよねっ! その悔しさをネバらせて、100倍すごいの行ってみよーっ!」

亜美「うんうんっ! これも琴葉お姉ちゃんの成長の為だよっ!」

琴葉「う、うんっ。私、頑張ってみるっ」
20 : おやぶん   2021/12/15 12:16:55 ID:HEk4/../qI
・・・・・・翌日
765プロライブシアター
事務室前

P「休憩終わりっと……あれ」ガチャガチャ

P(事務室の鍵がかかってる……。開けっぱなしで出てきたのにな)

・・・・・・・・・・・・

琴葉「鍵を持ち出した上に、施錠しちゃうなんて……。我ながら、思いっ切ったわ……」

亜美「地味だけど、割とやらしーなー」

真美「そろそろ、ネタばらし行こっか……お、兄ちゃんに動きあり!」
21 : プロデューサー殿   2021/12/15 12:17:41 ID:HEk4/../qI
・・・・・・・・・・・・

P「携帯、携帯……。えっと……」

Prrrrrr

P「もしもし、恵美か? 頼みがあるんだけど、事務室に来てくれないか?」

・・・・・・・・・・・・

恵美「ん~……」カチャカチャカチャカチャ……

ガチャ

恵美「はい、開いたよ。頼みって、ピッキングだけなの?」
22 : プロデューサーちゃん   2021/12/15 12:18:23 ID:HEk4/../qI
P「助かったよ。多分、亜美と真美が、イタズラで鍵を持ち出したんだろうけど」

恵美「ふうん、災難だったね~。とりま、貸しにしておくから、今度デートね」

P「いや、そんな当たり前のように言われてもな……」

恵美「なんでさー? アタシと遊ぶのいやなの?」

P「そうじゃないけど、別のことじゃ、ダメか?」

恵美「ふ~ん。じゃあ、いいよ。もうプロデューサーが困ってても助けてあげないもんね」

P「う、う~ん……分かったよ。じゃあ、今度の仕事が上手くできたらな」

恵美「ん♪ おっけー、まっかせてっ♪」
23 : 5流プロデューサー   2021/12/15 12:20:15 ID:HEk4/../qI
恵美「次は、どこ行こっかなー♪ あ、たまにはプロデューサーが決めてよ!」

P「俺は恵美の付き添いみたいなものだし、恵美が決めてくれていいんだぞ」

恵美「む……デートだって言ってるでしょー? プロデューサーに決めて貰うからね! 決まりっ♪」

P「分かった、考えとくよ」

恵美「にゃはは♪ 楽しみ~♪」

バタン

・・・・・・・・・・・・

琴葉「そ、そんな……! またあっさり……」
24 : Pさん   2021/12/15 12:21:00 ID:HEk4/../qI
真美「あっさりっていうか……」

亜美「あんなのあり……? てか、亜美たちが真っ先に疑われてるけど」

琴葉「まさか、恵美に、そんな特技があったなんて……予習が足りなかったわ……!」

真美「よ、よーし! 次行ってみよー……みる?」

琴葉「おーっ!」

亜美「oh……」
25 : 監督   2021/12/15 12:22:52 ID:HEk4/../qI
・・・・・・翌日
765プロライブシアター
裏口 草むら

真美「え、なんで、外?」

琴葉「プロデューサーは普段、あの裏口からカードキーで出入りしてるでしょ?」

真美「う、うん。そうだね」

琴葉「今日はシアターのセキュリティシステムにアクセスして、プロデューサーのカードキーを使用不能にしたの」

亜美「ええっ……なにそれ……」

琴葉「昨日みたいにピッキングじゃどうにもならないはず……。これでプロデューサーは事務室に行けないわ……!」
26 : do変態   2021/12/15 12:23:37 ID:HEk4/../qI
真美「そ、そうだね……あ、兄ちゃんが帰ってきた」

