実況「全国のみずももファンの皆さん、お待たせしました！Cut.Cut.Cut.イベントコミュの開幕です。本日はよろしくお願いします」
解説「よろしくお願いします。なにせミリシタが始まってから6年近く経ちますからね、首を長くして待っていたファンも多いでしょう」
実況「場面は青羽さんのひとりごとから始まります」
解説「いつものイベントの始まり方ですね。時折心配になるテンションでひとりごとを言う展開もありますが、本日はまずまずといったコンディションのようです」
実況「どうやらヘアメイクに興味があるようですが……事務に衣装だけでも大変なのに、これは大丈夫なんでしょうか？」
解説「いやー、心配ですねー。なにしろこの6年間で青羽さんが作った衣装は5500着を越えています。さらにタスクが増えるのは厳しいものがあると思いますね」

解説「おっと、ここでプロデューサーが痛恨の勘違い！それだと…の後には何を発言するつもりだったのでしょうか？」
実況「練習台として立候補するつもりだったのかもしれませんね。たまに突飛な発想をしますからね。ジュリアと一緒に水着になろうとする男ですから」
実況「なるほど。ですが、なんとか誤解は解けた様子。ここからどうなっていくのか？」

実況「どうやらプロデューサーから注意が入ります。やはり青羽さんは働きすぎのようです」
解説「プロデューサーも人のこと言えないと思いますけどねー。ふれあいでもよくアイドルに心配されてますし」
実況「さて、ここから場面が動くようです」

解説「あまり関係ないですが、プロデューサーがいない場面では、そうとわかるように上下に黒枠が入るんですよね」

実況「場面が変わりまして事務所。新しい仕事のオファーが来たようです。これは……昔に桃子が出演したCMのリメイクでしょうか？かなりの人気商品のようですね。」
解説「子役時代の桃子は多くの映画やドラマに出演していた、かなりの人気子役でしたからね。CMが話題になるのも頷けます」

実況「アイドルとして新たな歩みを始めた桃子に、過去の仕事の縁でお仕事が来る。感慨深いものがありますね！」
解説「そうですね。よい仕事をした結果だと思います」

実況「アイドルとしてまったく無名であれば、たとえ過去に人気があったとしてもオファーは来ないでしょうからね」
解説「はい。シアターのアイドル全体に言えることですが、初期と比べてどんどん名前が売れてきているわけですね」

実況「さて、プロデューサーもこの朗報を受けて、気合い十分といったところ」
解説「ただ、子役時代の桃子はわがままに振る舞ってトラブルになった経緯がありますからね。その過去に絡んだ仕事ということで、気に病むところがないか。そういった面からフォロー、ということなのでしょう」

実況「CMに向けた戦略ですが、ここでプロデューサーが何かを思いついた様子です」
解説「過去の仕事のリメイク、それも子役からアイドルになってのリメイクですからね。出来れば差別化を図りたいところでしょう。ここでどういう戦略で来るのか、見ものですよ？」

実況「それではプロローグの実況を終了いたします。次回からは瑞希と桃子も出場して、いよいよ本番といったところ。乞うご期待ください。さよなら、そよなら」
解説「さようならー」

ニコニコで見せてくれ

実況「お待たせしました！瑞希と桃子、2人のアイドルのビッグショー、いよいよカイエンです！」
解説「いやあ、楽しみですねー。」

実況「瑞希と桃子のデュエットとのファーストコンタクト。これは、かなりの好感触のようです」
解説「瑞希も桃子も、まだ失恋、というか恋愛全体に対してはっきりした自身の経験があるわけではないですが、だからこそ真剣に考えてみたりすることが面白いのかもですね」

実況「おっと、ここで桃子が瑞希への信頼を見せてくる！そしてCMの話に入るようです」
解説「瑞希と桃子がシアターでユニットとして共演したのはラストアクトレスくらいですが、EScapeで桃子が演技指導に入ったり、オファーでの共演もあって瑞希の仕事に対する真摯さはよく見ているでしょうからね。また、メインコミュ82話も信頼関係の醸成に大きく関わっているかもしれません」

実況「CMの内容が明かされます。過去からのオファーということに対して、桃子はどう考えるのでしょうか？」
解説「思うところはあると思いますが、桃子ならきっと……」

実況「やはり思うところはある様子ですね。瑞希とPはいったんあまり深く踏み込まず、かわいさに言及するようです」
解説「私も見たいですねえ。SFYで子供の頃の家庭の桃子は描かれていますが、子役の桃子はまた違った魅力でしょうから」

実況「桃子からインターセプトが入る。どうやら恥ずかしさで耐えきれなくなった模様です。可愛いですね」
解説「Pとしてはやはり過去の出来事ということで桃子が気に病んでないかが気になるようですね。いい思い出でないところもたくさんありましたから、当然の気遣いといえます」

実況「ですが、桃子にはプロとしての矜持があります。桃子が必要とされている仕事であり、仕事内容としても文句がない案件。断るはずがありませんでしたね」
解説「11歳ながら責任感といいますか、プロとして仕事をまっとうすることへの感覚は大人顔負けですからね。ただ、自身の感情を切り離して仕事へ臨むのは、過去に家庭の不和から仕事にこだわりすぎてトラブルを起こしてしまったことへの反動もあるのかもしれません。子役時代の縁からの仕事ということもあり、気負いすぎなければいいのですが」

