やべ、スレタイかっこつけすぎたわ

キャラ崩壊注意　ギャグSSです

海美「へ？モガミンの誕生日、8月でしょ？まだ先じゃん」

未来「あ、べつに誕生日プレゼントじゃなくて」

ロコ「というと、何かのセレブレーションやアニバーサリーにってことですか」

未来「？？　千鶴さんや誰かのお兄さんのことは関係ないですよ？」

可憐「え、えっとね、静香ちゃんにお祝い事があったりしたのかなって……」

未来「そうでもないですねー」

海美「待って。当てさせて。うーん………わかった！あれでしょ！サジタリアスプレゼント！」

ロコ「『Raise the FLAG』ですね！ニュージェネレーションをレイズします～！」

可憐「それを言うなら、サプライズプレゼント……！そ、そうなの、未来ちゃん」

未来「そっかぁ、旗かー。そういうプレゼントもありかもですよね。静香ちゃんが好きそうな旗って、どこで売っているんだろう？」

可憐「み、未来ちゃん。静香ちゃんにプレゼントしたいって思った理由聞いていいかな……？」

未来「え？　ほら、これですよ、これ！」

ロコ「カップ？それとも中に入っているハーブティーのことですか」

海美「美味しいよね～。さすが可憐さん、女子力高いなー」

可憐「あ、ありがとう。雪歩ちゃんに淹れ方、教えてもらってもいるからかな……てへへ」

ロコ「そう言うウミが持ってきてくれた、このカラーがピンクのクッキーもグッドですよ！」

海美「ほんと！？えへへ～、照れちゃうな～。琴葉に味見してもらいながら、作ったのー！」

ロコ「Delicious! Delicious! です～」

未来「それですよ！可憐さん！」

可憐「！？　ど、どれ？」

未来「さっき聞きましたけど、このリコッタティー？って雪歩さんからプレゼントされたんですよね？」

可憐「えっと、リコリスね……？」

ロコ「リコッタと言えば、モモコたちのユニットですね！」

海美「あの衣装、パッションパラダイスだっけ？可愛いよね～！それにセクシーなんだよね、けっこう」

可憐「春香さんたちのユニットは一旦置いておくとして……う、うん、たしかにこのハーブティーは雪歩ちゃんから貰ったよ」

未来「べつに誕生日プレゼントや他の記念日でもなかったんですよね」

可憐「？　そうだけど……。日頃から、お茶についてはおススメがあったら、プレゼントし合ったり、いっしょに見に行ったりしているんだ」

未来「私も静香ちゃんとそういうのがしたいです！」

海美「それ、わかる！」

可憐「へ？」

海美「やっぱさ、女子力を高めるには普段からそういう女子力の高い者同士でのレベル上げが必要みたいなんだよね」

ロコ「言われてみれば……リオとコノミがそういうジャンルのトークをチアフルにしているのをよく見聞きします」

海美「でしょ？あっ、それじゃあさ、ロコロコ、私とプレゼント交換してみない？可愛いダンベルとか見つけたらあげるから！」

ロコ「ダ、ダンベルですか？ええと、トレーニンググッズよりはペインティングに使えるようなツールがほしいです……」

海美「そっかー、わかった、探してみるね。絵が描けるダンベル」

ロコ「ダンベルから離れないんですか！？ロコは……ウミのために、そうですね、フェミニンなドレスをミサキと一緒にメイクするなんてのがいいかもですね」

可憐「えーっと……は、話を戻すと、特別な日でなくても、静香ちゃんともっと仲良くなれるようなプレゼントをしたいってこと？」

未来「だいたいそんな感じです！」

可憐「そ、そう」

未来「候補はあるんです。でも、思ったより種類が多くて私1人で選ぶのが難しいというか」

ロコ「！　わかりますよ、ミライ」

可憐「え……？」

ロコ「シズカといえばアレですからね。ローカルなものも含めると、チョイスするのがディフィカルトなのはわかります」

海美「うんうん！こだわりが強いからこそ、いざこっちで選ぼうって思うと大変かもね―――」

未来・ロコ・海美「うどん！！！」

可憐「…………」

未来「そこでみなさんに相談なんですけど……」

海美「ふっ、みなまで言わなくていいよ、みらいっち」

ロコ「シズカがフォーリンラブしてしまうようなうどん、どうやってリサーチしてゲットするかってことですよね！」

海美「私たちも協力するよ！ね、ロコロコ！」

ロコ「オフコースですよ！」

未来「海美さん、ロコちゃん！ありがとう！」

可憐「あの……」

海美「そうだ！可憐のその嗅覚があれば、すごいうどんだって探し当てられるんじゃない？」

ロコ「ウミ、ワンダフルなアイデアですっ。カレンほどのスメルセンスがあれば、うまくいきますよ！」

未来「やったー！これで静香ちゃん、喜んでくれるよー、でへへ～」

可憐「ま、待って、３人とも」

未来・ロコ・海美「え？」

未来「もしかして可憐さん、忙しくて手伝ってくれないんですか？ううー……そうですよね、頼り過ぎちゃいけませんよね、はは……」

ロコ「ロコは、がっかりするミライを見るのはペインフルです。カレンもそうだと思っていました。ビジーならしかたないですけど」

海美「えっとね、わがまま言って困らせたくないけど、でもねっ、可憐！みらいっちの力になってくれないかな！」

可憐「え、あの、その、手伝わないって言っていないけど、そうじゃなくて……！」