琴葉「しっ……! 伏せて、二人とも……!」

亜美「oh……」

・・・・・・・・・・・・

P「えっと、カードキーをっと……」ピッ

ツウコウデキマセン

P「あれ、おかしいな」ピッ

ツウコウデキマセン
27 : Pちゃま   2021/12/15 12:24:18 ID:HEk4/../qI
P「なんでだー?」

・・・・・・・・・・・・

琴葉「見てっ……! プロデューサーが中に入れないわ……!」

真美「どうでもいいけど、元に戻せるの、これ……」

亜美「亜美、しーらない……」

・・・・・・・・・・・・

P「しょうがないな」

Prrrrrr
28 : ごしゅPさま   2021/12/15 12:25:14 ID:HEk4/../qI
P「もしもし、青羽さんですか? 俺ですけど、中にいますか? 実は……」

・・・・・・5分後

ガチャ

美咲「お待たせしました、プロデューサーさん」

P「ありがとうございます。急にカードが使えないみたいで」

美咲「ありゃー。業者さんに見てもらいますか」

P「そうですね。青羽さんにも、お手数をおかけしました。何かお詫びを」

美咲「いえいえ……あっ。じゃあ、今夜、ご飯連れてってくれると嬉しいです♪」
29 : レジェンド変態   2021/12/15 12:26:02 ID:HEk4/../qI
P「分かりました。そんなもので良ければ是非に」

美咲「やったぁ♪ じゃあ、今日はプロデューサーさんも残業しちゃダメですからね!」

P「ええ、マジですか。ちょっと貯まってる業務がありまして」

美咲「私も一緒に手伝いますから♪ 二人で定時上がりにしましょ♪」

P「す、すみません。ありがとうございます」

美咲「はーい♪ じゃあ、早速片付けちゃいましょう♪」

バタン
30 : バカP   2021/12/15 12:27:12 ID:HEk4/../qI
・・・・・・・・・・・・

琴葉「そ、そんな……。内側から、あっさり開けられるなんて……!」

亜美「ちょっと真美……そろそろ止めといたほうがいいんじゃないの……」ヒソヒソ

真美「なんか……やーな予感するね……」ヒソヒソ

琴葉「悔しい……! 真美ちゃん、亜美ちゃん! 私、もっと考えてくるから!」ダダダダッ

真美「えっ、ちょっ! 琴葉お姉ちゃんっ! ……行っちゃった」

亜美「oh……」
31 : 夏の変態大三角形   2021/12/15 17:01:55 ID:aY/UYpMDU2
・・・・・・翌日
765プロライブシアター
裏口 草むら

真美「今日もここ? てか、琴葉お姉ちゃん……」

琴葉「今日は原点回帰で攻めてみたの。きっと上手くいくわ……!」

亜美「気合いがヤバいんだけど……。ちなみに今日はなんなの?」

琴葉「今回のは裏口じゃなくて、少し離れた地面よ……プロデューサーの歩行ルートは完璧よ……!」

亜美「な、なんだろ……。あ、向こうから兄ちゃんが来たよ……!」

琴葉「今日こそは……!」
32 : ごしゅPさま   2021/12/15 17:02:30 ID:aY/UYpMDU2
・・・・・・・・・・・・

P「ふぅ。今日も外回りも終えた……え?」グラグラ

P(なんだ? 足元がゆる……)

P「うわぁっ!」グラグラグラグラ

・・・・・・・・・・・・

琴葉「見てっ! かかるわっ! 遂に、とったわ!」

亜美「お、落とし穴だったんだね……」

真美「しかも、やけにおっきいし……」

・・・・・・・・・・・・
33 : P殿   2021/12/15 17:02:56 ID:aY/UYpMDU2
P「うあああああっ」ダッシュ

ダダダダダダダダダダダダッ

P「このーっ!」ジャンプ

・・・・・・・・・・・・

琴葉「な、な、な、な……」ワナワナ

真美「おー、兄ちゃん、超ダッシュで切り抜けたよ」

亜美「琴葉お姉ちゃんも琴葉お姉ちゃんだけど、兄ちゃんも兄ちゃんだよ……」

・・・・・・・・・・・・
34 : Pサマ   2021/12/15 17:03:28 ID:aY/UYpMDU2
P「危なかったー。しかし、大穴が開いたな……そうだ」

