白石紬は激怒した。
1 : Pくん   2018/02/21 00:15:07 ID:FC2Mg7bxUI

必ず、かの無神経で不躾なPにあんみつを買わせなければならぬと決意した。

58 : ぷろでゅーしゃー   2018/02/21 23:59:22 ID:1nQd9gCB0M

星梨ヌンティウス、私は走ったのだ。君を欺くつもりは微塵も無かった。私は負けたのだ。笑っておくれ。Pは私に、ちょっとおくれて来い、と耳打ちした。おくれたら、身代りを辱めて、私を助けてくれると約束した。Pは、ひとり合点して私を笑い、そうして事も無く私を放免するだろう。そうなったら私は永遠に裏切者だ。セリヌンティウスよ、私も着るぞ。君だけは私を信じてくれるにちがい無い。
いや、それも私のひとりよがりか?ああ、もういっそ悪徳者として生き伸びてやろうか。妹夫婦はまさか私を村から追い出すような事はしないだろう。
正義だの、信実だの、愛だの、考えてみればくだらない。人を殺して自分が生きる。それが人間世界の定法ではなかったか。ああ、何もかもばかばかしい。どうとも勝手にするがよい。なんなんかな。――四肢を投げ出して、うとうとまどろんでしまった。

59 : 我が友   2018/02/22 00:10:38 ID:P5.hHYJLH.

ふと耳に、(*>△<)ナーンナーン、液体の流れる音が聞えた。そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。すぐ足もとで、何か流れているらしい。よろよろ起き上って、見ると、岩の裂目から滾々と、何か小さく囁ささやきながらスパークドリンク10が湧き出ているのである。

60 : Pくん   2018/02/22 00:26:21 ID:JoTUlpBqgE

>>59
卑怯だろそれはwww

61 : 仕掛け人さま   2018/02/22 00:49:10 ID:hEbANd95jo

その泉に吸い込まれるように紬は身をかがめた。水を両手で掬って、一くち飲んだ。なんやいね…と長い溜息が出て、夢から覚めたような余韻の余白がした。歩ける。行こう。スタミナの100%恢復と共に、わずかながら希望が生れた。イベント遂行の希望である。わが身を殺して、唐揚げを守る希望である。斜陽は燃えないまま今も青く棚引いている。イベント終了までには、まだ間がある。私を、待っているアイドルがあるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれているアイドルがあるのだ。私は、信じられている。私の課金額なぞは、問題ではない。爆死してお詫び、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ!北陸新幹線。

62 : ダーリン   2018/02/22 01:04:03 ID:fmiCMIH4jU

>>61
最後他力本願じゃねえかwwww

63 : 兄ちゃん   2018/02/22 06:29:22 ID:Ikhq2O9f56

私は信頼されている。
私は信頼されている。
先刻の、あのちひろの囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。
五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。
紬、おまえの恥ではない。やはり、おまえはまっこまっこりんの勇者だ。再び立って走れるようになったではないか。ありがたい!
私は、正義の士としてマイティセラる事が出来るぞ。ああ、陽が沈む。
ずんずん沈む。
待ってくれ、若林神よ。
私は生れた時から正直な女であった。
正直な女のままにしてマイティセラせて下さい。

64 : 我が下僕   2018/02/22 06:43:39 ID:QSmh/n4ON6

路行くまつり軍を押しのけ、跳はねとばし、紬は黒い風のように走った。野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の成人アイドル組を仰天させ、いぬ美、ジャンバルジャン、とらたん、ジュニオール、アオノリを蹴けとばし、小川を飛び越え、うみみ走法の、十倍も早く走った。
天空橋騎士団と颯さっとすれちがった瞬間、不吉な会話を小耳にはさんだ。「いまごろは、あの女も、衣装チェンジにかかっているよ。」
ああ、その女、その女のために私は、いまこんなに走っているのだ。
その男を死なせてはならない。
急げ、紬。おくれてはならぬ。
愛と誠の力を、いまこそ知らせてやるがよい。
風態なんかは、どうでもいい。

