日本を襲った史上最大級の大雨は東京を沈没させるのに充分であった。

P「ハアハア、こんな状況になっても出社しなくちゃいけないのがリーマンの悲しい性だよなぁ」ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ

P「よいしょと。海パンは脱いでビニール袋に入れてあるスーツに着替えてと」

P「うわっ！二階でも少し水に浸かってるよ」ﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁｬ

P「おはようございます！って誰もいるわけ…」ｶﾞﾁｬ

春香「あっ、おはようございます、プロデューサーさん」

P「な、なんでいるんだ！春香！」

春香「試したいことがあったので！」

P「はぁ!?試したいこと!?家の様子は大丈夫なのか!?」

春香「大丈夫なわけないですよ。けど試したいことあったので」

P「ハァ…で試したいことは何？」

春香「それは皆が来てからです」

P「皆ぁ？全員呼んだのか？この状況で？来るわけないだろ」

春香「やよいは私と来ましたよ」

P「やよい？」

やよい「うっうー！プロデューサー！事務所沈没のハイターッチ！」

P・やよい「「イェイ!!」」

P「って、どっちかというと沈没したのはたるき亭だけどな」

春香「そうですね」

P「って、二人はどうやって来たんだ？」

春香「それはですね…」ボタン外し

P「まさか…おまえらも水着で…」

春香「…」ボタンかけ直し

P「えっ？」

春香「頭のリボンがいつもと違うの分かります？」

P「なんでボタン外してからかけ直したの？ダンチ？」

春香「頭のリボンがいつもと違うの分かります？」

P「えっ（なんなの、この人…）あ、ああそうだな、強運の持ち主でギャラクシーなエンジェルがしてそうな花の飾りだな」

春香「これで飛んできました」

P「あっ、そうなんだ。凄いね」（棒）

やよい「私は泳いできました」

P「そうか、やよいは可愛いなぁ」ﾖｼﾖｼ

やよい「嬉しいです！」

美希「ハニー！ミキ来たよー！」

P「あ！美希が来たみたいだな。外からだ」ガラッ

P「おーい美希ーって…布団に乗ってる!?」

真「ボクもいますよ」（船こぎしている）

P「真まで…ってベッドを船にするなんてどこのパンダの親子だよ！」

美希「パンダはミキたちを呼び出したクソダサリボンで、ミキは猫で真君は熊なの」

P「バラエティアニマルの話じゃないよ。ほら、二人とも手を貸すよ」

美希「ありがとうなの！ハニー！」

真「ありがとうございます！プロデューサー！」

春香「ミキ、誰がクソダサリボンなの？」

美希「それは…うわっ今日のはかなりヤバいのなの…」

P「な、なあ、なんでベッドを船にして来たんだ」

美希「それは移動中に寝られるかもって思ったからなの！」

春香「うわっ、馬鹿っぽーい」

真「ボクは美希の家に呼ばれて、そこまでは泳いできました！」

P「そうかー、真は可愛いなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

真「へへっ、やりー！」

ゴチン!!!