Prrrrrr

P「もしもし、雪歩か? 頼みたいことがあるんだけど」

・・・・・・・・・・・・

雪歩「プロデューサー、穴は塞ぎましたぁ」

P「悪いな、使い立てして。お弟子さんまで来て貰って」

雪歩「はい。お弟子さん達には、私からお礼しますぅ」

P「ありがとう。雪歩にも何か、お礼しなきゃな」
35 : Pーさん   2021/12/15 17:04:49 ID:aY/UYpMDU2
雪歩「あ、でしたら、ウチに来てくれませんか? 美味しいお茶を立てますぅ」

P「お易い御用だ。今度、お邪魔するよ」

雪歩「はい♪ それからプロデューサーに差入れを持ってきました。良かったら、一緒に休憩しませんか?」

P「おお、これは美味しそうな和菓子だな。嬉しいよ」

雪歩「えへへ♪ 暖かいお茶と一緒にどうぞ♪」

P「そうか。だったら、雪歩の淹れたお茶が飲みたいな」

雪歩「はいっ、お任せですぅ♪」

P「行こうか。あ、まだ段差があるな。雪歩、手を」
36 : 変態大人   2021/12/15 17:05:17 ID:aY/UYpMDU2
雪歩「は、はい……」///

ガチャ バタン

・・・・・・・・・・・・

琴葉「流石です、プロデューサー……。トラップを切り抜けるシーンは思わずキュンとなっちゃいました……」

真美「琴葉お姉ちゃん、どこ向いて話してんの……」

亜美「遠い目してるよ……」

琴葉「ですが、まだ私は諦めませんっ。お覚悟をっ!」

真美「oh……」
亜美「oh……」
37 : Pしゃん   2021/12/15 17:06:04 ID:aY/UYpMDU2
・・・・・・翌日
765プロライブシアター
廊下

真美「こ、こ、琴葉お姉ちゃん……。事務室のドア……明らかに、おかしくない……?」

亜美「な、なんで、あんなに歪んでるの……?」

琴葉「爆薬を使ったの。衝撃でドアは変形してるわ……これで絶対に事務室には入れないわ……!」

亜美「うぇぇぇ……。あ、兄ちゃ……」

琴葉「しっ……! 声を立てないで……!」

真美「ひっ……」ガクブル
38 : プロデューサー様   2021/12/15 17:10:13 ID:aY/UYpMDU2
・・・・・・・・・・・・

P「ふんふーん♪ あれ? ド、ドアが、おかしいぞっ」

ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

P「くそ、全然開かないっ。亜美、真美めぇ……」

・・・・・・・・・・・・

真美「いやいや……真美たち、そこまでやんないから……」

亜美「ヌレスギだよ、ヌレスギっ」

琴葉「ふふふ……プロデューサー。遂に年貢の納め時ですよ……」

真美「うっわぁ……」

・・・・・・・・・・・・
39 : 我が友   2021/12/15 17:10:57 ID:aY/UYpMDU2
P「どうしたものか……」

まつり「はいほー、プロデューサーさん。頭を抱えて、どうしたのです?」

P「あ、まつり。実は事務室のドアが開けられなくてな。すまない、レッスンルームの鍵も出せないから今日のレッスンは、なしにしてくれ」

まつり「ほ……? 今日はプロデューサーさんが、姫に付きっきりでレッスンしてくれるのですよね……?」

P「そうしたいのは山々なんだけど、ドアが開かないから今日は無理だな」

まつり「………………………………………………」
40 : Pさぁん   2021/12/15 17:11:43 ID:aY/UYpMDU2
P「とにかく、業者さんを呼ぼう……えーっと連絡先は……」スマホポチポチ

まつり「ほっ!」

ドゴォォォォォッ!!!