65 : 我が下僕   2018/02/22 07:35:02 ID:21v4CcVzJU

紬は、いまはほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口からあんこが噴き出た。
見える。はるか向こうに東の京の電波塔が見える。電波塔は、夕陽を受けてきらきら光っている。
「ああ、紬様。」うめくような声が風とともに聞こえた。
「誰だ。」紬は走りながら尋ねた。
「フィ路子ストラトスでございます。貴方のお友達星梨ヌンティウス様の後輩でございます。」その若いアイドルも、紬の後について走りながら叫んだ。「もう、駄目でございます。走るのはやめて下さい。あのお方をお助けになることは出来ません。」
「いや、まだ陽は沈まぬ。」
「ちょうど今、あの方が死刑になるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。もうちょっとでも早かったなら!」
「いや、まだ陽は沈まぬ。」紬は胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。

66 : おやぶん   2018/02/22 07:35:48 ID:b/ks6rA4zI

紬は、いまは、ほとんど全裸体であったが謎の光で局部は完全に隠れていた。
呼吸も出来ず、二度、三度、口から白玉餡蜜が噴き出た。
見える。はるか向うに小さく、東京の市の塔楼が見える。塔楼は、夕陽を受けてきらきら光っている。
「ああ、紬様。」うめくような声が、風と共に聞えた。
「誰だ。」紬は走りながら尋ねた。
「エミリトラトシュでございましゅ。貴方の友人星梨ヌンティウス様の友人でございましゅ。」その若いアイドルも、紬の後について走りながら叫んだ。
「もう、駄目でございましゅ。むだでございましゅ。走るのは、やめて下さい。もう、あの方かたをお助けになることは出来ません。」
「いや、まだイベントは終わらぬ。」
「ちょうど今、あの方が舞台に立たれるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申しましゅ。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら!」
「いや、まだイベントは終わらぬ。」紬は胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。走るより他は無い。

67 : バカP   2018/02/22 07:41:18 ID:QSmh/n4ON6

どっちもあんこ吹き出しててダメだった

68 : 兄ちゃん   2018/02/22 08:19:59 ID:B4Ajvrbi6k

「やめて下さいでしゅ。走るのは、やめて下さいでしゅ。いまはご自分の貞淑が大事でしゅ。あの方は、あなたを信じて居りました。ステージに引き出されても、平気でいました。王様が、さんざんあの方をからかっても、紬さまは来ます、とだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でございました。」
「あなたは、バカなのですか!?それだから、走るのではないのですか!?。信じられているから走るのです。間に合う、間に合わぬは問題でないのです。人の貞淑も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのです。ついて来なさい!エミリストラトシュ。」紬は、口に餡蜜を詰込みながら、ひたすらに走り続けた。


「ああ、あなたはおつむつむつむでしたか。それでは、うんと走るがいいでしゅ。ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。走るがいいでしゅ。」

言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、紬は走った。紬の頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、紬は疾風の如くシアターに突入した。間に合った。

69 : お兄ちゃん   2018/02/22 08:21:50 ID:21v4CcVzJU

おつむつむつむで大草原

70 : 兄ちゃん   2018/02/22 08:25:51 ID:B4Ajvrbi6k

「待て。その人を殺してはならぬ。白石紬が帰って来た。約束のとおり、いま、帰って来た。」と大声でシアターの群衆にむかって叫んだつもりであったが、喉がつぶれて嗄れた声が幽かに出たばかり、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。群衆の中には、「あの」歌織ンティナウスも混じっていた。

71 : Pチャン   2018/02/22 08:37:51 ID:RGv2/fnzv2

創作意欲が凄い

72 : バカP   2018/02/22 08:49:47 ID:IKxVlBImi2

やっぱ太宰治って神だわ

73 : 箱デューサー   2018/02/22 09:14:01 ID:b/ks6rA4zI

すでにステージの柱が高々と立てられ、マイティセーラーを着た星梨ヌンティウスは、徐々にステージに上がっていく。
紬はそれを目撃して最後の勇、先刻、濁流を泳いだようにサイリウムの浪を掻きわけ、掻きわけ、
「私だ、スタッフ! 辱められるのは、私だ。紬だ。彼女を人質にした私は、ここにいる!」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついにステージに昇り、上がってゆく友の両足に、齧じりついた。観客は、どよめいた。
あっぱれ。ゆるせ、と口々にわめいた。星梨ヌンティウスの縄は、ほどかれたのである。