実況「おや？瑞希も現場に参加したがっているようです。CMソングとしても売り出す以上はファンにとっても楽曲のイメージにCMの連想が入ってくるでしょうし、確かに得策かもしれませんね」
解説「瑞希は勉強熱心ですからね。さらに付け加えると、桃子のCMでの演技を見て学ぶつもりもあるのではないでしょうか。なにより、桃子のことを心配して付いていくことを提案しているようにも思えますね。直接心配だと伝えるとおそらく桃子は強がるでしょうから、それらしい理由をつけた上で」

実況「桃子もこれには素直にうなずきます。うれしいとまで発言するところに信頼の高さが窺えますね。瑞希も喜びの表情を浮かべています」
解説「いや〜、いいですよねー、この2人の関係。次話からも目が離せませんよ」
実況「それでは次回はCM現場からの実況となります。またお会いしましょう」

実況「プロデューサーのみなさん、こんにちは。第2話の実況を始めさせていただきます。画面には、やや不穏なタイトルが映っています」
解説「こんにちは。わがままなお姫様というタイトルからはどうしてもグリマスのキャラバンストーリーやBCの41話で語られた過去の桃子の振る舞いが浮かんできますね。気になるところです」

実況「やはり、あまり過去を知る人たちには会いたくないのでしょうか。浮かない顔つきです」
解説「お仕事のチャレンジコミュでも、気まずいとはっきり口にしていますからね。とはいえど、いい仕事をするためにはわだかまりはなるべく解消していく必要があるでしょう」

実況「プロデューサーよりも早く、瑞希が動きました。これは、得意の手品でしょうか？」
解説「この辺り、瑞希の動きはいいですよねー。この先の展開にも期待ですよ」

実況「なんと、桃子のポッケに鳩のチョコが！これはすごいマジックです！」
解説「手品の腕前もですが、この事態を予期して前もってチョコを用意していた手腕に脱帽ですね。また、一度手品を出来ないと見せて落としたところからしてみせるのも憎いテクニックですね。これで素直に受け取ってもらいやすい流れになったように見えます」
実況「なるほど。そして、お腹の中に隠す、というのも可愛らしい表現ですね！」

実況「いよいよスタッフとの対面です。まずは上々の滑り出しといったところでしょうか。監督も優しそうな印象を受けますね」
解説「そうですね。また、『いつもどおりの桃子なら大丈夫』という発言からは『いつもどおりの桃子』の実力を十分に把握している事が読み取れます。出来る人物だと思われますね」
実況「そして瑞希からも挨拶です。まずは順調な立ち上がり、といったところでしょうか」

実況「っと、ここで監督からのオファーです。急遽、瑞希のピッチ入りが要請されました！」
解説「瑞希はショートカットながらふわふわした髪質で桃子と相性がよく、また涼やかな雰囲気で清潔感がありますからね。いい判断だと思いますよ。特に予定のなかった瑞希のことも元から知っているあたり、監督の見識が光りますね」

実況「瑞希も快諾、やる気満々のようです」
解説「次につながるよう、良いアピールしていきたいですね」

実況「ああ、いいですね〜こういうやりとり！2人の信頼関係が目に見えるようです」
解説「EScape、ラストアクトレスと、桃子は瑞希の演技指導をしてきましたからね。瑞希はある種、縁起に関しては桃子の弟子のようなものかもしれません。それにしても、こと歳上相手に、ここまで柔らかい桃子の口調が見られるのは、この2人の関係性ならではという気がしますね」
実況「なるほど。そしてここで、新たなメンバーです。子役の陽毬さんです」

実況「よろしくお願いします」
解説「よろしくお願いします」
実況「以前は髪をとかされる役だった桃子が、今回は髪をとかす役なんですね」
解説「前回からの時間の経過と、リニューアルを感じさせる戦略なんでしょうね。実際に見たらなかなか面白そうです」

実況「桃子が褒めます。第一印象は良好な様子でしょうか？」
解説「仕事に対する心構えは人一倍ですからね。挨拶は業界の基本、年下ながらそこがしっかり出来ているのはポイント高いですね」

実況「桃子が距離を詰めます。しかし、これはかわされてしまった！」
解説「これは……少しプロ意識の方向性を履き違えている印象ですね。現場の空気を保つのも重要な仕事だと思うのですが」

実況「すげなく去ってしまいました。いいものならば売れる、というわけでもないのでしょうが」
解説「陽毬ちゃんの言動は、少し昔の桃子に似ているのかもしれません。瑞希の少しズレた評価が癒しですね」

実況「プロデューサーも歯切れ悪く答えます。なんとか場の空気を戻せるといいのですが」
解説「とにかく実際の仕事ぶりを見てみましょう」

実況「周りへの要求レベルが高い、かなりこだわりが強そうですね。桃子も困り顔です」
解説「やはり少し、昔の自分と重ねてみてしまっているのでしょうか。歯切れが悪いのも、過去のことがあって指摘しにくいのも、現場の雰囲気を悪くしたくないのもあるのでしょうが、陽毬ちゃんが孤立するのを恐れているのかもしれませんね」

実況「あっ、ここで仕方ないなあ、という顔を見せます。お姉ちゃんですね」
解説「どうにも悪くは思えないんでしょうね。この後、3人がどういう関係になっていくのか、注目していきたいところです」