P「……へ?」

まつり「開いたのですっ♪」

P「……え? 今、ど、どうや」

まつり「妖精さんが開けてくれたのですっ♪」

P「でも、さっきかけ声」

まつり「姫が、妖精さんを呼んだのですっ♪」
41 : 下僕   2021/12/15 17:13:14 ID:aY/UYpMDU2
P「……。そ、そうか。そいつは助かったよ。まつりのお陰だな」

まつり「姫、妖精さんを呼んで、ぱわほーではなくなったのです。ね?」

P「お、おう?」

まつり「レッスンが終わったら、カフェで甘いものが食べたいのです。ね?」

P「あ、ああ、いいんじゃないか。行ってきたら……」

まつり「ね? ね? ね?」

P「……い、一緒に行かないか?」

まつり「はいっ♪ 姫のエスコートを、お願いするのですっ♪」
42 : ハニー   2021/12/15 17:14:06 ID:aY/UYpMDU2
P「いいけど、まずはレッスンだぞ」

まつり「はいほー♪」

まつり「デート……♪ デート……♪」

・・・・・・・・・・・・

真美「ねえ……何が起きたの……」

亜美「さあ……どデカい音がしたけど……」

琴葉「……プロデューサー。あなたは常に、私の予測を超えるのですね……」

琴葉「あのドアを開けてしまうなんて……敵ながら、あっぱれです……」
43 : Pちゃん   2021/12/15 17:14:41 ID:aY/UYpMDU2
真美「だから、どこ向いて話してんの」

琴葉「いいでしょう。私も、あなたの予測を超えてみせます……!」

亜美「もういいよね? もうネタ切れだよね?」

琴葉「ふふふ……」ユラリ

琴葉「さあ、亜美ちゃん、真美ちゃん……。完璧な計画を立てましょう……」

真美「お、おすっ!」ガクブル

亜美「が、がってん!」ガクブル
44 : Pサマ   2021/12/15 20:07:25 ID:/mQtCAvsKA
見てるぜ
続き待ってるノシ
45 : 5流プロデューサー   2021/12/15 22:40:40 ID:bOUoJ8UPG6
>>44
あざす!
副業終わったから投下続けます
46 : 魔法使いさん   2021/12/15 22:42:37 ID:bOUoJ8UPG6
・・・・・・翌週 夜
765プロライブシアター
田中琴葉専用特殊作戦司令室

琴葉「亜美ちゃん。暗視カメラに異常はないかしら?」

亜美「さ、さー! 1番から30番まで、全部映ってます! さー!」

琴葉「結構。……真美ちゃん、目標は?」

真美「さー! 兄ちゃ……も、目標は真っ直ぐ、こちらに向かっていますっ! ですさー!」

琴葉「ふふふ……もうすぐです……プロデューサー……。私たちの果てなき戦いに終止符が打たれるのは……」

真美亜美「……」ガクブル
47 : 師匠   2021/12/15 22:43:45 ID:bOUoJ8UPG6
琴葉「あなたは、家の鍵を忘れて、事務室に戻ることを余儀なくされているはず……。ですが、そうは行きません……。易々と事務室に入れたのは、もう過去の話……。今宵は、私が勝利を掴みますっ!」

琴葉「さあ、始めましょう……。私たちの真なるイタズラをっ!」

・・・・・・・・・・・・
765プロライブシアター
裏口

P「あれ、明かりがつかないな」

P「中に入ったら自動でつくはずなのに……一旦、外に出るか」ガチャガチャガチャ

P「え?」
48 : 貴殿   2021/12/15 22:44:37 ID:bOUoJ8UPG6
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

P「な、なんだ? ドアが開かないっ!?」

監視カメラ「……」ウィーン

・・・・・・・・・・・・

琴葉「ふふふ……無駄ですよ、プロデューサー。シアターのセキュリティシステムは完全に掌握しているのです。もう、あなたが外に出ることも、誰かが助けに入ることもできません……ふふふ……」