74 : 彦デューサー   2018/02/22 09:16:40 ID:b/ks6rA4zI

「星梨ヌンティウス。」紬は眼に涙を浮べて言った。
「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
星梨ヌンティウスは、すべてを察した様子で首肯うなずき、後ろの席まで鳴り響くほど音高くメロスの右頬を殴った。 ( *°ω°⊂彡☆))Д´) パーン
殴ってから優しく微笑ほほえみ、
「紬、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」
メロスは腕に唸うなりをつけて星梨ヌンティウスの頬を殴った。 ( *°ω°⊂彡☆))Д´) パーン

75 : Pちゃま   2018/02/22 09:32:52 ID:QSmh/n4ON6

「ありがとう、友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。
群衆の中からも、歔欷の声が聞えた。
暴君Pィオニスは、観客の背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。
「おまえらの望みは叶かなったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。どうか、わしの願いを聞き入れて、おまえらの仲間の一人にしてほしい。」
どっと観客の間に、歓声が起った。
「最高、アイマス最高。」
ひとりの少女が、緋の衣装を紬に捧げた。
紬は、まごついた。佳き友は、気をきかせて教えてやった。
「紬、君は、まっぱだかに白玉あんみつまみれじゃないか。早くそのプロローグルージュを着るがいい。この可愛い娘さんは、紬の裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
勇者は、ひどく赤面し金沢に帰省した。

76 : バカP   2018/02/22 09:34:32 ID:21v4CcVzJU

77 : Pくん   2018/02/22 09:41:12 ID:20fa/s652.

ついに完結したか
面白かった乙

78 : プロデューサーさん   2018/02/22 09:52:40 ID:N6WRMcR92w

乙、原作の雰囲気を残してここまで面白くなるとは

79 : そなた   2018/02/22 09:54:25 ID:gOVxogeS52

このスレなんなん・・・

80 : プロデューサーちゃん   2018/02/22 09:58:17 ID:b/ks6rA4zI

リレーで書くの参加してたけどなんかSSとして結構いい感じになったんじゃないかな

81 : プロデューサー殿   2018/02/22 10:08:44 ID:H9psYzghIY

罪のない戸田くんが二回殴られててダメだった

82 : プロデューサー   2018/02/22 10:15:41 ID:4QPQBfw5nI

888888888

83 : ごしゅPさま   2018/02/22 10:29:55 ID:cl6mng020.

やっぱすげぇよプロルは・・・

84 : 我が友   2018/02/22 10:36:02 ID:uL1C0QIRQI

お疲れ様です。感動した!

85 : Pチャン   2018/02/22 11:27:25 ID:TpvU5JX12g

これは良スレ

86 : Pくん   2018/02/22 11:33:23 ID:O.Kht4gUlk

1レス1レスは笑えるのに通しで読むと謎の感動がwww

87 : お兄ちゃん   2018/02/22 11:41:18 ID:G2pvxLIDA6

文豪多すぎて草生えまくりだった。感動をありがサンキュー

88 : 兄ちゃん   2018/02/22 11:55:25 ID:xXJCxKsZQg

アイマスもついに教科書デビューか...

89 : Pチャン   2018/02/22 11:55:44 ID:DJd0Ji3ci.

結局金沢に帰省してて草

90 : せんせぇ   2018/02/22 12:12:29 ID:o6KrWoT7b6

忘れた頃に別作品でやろう(提案)

91 : Pチャン   2018/02/22 12:12:40 ID:IKxVlBImi2

「私は、ちゃんとマイティセラる覚悟で居るのに。配役チェンジなど決してしない。ただ、――」
「ただ、私に情をかけたいつもりなら、公演までに三日間の日限を与えて下さい」

からの

勇者は、ひどく赤面し金沢に帰省した。

92 : Pさぁん   2018/02/22 12:29:34 ID:NLI07v9gmQ

全裸じゃねえのかよ!

93 : プロちゃん   2018/02/22 13:15:30 ID:T3tsjW7tdY

最高、アイマス最高。で耐えきれなかった おつかれー

94 : ご主人様   2018/02/22 13:34:11 ID:ZolrcdhUKk

結局マイティセラるってなんなん?

95 : Pくん   2018/02/22 14:20:29 ID:MrSK5LKGNM

アイマス最高が完璧すぎるw

96 : プロちゃん   2018/02/22 14:21:02 ID:MrSK5LKGNM

やっぱアイマスってすげぇわ…(感心)

97 : プロデューサー   2018/02/22 18:48:48 ID:SKv8/OvCy.