未来「あっ……もしかして報酬ってやつですか？大丈夫ですよっ！私、お仕事で稼いだお金、たんまり残っていますから！」

ロコ「カレン、フレンドシップはマネーでバイできませんよ？」

海美「くっ、私の女子力じゃ可憐を説得できないってことなのかー！」

可憐「そういう話じゃなくて……！みんな、ぜ、前提から考え直してみない？」

ロコ「どういうことですか？」

海美「前転なら任せて！」

可憐「海美ちゃん、ダメだよ……！マットも引いていないし、怪我するかもしれないし、服だって汚れちゃう……！」

海美「ご、ごめん」

未来「可憐さん、前提ってなんですか？」

可憐「あのね、静香ちゃんへのプレゼント、本当にうどんでいいのかなって」

未来・ロコ・海美「！？！？！？」

未来「えっ、だって、静香ちゃんですよ？うどんが好きで、できることなら髪の毛、全部うどんにしそうな」

ロコ「待ってください、ミライ。よくよくリメンバーしてみると、シズカはうどん以外のヌードルもたくさんイートしています！」

海美「そっか！モガミンは麺類なら誰にでも口を開いちゃう系女子なんだ！だったら、うどんのみで勝負すべきじゃないってこと？」

可憐「……。みんな、よく聞いてね？えっとね……どんなに麺類が好きな静香ちゃんでも、可愛い女の子でアイドルなんだよ……？」

未来「知っていますよ？」

ロコ「カレン、今のはフィッシュにスイミングをティーチしようとするものですよ」

海美「モガミンのことは、みらいっちが一番知っているって！」

可憐「そ、そうだね。未来ちゃん、どうせ贈るのであれば食べ物よりも残るもののほうがよくないかな？」

未来「え？でも可憐さんと雪歩さんはお茶を贈り合っているんですよね？飲まないんですか？」

可憐「それはそれ、これはこれだよ……！静香ちゃん、きっと未来ちゃんからもっと別のものがほしいかなって」

未来「星井可奈……可奈、美希ちゃんと結婚したんですか！？」

海美「うん？可憐、どうしたの？急に頭痛くなったの！？」

可憐「だ、大丈夫。すぅー……はぁー……よしっ。未来ちゃん」

未来「はいっ！春日未来、14歳です！」

可憐「う、うん。静香ちゃんへのプレゼントだけど……コスメやその他の小物、もしくはバッグや衣類、少なくともうどんではない何かにしない？」

ロコ「そのハートは？」

可憐「えっ」

ロコ「リーズンをきちんとエクスプレインしてください、カレン」

可憐「それは……」

海美「思いついたんだけど！未来がうどんを打ってみるってのはどうかな！ぜったいモガミン、喜ぶって！」

ロコ「ウミ！！　そのアイデア、世界を変えるかも！この上ない、ベストですよ♪　ミライオリジナルうどん、これで決まりですよ！」

可憐（雪歩ちゃん……春香さん……律子さん。わ、私、間違っていたんでしょうか。でも、たしかに未来ちゃんが一生懸命に手作りしたうどんなら、静香ちゃんは間違いなく喜んでくれるよね。私もう、ゴールしていいよね……？）



未来「そういえば―――この前のことなんですけど」

可憐「え？」

ロコ「何かあったんですか」

海美「教えて、教えて」

未来「静香ちゃんにね、これ似合うからって、可愛い髪留めをプレゼントしてみたの。ううん、そんなプレゼントってほどじゃなくて、偶然、持っていて、そこに偶然、静香ちゃんがいて、それですっごく似合う！ってティンと来たんだ」

可憐「！」

未来「そのときの静香ちゃん、照れちゃって可愛くて、嬉しそうだったなぁ」

ロコ「そのときうどんは？」

未来「何も食べてなかったよ」

海美「これってつまり？」
　
ロコ「シズカはヌードルと同じぐらいヘアアクセサリーが好きで、ハッピーハッピーってことですか」

未来「――――可憐さん、私、もしかしたら間違っていたかもしれません」

可憐「！？　み、未来ちゃん？」

未来「静香ちゃんと言えばうどん、むしろうどんと言えば静香ちゃんなんだって決めつけちゃっていました」

可憐「えぇ……」

未来「私、静香ちゃんにうどんや他の麺類以外のプレゼントがしたいです」

海美・ロコ「！！」

未来「消化されちゃわない、胃や腸じゃなくて心に残り続けるような、そんなものを！いつどんな時でも肌身離さず持っていてくれる、そんなものを贈りたいんですっ」

可憐「未来ちゃん……！」

未来「そうだっ！閃きました！」




未来「お箸なんてどうですか！いつでもどこでもうどんを食べられますよ！」

可憐「うどんから離れよう……！」


おわり　お粗末様でした

以上です
わんこ系劇場アイドルの集いSSは前々から書きたかった

みらしずはもちろん、三賢者も好きなんすよねー

乙



まず、可憐に胃腸薬を贈らないと……

うどん用の箸
名入れもできるよ！

？？「美希さんと可奈が結婚……なんで……」

乙
面白かったし頑張ってスレ立て直してくれて良かった
時代はワンコ系美少女ユニット

おつ
だが静香の誕生日は9月だ

>>23
うわっ、マジやんけ！！！
やっちまったわ……今日は無理そうだけど明日はうどん食べることにするわ

つーか、読み返したらスレタイミスもだけど海美→可憐の呼称ミスもあったり…
BBSの魂ちゃは「推敲しなさいよね！」って伝えたかったんやね
時間作れたら、なるはやで再挑戦するわ