琴葉「さあ、真美ちゃん……ご挨拶よ」

真美「え、えぇ……琴葉お姉ちゃん……。やっぱ、ここまでやんなくても……」

琴葉「あら、真美ちゃんは、ご挨拶もできない子だったのかしら……」
49 : 変態大人   2021/12/15 22:45:31 ID:bOUoJ8UPG6
真美「そ、そんなことないよっ、さー!」ポチ

亜美(背中だけで、すごいオーラが出てるよ……)

・・・・・・・・・・・・

P「うーむ、何故か、閉じ込められた……どうしたものか……」

ガコン……

P「ん? な、なんだ?」

ウィーン……

P(天井のパネルが開いて、中から何か出てきた……あれは……?)
50 : 箱デューサー   2021/12/15 22:49:14 ID:bOUoJ8UPG6
バシュバシュバシュ!

P「うわっ!」シュバッ

ザクザクザクッ!

P(何とか避けれたっ。手裏剣みたいなのを打ってきたぞ!? あれは、自動砲台か!?)

バシュバシュバシュ!

P「またか……!」シュバ

P「こいつっ!」スマホ投げ

ガンッ……ブシュー……

P「と、止まった……」

P「やれやれ。出れないなら進むか」
51 : ダーリン   2021/12/15 22:50:03 ID:bOUoJ8UPG6
・・・・・・・・・・・・

真美「うへぇ……兄ちゃん、全弾避けたよ……」

亜美「しかも、スマホ投げつけられて小型ランチャーが返り討ちだよ……」

琴葉「ふふふ……あなたなら、造作もありませんでしたね……この程度……」

亜美真美(帰りたいよぅ……)
52 : 兄(C)   2021/12/15 22:52:11 ID:bOUoJ8UPG6
・・・・・・・・・・・・
765プロライブシアター
1階廊下

P「エレベーターも使えないか……階段で行くしかないな……」

P「くそー。真実と亜美め、今度会ったら説教してやる」テクテク

赤外線センサー「ピー」

P「え?」

ズダダダダダダダダダッ!!

P「うわぁぁぁっ!」ヒョイ
53 : Pさぁん   2021/12/15 22:53:14 ID:bOUoJ8UPG6
P(今度はなんだっ!? 咄嗟に角に隠れたが……銃撃のような音が……床にBB弾が無数に転がってる……。鏡、鏡……)

P「……ふむ。通路の突き当たりの壁にエアガンが複数設置してあるな……」

ズダダダダダダダダダッ!!

P「うお……」

P(隠れてるのに打ってきた……。一定間隔で打ってくるのか……。階段はこの突き当たりだ……仕方ないっ!)
54 : ぷろでゅーしゃー   2021/12/15 22:54:00 ID:bOUoJ8UPG6
P「……」

ズダダダダダダダダダッ!!

P「今だっ!」ダダダダダッ

P(この距離なら後1回打ってくる……!)

ズダダダダダダダダダッ!!

P「はっ!」シュバッ!!

P「よし!」ダダダダダッ!!
55 : P君   2021/12/15 22:54:34 ID:bOUoJ8UPG6
・・・・・・・・・・・・

亜美「うげぇ……。兄ちゃん、あの銃弾の嵐を正面から避けたよ……」

真美「いやいや、スパ〇ダーマンじゃないんだから……」

琴葉「素晴らしい……素晴らしいですわ、プロデューサー。さぁ! もっとあなたの素晴らしい所を私に見せて下さいっ!」ポチポチポチ

真美亜美(こっちのがやばい……)
56 : プロデューサー殿   2021/12/15 22:55:59 ID:bOUoJ8UPG6
・・・・・・・・・・・・
765プロライブシアター
2階廊下

P「うわ、この階段……とんでもないバリケードが……これ以上は登れないか……」

P「亜美、真実ぃ。あいつら加減ってものを知らないのかぁ」

P「廊下の奥に非常階段があったかな。3階へはそこから上がるか」テクテク

ガコッ

P「上っ!?」

P(天井から針の山が落ちてくる! しかもデカい!)
57 :   2021/12/15 22:57:25 ID:bOUoJ8UPG6
P「このぉぉぉぉ!」シュババ

ドガァァァァァァン!