ツムツムゎ走った……

98 : プロデューサーはん   2018/02/22 18:51:26 ID:21v4CcVzJU

かならす〃ぁσぁωみ⊃フェ了に参加Uなぃとと決意Uた…

99 : ごしゅPさま   2018/02/22 18:53:52 ID:Uss5X1e4QA

>>「この水引細工で何をするつもりであったか。言え!」暴君Pは静かに、けれども威厳を以もって問いつめた。そのPの顔はアルファベットのPで、眉間の皺は、落書きだった。

この部分でツボにはまってしばらく読み進められなかったw

100 : プロデューサーはん   2018/02/22 19:02:03 ID:21v4CcVzJU

いつも思うんだけどメロスの思考回路って島本和彦に酷似してる

101 : ご主人様   2018/02/22 20:23:15 ID:lAMiNaAVHg

でも……ツムギと星梨ヌンゎ……ズッ友だょ……!!

102 : 兄ちゃん   2018/02/23 22:50:01 ID:MOm2i7vx36

落とすにはもったいない奇才達だし、違うリレーssも見たいなぁ

103 : そなた   2018/02/23 23:00:22 ID:O0qqYCqH4c

題材をどうするか。短編で改編しやすそうな作品。蜘蛛の糸とかか

104 : プロデューサーはん   2018/02/23 23:01:31 ID:eMgksSqldo

あんまり連発すると飽きちゃうから、しばらくしてゲリラ的な感じでもいいと思うな

105 : Pチャン   2018/02/23 23:15:16 ID:WBmpvsht3w

タイトルか出だしにアイドルの名前が入るといいな
吾輩は白石紬である
みたいな

106 : プロデューサーはん   2018/02/23 23:36:57 ID:hYVO/jxKV.

>>105
名前はもうある。

107 : Pチャン   2018/02/23 23:37:49 ID:YbYfHJNfbM

パッと浮かんだのは「未来の馬鹿」(イワンの馬鹿)だけどトルストイだから結構難解…
http://www.aozora.gr.jp/cards/000361/files/42941_15672.html

108 : ごしゅPさま   2018/02/23 23:53:53 ID:MOm2i7vx36

はいほーの白い馬 とかどう?

109 : ダーリン   2018/02/24 00:43:16 ID:dL00jNEI6s


日本の真ん中の方、愛知県には、広い草原がひろがり、そこにすむ人たちは、むかしから、 ひつじや、牛や、馬などをかって、くらしていました。
この愛知県に、はいほー琴という、がっきがあります。がっきのいちばん上が、はいほーの かたちをしているので、はいほー琴というのです。いったい、どうして、こういうがっきができたのでしょう。 それにはこんな話があるのです。
むかし、愛知県の草原に、まつりという、まずしいひつじかいの姫がいました。 まつりは、としとったこのみさんと、ふたりきりで、くらしていました。

110 : プロちゃん   2018/02/24 01:21:40 ID:tWTCIFmESw

紬が理想のエミリー教育論を記す
「エミーリ」

111 : 仕掛け人さま   2018/02/24 01:27:19 ID:0NC8OyQTa2

注文の多い佐竹飯店

112 : おにいちゃん   2018/02/24 01:28:27 ID:W/Kx42LglU

>>111
注文より多い佐竹飯店ってどう?

113 : ぷろでゅーしゃー   2018/02/24 01:29:24 ID:W/Kx42LglU

>>109
はいほーの白い馬採用されてたwww

114 : お兄ちゃん   2018/02/24 10:31:03 ID:W/Kx42LglU

物語じゃないといかんのかな?
詩じゃ駄目かな?

115 : そなた   2018/02/24 10:32:10 ID:rVf9NK0bwg

教科書に載ってるような作品ならわかりやすく書きやすい

116 : ぷろでゅーしゃー   2018/02/24 10:40:28 ID:dL00jNEI6s

コノミーとか

117 : ぷろでゅーさー   2018/02/24 10:55:39 ID:KKYev7zFdQ

教科書で面白いの…エーミールとか?

118 : プロちゃん   2018/02/24 10:59:29 ID:oHFWPoQkHI

スイミー
モチモチの木
ごんぎつね
大造じいさんとガン
雨ニモマケズ
少年の日の思い出
ふたりはともだち
こころ
山月記
サラダ記念日
羅生門
教科書で覚えてる限りだとここらあたりかなぁ

119 : ぷろでゅーしゃー   2018/02/24 10:59:59 ID:W/Kx42LglU

中原中也って教科書載ってる?