P「なんだ！次は雑居ビルに何かが当たったようだ！」

伊織「このみんなのアイドル伊織ちゃんが来てあげたわよ！感謝しなさい！春香！」

春香「ありがとー、伊織ー。どっかの金髪毛虫とは大違い」

P「さっきビルにぶつかったのは伊織か？」

伊織「そうね、わたしのせいだわ。ごめんなさいね」

P「伊織は一体何で来たんだ？」

伊織「最初、水瀬家のヘリで千早の部屋に行ったんだけど、居なかったの」

P「そっか、もう既にこっちに向かってたのかもな」

伊織「だけど、その代わりに大きな板があってサーフィン板みたいだなって思って、それで水面滑走して来たわ」

P「へー、波も無いのによく来られたな」

伊織「どっちが裏表か分からないけど、パンツ引っ張ったらなんかできたわ」

P「えっ、それって…」窓から顔出し

P「オイィィィ！千早じゃねーか！」

P「大丈夫か、千早！」（千早を救出する）

千早「ゴフッ、来週7/9と7/10は幕張メッセにて765プロALLSTARSライブ　SUNRICH COLORFULが開催…皆さんぜひ観に来て下さいね…」ガクッ

P「千早、千早！…ｸｯ、一応オンライン配信で見るからな、千早…」

伊織「一体、誰がこんな酷いことを…」

P「お前だよ！中の人の他キャラに引っ張られてるんだよ！」

P「ところで水瀬家のヘリは？」

伊織「あずさを探しに行かせたわ」

P「それはグッジョブ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

伊織「にひひ！もっともっーとホメなさーい!!」

P「で、他のメンバーはさすがに来ないか」

春香「さっきの茶番の間に響ちゃんは来ましたよ」

響「はいさい！プロデューサー」

P「おお、響！あの馬鹿の呼び出しによく来たな！お前は何で来たんだ？」

響「自分はワニ子に乗せて貰ったんだ」

P「響はいつも通りだな。よかったよかった」

響「いつも通りじゃないのが居るのか？」

P「伊織とかな。後、春香と美希」

伊織「酢昆布ウマー」

春香「プロデューサーさん。馬鹿って言ったの聞こえてますからねー」

美希「ハニーは正しいの」

春香「あん？」

美希「ロコ？」

律子「はいはい、その時代は終わったから。これからはこのロコらしいですよ」

P「律子も来たのか」

律子「はい。私は亜美と真美と雪歩と貴音を連れて、これで来たんです」ガラッ

P「こ、これは！潜水艦！」

律子「はい！京都の文献を見てたら、潜水艦で京都を救われたとあったので、東京も救って貰おうと作りました！」

P「そっかそっか、凄いなぁ律子は」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

律子「や、やめて下さいよ、もう//」

亜美「ならなら～」ﾌﾞｰﾝ

真美「真美たちのことも褒めるべきしょ→」ﾌﾞｰﾝ

律子「例の文献を見つけたのは亜美と真美なんです」

P「そっか、亜美も真美も凄…って何か持ってる？」

亜美「えっ？これ？」ﾌﾞｰﾝ

真美「マッサージ器だよ」ﾌﾞｰﾝ

P「それは電子マッサージ器！しかもエグい形してるし！ポイしなさいポイ！」

亜美「でも、ほら。肩に当てると気持ちいいよ→」ﾎｲ

真美「気持ちいいよ→」ﾎｲ

P「やめろ！そんなものを肩に近づけ…あん♡ナニコレ♡気持ちいいぃ♡癖になりそう♡」ﾌﾞｰﾝ

貴音「面妖な」

雪歩（あっ、事務所の床に水面がある…ベネチアのアクアアルタみたい…）

雪歩（こんな時に、春香ちゃんに呼ばれて正直ふざけるなって思ったけど、これが見られたからよかったかも…）

雪歩「－－－－」（なんかポエミーなセリフ）

琴葉「雪歩ちゃん、恥ずかしいセリフ禁止！」

P「ｱﾋ…って琴葉、いつの間に！今回はASオンリーssのつもりだから帰って！帰って！」

琴葉「ですけど、このパロディーは私が適任なはずです！」

P「それはそうなんだけどね、キャラが多すぎて正直いっぱいいっぱいだからね、ごめんね」

琴葉「そうですか、なら私は帰ります。次はメインで書いて下さいね」ﾄﾞﾛﾝ

P「うんうん、いつか書く書く…ﾌｯｰ、これであずささん以外は…」

あずさ「遅れました～。今回も道に迷ってしまって～」

P「その道も今は沈んでるんですけどね。何で来たんです？」

あずさ「何でって…あら？あらあら？……分かんないです～」

伊織「私のヘリは見なかったの？」

あずさ「ごめんなさい伊織ちゃん。見なかったわ～」

伊織「そうアルか…」

P「まあ、これでアイドル全員揃ったな」

やよい「小鳥さんと社長はいないですよ」

小鳥「いるわよ、ここに」

社長「うむ」

P「面倒くさいから書いてないだけで、実はいたんだ」

貴音「面妖な」

P「じゃあ、春香出番だ！試したいことをやってくれ！」

春香「待ってましたよ！私の試したいことはこれです！」ﾊﾞｯ

はるかさん「ｳﾞｧｲ」

P「ええっ!?ここプチドルありかよ！」

春香「いっくよー！はるかさん！」

千早「待って、春香」

律子「確か、はるかさんは真水じゃないと増殖しないんじゃないかしら」

真「そしていま、この東京を沈めたのは雨だけど、海水と混ざり合っているから、この水は真水じゃない！」

やよい「だからはやまらないでください！春香さん！」

春香「私、別にはやまった訳じゃないよ。雪歩も穴から出て今から私のすることを見て」

雪歩「うううぅ、でも私なんて…」

春香「だって私、天海春香だから。765プロのセンターとして、メインヒロインとして…」

美希「（笑）つけ忘れてるのw」

社長「いかん！これでは…」

春香「タイトル回収ですよ！タイトル回収！」ﾌﾞﾝ

はるかさん「はるかっかー」（投げられるはるかさん）

ポチャン

P「あっ」

…………

…………………

P「なーんだ、なんにも…」

ｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲｳﾞｧｲ

こうして765プロははるかさんに沈んだ。プチマスでよく見る光景である。

完

終わりです。天気の子もネタにしたかったのですが、思いつきませんでした。

乙です
パンダコパンダが通じるおっさんがこのBBSにどれだけいるのやら

乙

こんな状況で出勤しなきゃいけないって765は相変わらずブラックだな