P「凄まじすぎる……こんなの串刺し以前にプレスされて終わりだぞ」

P「今度会ったら、ただじゃおかないぞ、あいつらぁ」

P(また上から何か来るかもしれないな)テクテク

ガコッ

P「!? 床が抜ける! 落とし穴かっ! 二度も同じ手は食うか!」シュバッ
58 :   2021/12/15 22:58:07 ID:bOUoJ8UPG6
P「よし、何とか飛び越え……」

ガコッ!ガコッ!ガコッ!ガコッ!

P「うわぁぁぁっ! 奥まで床が抜けてる!」

P「ぬぁぁぁぁぁぁっ!」

・・・・・・・・・・・・

真美「今度は壁走ってるよ、兄ちゃん……」

亜美「2階も突破されちゃったね……」

琴葉「まだっ、まだですよ、プロデューサーっ。私たちのいたずらはこの程度ではありませんっ」
59 : 箱デューサー   2021/12/15 22:59:18 ID:bOUoJ8UPG6
真美「性格変わりすぎでしょ……」

琴葉「だって、だって……!」

真美「やば、聞かれてた……!」

琴葉「私だってっ! プロデューサーとデートとか、イチャイチャしたいのに! プロデューサーってば、他の女の子とばっかりっ! プロデューサーのバカバカバカバカぁ!」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

真美「オーケー。兄ちゃん、ぎるてぃ」

亜美「それ、兄ちゃんが悪いの……?」
60 :   2021/12/15 23:02:04 ID:bOUoJ8UPG6
・・・・・・・・・・・・
765プロライブシアター
3階 事務室前

P「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……つ、着いた……」

P(でっかい鉄球が転がってくるわ、台風並の強風で押し戻されるわ、激流で窓から流されるわ……もう何がどうなってんだ……)

P「こ、ここまで来れば……もういいだろ……。じ、事務室に……」ノブ回し

・・・・・・・・・・・・

亜美「あーあ、結局全部突破されちゃったね」

真美「まあ、こんだけやれば、琴葉お姉ちゃんも満足っしょ……って、琴葉お姉ちゃん! そのスイッチ!」
61 : 5流プロデューサー   2021/12/15 23:02:55 ID:bOUoJ8UPG6
琴葉「わ、私はまだ自分を敗者と認めていません……!」プルプル

亜美「ちょっ! それは置いておくだけにするって!」

琴葉「はぁぁぁぁじぃぃぃぃけぇぇぇぇろぉぉぉぉっ!!!」ポチッ

ちゅどーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!

『ふんぎゃぁぁぁぁぁああぁぁぁ……』(遠くの断末魔)

真美「……」

亜美「……」

シーン……
62 : 監督   2021/12/15 23:06:06 ID:bOUoJ8UPG6
琴葉「ふ、ふふふ……遂に……勝ったわ……」

琴葉「プロデューサー、見てくれていましたか? 私……イタズラを完璧にこなしました……っ!」

真美「ほんと、どこ向いて話してんの……」

亜美「ああ……惜しい兄ちゃんをなくしちまったぜ……」

P「おっと、少し待とうか」

亜美「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

真美「兄ちゃんのお化けぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

P「大丈夫、大丈夫。ちゃんと生きてるぞ……!」ニコニコ
63 : プロデューサークン   2021/12/15 23:07:20 ID:bOUoJ8UPG6
P「大丈夫、大丈夫。ちゃんと生きてるぞ……!」ニコニコ