120 : プロちゃん   2018/02/24 11:04:09 ID:oHFWPoQkHI

汚れつちまつた悲しみに
がのってたはず

121 : プロデューサーはん   2018/02/24 11:05:08 ID:KKYev7zFdQ

りっちゃんサラダが異様に美味かった覚えがある

122 : プロちゃん   2018/02/24 11:06:25 ID:oHFWPoQkHI

志賀直哉の「城の崎にて」好きだったなぁ

123 : プロデューサー殿   2018/02/24 11:36:02 ID:W/Kx42LglU

>>120
汚れつちまつた唐揚げに 


同じ詩篇に「みちこ」ってのもあるがさすがに載ってないか

124 : 箱デューサー   2018/02/24 15:41:22 ID:rfR/8wWSD2

961のおっさん、あんただったのか...で泣いた

125 : ご主人様   2018/02/24 17:44:56 ID:OyBYtZDtuw

>>103
「泣いた赤鬼」とかどうだろか

126 : あなた様   2018/02/24 17:57:34 ID:rVf9NK0bwg

SSで泣いた赤鬼と100万回生きた猫をASが演じるやつなら見たことあるな

127 : 我が下僕   2018/02/24 18:52:52 ID:E3uza7QNJI

クラムボンはやまなしだっけ?

128 : ハニー   2018/02/24 18:53:51 ID:0NC8OyQTa2

檸檬とか舞姫とかあったな

129 : Pちゃま   2018/02/24 19:21:40 ID:W/Kx42LglU

てぶくろをかいに
好きだった

130 : 彦デューサー   2018/02/24 19:42:34 ID:LPvh90Kr5w

最近は鴎外、漱石も知らない高校生とかもいるし、題材によっては解らないPもいるんだろうなぁ。

131 : プロデューサーちゃん   2018/02/24 19:46:31 ID:W/Kx42LglU

>>130
さすがにそんなのいまいよ
図書室に必ず置いてあるだろ

132 : ハニー   2018/02/24 19:52:16 ID:OyBYtZDtuw

>>130
教科書や課題図書以外読んでない社会人だっていくらでもいるだろうし、学生に限った話でもないな

133 : プロデューサーちゃん   2018/03/04 12:58:03 ID:jOMdn4sm4o

面白かったから上げるよ

134 : プロちゃん   2018/03/15 02:19:22 ID:c0zflkfF7I

あげ

135 : ぷろでゅーさー   2018/05/09 17:22:45 ID:hIkuc59tCE

初めて読んだが凄いスレだ

136 : プロデューサー様   2018/05/09 20:14:50 ID:snZA0Td6Ng

そういや結局あんみつ買わせられてないな

137 : 箱デューサー   2018/05/22 00:16:40 ID:PbWpO2f8F2

教科書ネタが上がってたので上げ

138 : おやぶん   2018/05/22 03:48:25 ID:NoUlxeceU6

 私はその人を常にコロと呼んでいた。だからここでもただコロと書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚はばかる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「コロちゃん」といいたくなる。筆を執とっても心持は同じ事である。よそよそしい伴田路子などはとても使う気にならない。

139 : Pさぁん   2018/05/22 05:02:16 ID:zPoxnoNwNI

私がコロちゃんと知り合いになったのは劇場である。その時私はまだ若々しいアイドル候補生であった。暑中休暇を利用してオーディションに行った友達からぜひ来いという連絡を受け取ったので、私は多少の金を工面して、出掛ける事にした。私は金の工面に二、三日を費やした。ところが私が会場に着いて三分と経たたないうちに、私を呼び寄せた友達は、急に金沢から帰れという電話を受け取った。

(書いたけどさすがにこゝろ全文は長くないですかね……)

140 : プロデューサーはん   2018/05/23 00:18:44 ID:soOqIE6dFw

アクメ漱石かな?

141 : おやぶん   2018/05/29 22:03:48 ID:evIo0t7s.k

誕生日だから上げ

142 : あなた様   2018/06/11 01:13:46 ID:YjkY6BEmFU

定期的に読んでほしいからage

143 : プロデューサーちゃん   2018/06/21 12:04:33 ID:xm.b/O0s7M

>>139
だから協力して作るんだぞ

144 : バカP   2018/06/21 13:58:36 ID:dl0uhLmsv.

