千枝ママ
「プロデューサーさん、そんなに緊張なさらなくていいんですよ。家の中が二人っきりだからですか？
千枝ならもう少しで帰ってきますから、それまでゆっくりとお茶でも飲んでいてください。
あ、電話。うん、うん、そうなの。
千枝、少し遅れるそうです。
お茶とお茶請けのお代わりを用意しますね。少しだけ私とお話でもしましょうか。
そうだ、この千枝の昔のアルバムを見ますか？ それじゃ、ちょっと隣に座りますね」