真美「へ、へぇ! 黒焦げ香るいい男だねっ!」

亜美「に、兄ちゃん、ふ、不死身ーっ! ってかなんでここが!?」

P「ギャグっぽく叫んだら生きてたよ。倉庫の扉に、こんな張り紙しちゃダメだろう? 『田中琴葉専用特殊作戦司令室』なんて、なぁ?」ニコニコ

亜美「琴葉お姉ちゃんの字じゃん! あの人、何してんの!?」

P「それにトラップの一つ一つに三人の名前が書いてあったしなぁ!」

真美「えええええっ! なんで、自分からバラしてんの、あの人!」

琴葉「プロデューサー!! 私、ちゃんとイタズラできました!!」
64 : 番長さん   2021/12/15 23:08:32 ID:bOUoJ8UPG6
P「いや、あのな琴葉……」

琴葉「亜美ちゃんと真美ちゃんにアドバイスされて、たくさんイタズラを考えたんです! 私、上手くできましたか!?」

P「ほほう……やはりか……」

真美亜美(やば……)

琴葉「プロデューサーが他の女の子とイチャイチャしてたから思わず、あれこれたくさんイタズラしました! でも、何だか私もスッキリしました! またイタズラしてもいいですか!?」

P「オーケーオーケー。琴葉、何だか知らないがストレス溜まってるんだな。俺で良ければ悩みも聞くし、ストレス解消に付き合うぞ」

琴葉「えっ!? ほ、本当ですか!? プロデューサーからこんな事言って貰えるなんてやっぱりイタズラして良かったんだわ!」
65 : プロデューサーちゃん   2021/12/15 23:10:44 ID:bOUoJ8UPG6
P「琴葉、少し落ち着こうか……ふんっ!」デコピンマキシマイズ

琴葉「はきゅ! きゅぅぅぅ……」ドサ

P「よし、目が覚めたら元の琴葉に戻ってるだろ。あの双子は……ち、逃げたか……」
66 : der変態   2021/12/15 23:13:12 ID:bOUoJ8UPG6
・・・・・・翌週
765プロライブシアター
控え室

琴葉「ふんふん~♪」

未来「琴葉ちゃん、ご機嫌~。何かあったの?」

琴葉「あ、未来。実はね、プロデューサーと一緒にアイスを食べに行くの♪」

未来「いいなーっ!」

琴葉「プロデューサーってば、私のお願い、何でも聞いてあげるって言ってくれたの♪ まだまだしたいことたくさんあるんだ~♪」

可奈「えぇーっ! 琴葉さんだけ、どうしてーっ!」

琴葉「うふふふふ♪」

めでたしめでたし
67 : 夏の変態大三角形   2021/12/15 23:20:38 ID:bOUoJ8UPG6
・・・・・・翌日
765プロライブシアター
レッスンルーム

亜美「いやー亜美たちは、また一つとんでもないモンスターを生んでしまったよ」

真美「あの兄ちゃんから逃げるスリルはヤミツキだねぇ」

亜美「しかも、気にしてないって言ってたしまさに神対応!」

真美「にしても、琴葉お姉ちゃん、まだ来ないの?」

亜美「三人でレッスンしようって誘われたのになぁ」
68 : ご主人様   2021/12/15 23:21:17 ID:bOUoJ8UPG6
ガチャ

P「やあ、二人とも。待たせてすまないな」

真美「えっ、なんで兄ちゃんが? 琴葉お姉ちゃんは?」

??「失礼します」

??「こんにちはーっ!?」

海美「やっほー、二人とも! 今日は楽しくなりそうだねっ!」

真「合同レッスンだなんて初めてだね、亜美、真美!」
69 : ボス   2021/12/15 23:23:27 ID:bOUoJ8UPG6
亜美「えと、うみみんとまこちんは分かるけど、その二人のお姉ちゃんは誰?」

P「ああ、今日の為に特別に来てもらったんだ。簡単に自己紹介してくれますか?」

有栖川夏葉「はい。有栖川夏葉と申します。283プロダクション所属のアイドルです。今日は、あなた達のプロデューサーに声をかけられて合同レッスンに参加させて貰います。よろしくね」