紬岳<点の記>
というタイトルだけは思いついた。

145 : お兄ちゃん   2018/06/21 22:14:45 ID:5nkpJaFvx2

初めて読んだ。おもしろい・・・奇才Pたち、ありがとう。

>>138,139のこゝろも読みたいものだ

146 : ぷろでゅーさー   2018/06/21 23:10:35 ID:y0A3Vu6p.k

>>144
つむつむの未踏峰に観測しに行く話か

…お隣の登山家案件が頭に浮かんだので早苗さんのところに自首してくる

147 : せんせぇ   2018/06/28 19:05:33 ID:VQ1/EvrsPw

>>144
パブリックドメインじゃないみたいなので……

ラインでは金魚が病気だからと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから国元にいる親たちに勧まない結婚を強いられていた。彼女は現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた。それに肝心の当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて渋谷のパルコで遊んでいたのである。彼女はラインを私に見せてどうしようと相談をした。私にはどうしていいか分らなかった。けれども実際彼女の金魚が病気であるとすれば彼女は固《もと》より帰るべきはずであった。それで彼女はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。
 劇場のレッスンが始まるにはまだ大分日数があるので事務所におってもよし、帰ってもよいという境遇にいた私は、当分元の宿に留まる覚悟をした。友達は金沢のある呉服屋の娘で金に不自由のない女であったけれども、学校が学校なのと年が年なので、生活の程度は私とそう変りもしなかった。したがって一人ぼっちになった私は別に恰好な宿を探す面倒ももたなかったのである。

(長い...)

148 : お兄ちゃん   2018/06/28 19:22:53 ID:VQ1/EvrsPw

 宿は商店街でも辺鄙な方角にあった。クレープだのサーティワンだのというハイカラなものには長いアーケードを一つ越さなければ手が届かなかった。京王線で行っても百二十四円は取られた。けれども個人の商店はそこここにいくつでも建てられていた。それに市場へはごく近いので仕入れをやるには至極便利な地位を占めていた。
 私は毎日市場へ仕入れに出掛けた。古い燻ぶり返った屋根の間を通り抜けて河川敷へ下りると、この辺にこれほどの商店街ユーザーが住んでいるかと思うほど、買物に来た主婦や主夫で砂の上が動いていた。ある時は海美が銭湯のように頭をでごしごししている事もあった。その中に知った人を一人ももたない私も、こういう賑やかな景色の中に裹まれて、砂の上に寝そべってみたり、膝頭を波に打たしてコロッケを配って廻るのは愉快であった。
 私は実にコロをこの雑沓の間に見付け出したのである。その時商店街にはスタバが二軒あった。私はふとした機会からその一軒の方に行き慣れていた。この辺に大きな冷蔵コインロッカーを構えているイオンと違って、各店に専有のコインロッカーを拵えていないここいらのスタバには、ぜひともこうしたコインロッカー風なものが必要なのであった。彼らはここで茶を飲み、ここで休息する外に、ここで海美に洗濯させたり、ここで汗をかいた環を清めたり、ここへスマホやパスモを預けたりするのである。ガラケーしか持たない私にも画面がバキバキになる恐れはあったので、私はのり子に会うたびにその茶屋へ一切を預ける事にしていた。

149 : そなた   2018/06/29 22:15:43 ID:xVP9Wh3YgA

 私がそのスタバでコロちゃんを見た時は、コロちゃんがちょうどポップな色使いのパーカーを脱いでこれから店へ入ろうとするところであった。私はその時反対に冷房で冷えた身体を温めようと店から出てきていた。二人の間には目を遮ぎる幾多の黒い頭が動いていた。特別の事情のない限り、私はついにコロちゃんを見逃したかも知れなかった。それほど店が混雑し、それほど私の頭がぱぽーであったにもかかわらず、私がすぐコロちゃんを見付け出したのは、コロちゃんがエミリーを伴れていたからである。