真美「お、おす! めちゃ美人さんだぁ!」

夏葉「あら、ありがとう、ふふ。あなたもとても可愛いわ」

亜美「そんで、そちらは……?」

日野茜「はいっ!! 日野茜っ! 17歳ですっ! 346プロでアイドルしてます! 好きな食べ物はお茶です! 今日は一緒に頑張りましょう!」

亜美「うお、はちゃめちゃに熱いっ!」
70 : プロデューサー様   2021/12/15 23:24:12 ID:bOUoJ8UPG6
P「という訳で283プロの夏葉さんと、346プロの茜さんだ。そして、亜美、真美。二人の為に、この四人がトレーニングメニューを考えてきてくれたんだ」

真美「へぇー、え? なんで?」

夏葉「今日だけ、という話なのでできる限り詰め込んできたの。はい、これメニュー表よ」

茜「私も作ってきましたーっ! みんなで元気よくトレーニングですっ!」

真「ボクも二人が筋トレメインで行きたいって聞いてたから張り切って作ってきたよ!」

海美「あのねあのね! これは私のっ! はいっ!」

亜美「ふうん……うえっ! な、なんじゃこりゃぁぁぁ!」

真美「こ、こんなので、出来ないよぉぉぉぉ」
71 :   2021/12/15 23:25:21 ID:bOUoJ8UPG6
P「見ての通り、まだまだ慣れていなくて怖気付いていますので、活を入れる気持ちで一つお願いします」

真美亜美「え、ええええええっ」

夏葉「分かったわ、任せておいて!」

茜「大丈夫ですっ! 元気があれば何だって出来ますっ!」

夏葉「そう、筋肉は全てを解決する。筋トレをすれば全て報われるわ!」

茜「夏葉さん、いいこと言いました!」

真美「なんかこの二人、うみみんと同じ匂いがするよぅ……」
72 : あなた様   2021/12/15 23:27:00 ID:bOUoJ8UPG6
海美「ほんとっ! いやぁ、嬉しいなぁ。こんな女子力高い人達と同じだなんてぇ」

亜美「いやいや、褒めてんじゃなくて……」

真「さあさあ、二人とも! まずはストレッチ! スクワット100回から!」

亜美「ちょ、まっ! ちょ、兄ちゃん! なんでこんなハチャメチャなこと!」

P「ん~? 二人はどうも刺激的なことを求めているようだから俺からのささやかなプレゼントだぞ?」ニコニコ

真美「に、兄ちゃん、練りこんでる……? そういうの真美、オトボケないって思うんだぁ?」

亜美「そそっ! あのイタズラは、みんな琴葉お姉ちゃんが用意したもんだしさっ!」

P「諸悪の根源って言葉知ってるかな?」ニコニコ
73 : プロちゃん   2021/12/15 23:28:20 ID:bOUoJ8UPG6
真美「む、難しい言葉は真美にはちょっと……」

P「ようし、なら体で覚えて貰おう。二人とも早速トレーニング開始だっ!」

真美「ちょ、やだっ、まって!」

亜美「こんなのしんじゃうから!」

夏葉「大丈夫よ。怖くないわ! すぐに慣れて平気になれる! さぁ、筋トレよ!」

茜「元気はなくならないから無限に筋トレできますっ! さぁ、筋トレです!」

海美「ストレッチしたら外周50周だね! 思いっきり走ろう!」

真「怖がらないでっ! 最後までちゃんと付き合うから!」

真美亜美「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

おわれ
74 :   2021/12/15 23:33:03 ID:bOUoJ8UPG6
双子を懲らしめたい人生でした

琴葉は予習と復習で何でも出来る子だと思う
75 : プロデューサー殿   2021/12/16 01:58:27 ID:ZrsEL9JIZk
大作になっていて草 おもしろかった
乙でしたー
76 : プロデューサーさま   2021/12/16 02:05:23 ID:WvXlTHbk8g
乙ー
最後は琴葉が報われたのでヨシ!
77 : 我が下僕   2021/12/16 13:37:18 ID:VBTcC4G0a2
乙です
面白かった
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