150 : Pちゃま   2018/06/30 10:29:22 ID:KY1YlfsxNU

 そのエミリーの優れて白い皮膚の色が、スタバへ入るや否や、すぐ私の注意を惹いた。純粋の日本の浴衣を着ていた彼女は、それを床几の上にすぽりと放り出したまま、腕組みをして海の方を向いて立っていた。彼女は我々の穿くスク水一つの外何物も肌に着けていなかった。私にはそれが第一不思議だった。私はその二日前に由井が浜まで行って、コロッケを揚げながら、長い間エミリーの海へ入る様子を眺めていた。私のフライヤーをおろした所は少し小高い丘の上で、そのすぐ傍がホテルの裏口になっていたので、私の凝としている間に、大分多くの男が塩を浴びに出て来たが、いずれも胴と腕と股は出していなかった。女は殊更肉を隠しがちであった。大抵は頭にユニクロ製の頭巾を被って、海老茶や紺や藍の色を波間に浮かしていた。そういう有様を目撃したばかりの私の眼には、スク水一つで済まして皆なの前に立っているこのエミリーがいかにも珍しく見えた。
 彼女はやがて自分の傍を顧みて、そこにこごんでいる路子に、一言二言何かいった。その路子は砂の上に落ちたタオルを拾い上げているところであったが、それを取り上げるや否や、すぐ頭を包んで、海の方へ歩き出した。その人がすなわちコロちゃんであった。

151 : バカP   2018/07/02 19:33:56 ID:BdKV1q8D9E

なんかドンマスを思い出すわww

152 : せんせぇ   2018/07/02 20:51:07 ID:5zFl/DJmRU

じゅげむを題材に全体曲の歌詞を作ろうとする話は考えたけどまとまりきらないのよね

153 : プロデューサー様   2018/09/03 15:26:01 ID:te3yfTdP8o

名作だよね

154 : Pしゃん   2018/10/10 16:38:00 ID:pnCKRMQslk

いつ見てもおもろい

155 : ぷろでゅーさー   2018/10/12 17:06:19 ID:4j.W1MsfoQ

 私は単に好奇心のために、並んで浜辺を下りて行く二人の後姿を見守っていた。すると彼女らは真直に波の中に足を踏み込んだ。そうして遠浅の磯近くにわいわい騒いでいる多人数の間を通り抜けて、比較的広々した所へ来ると、二人とも泳ぎ出した。彼女らの頭が小さく見えるまで沖の方へ向いて行った。それから引き返してまた一直線に浜辺まで戻って来た。スタバへ帰ると、シャワーも浴びずに、すぐ身体を拭いてポップな色使いのパーカーを着て、さっさとどこへか行ってしまった。
 彼らの出て行った後、私はやはり元のテーブルに腰をおろしてIQ◯Sを吹かしていた。その時私はぽかんとしながらコロちゃんの事を考えた。どうもどこかで見た事のある顔のように思われてならなかった。しかしどうしてもいつどこで会った人か想い出せずにしまった。
 その時の私は屈托がないというよりむしろ無聊に苦しんでいた。それで翌日もまたコロちゃんに会った時刻を見計らって、わざわざスタバまで出かけてみた。するとエミリーは来ないでコロちゃん一人イメージカラーのリボンが付いた麦藁帽を被ってやって来た。コロちゃんは眼鏡をとって台の上に置いて、すぐタオルで頭を包んで、すたすた浜を下りて行った。コロちゃんが昨日のように騒がしいオーディエンスの中を通り抜けて、一人で泳ぎ出した時、私は急にその後が追い掛けたくなった。私は浅い水を頭の上まで跳かして相当の深さの所まで来て、そこからコロちゃんを目標に抜手を切った。するとコロちゃんは昨日と違って、一種の弧線を描いて、妙な方向から岸の方へ帰り始めた。それで私の目的はついに達せられなかった。私が陸へ上がって雫の垂れる手を振りながらスタバに入ると、コロちゃんはもうちゃんとポップな色使いのパーカーを着て入れ違いに外へ出て行った。

156 : 仕掛け人さま   2018/10/12 17:09:02 ID:vBY95EW6QA

>>155
夏目漱石のこころか

157 : プロデューサーさん   2018/11/06 01:43:20 ID:kqdCxbUxBA

こコロ

名前 (空白でランダム表示)
画像 (JPEG/PNG/GIF) ※最大サイズ: 5MB
画像は5日で自動削除する
コメント スレをTOPへ (age)

※コメントは15行まで
※画像などのアップロードの近道 : http://imgur.com/
※コメント書き込みの前に利用規約をご確認下さい。

- WebPatio -